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自己中心 ― 閉ざした世界
2.望む人
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当時は、突然の言いつけに驚いていた。
「有栖谷の長女の世話役です。
あなたを家から出したい詩季谷と、男の子を欲しがっていた有栖谷 克樹。
おかげで、ちょうどよく話がまとまりました。
うちは我が子の正人と愛華がいれば安泰ですからね。
桐ケ谷 姫香が生んだ長男の父親が有栖谷 克樹なのは、有名ではあるが。
有栖谷の長女は、同じ年の兄がいることをおそらく今は知らされていない。
時が来れば知ることになる。
世話役からは言わないように」
覆らないことを示す契約書を見せながら言われた。
両親の傍には幼い弟がいる。
跡継ぎとして見届けるように、と言っていたのを思い出す。
自分は捨てられるんだ。
自分を生んだ母親は、目の前にいる後妻と父親に追い詰められ自ら命を絶った。
「あなたが政略結婚する前から愛し合っている」と恥じることなく関係を見せつける父親だったが、
母親が死んだ理由を隠すときは焦っていた。
病死で片付けたようだが、真相を知っている者たちには財を握らせていた。
家を出る準備をしながら、考えていた。
不義理狂人一家の長女を想像していた。
同じ年だと言っていた。
我儘か、男に媚びる淫乱か。
一歳でも女に変わりはないと、思っていた。
悪い考えしか浮かばなかったので、やめた。
初めて会った不義理狂人一家の長女は、とても柔らかな笑みで挨拶をしていた。
挨拶の場にいてもいいはずの父親である克樹様はいない。
母親の綾様も、挨拶を終えると子供を置いてどこかに行った。
この子は自分と同じだと、思った。
長女を見る母親の視線に、自分を邪魔扱いする後妻の気配を感じたから。
朱音お嬢様は、母親譲りの夕焼けのような赤い目に様々な感情を映す。
豊かな大地を思わせるゆるやかな波のある茶の髪は、そよぐ風とよく遊ぶ。
微笑み風に揺られている様は一枚の絵のようだった。
少しだけ先に生まれた自分とお嬢様は、世話役と姫ではなく兄妹のように過ごす。
世話役だから傍ににいるのが当たり前だが、静かに傍にいるだけの自分に温かな笑みを向けてくれた。
初めての経験に戸惑った。
慣れてくると、失うのが怖くなった。
愛情に飢えている自分に気づき、今は誰からの愛がほしいのかも自覚した。
朱音お嬢様が望む限りは傍にいよう。
自分の願いも叶うのだから。
幼いながらに抱いた感情が、時がたって恋と執着に変わる。
恋を知らない子供のときは考えることすらしなかった。
ただ傍にいるだけの日々が続き、お嬢様に弟ができた。
お嬢様たちは無邪気に遊ぶ時間を楽しんでいた。
双子の兄弟は、お嬢様と少し違う色を纏っていた。
桐ケ谷家のご主人の色を持つ双子に柔らかな視線を向けるお嬢様の母親は、
夫がいない家に桐ケ谷家のご主人がくると女の顔をしていた。
来栖谷家のご婦人も澄んだ緑の瞳に深緑の髪を映すほど桐ケ谷家のご主人に夢中らしい。
青い瞳から滲む愛情が、大いなる地の深い緑を閉じ込める煌めきが、愛されない女性には心地よいのだろうか。
綾様は夕焼けのような赤い目で主人と主人の色を纏う子供を見るとき、
憎しみと哀しさを宿している。
ゆるやかな波を描く赤茶の長い髪を愛でるのは主人ではなく青い瞳の人だった。
たまに姿を見かける克樹様は、赤茶い目に生まれた娘を映すことはない。
茶の髪は娘と妻の血縁を証明できるほど似ていた。
どこの家も変わらない、と思った。
隠すか隠さないか、隠すことに成功しているか差だった。
お嬢様が三歳になって、状況は変わった。
母親は世話役や選んだ教師の自分にお嬢様の全てを押しつけた。
生んだご子息と過ごす時間は惜しまないことを知るのは大人と自分だけ。
ご子息のために教師を選んだことで、
お嬢様と双子の弟たちは親不在で顔を合わせる機会がなくなった。
桐ケ谷家のご主人が癒えに出入りすることも増えた。
来栖谷家のご婦人が連れる双子と共に過ごす様子は、家族団らんと呼ばれるほど様になっていた。
子供が纏う色と大人の色に違和感がなかった。
お嬢様の弟で次男の秋生様は、青い目と赤茶の髪。
三男 晶斗様は、赤い目と深緑の髪。
たまにお嬢様も呼ばれたが、
大人も一緒に並ぶとお嬢様だけが悪目立ちしていた。
しだいに呼ばれても行かなくなったお嬢様は、自分と二人だけで過ごすことを望むようになった。
大人に近づくたび、あまり言葉を交わすこともなくなった。
しかし、すがるような感情は日に日に色を濃くしていた。
静かに愛を求める瞳を向けられると、高揚するようになった。
必要とされたい自分の心を満たしてくれた。
自分だけにしてくれている行いに心が踊った。
応えたい。
無自覚に自分の気持ちへ応えてくれるお嬢様を独り占めしたい。
愛されない傷が、痛みがわかるのは自分だけだ。
早く気づいてほしい。
自分だけがお嬢様を幸せにできることを。
もっと自分にすがってほしい。
自分を求めてほしい。
いつでも応えるから。
自分だけを愛してほしい。
成人する前に結婚相手を選ぶことになったお嬢様。
家同士の計らいで弟と妹を案内することにはなったが、不安は無い。
弟に惹かれるお嬢様を見守りながら、いつかは訪れる気づきの瞬間を舞った。
妹は来栖谷家の次男と話をしている時間が増えていたが、自分には関係ない。
いつものように弟と三人、庭で遊んでいるとお嬢様が池に落ちた。
弟は迷わず大人を呼びに行った。
大人の助けを待つ時間が許されるのか、わからない。
沈んでいく体を引き上げると、冷えた体を抱きしめた。
生きていることに安心した。
お嬢様は、自分が自分として生きていける唯一の場所だ。
自分だけに見せ向けられる感情は、お嬢様が朱音様でいられる大切な意思だ。
夢中で紡いだ言葉に儚く微笑むお嬢様は、今にも壊れそうなほど弱っていたように見えた。
だから、契約を言い訳に藍を隠し、共に在れる時間を繋いだ。
お嬢様に望まれ続け、何があっても傍にいた。
見放された子供だからできることだった。
見放してくれた親に初めて感謝をした。
両家も自分を結婚相手の候補に入れた瞬間、すぐに意思表明をした。
有栖谷の名を継ぐ条件が示され、迷わず肯定した。
両家の了承を得ると、お嬢様に愛を告げた。
同じだけの感情をくれなくても、共にいることを望んでくれるなら。
怖がりな自分に愛を告げたお嬢様は、相思相愛の夫婦として共にいたいと願ってくれた。
穏やかな風が吹く庭で朱音と一緒に花の手入れをする。
朱音のお気に入りだけは自分で手入れをしたいと望んだからだ。
今日の作業を終え、花が見える部屋でお茶を飲んでいる。
「守理。今年も綺麗に咲きました」
「そうですね。来年も綺麗に咲きます」
微笑む朱音の頬に口づけると、朱音は嬉しそうに口元を緩ませた。
「もう来年の話ですか?」
「来年も、再来年もです。
一緒に手入れをするんだから、綺麗に咲きます」
「そう、ですね。
そのときは、子供も一緒に見られるかもしれません」
そっとお腹を撫でた朱音は、不安と期待を混ぜた笑みを浮かべている。
「かも、ではなく、見られます。
覚悟してください。
今よりもたくさんの愛を朱音に、生まれる子供に示します」
「…はい。私も、たくさんの愛を伝えたいです」
泣き笑う朱音をそっと抱え、
朱音が名残惜しむ器に残るお茶を残して部屋を出た。
医師に確認させると、懐妊が知らされた。
朱音と一緒に鳴いて笑った。
親からもらう愛情を知らない、子供の愛し方を知らない不安を分け合った。
自分たちが知る存在を望まれない辛さを繰り返してはいけないと誓い合った。
「怖いけど、守理と家族を作れて嬉しい」と微笑む朱音を抱きしめた。
「今までよりも幸せにします。一緒に幸せになってください」と願った。
朱音の瞳から落ち始めた小さな水の粒を唇で受け止めると、
「一緒に幸せになってください」と小さな声と共に柔らかな感触が頬をかすめた。
「有栖谷の長女の世話役です。
あなたを家から出したい詩季谷と、男の子を欲しがっていた有栖谷 克樹。
おかげで、ちょうどよく話がまとまりました。
うちは我が子の正人と愛華がいれば安泰ですからね。
桐ケ谷 姫香が生んだ長男の父親が有栖谷 克樹なのは、有名ではあるが。
有栖谷の長女は、同じ年の兄がいることをおそらく今は知らされていない。
時が来れば知ることになる。
世話役からは言わないように」
覆らないことを示す契約書を見せながら言われた。
両親の傍には幼い弟がいる。
跡継ぎとして見届けるように、と言っていたのを思い出す。
自分は捨てられるんだ。
自分を生んだ母親は、目の前にいる後妻と父親に追い詰められ自ら命を絶った。
「あなたが政略結婚する前から愛し合っている」と恥じることなく関係を見せつける父親だったが、
母親が死んだ理由を隠すときは焦っていた。
病死で片付けたようだが、真相を知っている者たちには財を握らせていた。
家を出る準備をしながら、考えていた。
不義理狂人一家の長女を想像していた。
同じ年だと言っていた。
我儘か、男に媚びる淫乱か。
一歳でも女に変わりはないと、思っていた。
悪い考えしか浮かばなかったので、やめた。
初めて会った不義理狂人一家の長女は、とても柔らかな笑みで挨拶をしていた。
挨拶の場にいてもいいはずの父親である克樹様はいない。
母親の綾様も、挨拶を終えると子供を置いてどこかに行った。
この子は自分と同じだと、思った。
長女を見る母親の視線に、自分を邪魔扱いする後妻の気配を感じたから。
朱音お嬢様は、母親譲りの夕焼けのような赤い目に様々な感情を映す。
豊かな大地を思わせるゆるやかな波のある茶の髪は、そよぐ風とよく遊ぶ。
微笑み風に揺られている様は一枚の絵のようだった。
少しだけ先に生まれた自分とお嬢様は、世話役と姫ではなく兄妹のように過ごす。
世話役だから傍ににいるのが当たり前だが、静かに傍にいるだけの自分に温かな笑みを向けてくれた。
初めての経験に戸惑った。
慣れてくると、失うのが怖くなった。
愛情に飢えている自分に気づき、今は誰からの愛がほしいのかも自覚した。
朱音お嬢様が望む限りは傍にいよう。
自分の願いも叶うのだから。
幼いながらに抱いた感情が、時がたって恋と執着に変わる。
恋を知らない子供のときは考えることすらしなかった。
ただ傍にいるだけの日々が続き、お嬢様に弟ができた。
お嬢様たちは無邪気に遊ぶ時間を楽しんでいた。
双子の兄弟は、お嬢様と少し違う色を纏っていた。
桐ケ谷家のご主人の色を持つ双子に柔らかな視線を向けるお嬢様の母親は、
夫がいない家に桐ケ谷家のご主人がくると女の顔をしていた。
来栖谷家のご婦人も澄んだ緑の瞳に深緑の髪を映すほど桐ケ谷家のご主人に夢中らしい。
青い瞳から滲む愛情が、大いなる地の深い緑を閉じ込める煌めきが、愛されない女性には心地よいのだろうか。
綾様は夕焼けのような赤い目で主人と主人の色を纏う子供を見るとき、
憎しみと哀しさを宿している。
ゆるやかな波を描く赤茶の長い髪を愛でるのは主人ではなく青い瞳の人だった。
たまに姿を見かける克樹様は、赤茶い目に生まれた娘を映すことはない。
茶の髪は娘と妻の血縁を証明できるほど似ていた。
どこの家も変わらない、と思った。
隠すか隠さないか、隠すことに成功しているか差だった。
お嬢様が三歳になって、状況は変わった。
母親は世話役や選んだ教師の自分にお嬢様の全てを押しつけた。
生んだご子息と過ごす時間は惜しまないことを知るのは大人と自分だけ。
ご子息のために教師を選んだことで、
お嬢様と双子の弟たちは親不在で顔を合わせる機会がなくなった。
桐ケ谷家のご主人が癒えに出入りすることも増えた。
来栖谷家のご婦人が連れる双子と共に過ごす様子は、家族団らんと呼ばれるほど様になっていた。
子供が纏う色と大人の色に違和感がなかった。
お嬢様の弟で次男の秋生様は、青い目と赤茶の髪。
三男 晶斗様は、赤い目と深緑の髪。
たまにお嬢様も呼ばれたが、
大人も一緒に並ぶとお嬢様だけが悪目立ちしていた。
しだいに呼ばれても行かなくなったお嬢様は、自分と二人だけで過ごすことを望むようになった。
大人に近づくたび、あまり言葉を交わすこともなくなった。
しかし、すがるような感情は日に日に色を濃くしていた。
静かに愛を求める瞳を向けられると、高揚するようになった。
必要とされたい自分の心を満たしてくれた。
自分だけにしてくれている行いに心が踊った。
応えたい。
無自覚に自分の気持ちへ応えてくれるお嬢様を独り占めしたい。
愛されない傷が、痛みがわかるのは自分だけだ。
早く気づいてほしい。
自分だけがお嬢様を幸せにできることを。
もっと自分にすがってほしい。
自分を求めてほしい。
いつでも応えるから。
自分だけを愛してほしい。
成人する前に結婚相手を選ぶことになったお嬢様。
家同士の計らいで弟と妹を案内することにはなったが、不安は無い。
弟に惹かれるお嬢様を見守りながら、いつかは訪れる気づきの瞬間を舞った。
妹は来栖谷家の次男と話をしている時間が増えていたが、自分には関係ない。
いつものように弟と三人、庭で遊んでいるとお嬢様が池に落ちた。
弟は迷わず大人を呼びに行った。
大人の助けを待つ時間が許されるのか、わからない。
沈んでいく体を引き上げると、冷えた体を抱きしめた。
生きていることに安心した。
お嬢様は、自分が自分として生きていける唯一の場所だ。
自分だけに見せ向けられる感情は、お嬢様が朱音様でいられる大切な意思だ。
夢中で紡いだ言葉に儚く微笑むお嬢様は、今にも壊れそうなほど弱っていたように見えた。
だから、契約を言い訳に藍を隠し、共に在れる時間を繋いだ。
お嬢様に望まれ続け、何があっても傍にいた。
見放された子供だからできることだった。
見放してくれた親に初めて感謝をした。
両家も自分を結婚相手の候補に入れた瞬間、すぐに意思表明をした。
有栖谷の名を継ぐ条件が示され、迷わず肯定した。
両家の了承を得ると、お嬢様に愛を告げた。
同じだけの感情をくれなくても、共にいることを望んでくれるなら。
怖がりな自分に愛を告げたお嬢様は、相思相愛の夫婦として共にいたいと願ってくれた。
穏やかな風が吹く庭で朱音と一緒に花の手入れをする。
朱音のお気に入りだけは自分で手入れをしたいと望んだからだ。
今日の作業を終え、花が見える部屋でお茶を飲んでいる。
「守理。今年も綺麗に咲きました」
「そうですね。来年も綺麗に咲きます」
微笑む朱音の頬に口づけると、朱音は嬉しそうに口元を緩ませた。
「もう来年の話ですか?」
「来年も、再来年もです。
一緒に手入れをするんだから、綺麗に咲きます」
「そう、ですね。
そのときは、子供も一緒に見られるかもしれません」
そっとお腹を撫でた朱音は、不安と期待を混ぜた笑みを浮かべている。
「かも、ではなく、見られます。
覚悟してください。
今よりもたくさんの愛を朱音に、生まれる子供に示します」
「…はい。私も、たくさんの愛を伝えたいです」
泣き笑う朱音をそっと抱え、
朱音が名残惜しむ器に残るお茶を残して部屋を出た。
医師に確認させると、懐妊が知らされた。
朱音と一緒に鳴いて笑った。
親からもらう愛情を知らない、子供の愛し方を知らない不安を分け合った。
自分たちが知る存在を望まれない辛さを繰り返してはいけないと誓い合った。
「怖いけど、守理と家族を作れて嬉しい」と微笑む朱音を抱きしめた。
「今までよりも幸せにします。一緒に幸せになってください」と願った。
朱音の瞳から落ち始めた小さな水の粒を唇で受け止めると、
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