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はじめまして、異世界
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その日、いつもと何かが違ったかと聞かれれば、意外にもそんなことはなかった。
いつも通りの時間に起きて、朝ご飯に昨日の残りのカレーを食べて、星座占いを見てから家を出た。ちなみに占いの順位は一位で、ラッキーアイテムは猫グッズだった。
「賢ちゃん、おはよう」
「明彦、おはよう」
玄関の前で俺を待っていてくれた幼馴染の明彦に挨拶し、一緒に最寄駅へ向かう。
明彦は今日も今日とて完璧な美少年フェイスで、朝一に見る笑顔は太陽よりも眩しい。
「あ、猫だ」
「可愛いねぇ。迷子かな?」
「どうだろ。毛並みいいから飼い猫っぽいし、お散歩してんじゃないかな」
道中、塀の上を歩く黒猫を見つけた。
黒々とした毛並みは光沢を放っていて、野良猫というには随分と毛艶がいい。すらりすらりと歩く後ろ姿を目で追って、朝からラッキーだったなぁと、星占いに感謝した。
「ニャー」
不意に、黒猫が一声鳴いて、ちらりと俺たちを見返った。
金色の大きな瞳と目が合う。縦長の瞳孔が、キュウッと細まったように見えた。
記憶があるのは、そこまでだった。
「あれ、ここどこだっけ?」
気がつくと、俺と明彦は見知らぬ石造りの建物の中だった。
上下左右、見渡す限り全て白で統一されている。今時珍しく、石造りの建物らしかった。俺たちが座り込んだ地面には、漫画でよく見る魔法陣のようなものが描かれている。
「なんだろ、これ」
陣に指を伸ばし、後数センチで触れそうになったその時。「ん……」と小さく息を詰めるような声がして、明彦がゆっくりと目を開いた。
「賢ちゃん……? おはよう」
「おはよう。明彦、ここどこだかわかる?」
「えっと……うーん、どこだろう?」
寝ぼけ眼を擦りながら、明彦がキョロキョロと辺りを見回した。やっぱり心当たりがないみたいで、色素の薄い髪を揺らしてこてりと首を傾げた。
日本人の父とイギリス人の母を持つ明彦は、和と洋のいいとこ取りをしたような、完全無欠の美貌を誇っている。親バカならぬ幼馴染バカの俺からしてみれば、近頃テレビで騒がれている千年美少女と並んでも引けを取らないほどだった。
「よく分かんないけど、秋彦が一緒でよかった」
「うん。僕も賢ちゃんがいてくれて嬉しいよ」
ニコッと可愛らしく笑う明彦に、心がほんわか温かくなる。とはいえ、のんきにしている場合でもない。
途中から記憶が飛んでいることも踏まえて、何かしらの事件に巻き込まれた可能性もあるのだ。
「賢ちゃん、大丈夫だよ。無断欠席っていう扱いになってるだろうし、学校から家に連絡してもらえてるんじゃないかな」
「あ、そっか。学校あるの忘れてた」
気が動転して忘れていたけど、今日はれっきとした登校日なのである。
きっともう母さんに連絡がいっている頃だろう。そうとなれば、俺にも母さんから連絡が入っているはずだ。
慌ててポケットを探って、スマホがないことに気がついた。今さらながら、スクールバッグもなくなっている。
「あれ、どこやったんだっけ」
「賢ちゃん? どうかしたの?」
「あ、いや、スマホも鞄もなくてさ」
「そういえば、僕もないや」
ポケットをひっくり返して中身が空っぽなことを確認した明彦が、少し焦ったように辺りを見回した。
「賢ちゃん、なんだか僕、嫌な予感がするよ」
「大丈夫だよ。明彦のことは俺が守るから!」
「……うん、ありがとう」
結構カッコよく決めたつもりだったけど、明彦は表情を曇らせたまま曖昧に頷いた。見え見えの愛想笑いに若干傷つきつつ、少しでも場が明るくなるように軽い調子で提案した。
「とりあえずさ、この建物の中探検してみよう。
何かわかるかも」
「うん、そうだね」
「よし、じゃあ行こっか」
こくりと頷いた明彦が、慣れた様子で俺の手を握った。男子高校生にもなって、と揶揄されてしまいそうだが、明彦相手だと不思議とイヤな気持ちはしなかった。
むしろ、万年乾燥肌でかさかさの俺の手とは違って、明彦の手はスベスベで気持ちいい。多分、女の子の手もこんな感じで綺麗なんだろうな。
悲しき童貞らしく女の子へ想いを馳せていれば、くん、と繋いだ手を引かれた。少し先を歩いていた明彦が、心配そうに眉を下げている。
「賢ちゃん、大丈夫?」
「ごめん。ちょっとボーッとしてた」
「そっか。具合悪くなったら、すぐに教えてね」
「うん。ありがと」
俺は生まれつき病弱で、雨に打たれただけで風邪を引いてしまうことが多々あった。
明彦は俺の体質をよく理解してくれていて、何かあるたびに俺の体調を気遣ってくれる。そのことを嬉しく思う反面、少なからず申し訳なさが募った。
特に、今みたいな非常事態には、俺のほうがしっかりして明彦を支えなければと思うのに。結局はいつも、この体質のせいで心配をかけてばかりだった。
「はぁ……」
不甲斐ない自分が嫌で、無意識にため息をついてしまう。
もう一度、くん、と手が引かれて、明彦の薄茶色の瞳と目が合った。
日本人離れした、吸い込まれてしまいそうな程に美しい瞳。今はもう見慣れた美しい虹彩を黙って見つめ返せば、三日月型に孤を描いたまぶたの裏に隠れてしまった。
「賢ちゃん、心配しないで。僕がそばにいるからね」
「……うん、ありがとう」
「ふふ、どういたしまして」
みんなは明彦のことを女の子みたいだと言うけど、その実、誰よりもしっかり者で頼りがいがあった。
昔は俺の背中にすっぽり収まるくらい小さかったけど、今では俺よりも数センチ背が高い。見た目も中身も、明彦は俺なんかよりずっと大きな男なのだ。
「大きくなったなぁ」
「親戚じゃないんだから、子供扱いしないでよ」
まさしく親戚目線で感心していれば、拗ねたように桃色の頬を膨らませた明彦に睨まれてしまった。
そんな仕草すらも可愛いなんて、やっぱり明彦は千年美少女に勝るとも劣らない大天使である。
いつも通りの時間に起きて、朝ご飯に昨日の残りのカレーを食べて、星座占いを見てから家を出た。ちなみに占いの順位は一位で、ラッキーアイテムは猫グッズだった。
「賢ちゃん、おはよう」
「明彦、おはよう」
玄関の前で俺を待っていてくれた幼馴染の明彦に挨拶し、一緒に最寄駅へ向かう。
明彦は今日も今日とて完璧な美少年フェイスで、朝一に見る笑顔は太陽よりも眩しい。
「あ、猫だ」
「可愛いねぇ。迷子かな?」
「どうだろ。毛並みいいから飼い猫っぽいし、お散歩してんじゃないかな」
道中、塀の上を歩く黒猫を見つけた。
黒々とした毛並みは光沢を放っていて、野良猫というには随分と毛艶がいい。すらりすらりと歩く後ろ姿を目で追って、朝からラッキーだったなぁと、星占いに感謝した。
「ニャー」
不意に、黒猫が一声鳴いて、ちらりと俺たちを見返った。
金色の大きな瞳と目が合う。縦長の瞳孔が、キュウッと細まったように見えた。
記憶があるのは、そこまでだった。
「あれ、ここどこだっけ?」
気がつくと、俺と明彦は見知らぬ石造りの建物の中だった。
上下左右、見渡す限り全て白で統一されている。今時珍しく、石造りの建物らしかった。俺たちが座り込んだ地面には、漫画でよく見る魔法陣のようなものが描かれている。
「なんだろ、これ」
陣に指を伸ばし、後数センチで触れそうになったその時。「ん……」と小さく息を詰めるような声がして、明彦がゆっくりと目を開いた。
「賢ちゃん……? おはよう」
「おはよう。明彦、ここどこだかわかる?」
「えっと……うーん、どこだろう?」
寝ぼけ眼を擦りながら、明彦がキョロキョロと辺りを見回した。やっぱり心当たりがないみたいで、色素の薄い髪を揺らしてこてりと首を傾げた。
日本人の父とイギリス人の母を持つ明彦は、和と洋のいいとこ取りをしたような、完全無欠の美貌を誇っている。親バカならぬ幼馴染バカの俺からしてみれば、近頃テレビで騒がれている千年美少女と並んでも引けを取らないほどだった。
「よく分かんないけど、秋彦が一緒でよかった」
「うん。僕も賢ちゃんがいてくれて嬉しいよ」
ニコッと可愛らしく笑う明彦に、心がほんわか温かくなる。とはいえ、のんきにしている場合でもない。
途中から記憶が飛んでいることも踏まえて、何かしらの事件に巻き込まれた可能性もあるのだ。
「賢ちゃん、大丈夫だよ。無断欠席っていう扱いになってるだろうし、学校から家に連絡してもらえてるんじゃないかな」
「あ、そっか。学校あるの忘れてた」
気が動転して忘れていたけど、今日はれっきとした登校日なのである。
きっともう母さんに連絡がいっている頃だろう。そうとなれば、俺にも母さんから連絡が入っているはずだ。
慌ててポケットを探って、スマホがないことに気がついた。今さらながら、スクールバッグもなくなっている。
「あれ、どこやったんだっけ」
「賢ちゃん? どうかしたの?」
「あ、いや、スマホも鞄もなくてさ」
「そういえば、僕もないや」
ポケットをひっくり返して中身が空っぽなことを確認した明彦が、少し焦ったように辺りを見回した。
「賢ちゃん、なんだか僕、嫌な予感がするよ」
「大丈夫だよ。明彦のことは俺が守るから!」
「……うん、ありがとう」
結構カッコよく決めたつもりだったけど、明彦は表情を曇らせたまま曖昧に頷いた。見え見えの愛想笑いに若干傷つきつつ、少しでも場が明るくなるように軽い調子で提案した。
「とりあえずさ、この建物の中探検してみよう。
何かわかるかも」
「うん、そうだね」
「よし、じゃあ行こっか」
こくりと頷いた明彦が、慣れた様子で俺の手を握った。男子高校生にもなって、と揶揄されてしまいそうだが、明彦相手だと不思議とイヤな気持ちはしなかった。
むしろ、万年乾燥肌でかさかさの俺の手とは違って、明彦の手はスベスベで気持ちいい。多分、女の子の手もこんな感じで綺麗なんだろうな。
悲しき童貞らしく女の子へ想いを馳せていれば、くん、と繋いだ手を引かれた。少し先を歩いていた明彦が、心配そうに眉を下げている。
「賢ちゃん、大丈夫?」
「ごめん。ちょっとボーッとしてた」
「そっか。具合悪くなったら、すぐに教えてね」
「うん。ありがと」
俺は生まれつき病弱で、雨に打たれただけで風邪を引いてしまうことが多々あった。
明彦は俺の体質をよく理解してくれていて、何かあるたびに俺の体調を気遣ってくれる。そのことを嬉しく思う反面、少なからず申し訳なさが募った。
特に、今みたいな非常事態には、俺のほうがしっかりして明彦を支えなければと思うのに。結局はいつも、この体質のせいで心配をかけてばかりだった。
「はぁ……」
不甲斐ない自分が嫌で、無意識にため息をついてしまう。
もう一度、くん、と手が引かれて、明彦の薄茶色の瞳と目が合った。
日本人離れした、吸い込まれてしまいそうな程に美しい瞳。今はもう見慣れた美しい虹彩を黙って見つめ返せば、三日月型に孤を描いたまぶたの裏に隠れてしまった。
「賢ちゃん、心配しないで。僕がそばにいるからね」
「……うん、ありがとう」
「ふふ、どういたしまして」
みんなは明彦のことを女の子みたいだと言うけど、その実、誰よりもしっかり者で頼りがいがあった。
昔は俺の背中にすっぽり収まるくらい小さかったけど、今では俺よりも数センチ背が高い。見た目も中身も、明彦は俺なんかよりずっと大きな男なのだ。
「大きくなったなぁ」
「親戚じゃないんだから、子供扱いしないでよ」
まさしく親戚目線で感心していれば、拗ねたように桃色の頬を膨らませた明彦に睨まれてしまった。
そんな仕草すらも可愛いなんて、やっぱり明彦は千年美少女に勝るとも劣らない大天使である。
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