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第二話
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私立真栄原高校に来てもう一ヶ月がたった。そう。今日から待ちに待った夏休みが始まる。この日はちょうど七月二十五日。一般的な学校でもこのくらいの日時になると夏休みに入るらしい。
夏休みとなると、海にいったり、山にいったり、はたまた森にいったり。人によって様々な過ごし方があるだろう。悠人達の夏休み計画はまだまだ未知なのだ。
ちなみにだが、悠人のクラスには四十一人いて、そのうち二十二人は男子である。もともと男子校だったらしく、ここ数年前に共学になったらしい。
で、大体は男子グループと女子グループに分けられており、その二つのグループでもまた半分に分かれている。累計グループは四つ。
男子グループの一員になった悠人は、グループのなかでも勘が冴えており、みんなからかなり便りにされているのだ。
De、その男子グループの中のリーダー格の右城宮 陵からは特に気に入られていた。
「涼宮!雑談しようぜ!」
普通ならば「雑談しようぜ!」とは言わない。陵も少し普通ではないのだ。
「本日のお題は!!」
うんとも言わせてくれないほどの自由人。全く…親の顔が見たいぜ…
「これだ!!」
一つの紙に汚い文字でかかれていた文字を朗読する。
「妹について?」
全く突拍子もないことをお題にしてくれる…まぁ、そこが人気なんだろうが…
「そうだ!!妹についてだ!!俺には妹どころか兄弟がいない。そこでだ!!もしも妹がいたらどんな妹がいいのか!!それが今回のお題だ!!」
なぜか力説してくる右城宮くん。こいつは精神科にでもいけばいいのに…
ふと疑問に思ったことを聞いてみた。
「お前、双子の妹がいたよな?」
周りは騒然とする。そう。この言葉は禁句なのだ。その事を思い出したのもつかの間…
「「あいつとは双子じゃない!!」」
同じクラス内にいる右城宮さん&君がいきなり叫んできた。とてつもなくうるさい。
その後、二人に三十分説教された悠人がふらふらと帰ってきた。
「あんた、ほんとにバカじゃないの?」
小柄でかわいい一かなえが話しかけてきた。かなえになら毒舌を受けても構わないと思うほどだ。
「ありがとうございます!!」
思わずそういってしまった。もちろん周りの女子たちが引いていった。
「あんた…ほんとはドMかつ変態なんじゃ…」
いたいところをつつかれた。誠にいたい。
「俺は変態じゃねえよ!!」
「じゃあなんなのよ!」
「変態だ!!」
「同じ変態じゃない!」
「あ、あと怒鳴っても喜ぶだけだよ?」
「ドMは認めるんだ…」
「うむ!!」
さらに周りの女子たちが引いていった。こんなに引かれることなど、人生のなかにおいて一度もなかったのに。
すると、ぽんっと誰かが俺の方を叩いた。振り向くとそこには二階堂 蒼空がいた。皆が引いてるのに、引かないとは、結構度胸がある。
「涼宮よ。男が変態で何が悪い?」
そのとたん、蒼空が神に見えた。いや、見えたではない。神だと確信したのだ。悔しいことにそう確信せざるを得なかった。
「し、師匠!!」
周りかどんどん引いていく。しかし、そのことなどもう視界にも入ってこない。
やがて終礼が終わり、蒼空が席に近づいてきた。今度はなんだ!!と身を構えながら話しかけてくるのを待った。
しかし、
「涼宮!みんなで山か海にいこうぜ!」
といわれた。なにも《磯○!野球しようぜ!》見たいなノリでいってこなくても…
結論のところ、皆で山にいくことになった。個人的には海の方が好きなのだが、じゃんけんで決まったのだ。仕方ない。
悠人は過去に一度も山にいったことがない。一応家の近くに山はあるのだが、何かしら危ないため行くことを禁じられていた。
“山”といわれて何が浮かぶだろうか。その問いにはいくつもの答えがある。例えば、
“キャンプ”だったり、“昆虫採集”、“バーベキュー”に“キャンプファイア”etc…
しかし、普通でない人が二人以上いた場合は、それはそれは悪化する。
「涼宮!!闇鍋しようぜ!!」
蒼空がいってきた。もちろん、周りの人は一同に《なんでだよ!?》と思っていた。
「今回も始まりました!第7958回!闇鍋大会!!」
「そんなにやってないよな!?」
ボケに対して的確な突っ込みを入れてしまう。そんな性格の悠人は先日なぜかクラスの突っ込み係に任命された。
ちなみに、闇鍋といってもただ単に変なものはいれないようにしてるというとてつもなく緩い闇鍋だ。しかも真夏に鍋なんて、普通は考えない…
ちなみに、山に来ているメンバーは、悠人、蒼空、かなえ、一 遊佳、冬月 千夏の合計五人だ。
第一、男子が二人で女子が三人というよく分からない組み合わせは、ラノベでもあるかないかの組み合わせだったりする。
「では、涼宮、一、冬月、遊佳先生、俺の順で鍋をつついていくぞ!」
蒼空はそう言い、先制を悠人に任せた。
悠人と蒼空はアイコンタクトを取り、
「それでは、涼宮、参ります!」
と叫びながら悠人は鍋に箸をいれ、なにかを取り出した。それは…
………からあげだった。
あっけない引きに騒然としていると周りの皆はなにを引いたかと聞いてくる。
この場で正直に言うか、それともふざけるか。
まさに悩ましい場面である。
「誰?からあげいれた奴。今すぐ名乗り出ろ」
悠人の周りを不思議なオーラが漂っているとその場にいたものは感じた。誰も何も言わず30秒ほど時間がたったとき、
「はい。僕です」
蒼空が比較的おとなしく手をあげた。
「喰え」
「「「………………」」」
誰もが唖然とした。
という夢を悠人は見た。
実際に夢を見ていたのは闇鍋からの件だが、この際あまり関係はないだろう。
夏休みとなると、海にいったり、山にいったり、はたまた森にいったり。人によって様々な過ごし方があるだろう。悠人達の夏休み計画はまだまだ未知なのだ。
ちなみにだが、悠人のクラスには四十一人いて、そのうち二十二人は男子である。もともと男子校だったらしく、ここ数年前に共学になったらしい。
で、大体は男子グループと女子グループに分けられており、その二つのグループでもまた半分に分かれている。累計グループは四つ。
男子グループの一員になった悠人は、グループのなかでも勘が冴えており、みんなからかなり便りにされているのだ。
De、その男子グループの中のリーダー格の右城宮 陵からは特に気に入られていた。
「涼宮!雑談しようぜ!」
普通ならば「雑談しようぜ!」とは言わない。陵も少し普通ではないのだ。
「本日のお題は!!」
うんとも言わせてくれないほどの自由人。全く…親の顔が見たいぜ…
「これだ!!」
一つの紙に汚い文字でかかれていた文字を朗読する。
「妹について?」
全く突拍子もないことをお題にしてくれる…まぁ、そこが人気なんだろうが…
「そうだ!!妹についてだ!!俺には妹どころか兄弟がいない。そこでだ!!もしも妹がいたらどんな妹がいいのか!!それが今回のお題だ!!」
なぜか力説してくる右城宮くん。こいつは精神科にでもいけばいいのに…
ふと疑問に思ったことを聞いてみた。
「お前、双子の妹がいたよな?」
周りは騒然とする。そう。この言葉は禁句なのだ。その事を思い出したのもつかの間…
「「あいつとは双子じゃない!!」」
同じクラス内にいる右城宮さん&君がいきなり叫んできた。とてつもなくうるさい。
その後、二人に三十分説教された悠人がふらふらと帰ってきた。
「あんた、ほんとにバカじゃないの?」
小柄でかわいい一かなえが話しかけてきた。かなえになら毒舌を受けても構わないと思うほどだ。
「ありがとうございます!!」
思わずそういってしまった。もちろん周りの女子たちが引いていった。
「あんた…ほんとはドMかつ変態なんじゃ…」
いたいところをつつかれた。誠にいたい。
「俺は変態じゃねえよ!!」
「じゃあなんなのよ!」
「変態だ!!」
「同じ変態じゃない!」
「あ、あと怒鳴っても喜ぶだけだよ?」
「ドMは認めるんだ…」
「うむ!!」
さらに周りの女子たちが引いていった。こんなに引かれることなど、人生のなかにおいて一度もなかったのに。
すると、ぽんっと誰かが俺の方を叩いた。振り向くとそこには二階堂 蒼空がいた。皆が引いてるのに、引かないとは、結構度胸がある。
「涼宮よ。男が変態で何が悪い?」
そのとたん、蒼空が神に見えた。いや、見えたではない。神だと確信したのだ。悔しいことにそう確信せざるを得なかった。
「し、師匠!!」
周りかどんどん引いていく。しかし、そのことなどもう視界にも入ってこない。
やがて終礼が終わり、蒼空が席に近づいてきた。今度はなんだ!!と身を構えながら話しかけてくるのを待った。
しかし、
「涼宮!みんなで山か海にいこうぜ!」
といわれた。なにも《磯○!野球しようぜ!》見たいなノリでいってこなくても…
結論のところ、皆で山にいくことになった。個人的には海の方が好きなのだが、じゃんけんで決まったのだ。仕方ない。
悠人は過去に一度も山にいったことがない。一応家の近くに山はあるのだが、何かしら危ないため行くことを禁じられていた。
“山”といわれて何が浮かぶだろうか。その問いにはいくつもの答えがある。例えば、
“キャンプ”だったり、“昆虫採集”、“バーベキュー”に“キャンプファイア”etc…
しかし、普通でない人が二人以上いた場合は、それはそれは悪化する。
「涼宮!!闇鍋しようぜ!!」
蒼空がいってきた。もちろん、周りの人は一同に《なんでだよ!?》と思っていた。
「今回も始まりました!第7958回!闇鍋大会!!」
「そんなにやってないよな!?」
ボケに対して的確な突っ込みを入れてしまう。そんな性格の悠人は先日なぜかクラスの突っ込み係に任命された。
ちなみに、闇鍋といってもただ単に変なものはいれないようにしてるというとてつもなく緩い闇鍋だ。しかも真夏に鍋なんて、普通は考えない…
ちなみに、山に来ているメンバーは、悠人、蒼空、かなえ、一 遊佳、冬月 千夏の合計五人だ。
第一、男子が二人で女子が三人というよく分からない組み合わせは、ラノベでもあるかないかの組み合わせだったりする。
「では、涼宮、一、冬月、遊佳先生、俺の順で鍋をつついていくぞ!」
蒼空はそう言い、先制を悠人に任せた。
悠人と蒼空はアイコンタクトを取り、
「それでは、涼宮、参ります!」
と叫びながら悠人は鍋に箸をいれ、なにかを取り出した。それは…
………からあげだった。
あっけない引きに騒然としていると周りの皆はなにを引いたかと聞いてくる。
この場で正直に言うか、それともふざけるか。
まさに悩ましい場面である。
「誰?からあげいれた奴。今すぐ名乗り出ろ」
悠人の周りを不思議なオーラが漂っているとその場にいたものは感じた。誰も何も言わず30秒ほど時間がたったとき、
「はい。僕です」
蒼空が比較的おとなしく手をあげた。
「喰え」
「「「………………」」」
誰もが唖然とした。
という夢を悠人は見た。
実際に夢を見ていたのは闇鍋からの件だが、この際あまり関係はないだろう。
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