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第四章 調教の館
第十四節:放置
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玲奈の絶叫が途切れたあとも、部屋には湿った音と荒い息遣いがしばらく響き続けていた。
「はぁっ……はぁっ……っ……ひゅっ、ひゅ……」
玲奈の喉奥から漏れる音は、もう言葉にならない。
大きく開かされた足にはまだ錘がぶら下がり、重みに引きずられるように膝が震えている。
下から玲奈を突き上げていたご主人様は、最後の余熱を吐き出すように荒く息をつき、彼女の腰をがっしりと抱えたまま。
「……ほら……まだ締めてるぞ。奥で、ぎゅうぎゅうと……」
低く掠れた声が玲奈の耳に突き刺さる。
「や……やめ……いや……っ……」
かすれた否定の言葉。しかし、彼女の膣壁は確かに収縮を繰り返し、ご主人様を押し出すように、同時に求めるように蠢いていた。
背後の美咲は、玲奈の背に寄り添い、背中を愛おしげに撫でながら囁く。
「すごい……玲奈。前も後ろもいっぱいで……気持ちよさそうに震えてたわ」
その声は甘やかで、それでいて容赦なく玲奈の羞恥を煽る。
「ちがっ……ちがう……っ……ああぁ……」
否定の言葉と共に、涙が頬を伝い、顎からぽたりと落ちる。
だが美咲はその涙を指で掬い取り、ぺろりと舐めて微笑んだ。
「ほら、涙まで甘い……。ねぇ、ご主人様。玲奈はもう、完全に……」
ご主人様はゆっくりと腰を緩め、玲奈の中から自らを引き抜く。
ぬちゅ……ずるりっ……
湿った音と共に、玲奈の下腹部から体液が溢れ出し、床にぽたぽたと落ちていく。
玲奈の体がびくりと震え、両手は無意識に床を掻いた。
「いや……いやぁ……っ……こんな……私……」
声は絶望に濡れているが、背筋に残る余韻は抗いようもなく彼女の身体を震わせ続けていた。
美咲は玲奈の耳朶に舌を這わせながら、優しく、しかし突き刺すように言葉をかける。
「でも、逃げられないのよ。もう、ご主人様のもの……。私と同じように」
玲奈の目に新たな涙が滲む。
だがその震えの奥には、羞恥と恐怖だけではなく、わずかな快楽の残滓が確かに混ざっていた。
ご主人様は立ち上がり、二人の姿を見下ろしながら、ゆっくりと告げる。
「休ませるわけにはいかん。……だが、一度余韻を味わわせろ。
身体はもう、俺の刻印を忘れられないはずだ」
玲奈は涙で濡れた顔を伏せ、息を乱しながら首を振る。
「いや……いやぁ……忘れる……忘れてやる……っ……!」
かすれた声で叫んだが、その震える声が誰よりも弱々しく響いていた。
全身を震わせて大きな絶頂を迎えた玲奈の身体は、なおも痙攣を繰り返していた。
胸は荒く上下し、喉からは**ひゅっ…ひゅっ…**と擦れるような呼吸が漏れ、汗が滴り落ちて晒された肌を濡らしていた。
「まだ終わりじゃない」
低く告げたご主人様の声に、玲奈の瞳が揺れた。
安堵を求める心は一瞬で打ち砕かれ、彼女は再び恐怖に囚われる。
美咲が静かに近づき、玲奈の手を再び拘束具で固定していく。
両手は背後で金属製の手枷に収められ、カチャリと冷たい音が狭い空間に響いた。
「いや…もう…動けな……っ」
玲奈の震える声は、次の瞬間、無慈悲に口枷で塞がれた。
革のベルトが後頭部で締め上げられると、呻きはんぐっ、んむぅ…っとくぐもった音に変わる。
「身体に刻み込んでやる。快感も、羞恥も、痛みもな」
バイブが彼女の内部へと差し込まれる。**ずりゅっ…と湿った音が響き、玲奈の身体がびくんと反り返る。
続けてアナルバイブが押し込まれると、ぐぐっ…ぬち…っと抵抗する筋肉が震えながら受け入れ、玲奈の喉奥からはんんんっ!!**という悲鳴が絞り出された。
「よく耐えてるな」
ご主人様は冷ややかに笑い、今度は乳首へ小さな金属グリップを取り付けた。
カチリと留め具が締まり、瞬間、微電流が走る。びりっ…!
玲奈の身体が跳ね、口枷の奥から**んぎぃっ…っ!!**という叫びが溢れる。
クリトリスにはローターが当てられ、**ぶぅぅぅん…**と低い振動音が絶え間なく響く。
全身の穴という穴が器具で封じられ、電気と振動と圧迫が同時に襲いかかる。
玲奈は必死に腰を捩るが、枷と器具に阻まれ逃げ場はない。
「んぐぅっ、んむぅぅっ……!」
声にならない声を上げ、涙と唾液をこぼし、全身を汗で濡らしながら悶え続ける。
ご主人様はその様を眺めながら、美咲に命じた。
「一晩、このまま放置だ。こいつの身体に、抗えない悦びを刻み込め」
美咲は主人に恭しく頷き、玲奈の耳元に囁いた。
「大丈夫よ、玲奈。朝までずっと、この玩具たちがあなたを慰めてくれるから」
玲奈の瞳は恐怖に見開かれ、**ひゅっ…ひゅっ…**と荒い呼吸が口枷越しに漏れる。
だが器具の振動と電流は容赦なく続き、否応なく身体を貫いていく。
やがて灯りが落とされ、暗闇の中で響くのは機械の振動音と、玲奈のくぐもった声だけだった。
彼女の長い一夜が、こうして始まった。
「はぁっ……はぁっ……っ……ひゅっ、ひゅ……」
玲奈の喉奥から漏れる音は、もう言葉にならない。
大きく開かされた足にはまだ錘がぶら下がり、重みに引きずられるように膝が震えている。
下から玲奈を突き上げていたご主人様は、最後の余熱を吐き出すように荒く息をつき、彼女の腰をがっしりと抱えたまま。
「……ほら……まだ締めてるぞ。奥で、ぎゅうぎゅうと……」
低く掠れた声が玲奈の耳に突き刺さる。
「や……やめ……いや……っ……」
かすれた否定の言葉。しかし、彼女の膣壁は確かに収縮を繰り返し、ご主人様を押し出すように、同時に求めるように蠢いていた。
背後の美咲は、玲奈の背に寄り添い、背中を愛おしげに撫でながら囁く。
「すごい……玲奈。前も後ろもいっぱいで……気持ちよさそうに震えてたわ」
その声は甘やかで、それでいて容赦なく玲奈の羞恥を煽る。
「ちがっ……ちがう……っ……ああぁ……」
否定の言葉と共に、涙が頬を伝い、顎からぽたりと落ちる。
だが美咲はその涙を指で掬い取り、ぺろりと舐めて微笑んだ。
「ほら、涙まで甘い……。ねぇ、ご主人様。玲奈はもう、完全に……」
ご主人様はゆっくりと腰を緩め、玲奈の中から自らを引き抜く。
ぬちゅ……ずるりっ……
湿った音と共に、玲奈の下腹部から体液が溢れ出し、床にぽたぽたと落ちていく。
玲奈の体がびくりと震え、両手は無意識に床を掻いた。
「いや……いやぁ……っ……こんな……私……」
声は絶望に濡れているが、背筋に残る余韻は抗いようもなく彼女の身体を震わせ続けていた。
美咲は玲奈の耳朶に舌を這わせながら、優しく、しかし突き刺すように言葉をかける。
「でも、逃げられないのよ。もう、ご主人様のもの……。私と同じように」
玲奈の目に新たな涙が滲む。
だがその震えの奥には、羞恥と恐怖だけではなく、わずかな快楽の残滓が確かに混ざっていた。
ご主人様は立ち上がり、二人の姿を見下ろしながら、ゆっくりと告げる。
「休ませるわけにはいかん。……だが、一度余韻を味わわせろ。
身体はもう、俺の刻印を忘れられないはずだ」
玲奈は涙で濡れた顔を伏せ、息を乱しながら首を振る。
「いや……いやぁ……忘れる……忘れてやる……っ……!」
かすれた声で叫んだが、その震える声が誰よりも弱々しく響いていた。
全身を震わせて大きな絶頂を迎えた玲奈の身体は、なおも痙攣を繰り返していた。
胸は荒く上下し、喉からは**ひゅっ…ひゅっ…**と擦れるような呼吸が漏れ、汗が滴り落ちて晒された肌を濡らしていた。
「まだ終わりじゃない」
低く告げたご主人様の声に、玲奈の瞳が揺れた。
安堵を求める心は一瞬で打ち砕かれ、彼女は再び恐怖に囚われる。
美咲が静かに近づき、玲奈の手を再び拘束具で固定していく。
両手は背後で金属製の手枷に収められ、カチャリと冷たい音が狭い空間に響いた。
「いや…もう…動けな……っ」
玲奈の震える声は、次の瞬間、無慈悲に口枷で塞がれた。
革のベルトが後頭部で締め上げられると、呻きはんぐっ、んむぅ…っとくぐもった音に変わる。
「身体に刻み込んでやる。快感も、羞恥も、痛みもな」
バイブが彼女の内部へと差し込まれる。**ずりゅっ…と湿った音が響き、玲奈の身体がびくんと反り返る。
続けてアナルバイブが押し込まれると、ぐぐっ…ぬち…っと抵抗する筋肉が震えながら受け入れ、玲奈の喉奥からはんんんっ!!**という悲鳴が絞り出された。
「よく耐えてるな」
ご主人様は冷ややかに笑い、今度は乳首へ小さな金属グリップを取り付けた。
カチリと留め具が締まり、瞬間、微電流が走る。びりっ…!
玲奈の身体が跳ね、口枷の奥から**んぎぃっ…っ!!**という叫びが溢れる。
クリトリスにはローターが当てられ、**ぶぅぅぅん…**と低い振動音が絶え間なく響く。
全身の穴という穴が器具で封じられ、電気と振動と圧迫が同時に襲いかかる。
玲奈は必死に腰を捩るが、枷と器具に阻まれ逃げ場はない。
「んぐぅっ、んむぅぅっ……!」
声にならない声を上げ、涙と唾液をこぼし、全身を汗で濡らしながら悶え続ける。
ご主人様はその様を眺めながら、美咲に命じた。
「一晩、このまま放置だ。こいつの身体に、抗えない悦びを刻み込め」
美咲は主人に恭しく頷き、玲奈の耳元に囁いた。
「大丈夫よ、玲奈。朝までずっと、この玩具たちがあなたを慰めてくれるから」
玲奈の瞳は恐怖に見開かれ、**ひゅっ…ひゅっ…**と荒い呼吸が口枷越しに漏れる。
だが器具の振動と電流は容赦なく続き、否応なく身体を貫いていく。
やがて灯りが落とされ、暗闇の中で響くのは機械の振動音と、玲奈のくぐもった声だけだった。
彼女の長い一夜が、こうして始まった。
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