調教ホテル 堕ちる夜

黒猫と夜

文字の大きさ
57 / 59
第四章 調教の館

第十六節:快感

しおりを挟む
地下室の灯りは淡く、天井から垂れる裸電球が冷たい光を広げていた。
その下で、玲奈の身体は汗に濡れ、薄い吐息を荒く刻んでいる。
「はぁっ、はぁっ……ひっ、ひぅ……」
声は枯れ、かすれてなお震えていた。

一晩中、責め具に嬲られ続けた身体は、もう触れるまでもなく限界を超えていた。
乳首は赤黒く充血して腫れ、わずかに衣擦れするだけでびくっと震える。
小陰唇は腫れぼったく膨らみ、膣口からは愛液が途切れなく溢れ出し、床に滴を散らしている。
脚に嵌められた錘が愛液を受け止めては、ぽたり、ぽたりと重く音を立てて落とした。

美咲はゆっくりとその身体に近づき、汗と涙で濡れた頬を撫でた。
「玲奈……可愛い。もう全身、敏感すぎて震えてる」
耳元に吐息を吹きかけるだけで、玲奈はびくんと大きく痙攣した。

「ひゃぁっ……やっ……触ってないのに……っ」
「ふふ……触ってないのに、もう声が出ちゃった。ねえ、気づいてる?」

美咲は玲奈の顎を指先で持ち上げ、怯えた瞳を覗き込む。
そのまま唇を重ね、舌を絡めることはせず、ただちゅっと軽く啄む。
「んっ……やぁ……っ」
玲奈の身体は小さく跳ね、太腿がわずかに震えた。

「……ほら。今の声、ただ嫌がってる声じゃないわよね?」
「ち、違……っ、そんなはず……ない……っ」
「ふふ、違うって言いながら……もう腰、動いてる」

美咲の指先が首筋をなぞり、耳たぶを軽く甘噛みする。
「ひゃあっ……っ! んんっ!」
玲奈は首を振るが、その震えは拒絶よりも感覚に耐えきれない反射に近かった。

「首筋だけで絶頂しちゃうなんて……。もう、ご主人様に調教されすぎて、全部“悦び”になってるのね」
「ち、違う……っ、そんな、違うのぉっ……!」

美咲は囁きながら乳首を指でつまみ、ころころと転がす。
玲奈の背筋が大きく反り、**あぁぁっ!**と声が突き抜ける。
「ほら、やっぱり気持ちよさそうな声。ねえ、玲奈、自分で聞いてみて……」

涙で濡れた玲奈の頬を舐め取るようにしながら、美咲はさらに下腹部へと手を伸ばす。
クリトリスに触れる直前で止め、空気を含ませるように吐息を吹きかける。
「ひぐっ……! あぁっ……っ!」
触れていないのに、玲奈の膣口が**きゅっ…きゅっ…**と収縮して愛液を押し出した。

「まだ触れてないのに、もう濡れてる。ねぇ……違うって言いながら、身体はちゃんと“求めてる”じゃない」
「ちが……う……っ……!」
必死に否定する声は涙で濡れ、しかしそこに混じるのは、確かに悦びの震えだった。

美咲はわざと軽く、指先でクリトリスをちょんっと突いた。
「ひゃあぁぁっ!!」
「ふふっ、可愛い声。あ、今のは完全に“気持ちいい”って声だったわね」

玲奈は首を振り、足枷の錘ががしゃりっと音を立てる。
「いやぁっ……ちがう、ちがうのっ……っ!」
「違うって言いながら……“イって”る。もうほら、また絶頂してる」

玲奈の身体はびくっびくんっと波打ち、床にぴちゃっ、ぴちゃっと愛液を散らした。
息を荒げながらも声を上げずにはいられない。
「やっ……やぁあぁっ! あっ、あぁっ! イクッ、イクのぉぉっ!」

その姿を見下ろし、美咲は優しく、しかし冷酷な笑みを浮かべた。
「可愛い……。ねえ、もっと堕ちて。悦びの声しか出せない女に、なっていくの」

玲奈の声は、羞恥と絶望、そして否応なく混じり込む悦びが重なり合って、暗い地下室に響き渡った。

玲奈の全身は既に敏感に研ぎ澄まされていた。
否定の声を上げれば上げるほど、身体は裏切るように反応し、震え、愛液を溢れさせる。

美咲はそんな玲奈を見下ろし、首筋に軽く唇を寄せて囁いた。
「ねえ……まだ“違う”って言えるの? だったら証明してみせて。――でも、もう遅いと思うわ」

玲奈の首筋を舐め上げると、ひゅっ、ひゅっと喉奥から掠れた呼吸が零れる。
美咲はゆっくりと玲奈の脚の間へ回り込み、震える太腿を両手で開かせた。
錘の付いた足枷ががしゃりっと鳴り、膣口からぴちゃっと雫が垂れ落ちる。

「こんなに濡らして……誰が見ても、悦んでるってわかるわよ」
「ち、違……っ! 違う、違うのぉ……!」
必死の否定の裏で、玲奈の腰はわずかに前へ揺れた。

美咲は指先をそっとクリトリスに触れ、**なぞっ…**と撫でる。
「ひゃっ……ぁああぁっ!」
玲奈の背筋が跳ね、首を反らせる。
「ふふ……ほら、もう一回触っただけでこんな声。まだ違うって言う?」

返事の代わりに、玲奈の太腿が小刻みに震え、膣口から愛液がとろりと零れる。
「……いいの。言葉は否定しても、身体は全部答えてるんだから」

美咲は顔を近づけ、膣口へ息を吹きかけた。
ふぅぅ……
「ひゃんっ……やぁぁっ……!」
愛液がぴちゃっと弾ける音を立て、玲奈の腰が震える。

舌先を伸ばし、膣口の縁をくるりと一周。
「んひぃぃっ! あぁあああぁっ!」
玲奈は声にならない叫びをあげ、腕を引かれた枷をがちゃりと鳴らす。

「可愛い……もっと鳴いて」
美咲は舌で小陰唇を左右になぞり、柔らかい襞を丁寧に吸い上げる。
「んっ、んあっ! あぁっ……いやっ……あっ!」
声は嫌悪の言葉と悦びの声が混ざり合い、理性を飲み込むように響いた。

美咲は舌を膣口に差し入れ、ちゅぶ、じゅるっと音を立てて掻き回す。
玲奈の身体がびくんっ、びくんっと震え、膝が崩れそうになる。
「だめぇっ! なか、だめぇっ……! ひぁあああぁっ!」

「ふふ……“だめ”って言うときの玲奈、すごく可愛い」
美咲は舌をさらに奥へ押し込み、舌先を上下に震わせる。
「ひぐっ……ひぁっ……やぁぁあぁっ! イクッ……イクぅぅっ!」

玲奈の身体は大きく反り、びしゃっ、びしゃぁっ!と潮を吹き散らした。
床に飛沫が広がり、滴が錘に当たってぴちゃんっと音を立てた。

「ほら、イッちゃった。……初めて女に舐められて絶頂した気分は?」
美咲は唇を濡らしたまま笑い、玲奈の頬に軽くキスを落とした。

「ちが……う……ちがうのに……っ!」
玲奈は涙を流しながら首を振る。だが、濡れそぼった下腹部がその言葉を裏切っていた。

美咲は腰に装着したペニスバンドに手を添え、愛液で濡れた玲奈の花弁へゆっくりと押し当てた。
「ご主人様からの命令……玲奈を気持ちよくしてあげる。――だからもっと、堕ちて」

「やっ……やめっ……ひぁぁぁああぁっ!」
ずぶぅっ……!
一気に押し込まれ、玲奈の瞳が大きく見開かれる。

「っくぅ……狭い……でも、奥まで受け入れてる。玲奈、もう拒めないのね」
「ちがっ……う……っ! あぁっ、あぁああああっ!」

美咲は腰を前後に揺らし、ぐちゅっ、ぐちゅっと濡れた音を響かせる。
玲奈の声は絶望の叫びから、次第に悦びの喘ぎへと変わっていった。

「いやっ……いやぁっ……っ! ……あっ、あぁぁっ……イ、イッ……イクッ……!」
「ふふ……いいのよ、もっと堕ちて……私に抱かれて、悦びで壊れて」

激しいピストンに合わせて玲奈は絶頂を迎え、
あぁぁぁああああぁっ!! イクッ、イクのぉぉぉっ!!
全身を震わせて床に愛液を滴らせた。

美咲はその様子を抱きとめ、耳元に甘く囁いた。
「可愛い……玲奈。もう完全に、悦びで鳴く身体になっちゃったね」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

処理中です...