調教ホテル 堕ちる夜

黒猫と夜

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第四章 調教の館

第十七節:連鎖

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玲奈の絶叫が調教室に響き渡り、全身を反らせて大きく絶頂を迎えた。
びしゃぁっ、びしゃっ!と潮が床に飛び散り、息も絶え絶えにはぁっ、はぁっと震える声が零れる。

だが、美咲は腰を止めなかった。
「まだ終わりじゃないわ。――ご主人様の命令は“玲奈を気持ちよくすること”。だから、もっともっと……ね?」

ずぶっ、ぐちゅっ、ずぷっ!
濡れそぼった膣内を緩急をつけて突き上げる。ゆっくりと奥まで押し込み、玲奈が小さく息を詰めた瞬間に、一気に深く抉り上げる。

「ひぁあああっ! だめぇっ……っ! あぁっ、あぁあああぁっ!」
玲奈は涙を散らしながら首を振る。しかし腰は勝手に前に揺れ、ペニスバンドを迎え入れてしまう。

美咲はその様子に笑みを深め、玲奈の耳元に囁いた。
「可愛い……さっきイッたばかりなのに、もう腰が欲しがってる。身体は正直ね」

「ちがっ……ちがうっ……! あぁっ、あぁんっ、ひぐぅぅっ!」
声は否定を叫びながらも、震える喉奥からあぁっ、ひゃぁっと悦びの喘ぎが漏れる。

美咲は腰の動きを変え、浅く速く、そして深くゆっくり――リズムを崩しながら玲奈を追い詰めていく。
「ひっ……ひぁっ……だ、だめぇっ! また、イク……イッちゃうぅぅっ!」

「いいのよ、何度でもイキなさい。玲奈はもう、快感で壊される運命なんだから」
美咲はクリトリスを親指で擦りながら、腰を激しく打ちつけた。

ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぱちゅっ!
濡れ音が調教室に響き渡る。
玲奈の脚が震え、足枷の錘ががしゃりっ、がしゃんっと揺れた。

「あぁああああああっ! イクッ! またイクのぉぉぉっ!!」
玲奈の身体が弓なりに反り、再び**びしゃぁっ!**と潮を吹く。

だが美咲は腰を止めず、余韻に浸る暇すら与えない。
「ほら、まだ終わらない。次はもっと深く……もっと奥まで」

ずぶっ、ずんっ、ずぷっ!
奥を狙うように突き上げるたび、玲奈の膣壁が美咲のペニスバンドを締め付ける。

「ひゃぁああっ! やっ……やめ……もうむりっ、むりぃぃっ!」
「無理? いいえ、玲奈はまだまだイケる。だって……ほら、また溢れてる」

美咲はわざと抜き差しし、膣口からどろっと愛液が垂れるのを見せつける。
「やぁあっ……見ないでぇっ……っ!」
「見せつけてるのは玲奈自身よ。――もっと鳴いて、もっと晒して」

美咲は激しいピストンに戻し、クリトリスを強く擦り上げた。
「ひぎぃっ……あぁぁっ……イ、イクッ……イクぅぅぅっ!!」

玲奈は声を張り上げ、またも全身を震わせて絶頂する。
**びしゃっ、びしゃあっ!**と潮が飛び散り、床が光を反射して濡れ輝いた。

美咲は満足げに玲奈を抱きとめ、涙と涎でぐしゃぐしゃになった頬に囁いた。
「もう数えるのも追いつかないくらいイッたわね……でもまだ、終わらせない」

「ひっ……ぁあ……もう……もうやめてぇ……」
掠れた声で懇願する玲奈。だがその声の裏には、確かに悦びの震えが混ざっていた。

美咲はそれを聞き逃さず、優しくも残酷に囁く。
「ほら……否定しても、その声はもう悦んでる。玲奈、自分でわかってるでしょ?」

玲奈の目から涙が溢れ、**あぁっ、あぁあああっ!**と喘ぐ声の中に確かに甘い悦びが混じっていた。
快感と羞恥と絶望がないまぜになりながら、彼女の身体はさらに連鎖的な絶頂へと追い込まれていくのだった――。

玲奈の喉から、声にならない断片が漏れ続けていた。
「……っ、はぁ……ひゅっ……ひゅぅ……んぁぁ……」

全身は小刻みに痙攣し、膝から下は錘に引かれてがくがくと震え、床を濡らした愛液と潮が飛沫のように散っている。
身体は完全に力を失っているのに、びくっ、びくんっと腰だけが遅れて跳ね、さっきまで叩き込まれていた衝撃をまだ追いかけているようだった。

美咲はその姿を抱き留めるように覆い被さり、頬に舌先を這わせる。
「ふふ……こんなに涙と涎でぐちゃぐちゃになって……でもほら、まだ身体が震えてる。玲奈、自分でもわかる?」

玲奈は首を横に振ろうとしたが、かすれ声しか出ない。
「……ちが……っ……も、もう……やめ……」
しかしその言葉の裏で、震える吐息が熱を帯びているのを美咲は感じ取った。

「やめてほしい? でもね、玲奈――ほら、脚の付け根がまだぴくって跳ねてる。声では拒んでるのに、身体は悦んでるの」

玲奈の瞳から新しい涙が零れ落ち、顎を伝ってぽたりと床に落ちた。
「……っ……いや……やぁぁ……」
震える否定の声。だが、その直後に喉奥から押し出されるような喘ぎが混じる。
「あぁ……んっ……っあぁぁぁぁ……」

美咲はその声を聞き逃さず、唇の端を吊り上げて囁く。
「ほら……聞こえた? “いや”って言いながら、もう甘く鳴いてる。可愛い……素直じゃないのに、身体は正直すぎるわ」

玲奈は羞恥に顔を伏せ、髪が乱れて頬に貼りつく。
その乱れを美咲は指で梳きながら、優しく、けれど残酷に言葉を続けた。
「ねぇ、ご主人様に見られてるのよ。このみっともない姿を……。反抗してるつもりでも、悦んでるって証拠を全部晒してるの」

玲奈は目をぎゅっと閉じ、最後の抵抗のように首を振る。
しかし美咲の指先がまだ敏感に張り詰めた乳首を軽く弾くと、
「ひぁぁっ……!」
全身が再び痙攣し、余韻から逃れられずにいることを白日の下に晒してしまった。

「ふふ、可愛い……まだ終わりじゃないのよ。むしろ、ここからが本当の始まり」

玲奈の荒い呼吸、**はぁっ、はぁっ、ひゅっ……**という掠れ声が室内に響き、涙と涎に濡れた顔を晒したまま、彼女は自分が“終わらない余韻”に囚われていることを理解させられていくのだった。
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