吸種鬼(ｷｭｳｼｭｷ)の野望

【増えた敵～】

つづき～
ラオスは腹に蹴りを喰らってしまった…。
ラオス『ぐはっ…！』
黒鬼は休む時間を与えないように
ラオスに追加攻撃をしてきた―。
まだ完全ではないラオスだったが
攻撃を正面から受け止めた…。
しかし黒鬼の狙いはラオスではなかった…。
ラオスを止め
更に黒鬼が二匹現れ、タイガと巽に襲いかかった―。
ラオス『しまった…！』
速かった―。それは一瞬のように
二人を岩の裏に連れて行き、ラオスの目の前から消えた…。

ラオスは目の前の黒鬼を捕まえようとした時、顔面にゲロのようなモノをかけられ目を潰されてしまった…。
ラオス『がっ…？！くぅ…！』
うっすらとだが視界は見えた…。
しかし黒鬼の姿はなかった…。
ラオス『むぅ…』

つづく～