異世界転生したら内装工だった件 ~壁を立てて国を救う職人無双~

もしもノベリスト

文字の大きさ
13 / 24

第13章「王城の積算」

しおりを挟む
暗い通路を抜けた先は、王城の東翼棟だった。

 建吾たちは、約五十人の貴族と共に、ここに逃げ込んでいた。その中には、国王の近衛騎士も数人含まれている。

「ここは安全ですか」

 リーゼロッテが、周囲を見回しながら尋ねた。

「今のところはな」

 建吾は、通路の構造を確認しながら答えた。

「だが、すぐに追手が来る。ここに留まるのは危険だ」

「では、どうすれば……」

「城内を移動しながら、態勢を立て直す。そして、国王を救出する」

 近衛騎士の一人——ガルドという名の屈強な男——が、近づいてきた。

「あなたが、ケンゴ殿か」

「そうだ」

「城内の構造に詳しいと聞いた。私たちを、安全な場所に導いてもらえないか」

 建吾は、ガルドを見た。

 精悍な顔つきに、鍛え抜かれた体。騎士としての訓練を積んできた男だ。

「導ける。だが、条件がある」

「条件?」

「俺の指示に従ってもらう。戦闘に関しては、お前たちの方が強い。だが、城内の移動に関しては、俺が最善の判断ができる」

 ガルドは、少し考えてから頷いた。

「わかった。城内の移動については、あなたに従おう」

「よし。では、まず現状を把握する」

 建吾は、壁に背を預けて考え始めた。

 頭の中に、王城の構造が浮かび上がる。

 公開検証の際に歩き回った時の記憶。配管スペースを通った時の経験。そして、リーゼロッテから聞いた情報。

 王城は、本殿を中心に、東西南北に四つの翼棟が広がっている。

 現在いるのは、東翼棟。

 舞踏会が行われていた大広間は、本殿の一階。

 国王が捕らわれているのは、おそらく本殿のどこか。

 魔王軍は、全ての出入り口を塞いでいるはずだ。正面突破は不可能。

「配管スペースを使う」

 建吾は、決断した。

「城内には、配管用の隠蔽部がある。そこを通れば、敵に見つからずに移動できる」

「配管スペース? そんなものがあるのか?」

 ガルドが、驚いた顔をした。

「ある。王城ほどの規模の建物には、必ず裏側の通路がある。給水、排水、暖房用の煙道。それらを通すためのスペースだ」

「そんな場所、聞いたことがない」

「当然だ。隠蔽部は、完成した建物からは見えないようになっている。だが、俺には見える」

 建吾は、壁を見つめた。

「この壁の向こうに、煙道用の空間がある。幅は約五十センチ。人が一人、ギリギリ通れるサイズだ」

「どうやって、入るのだ」

「壁を、壊す」

      ◇  ◇  ◇

 建吾の指示で、騎士たちが壁の一部を破壊した。

 予想通り、その向こうには細い空間があった。煤で汚れた壁面。上へ上へと続く、狭い通路。

「すごい……」

 マルコが、呆然と呟いた。

 彼も、宿屋から駆けつけていた。舞踏会の混乱を聞き、リーゼロッテの護衛たちと共に王城に来たのだ。

「壁の向こうに、こんな空間があるなんて……」

「どんな建物にもある」

 建吾は、通路を覗き込みながら言った。

「見えないだけだ。建物の裏側には、必ず『隠蔽部』がある。配管、配線、断熱材。それらを通すためのスペースが」

「師匠は、それが見えるんですね」

「見える、というより、わかる。建物の構造を理解していれば、隠蔽部がどこにあるかは推測できる」

 建吾は、通路に入った。

「俺が先に行く。足元に気をつけろ。滑りやすい」

 狭い通路を、一列になって進む。

 暗い。埃っぽい。そして、狭い。

 だが、敵に見つかるよりはましだ。

 建吾は、頭の中で城の構造を思い描きながら進んだ。

 東翼棟から、本殿へ。

 一階から、二階へ。

 目指すは、国王が捕らわれている場所。

 おそらく、玉座の間だ。宰相は、国王を人質にして、正当性を主張するつもりだろう。玉座の間は、王権の象徴だ。そこに国王を置くことで、自分がクーデターの勝者であることを示すことができる。

 建吾たちは、煙道用の通路を上へ上へと登っていった。

 途中、何度か水平方向に移動し、別の棟に入る。

 一時間ほどかけて、本殿の二階に到達した。

「ここだ」

 建吾は、壁の一点を指差した。

「この向こうが、玉座の間への回廊だ」

「敵は、いるか」

 ガルドが、低い声で尋ねた。

「わからない。音を聞いてみる」

 建吾は、壁に耳を当てた。

 かすかに、声が聞こえる。

 魔王軍の兵士たちが、何かを話している。

 「国王は、玉座の間に」

 「宰相様が、演説を——」

 「門は、すべて封鎖——」

「玉座の間に、国王がいる」

 建吾は、小声で報告した。

「宰相が、何かの演説をしているらしい。おそらく、クーデターの正当性を主張している」

「今が、チャンスだ」

 ガルドが、剣を抜いた。

「宰相が演説に集中しているうちに、突入する」

「待て」

 建吾は、ガルドを止めた。

「正面から突入しても、勝てない。敵の数が多すぎる」

「では、どうする」

「別の方法を考える」

 建吾は、壁の構造を見つめた。

 玉座の間の構造。天井の高さ。柱の位置。そして——

「シャンデリアがある」

「シャンデリア?」

「玉座の間にも、大きなシャンデリアがあるはずだ。さっきと同じ方法で、混乱を起こせる」

「だが、どうやってシャンデリアまで——」

「天井裏だ」

 建吾は、上を指差した。

「この通路を上に登れば、天井裏に出られる。そこから、シャンデリアの固定部分にアクセスできるはずだ」

 ガルドは、少し考えてから頷いた。

「わかった。あなたの作戦に従おう」

      ◇  ◇  ◇

 天井裏は、埃と蜘蛛の巣だらけだった。

 建吾は、ゆっくりと梁の上を歩きながら、玉座の間の真上を目指した。

 後ろには、ゴルドとシルヴァがついてきている。他のメンバーは、壁の穴の近くで待機している。

「見えるか」

 建吾は、天井板の隙間から、下を覗き込んだ。

 玉座の間。

 豪華な装飾が施された広大な空間。その中央に、巨大なシャンデリアが吊り下げられている。

 そして、玉座の前に——

 宰相ヴェルナーが立っていた。

 彼の後ろには、国王が縛られた状態で座らされている。周囲には、数十人の魔王軍兵士。

 宰相は、何かの演説をしていた。

「——我が王国は、腐敗した王家によって、衰退の一途を辿ってきた。だが、今日から新しい時代が始まる。魔王様との同盟により、我が国は——」

 建吾は、演説を聞き流しながら、シャンデリアの固定部分を確認した。

 太いロープが四本。天井の梁に固定されている。

 大広間のシャンデリアよりも、頑丈な作りだ。ロープを切っただけでは、落ちないかもしれない。

「固定が頑丈だな」

「俺に任せろ」

 ゴルドが、小声で言った。

「金属の接合部がある。あそこを外せば、ロープを切らなくても落とせる」

「できるか」

「ドワーフを舐めるな」

 ゴルドは、にやりと笑った。

「金属の加工は、俺たちの得意分野だ」

 彼は、腰の道具袋から、小さな鑿(のみ)を取り出した。

 音を立てないように、慎重に梁の上を移動する。

 シャンデリアの固定部分に近づき、金属の接合部を確認する。

 そして——

 カチン。

 小さな音がした。

「よし」

 ゴルドが、親指を立てた。

「後は、この留め金を外せば落ちる」

「合図を送る。俺が壁を叩いたら、外してくれ」

「わかった」

 建吾は、天井板の隙間から、再び下を確認した。

 宰相の演説は、まだ続いている。

 国王は、無表情な顔で座っている。だが、その目は生きていた。まだ、希望を捨てていない。

 建吾は、壁の穴まで戻った。

 そこには、ガルドと騎士たちが待っていた。

「準備はできた」

 建吾は、低い声で言った。

「合図と同時に、シャンデリアが落ちる。その混乱に乗じて、突入する」

「国王陛下の救出が、最優先だ」

「わかっている。俺が宰相の注意を引く。その間に、国王を連れ出してくれ」

「あなたは、どうする」

「俺には、俺のやり方がある」

 建吾は、壁の穴に手を伸ばした。

      ◇  ◇  ◇

 パンパンパン。

 建吾が壁を叩く音が、天井裏に響いた。

 同時に、ゴルドが留め金を外した。

 轟音。

 巨大なシャンデリアが、玉座の間に落下した。

 炎が散り、ガラスが砕け散る。

 悲鳴と怒号が入り乱れる。

「今だ!」

 建吾は、壁の穴から飛び出した。

 同時に、ガルドと騎士たちが回廊から突入する。

 混乱した玉座の間。

 魔王軍の兵士たちは、落下したシャンデリアに気を取られている。

 建吾は、その隙を縫って、宰相に向かった。

「ヴェルナー!」

 宰相は、振り返った。

 その顔に、驚きと怒りが浮かぶ。

「貴様……! どこから……!」

「お前の計画は、終わりだ」

 建吾は、宰相に近づいた。

「王城の構造は、俺が全て把握している。お前がどこに逃げても、追い詰められる」

「ふざけるな! たかが内装工が……!」

 宰相は、懐から短剣を抜いた。

 だが、その動きは遅かった。

 建吾は、宰相の腕を掴み、短剣を叩き落とした。

 元の世界で、現場の揉め事を何度も仲裁してきた経験が活きた。酔った職人の暴力を止める程度のことは、何度もあった。

「お前は、建築家じゃない」

 建吾は、宰相の顔を睨みながら言った。

「建築家は、壊すんじゃない。作るんだ」

 宰相は、歯を食いしばった。

「殺せ……! こいつを殺せ……!」

 だが、魔王軍の兵士たちは、もう宰相の命令を聞いていなかった。

 ガルドと騎士たちが、国王を救出していた。そして、近衛騎士たちが次々と玉座の間に突入してくる。

 形勢は、逆転していた。

「終わりだ、ヴェルナー」

 国王の声が、玉座の間に響いた。

「お前のクーデターは、失敗した」

 宰相は、ガクリと膝を折った。

 彼の野望は、この夜、潰えた。

      ◇  ◇  ◇

 夜明け。

 クーデターは、完全に鎮圧された。

 宰相ヴェルナーは捕縛され、魔王軍の兵士たちは投降するか、逃亡した。

 王城は、国王の手に戻った。

 建吾は、疲れ切った体を引きずりながら、王城の庭に立っていた。

 空が、少しずつ明るくなっていく。

 長い夜だった。

「ケンゴ様」

 リーゼロッテが、近づいてきた。

 彼女も、疲労の色を隠せていない。だが、その目は輝いていた。

「お疲れ様でした」

「ああ。お前もな」

「ケンゴ様のおかげで、国王陛下を救出できました」

「俺一人の力じゃない。皆が協力したからだ」

 建吾は、空を見上げた。

「だが、まだ終わりじゃない」

「はい……」

 リーゼロッテの表情が、曇った。

「魔王軍の本隊が、国境に迫っています。この城を守っただけでは、何も解決していません」

「わかっている」

 建吾は、頷いた。

「次は、魔王軍と戦わなければならない。……いや、魔王城と戦わなければならない」

「魔王城と……?」

「ああ。城を落とせば、戦争は終わる。問題は、どうやって落とすかだ」

 建吾は、東の空を見つめた。

 魔王城は、遠い北の荒野にあるという。

 人類連合軍は、これまで何度も攻略を試みたが、すべて失敗してきた。

 魔王城は、通常の方法では攻略できない。

 だが——

 建吾には、一つの考えがあった。

 内装工として、城の構造を見る目がある。

 どんな城にも、弱点がある。

 魔王城にも、必ずある。

 それを見つけ出すことが、建吾の次の使命になるだろう。

「行くか」

 建吾は、リーゼロッテに言った。

「国王陛下に、報告しないと」

「はい」

 二人は、王城に向かって歩き始めた。

 新しい朝が、始まろうとしていた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。 強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。 ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。

空手馬鹿の俺が転生したら規格外の治癒士になっていた 〜筋力Eのひ弱少年治癒士が高みを目指す!?〜

くまみ
ファンタジー
 前世は空手部主将の「ゴリラ」男。転生先は……筋力Eのひ弱な少年治癒士!?  「資質がなんだ!俺の拳は魔法を超える!……と、思うけど……汗」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  俺は五里羅門(ごり・らもん) 35歳独身男だ。硬派すぎて女が寄り付かず。強すぎる空手愛と鍛え抜かれた肉体のせいで不本意ながら通称「ゴリラ」と呼ばれていた。  仕事帰りにダンプに跳ねられた俺が目覚めると、そこは異世界だった。だが転生した姿は前世とは真逆。  病弱で華奢。戦闘力最低と言われる職業の「治癒士」(ヒーラー)適正の10歳の少年・ノエル。  「俺は戦闘狂だぞ!このひ弱な体じゃ、戦えねぇ!  「華奢でひ弱な体では、空手技を繰り出すのは夢のまた夢……」  魔力と資質が全てのこの世界。努力では超えられない「資質の壁」が立ちふさがる。  だが、空手馬鹿の俺の魂は諦めることを知らなかった。  「魔法が使えなきゃ、技で制す!治癒士が最強になっちゃいけないなんて誰が決めた?」  これは魔法の常識を「空手の技」で叩き壊す、一人の少年の異世界武勇伝。    伝説の騎士、美少女魔術師、そして謎の切り株(?)を巻き込み、ノエルの規格外の挑戦が今始まる!    

無限に進化を続けて最強に至る

お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。 ※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。 改稿したので、しばらくしたら消します

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました

雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。 気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。 剣も魔法も使えないユウにできるのは、 子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。 ……のはずが、なぜか料理や家事といった 日常のことだけが、やたらとうまくいく。 無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。 個性豊かな子供たちに囲まれて、 ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。 やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、 孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。 戦わない、争わない。 ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。 ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、 やさしい異世界孤児院ファンタジー。

伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります

竹桜
ファンタジー
 武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。  転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。  

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

処理中です...