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泉の谷
泉の精霊と美少女
いや、どう見てもイルカ。
すいーっと泳いでこちらの目の前にきた。
アワン族長が手を差し出すと、精霊は手、というかヒレを差し出して握手する。
いや、水族館で見たことあるやつ。
「さぁ、リビも挨拶してくれんか」
「あ、はい。初めまして、リビと申します」
手を出して、ヒレを持つと縦にぶんぶんと振られる。
かわいい。イルカにしか見えない。
ソラに後ろから手でつつかれた。かわいいって思ったのがバレたかもしれない。
「あの、精霊、なんですよね」
『人間はそう呼んでるーって言っても分かんないだろうけど』
「イルカが喋った・・・」
私が驚いて、イルカも・・・じゃなかった精霊も驚いている。
『え、聞こえてる?もしかしてボクの声分かる人?』
「あ、はい。分かる人です」
『すごーーーーい!!!』
精霊が突進してきたので私はみぞおちに頭突きをくらった。
ソラが後ろにいたおかげで倒れずにすんだ。
「せ、精霊様!?どうしたんじゃ、いつもはもっと大人しいんじゃが」
「あ、いえ、その話せる人に会ってテンションが上がっているというか、多分そんな感じです」
精霊は泉を泳いでジャンプしている。
イルカショーじゃん。
『ねぇねぇ、遊ぼうよ。ここのエルフたち全然遊んでくれないんだよ!精霊だからダメだって言ってさ』
「あの、アワン族長。精霊様が遊びたいと言ってます。エルフたちが精霊だから遊んでくれないって言ってます」
アワン族長は目をまんまるくして、それからその場に座り込んだ。
「そうじゃったのか。精霊様は静かに暮らしたいのかと思っておった。だから、できるだけ泉には近づかないようにとの決まりがあったんじゃ」
『そんなことないよ、にぎやかな方が楽しいじゃん』
精霊の方はこちらの言葉が分かるみたいだ。
「にぎやかな方がいいって言ってます」
「それなら、決まりを改めねばならんのぉ。しかし、精霊様は何をして遊びたいんじゃ?」
『えっとねぇ、ボール遊びしたい。輪っかくぐりしたい』
イルカじゃん。
『おしゃべりでもいいよ。とにかくここに一人でいてもつまんないの』
「と、言っています。きっと、泉の周りに誰かいて欲しいんだと思いますよ」
「うむ、分かりました。それなら、このあと皆に伝えて・・・」
そのとき、脇道から一人の少女が現れた。
あまりの美少女に息を飲む。
その美少女もこちらと目が合うと逃げようとした。
「ビル、待たんか!!やっぱり泉に来ておったんじゃな。怒っておらんからこっちにおいで」
気の弱そうなその美少女は、とぼとぼと近づいてきた。
「ごめん、なさい。泉に来ちゃいけないっておばあちゃん言ってたのに」
透明感のある素肌、CMに出られそうなさらさらのロングヘア、潤いのある唇と大きな瞳。
1000年に一人の美少女ってやつかな。
「怒っておらんと言ったじゃろ。実はな、精霊様の声が聞こえる人を連れてきたんじゃ。それでな、精霊様は本当は一人で退屈しておったそうだ。にぎやかな方が好きだと今教えて貰ったんじゃ」
「初めまして、リビと申します」
美少女はびっくりした顔をして、それから一歩前に出た。
「精霊様の声が、分かるんですか」
『びっくりだよねぇ、ボクもびっくりした!』
「あの、私、精霊様にお願いがあるんです!!」
『え、なになに?』
合間に精霊の声が入ってきて話が入ってこない。
「えっと、なんでしょう」
「私、あの、この泉に母の形見を、落としてしまって。それを、申し訳ないけど拾って欲しくて」
美少女ビルは泣きそうな顔をして、指でその大きさを示す。
「このくらいの、手鏡なんですけど、私泳げなくて、潜れないし。そもそも泉に入っていいのか、誰にも聞けないし。」
「そうじゃったのか、言ってくれたら谷の皆に協力を扇いでも良かったんじゃぞ?」
「言えないよ・・・。だって、泉にいっぱい来てるのバレちゃうし。形見落としたなんて、言えないよ・・・」
「ほれ、泣くでない。泉にあるのは確かなんじゃから、拾えばよい」
アワン族長はビルの頭をよしよしと撫でている。
「精霊様、本当に申し訳ない。孫の形見を取ってもらえませんか。もしくは、人が入る許可を貰えませんか」
『全然いいけど、その鏡なら泉の底の岩と岩の間に挟まってるよ。ボクのこの手じゃ取れなかったよ』
「と、言ってます。一度は取ろうとしてくれたみたいです」
ビルはポロポロと涙をこぼして、鼻をすする。
「やっぱり無理、だよね。この泉はとても深いんでしょ、その下に落ちちゃったら誰も潜れないよ」
潜水のプロならいけるかもしれないが、泳ぎが得意な人がいるだろうか。
「水魔法で水を動かすことってできないんですか」
「うむ、できなくはないがこの泉の水は特殊なんじゃ。精霊様の魔法がかかっておるから、魔法に魔法を重ねてかけることになってしまう。おそらく、精霊様の魔法に負けるじゃろう」
じゃあ、やはり潜るしかないか。
私はカバンを置いて、マントを外す。
「リビ、おぬしが潜る気か?泳ぎがかなり得意ではないと息がもたんじゃろ」
「泳ぎはまぁまぁ、です。精霊様、協力をお願いします」
精霊は右ヒレをあげる。
『いいよ、なにする?』
「私の泳ぎのスピードじゃ息が持たないので、精霊様にその場所まで連れいってほしいです。鏡を掴んだら、また陸まで連れ戻して欲しいです。」
さっきの精霊様の泳ぎを見ていたら完全にイルカだった。
それならば、人間が乗っても速いスピードで水の中を進めるはずだ。
『わかったー!ここ掴んで!!』
私はイルカの背びれ部分を持って大きく息を吸い込む。
『1・2・3・で潜るよ。1・2・3!!』
このタイミングを計れるのは言葉が分かるおかげだな。
勢いよく泉に飛び込んだ私と精霊はぐんぐんと下へと潜っていく。
透き通るその泉の中は綺麗な青色で、太陽の光が差し込んで明るい。
下の方は岩がたくさんあって、水草とかの植物がゆらゆらとしている。
『この岩の間だよ』
そう言われて私は右手を突っ込んで、肘がすぎるあたりまで入れたところで何かに当たった。
分からないけどこれかもしれない。
引っ張り出すとそれは手鏡で、割れてもおらず無事だった。
『じゃあ上にあがるよー』
また背びれに掴まって水面に出ると、不安そうなソラたちが目に映る。
私が手鏡を持った手で振ると、みんな胸を撫でおろしたようだった。
「ありがとうございます、ありがとうございます!!」
「いや、割れてなくてよかったです」
ビルは手鏡を抱きしめて何度もお礼を言った。
ふと、体を見るとシグレとの特訓でついていた切り傷が浅くなっている。
治癒というのは本当だったようだ。
「リビ、本当に感謝しておる。精霊様の声を聞けるのみならず孫までお世話になってしもうたな。精霊様も、ありがとうございました。何かお礼をさせてください」
『えーじゃあ、魚食べてみたい。食べなくても生きていけるけどおいしそうだよね!』
イルカ・・・。
「魚、食べてみたいそうです」
「うむ、分かりました。準備させていただきます」
その後、魚を準備するアワン族長が焼き魚にしようとしたので、生がいいんじゃないかな、と助言しておいた。
すいーっと泳いでこちらの目の前にきた。
アワン族長が手を差し出すと、精霊は手、というかヒレを差し出して握手する。
いや、水族館で見たことあるやつ。
「さぁ、リビも挨拶してくれんか」
「あ、はい。初めまして、リビと申します」
手を出して、ヒレを持つと縦にぶんぶんと振られる。
かわいい。イルカにしか見えない。
ソラに後ろから手でつつかれた。かわいいって思ったのがバレたかもしれない。
「あの、精霊、なんですよね」
『人間はそう呼んでるーって言っても分かんないだろうけど』
「イルカが喋った・・・」
私が驚いて、イルカも・・・じゃなかった精霊も驚いている。
『え、聞こえてる?もしかしてボクの声分かる人?』
「あ、はい。分かる人です」
『すごーーーーい!!!』
精霊が突進してきたので私はみぞおちに頭突きをくらった。
ソラが後ろにいたおかげで倒れずにすんだ。
「せ、精霊様!?どうしたんじゃ、いつもはもっと大人しいんじゃが」
「あ、いえ、その話せる人に会ってテンションが上がっているというか、多分そんな感じです」
精霊は泉を泳いでジャンプしている。
イルカショーじゃん。
『ねぇねぇ、遊ぼうよ。ここのエルフたち全然遊んでくれないんだよ!精霊だからダメだって言ってさ』
「あの、アワン族長。精霊様が遊びたいと言ってます。エルフたちが精霊だから遊んでくれないって言ってます」
アワン族長は目をまんまるくして、それからその場に座り込んだ。
「そうじゃったのか。精霊様は静かに暮らしたいのかと思っておった。だから、できるだけ泉には近づかないようにとの決まりがあったんじゃ」
『そんなことないよ、にぎやかな方が楽しいじゃん』
精霊の方はこちらの言葉が分かるみたいだ。
「にぎやかな方がいいって言ってます」
「それなら、決まりを改めねばならんのぉ。しかし、精霊様は何をして遊びたいんじゃ?」
『えっとねぇ、ボール遊びしたい。輪っかくぐりしたい』
イルカじゃん。
『おしゃべりでもいいよ。とにかくここに一人でいてもつまんないの』
「と、言っています。きっと、泉の周りに誰かいて欲しいんだと思いますよ」
「うむ、分かりました。それなら、このあと皆に伝えて・・・」
そのとき、脇道から一人の少女が現れた。
あまりの美少女に息を飲む。
その美少女もこちらと目が合うと逃げようとした。
「ビル、待たんか!!やっぱり泉に来ておったんじゃな。怒っておらんからこっちにおいで」
気の弱そうなその美少女は、とぼとぼと近づいてきた。
「ごめん、なさい。泉に来ちゃいけないっておばあちゃん言ってたのに」
透明感のある素肌、CMに出られそうなさらさらのロングヘア、潤いのある唇と大きな瞳。
1000年に一人の美少女ってやつかな。
「怒っておらんと言ったじゃろ。実はな、精霊様の声が聞こえる人を連れてきたんじゃ。それでな、精霊様は本当は一人で退屈しておったそうだ。にぎやかな方が好きだと今教えて貰ったんじゃ」
「初めまして、リビと申します」
美少女はびっくりした顔をして、それから一歩前に出た。
「精霊様の声が、分かるんですか」
『びっくりだよねぇ、ボクもびっくりした!』
「あの、私、精霊様にお願いがあるんです!!」
『え、なになに?』
合間に精霊の声が入ってきて話が入ってこない。
「えっと、なんでしょう」
「私、あの、この泉に母の形見を、落としてしまって。それを、申し訳ないけど拾って欲しくて」
美少女ビルは泣きそうな顔をして、指でその大きさを示す。
「このくらいの、手鏡なんですけど、私泳げなくて、潜れないし。そもそも泉に入っていいのか、誰にも聞けないし。」
「そうじゃったのか、言ってくれたら谷の皆に協力を扇いでも良かったんじゃぞ?」
「言えないよ・・・。だって、泉にいっぱい来てるのバレちゃうし。形見落としたなんて、言えないよ・・・」
「ほれ、泣くでない。泉にあるのは確かなんじゃから、拾えばよい」
アワン族長はビルの頭をよしよしと撫でている。
「精霊様、本当に申し訳ない。孫の形見を取ってもらえませんか。もしくは、人が入る許可を貰えませんか」
『全然いいけど、その鏡なら泉の底の岩と岩の間に挟まってるよ。ボクのこの手じゃ取れなかったよ』
「と、言ってます。一度は取ろうとしてくれたみたいです」
ビルはポロポロと涙をこぼして、鼻をすする。
「やっぱり無理、だよね。この泉はとても深いんでしょ、その下に落ちちゃったら誰も潜れないよ」
潜水のプロならいけるかもしれないが、泳ぎが得意な人がいるだろうか。
「水魔法で水を動かすことってできないんですか」
「うむ、できなくはないがこの泉の水は特殊なんじゃ。精霊様の魔法がかかっておるから、魔法に魔法を重ねてかけることになってしまう。おそらく、精霊様の魔法に負けるじゃろう」
じゃあ、やはり潜るしかないか。
私はカバンを置いて、マントを外す。
「リビ、おぬしが潜る気か?泳ぎがかなり得意ではないと息がもたんじゃろ」
「泳ぎはまぁまぁ、です。精霊様、協力をお願いします」
精霊は右ヒレをあげる。
『いいよ、なにする?』
「私の泳ぎのスピードじゃ息が持たないので、精霊様にその場所まで連れいってほしいです。鏡を掴んだら、また陸まで連れ戻して欲しいです。」
さっきの精霊様の泳ぎを見ていたら完全にイルカだった。
それならば、人間が乗っても速いスピードで水の中を進めるはずだ。
『わかったー!ここ掴んで!!』
私はイルカの背びれ部分を持って大きく息を吸い込む。
『1・2・3・で潜るよ。1・2・3!!』
このタイミングを計れるのは言葉が分かるおかげだな。
勢いよく泉に飛び込んだ私と精霊はぐんぐんと下へと潜っていく。
透き通るその泉の中は綺麗な青色で、太陽の光が差し込んで明るい。
下の方は岩がたくさんあって、水草とかの植物がゆらゆらとしている。
『この岩の間だよ』
そう言われて私は右手を突っ込んで、肘がすぎるあたりまで入れたところで何かに当たった。
分からないけどこれかもしれない。
引っ張り出すとそれは手鏡で、割れてもおらず無事だった。
『じゃあ上にあがるよー』
また背びれに掴まって水面に出ると、不安そうなソラたちが目に映る。
私が手鏡を持った手で振ると、みんな胸を撫でおろしたようだった。
「ありがとうございます、ありがとうございます!!」
「いや、割れてなくてよかったです」
ビルは手鏡を抱きしめて何度もお礼を言った。
ふと、体を見るとシグレとの特訓でついていた切り傷が浅くなっている。
治癒というのは本当だったようだ。
「リビ、本当に感謝しておる。精霊様の声を聞けるのみならず孫までお世話になってしもうたな。精霊様も、ありがとうございました。何かお礼をさせてください」
『えーじゃあ、魚食べてみたい。食べなくても生きていけるけどおいしそうだよね!』
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