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泉の谷
憩いの泉
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「と、いうことで族長に要塞の鉱石の説明とその浄化のお願いをしています。まだできるかどうか分からないので今検討の最中です。」
「アイル先生の指導にどれほどかかるかも現段階では分からないということですね。ですが、話ができただけでも前進です。ありがとうございます。」
私は一旦一人で泉の谷から出てシグレと合流した。
族長に話したことをすべてシグレに伝えると、シグレは準備運動を始める。
「ヒサメ様に報告しに行きます。リビさんたちはしばらくここに滞在することになるのでしょうか」
「話の進み方次第ですかね、私が泉の谷に貢献することで少しでも協力者が増やせれば可能性は上がるかなと思ったり。後は、もし浄化作業に入ることになった場合、私の魔法を強化しておかないといけないですし」
シグレは懐から水晶を取り出して手のひらに置いた。
「部下と連絡を取る用の水晶ですが、リビさんにも渡しておきます。これからもリビさんの護衛をすることになるでしょうし、魔法の特訓を私が務めさせて頂きます。よろしいですか」
あの地獄の特訓はまだ終わらず、か。
嫌なんて言えるわけもなく、私が強くなることはシグレさんも私も望んでいることだ。
「はい、よろしくお願いします」
「あと…」
シグレは私の髪を指差した。
「ちゃんと乾かさないと風邪引きますよ。泉で怪我が治ってるのはいいですけどね」
ではまた、と言ってからシグレは白銀の国へと走っていった。
泉の谷に戻ると野外にテーブルが並べられており、その上には数々の料理が乗っている。
パンの間に肉や野菜を挟んだお手軽な料理が主で、手にとって食べやすいものばかりだ。
私がそのテーブルを少し離れたところから眺めているとフジャンが皿を持ってこっちに来た。
「リビさんも食べて下さい、嫌いなものじゃなければいいんですが」
「ありがとうございます、頂きます。あの、この立食パーティーみたいなのはなんですか」
「パーティーってほどじゃないんですよ。でもせっかくアイルさんが来てくれたし、リビさんが泉の精霊様とお話してくれたから、説明を兼ねての歓迎会みたいなものです。仕事でいない人や都合をつけられない人もいますから、重要なことはあとでちゃんとお知らせするんですけどね」
太陽の国では国中に聞こえる放送があったけど、ここではどうなのだろう。
そういうものが無ければ回覧板、とかになるのかな。
そんなことを考えていると後ろからとんとんとされる。
振り向けば果物を3つも抱えているソラがいた。
「ソラ、貰ったの?」
「キュキュ」
「へぇ、泉の谷の木に出来る果物なんだね」
ソラが1つ渡してくるのでお礼を言って齧り付く。
林檎みたいな食感だな。
それを見ていたフジャンは不思議そうにこちらを見る。
「ドラゴンと話せているなんて、本当に凄いですよね。もちろん、泉の谷の精霊様とも会話できるなんて不思議な魔法ですけど」
「あまり無い魔法なんですか」
「聞いたことないですよ、そんな魔法。でも、もしかしたら誰にも言えなかっただけの人もいるかもしれないですね」
隠さなければ生きていけない。
そんな闇魔法を持った人たちが必ずいる。
そんな中で私はかなり有名になってしまっている。
行動に気をつけなければ、と思うのと同時に有名な私だからこそ出来ることはないだろうかと少し考えてみたいと思ってる。
アワン族長が泉の精霊様の話とアイル先生の浄化の指導の話をして、それから自由な時間となった。
「リビ、シグレくんに話はできたかい?」
話しかけてきたアイルは先ほどまで大勢のエルフに囲まれていた。
それもそのはず、アイルはエルフの病気の治療法を見つけた有名人だ。
皆が話を聞きたいのも無理はない。
話をそこそこに切り上げてこちらに来たようだ。
「はい、ヒサメ様に報告して、また私の特訓に付き合ってくれるそうです。アイル先生は、職人の皆さんへの説明は大丈夫でしたか」
「段階を分けての浄化の訓練は理解してもらえたよ。試しにやってみて、見習いが出来そうなら継続してお願いしてくれるってさ。それでなんだけど、あたしは一度太陽の国に戻ろうと思ってる。ソルム先生に経緯を説明するのと、太陽の国の仕事とこっちでの指導を両立するのには計画が必要さね」
確かに仕事と指導をするには綿密なスケジュール管理が必要になる。
ソルム先生が一人になることが増えるなら、あらゆるパターンを想定しておくことも必要だ。
「分かりました、私はここで精霊様に話を聞いたり魔力強化の特訓をしようと思います。少しでも可能性が上がるように、動いてみます」
この泉の谷でひとつでも反対される要因があれば失敗だ。
アイル先生の指導が間に合わない場合も。
私の魔法が力及ばずの場合も。
そして、泉の谷の人に協力を得られない場合も。
出来ない、という理由を潰すためにも頑張ってみよう。
私がそう決意しているとソラも気合を入れるような素振りをする。
「ソラも一緒に頑張ろうね」
「キュ!」
また囲まれてしまったアイルから離れて私はサンドイッチを頬張っていた。
ソラは果物を頬張って木の幹に座っている。
そういえば、ビルさんいないな。
あの美少女がいれば絶対に視界に入るはずなのでこの近くにはいないようだ。
私はふと泉へと向かっていた。
そこには案の定、ビルが体操座りをして泉を眺めている。
そこには水面に映る月と精霊様が泳いでいた。
『あっ、リビだ!』
精霊様がいち早く私に気づいて猛突進してきたのでビルが驚いて振り向いた。
「リビ、さん…でしたよね。先程は鏡を拾っていただき本当にありがとうございました」
『うんうん、ボクも頑張ったよね』
「私、落ち込むとよくここに来てて、それで母の鏡をここで見てたら落としてしまって…ほんと馬鹿で」
『ビルってここでよく泣いてるもんね。ボクいつも慰めてあげてるよ、偉いでしょ』
精霊様の副音声がかなり邪魔だが状況の把握はしやすい。
「私、ほんとは今日お仕事だったのにお兄ちゃんに任せてしまって、ほんと駄目で」
「お仕事、してるんですか」
見た目はかなり若そうだ。ヒカルと同じくらいに見える。
「…向いてないんです。人見知りだし、話すのも下手だし。でも、お母さんが…嬉しそうだったから辞めたいなんて言えない」
うるうるとした瞳からは涙が落ちそうだ。
「ごめんなさい、私泣いてばかりで。それにリビさんに愚痴を聞かせるなんて失礼なことを。私、家に帰ります、おやすみなさい」
頭をぺこぺこと下げてとぼとぼと歩いていくその後ろ姿は寂しそうだ。
『ビルみたいに悲しみに暮れる人が結構来るよ。ここのエルフにとってこの泉はそういう場所みたい。今までは来ちゃだめって言われてるから静かで、一人になるときに都合が良かったんだろうね』
精霊様はゆらゆらと水面を優雅に泳ぐ。
「精霊様は皆の悩みを聞いてあげていたんですか」
『会話はできないけど聞くことは出来るからね。誰かに聞いてもらえるだけで楽になることもある、ってことじゃない?声に出すだけで自分の考えを再認識できる、ということもあるね』
このイルカ、じゃなかった精霊様はなんだか物知りな感じがする。
「ビルさんは、辛いことがたくさん、あるみたいですね」
『ビルは自分の考えを人に話すのが苦手なんだよね。ビルのお母さんが死んでからもっと殻に閉じこもるようになっちゃったんだ』
「病気か何かですか」
『うん、あのアイルが見つけた治療法の病気だよ。エルフがかかると言われているやつだね』
精霊様は色んなことを知っているらしく私は前のめりになる。
「ビルさんのお母様は治療法が見つかる前に亡くなったんですか」
『いや、もう見つかったあとだったよ。でもさ、治療法が分かってても駄目なことなんていくらでもあるでしょ?こんな病気で死ぬわけないって思われてた病気で死ぬこともあるんだし、絶対に大丈夫なことなんてこの世にないってこと』
「そうですね、そうだと思います」
私はいつの間にか正座して精霊様の言葉を聞いている。
『ボクの魔法が治せるのは外傷だけ。治癒なんて言っても心の傷は癒せない。だから声が聞こえなくてもずっと励ましていたんだよ。その気持ちだけは言葉が通じなくても伝わると思ってるから』
泉の谷の人は精霊様の声は聞こえない。
けれどお互いを大切にしているのは分かる。
精霊様聞こえない励ましで救われたエルフはきっといる。
「治癒ということは精霊様は光魔法をお持ちなんですか」
『ボクは一応水魔法だよ。細胞レベルまで綺麗に浄化して自己治癒力を最大限引き出すことが出来るんだ。光魔法の治癒とは別物だね、魔法とは奥深いものってことだね』
精霊様は尾ひれでパシャパシャと水を弾く。
『リビも自分の魔法についていっぱい考えてみるといいよ。角度を変えてみたら全然違うことができたりして。そうしたら実はそっちのほうが得意だったりしてね。面白い発見したら教えてよ』
右ヒレを差し出す精霊様と握手して私は頷いた。
「アイル先生の指導にどれほどかかるかも現段階では分からないということですね。ですが、話ができただけでも前進です。ありがとうございます。」
私は一旦一人で泉の谷から出てシグレと合流した。
族長に話したことをすべてシグレに伝えると、シグレは準備運動を始める。
「ヒサメ様に報告しに行きます。リビさんたちはしばらくここに滞在することになるのでしょうか」
「話の進み方次第ですかね、私が泉の谷に貢献することで少しでも協力者が増やせれば可能性は上がるかなと思ったり。後は、もし浄化作業に入ることになった場合、私の魔法を強化しておかないといけないですし」
シグレは懐から水晶を取り出して手のひらに置いた。
「部下と連絡を取る用の水晶ですが、リビさんにも渡しておきます。これからもリビさんの護衛をすることになるでしょうし、魔法の特訓を私が務めさせて頂きます。よろしいですか」
あの地獄の特訓はまだ終わらず、か。
嫌なんて言えるわけもなく、私が強くなることはシグレさんも私も望んでいることだ。
「はい、よろしくお願いします」
「あと…」
シグレは私の髪を指差した。
「ちゃんと乾かさないと風邪引きますよ。泉で怪我が治ってるのはいいですけどね」
ではまた、と言ってからシグレは白銀の国へと走っていった。
泉の谷に戻ると野外にテーブルが並べられており、その上には数々の料理が乗っている。
パンの間に肉や野菜を挟んだお手軽な料理が主で、手にとって食べやすいものばかりだ。
私がそのテーブルを少し離れたところから眺めているとフジャンが皿を持ってこっちに来た。
「リビさんも食べて下さい、嫌いなものじゃなければいいんですが」
「ありがとうございます、頂きます。あの、この立食パーティーみたいなのはなんですか」
「パーティーってほどじゃないんですよ。でもせっかくアイルさんが来てくれたし、リビさんが泉の精霊様とお話してくれたから、説明を兼ねての歓迎会みたいなものです。仕事でいない人や都合をつけられない人もいますから、重要なことはあとでちゃんとお知らせするんですけどね」
太陽の国では国中に聞こえる放送があったけど、ここではどうなのだろう。
そういうものが無ければ回覧板、とかになるのかな。
そんなことを考えていると後ろからとんとんとされる。
振り向けば果物を3つも抱えているソラがいた。
「ソラ、貰ったの?」
「キュキュ」
「へぇ、泉の谷の木に出来る果物なんだね」
ソラが1つ渡してくるのでお礼を言って齧り付く。
林檎みたいな食感だな。
それを見ていたフジャンは不思議そうにこちらを見る。
「ドラゴンと話せているなんて、本当に凄いですよね。もちろん、泉の谷の精霊様とも会話できるなんて不思議な魔法ですけど」
「あまり無い魔法なんですか」
「聞いたことないですよ、そんな魔法。でも、もしかしたら誰にも言えなかっただけの人もいるかもしれないですね」
隠さなければ生きていけない。
そんな闇魔法を持った人たちが必ずいる。
そんな中で私はかなり有名になってしまっている。
行動に気をつけなければ、と思うのと同時に有名な私だからこそ出来ることはないだろうかと少し考えてみたいと思ってる。
アワン族長が泉の精霊様の話とアイル先生の浄化の指導の話をして、それから自由な時間となった。
「リビ、シグレくんに話はできたかい?」
話しかけてきたアイルは先ほどまで大勢のエルフに囲まれていた。
それもそのはず、アイルはエルフの病気の治療法を見つけた有名人だ。
皆が話を聞きたいのも無理はない。
話をそこそこに切り上げてこちらに来たようだ。
「はい、ヒサメ様に報告して、また私の特訓に付き合ってくれるそうです。アイル先生は、職人の皆さんへの説明は大丈夫でしたか」
「段階を分けての浄化の訓練は理解してもらえたよ。試しにやってみて、見習いが出来そうなら継続してお願いしてくれるってさ。それでなんだけど、あたしは一度太陽の国に戻ろうと思ってる。ソルム先生に経緯を説明するのと、太陽の国の仕事とこっちでの指導を両立するのには計画が必要さね」
確かに仕事と指導をするには綿密なスケジュール管理が必要になる。
ソルム先生が一人になることが増えるなら、あらゆるパターンを想定しておくことも必要だ。
「分かりました、私はここで精霊様に話を聞いたり魔力強化の特訓をしようと思います。少しでも可能性が上がるように、動いてみます」
この泉の谷でひとつでも反対される要因があれば失敗だ。
アイル先生の指導が間に合わない場合も。
私の魔法が力及ばずの場合も。
そして、泉の谷の人に協力を得られない場合も。
出来ない、という理由を潰すためにも頑張ってみよう。
私がそう決意しているとソラも気合を入れるような素振りをする。
「ソラも一緒に頑張ろうね」
「キュ!」
また囲まれてしまったアイルから離れて私はサンドイッチを頬張っていた。
ソラは果物を頬張って木の幹に座っている。
そういえば、ビルさんいないな。
あの美少女がいれば絶対に視界に入るはずなのでこの近くにはいないようだ。
私はふと泉へと向かっていた。
そこには案の定、ビルが体操座りをして泉を眺めている。
そこには水面に映る月と精霊様が泳いでいた。
『あっ、リビだ!』
精霊様がいち早く私に気づいて猛突進してきたのでビルが驚いて振り向いた。
「リビ、さん…でしたよね。先程は鏡を拾っていただき本当にありがとうございました」
『うんうん、ボクも頑張ったよね』
「私、落ち込むとよくここに来てて、それで母の鏡をここで見てたら落としてしまって…ほんと馬鹿で」
『ビルってここでよく泣いてるもんね。ボクいつも慰めてあげてるよ、偉いでしょ』
精霊様の副音声がかなり邪魔だが状況の把握はしやすい。
「私、ほんとは今日お仕事だったのにお兄ちゃんに任せてしまって、ほんと駄目で」
「お仕事、してるんですか」
見た目はかなり若そうだ。ヒカルと同じくらいに見える。
「…向いてないんです。人見知りだし、話すのも下手だし。でも、お母さんが…嬉しそうだったから辞めたいなんて言えない」
うるうるとした瞳からは涙が落ちそうだ。
「ごめんなさい、私泣いてばかりで。それにリビさんに愚痴を聞かせるなんて失礼なことを。私、家に帰ります、おやすみなさい」
頭をぺこぺこと下げてとぼとぼと歩いていくその後ろ姿は寂しそうだ。
『ビルみたいに悲しみに暮れる人が結構来るよ。ここのエルフにとってこの泉はそういう場所みたい。今までは来ちゃだめって言われてるから静かで、一人になるときに都合が良かったんだろうね』
精霊様はゆらゆらと水面を優雅に泳ぐ。
「精霊様は皆の悩みを聞いてあげていたんですか」
『会話はできないけど聞くことは出来るからね。誰かに聞いてもらえるだけで楽になることもある、ってことじゃない?声に出すだけで自分の考えを再認識できる、ということもあるね』
このイルカ、じゃなかった精霊様はなんだか物知りな感じがする。
「ビルさんは、辛いことがたくさん、あるみたいですね」
『ビルは自分の考えを人に話すのが苦手なんだよね。ビルのお母さんが死んでからもっと殻に閉じこもるようになっちゃったんだ』
「病気か何かですか」
『うん、あのアイルが見つけた治療法の病気だよ。エルフがかかると言われているやつだね』
精霊様は色んなことを知っているらしく私は前のめりになる。
「ビルさんのお母様は治療法が見つかる前に亡くなったんですか」
『いや、もう見つかったあとだったよ。でもさ、治療法が分かってても駄目なことなんていくらでもあるでしょ?こんな病気で死ぬわけないって思われてた病気で死ぬこともあるんだし、絶対に大丈夫なことなんてこの世にないってこと』
「そうですね、そうだと思います」
私はいつの間にか正座して精霊様の言葉を聞いている。
『ボクの魔法が治せるのは外傷だけ。治癒なんて言っても心の傷は癒せない。だから声が聞こえなくてもずっと励ましていたんだよ。その気持ちだけは言葉が通じなくても伝わると思ってるから』
泉の谷の人は精霊様の声は聞こえない。
けれどお互いを大切にしているのは分かる。
精霊様聞こえない励ましで救われたエルフはきっといる。
「治癒ということは精霊様は光魔法をお持ちなんですか」
『ボクは一応水魔法だよ。細胞レベルまで綺麗に浄化して自己治癒力を最大限引き出すことが出来るんだ。光魔法の治癒とは別物だね、魔法とは奥深いものってことだね』
精霊様は尾ひれでパシャパシャと水を弾く。
『リビも自分の魔法についていっぱい考えてみるといいよ。角度を変えてみたら全然違うことができたりして。そうしたら実はそっちのほうが得意だったりしてね。面白い発見したら教えてよ』
右ヒレを差し出す精霊様と握手して私は頷いた。
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