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最終章
白銀の国
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大地震のあった日から、各国の復興支援を行ってきた白銀の国。
静寂の海と協力して解毒や病気の研究を進めたり、黄金の国と協力して闇商売を撲滅したり。
やらなければならない仕事が山積みだが、ヒサメは大人しく城に籠っているはずがない。
自分の足で確かめて、自分で話して、自分で交渉してくる。
そんなヒサメの相変わらずを支えているのは、左腕のシグレだ。
シグレはどんな時にも冷静だった。
たとえ、自分の王が知らない女を自分の騎士だと言って連れてきたときもだ。
制服を繕ってくれ、これと同じサイズだと言ってボロボロの制服を見せられたシグレの顔はにこやかに戸惑っていた。
それでもシグレは、ヒサメの望むままに知らない女を騎士だと受け入れた。
そうしてドラゴンの騎士として働くその女を見ることで、他の騎士もそのことを受け入れたのだった。
「ご機嫌いかが、国王様。」
「お前は、契約主から離れられないんじゃなかったのか?アシャレラ。」
ヒサメの部屋に入ってきたのは、ドラゴンの騎士が契約している悪魔のアシャレラだ。
ヒサメは珍しく自室で書類仕事をしている最中だった。
「契約主と離れられないっていうのは俺の思い込みだったみたい。だから、嘘にはならないね。」
「俺の騎士はどこだ?」
「俺の契約主は、外で騎士団長様の息子の訓練に付き合ってるよ。」
アシャレラがそう言えば、ヒサメは口の端を上げた。
「騎士見習いだったな。母親譲りの怪力があるから、すぐに騎士に上がってきそうだが。」
「どうかな、騎士団長様の試験はそんなに簡単じゃないでしょ。特に身内には厳しそうじゃん。」
「そうでもない。シグレは身内にこそ甘い。ずっと家族を欲しがっていた男だからな。」
ヒサメはそう言うと、書いていた書類の手を止めた。
「それで、何の用だ。リビ殿には聞かれたくない話だろう?」
「さすが国王様。一応言っておかなきゃなって、思ってたことがあるんだ。」
アシャレラはそう言うと、窓から騎士見習いの訓練を眺める。
「多分、俺の魂は国王様に入ってる。」
「だろうな。」
思ってもみなかった返答にアシャレラは言葉を失う。
「え、待って、気付いてた?いつから?」
「下界に生きるものでは魂のやり取りはできないかと聞いただろ?」
「それ、初めて会ったときじゃない?嘘でしょ!?」
アシャレラが騒ぐので、ヒサメの耳は横に折れ曲がる。
「本当になんとなくだ。何か確信があったわけでもない。ただ、リビ殿の魂が奪われるなら、オレのを返そうと思った。そのときに気づいた。まぁ、そうだとしてだからなんだって話だが。」
「リビちゃんは、堕ちた悪魔の寿命を奪って殺した。だから、リビちゃんはおそらく人間の寿命では死ぬことは出来ない。」
迷いの森を住処にしていた妖精ツキ。
そのツキに託された妖精の羽の能力を使って堕ちた悪魔から寿命を奪った。
「リビちゃんは、あと何年寿命があるか分からない。100年じゃ死ねない。200年か、300年か。その間に絶対、国王様はまた生まれ変わる。そうしたらまた、リビちゃんと出会うはずなんだ。魂が惹かれ合う、それは絶対だ。」
どんな形であろうと、惹かれ合う。
アシャレラは恋人への想いだったけど、それは変化する。
今回の人生では、ヒサメとリビは神の使命という運命を背負わされていた。
だが、そうである前に惹かれ合った魂によって、二人は絆が結ばれていた。
「でも、俺という存在によってその運命が変わってしまうかもしれない。俺がリビちゃんの魂を奪う存在だから、その魂の絶対を崩してしまうかもしれない。そうなる前に俺は消えようと思う。だから、リビちゃんを頼む。」
「消えるってどうするつもりだ?契約の破棄はできないはずだ。」
ヒサメの問いに、アシャレラは笑顔で答えた。
「堕ちた悪魔には許されなかったけど、悪魔には許されていた行為がある。それは契約中も可能なんだ。」
「リビ殿は、許さないと思うが。」
「ははっ、少しでも怒ってくれるなら嬉しいね。俺の魔法のせいで感情が薄いからさ。」
アシャレラはそう言って外にいる彼女を見つめている。
「それほど大事な頼み事は、オレの今際の際に言うもんじゃないのか?」
「国王様の最期に俺と二人きりになれると思う?」
「まぁ、無理だろうな。だとしても、オレはまだ現役の王だ。寿命で死ぬとしたらまだかなりの時間がある。さらに、生まれ変わるのに何百年かかるか分からない。それまで、リビ殿を一人にするつもりか?」
「一人って言ってもソラがいるし、それに周りの人たちが」
「この世界の真実を共有できる奴が必要だ。ソラ殿じゃ駄目だと言ってるわけじゃない。ソラ殿だけではなく、同じ痛みを知っているアシャレラ、キミが必要だと言っている。」
ヒサメは立ち上がると、アシャレラの心臓を掴む素振りをした。
勿論、悪魔であるアシャレラに触れることは出来ない。
「キミは愛した恋人を置いて戦争に向かったんだったな。死を覚悟していたから、来世で結婚しようと約束した。既に命を諦めていて、彼女を泣かしたんだろう?それを、繰り返すつもりか?」
「でも、俺のせいで惹かれ合う魂の邪魔をしてしまったら・・・。」
「オレの執着心がキミの魂のせいだというのなら分かるだろう?運命や魂の導きなど知らない。ただ、リビ殿が欲しくなった、それだけだ。来世があったとして、それでリビ殿がまだ生きていたならオレは、オレの力でリビ殿に会いに行く。悪魔ごときが邪魔できると思うなよ。せいぜいオレが生まれ変わり、リビ殿の元へ現れる際まで恋人の魂と過ごせばいい。」
自害などせずに、リビと共にいろ。
ヒサメが伝えたかったことはアシャレラに正しく伝わった。
「さて、オレも訓練とやらに参加するか。」
「え、騎士見習いたちに交ざるの?それとも、騎士団の訓練?」
「当然騎士団だ。今日は久方ぶりにフブキが白銀の国に来てくれる。各国を駆け回るオレを心配する手紙を送ってくれたからな。元気な姿を見せなければ。」
「ああ、騎士団の皆、ご愁傷様。」
アシャレラが言うのと同時、ヒサメの耳がぴこんと動く。
ヒサメは制服を翻すと、窓を開けた。
「いや、やはりまずは門まで迎えに行くのが先だな。オレの騎士様、フブキを迎えに行くぞ!!」
響いたその声は、下にいた騎士見習いの訓練生みんなに聞こえたことだろう。
そうして、その訓練に付き合っていたドラゴンの騎士にも当然聞こえた。
大きなドラゴンの翼がはためく音。
この白銀の国では、ドラゴンの騎士とヒサメ国王がドラゴンに乗る姿はもはやよく目にする光景となっていた。
そうしてそれは、国民にとって安心できる象徴の姿だった。
そんな象徴の姿を描いた扉には、ヒサメとドラゴンの騎士が綴った記録が保管されている。
信じられなくても、絵空事だと思われても構わない。
それでも、決して忘れてはならない。
そう言い伝えられた記録は、ヒサメの死後も代々伝えられるようになった。
この記録がいずれ、いつかの獣人王を救うことになる。
静寂の海と協力して解毒や病気の研究を進めたり、黄金の国と協力して闇商売を撲滅したり。
やらなければならない仕事が山積みだが、ヒサメは大人しく城に籠っているはずがない。
自分の足で確かめて、自分で話して、自分で交渉してくる。
そんなヒサメの相変わらずを支えているのは、左腕のシグレだ。
シグレはどんな時にも冷静だった。
たとえ、自分の王が知らない女を自分の騎士だと言って連れてきたときもだ。
制服を繕ってくれ、これと同じサイズだと言ってボロボロの制服を見せられたシグレの顔はにこやかに戸惑っていた。
それでもシグレは、ヒサメの望むままに知らない女を騎士だと受け入れた。
そうしてドラゴンの騎士として働くその女を見ることで、他の騎士もそのことを受け入れたのだった。
「ご機嫌いかが、国王様。」
「お前は、契約主から離れられないんじゃなかったのか?アシャレラ。」
ヒサメの部屋に入ってきたのは、ドラゴンの騎士が契約している悪魔のアシャレラだ。
ヒサメは珍しく自室で書類仕事をしている最中だった。
「契約主と離れられないっていうのは俺の思い込みだったみたい。だから、嘘にはならないね。」
「俺の騎士はどこだ?」
「俺の契約主は、外で騎士団長様の息子の訓練に付き合ってるよ。」
アシャレラがそう言えば、ヒサメは口の端を上げた。
「騎士見習いだったな。母親譲りの怪力があるから、すぐに騎士に上がってきそうだが。」
「どうかな、騎士団長様の試験はそんなに簡単じゃないでしょ。特に身内には厳しそうじゃん。」
「そうでもない。シグレは身内にこそ甘い。ずっと家族を欲しがっていた男だからな。」
ヒサメはそう言うと、書いていた書類の手を止めた。
「それで、何の用だ。リビ殿には聞かれたくない話だろう?」
「さすが国王様。一応言っておかなきゃなって、思ってたことがあるんだ。」
アシャレラはそう言うと、窓から騎士見習いの訓練を眺める。
「多分、俺の魂は国王様に入ってる。」
「だろうな。」
思ってもみなかった返答にアシャレラは言葉を失う。
「え、待って、気付いてた?いつから?」
「下界に生きるものでは魂のやり取りはできないかと聞いただろ?」
「それ、初めて会ったときじゃない?嘘でしょ!?」
アシャレラが騒ぐので、ヒサメの耳は横に折れ曲がる。
「本当になんとなくだ。何か確信があったわけでもない。ただ、リビ殿の魂が奪われるなら、オレのを返そうと思った。そのときに気づいた。まぁ、そうだとしてだからなんだって話だが。」
「リビちゃんは、堕ちた悪魔の寿命を奪って殺した。だから、リビちゃんはおそらく人間の寿命では死ぬことは出来ない。」
迷いの森を住処にしていた妖精ツキ。
そのツキに託された妖精の羽の能力を使って堕ちた悪魔から寿命を奪った。
「リビちゃんは、あと何年寿命があるか分からない。100年じゃ死ねない。200年か、300年か。その間に絶対、国王様はまた生まれ変わる。そうしたらまた、リビちゃんと出会うはずなんだ。魂が惹かれ合う、それは絶対だ。」
どんな形であろうと、惹かれ合う。
アシャレラは恋人への想いだったけど、それは変化する。
今回の人生では、ヒサメとリビは神の使命という運命を背負わされていた。
だが、そうである前に惹かれ合った魂によって、二人は絆が結ばれていた。
「でも、俺という存在によってその運命が変わってしまうかもしれない。俺がリビちゃんの魂を奪う存在だから、その魂の絶対を崩してしまうかもしれない。そうなる前に俺は消えようと思う。だから、リビちゃんを頼む。」
「消えるってどうするつもりだ?契約の破棄はできないはずだ。」
ヒサメの問いに、アシャレラは笑顔で答えた。
「堕ちた悪魔には許されなかったけど、悪魔には許されていた行為がある。それは契約中も可能なんだ。」
「リビ殿は、許さないと思うが。」
「ははっ、少しでも怒ってくれるなら嬉しいね。俺の魔法のせいで感情が薄いからさ。」
アシャレラはそう言って外にいる彼女を見つめている。
「それほど大事な頼み事は、オレの今際の際に言うもんじゃないのか?」
「国王様の最期に俺と二人きりになれると思う?」
「まぁ、無理だろうな。だとしても、オレはまだ現役の王だ。寿命で死ぬとしたらまだかなりの時間がある。さらに、生まれ変わるのに何百年かかるか分からない。それまで、リビ殿を一人にするつもりか?」
「一人って言ってもソラがいるし、それに周りの人たちが」
「この世界の真実を共有できる奴が必要だ。ソラ殿じゃ駄目だと言ってるわけじゃない。ソラ殿だけではなく、同じ痛みを知っているアシャレラ、キミが必要だと言っている。」
ヒサメは立ち上がると、アシャレラの心臓を掴む素振りをした。
勿論、悪魔であるアシャレラに触れることは出来ない。
「キミは愛した恋人を置いて戦争に向かったんだったな。死を覚悟していたから、来世で結婚しようと約束した。既に命を諦めていて、彼女を泣かしたんだろう?それを、繰り返すつもりか?」
「でも、俺のせいで惹かれ合う魂の邪魔をしてしまったら・・・。」
「オレの執着心がキミの魂のせいだというのなら分かるだろう?運命や魂の導きなど知らない。ただ、リビ殿が欲しくなった、それだけだ。来世があったとして、それでリビ殿がまだ生きていたならオレは、オレの力でリビ殿に会いに行く。悪魔ごときが邪魔できると思うなよ。せいぜいオレが生まれ変わり、リビ殿の元へ現れる際まで恋人の魂と過ごせばいい。」
自害などせずに、リビと共にいろ。
ヒサメが伝えたかったことはアシャレラに正しく伝わった。
「さて、オレも訓練とやらに参加するか。」
「え、騎士見習いたちに交ざるの?それとも、騎士団の訓練?」
「当然騎士団だ。今日は久方ぶりにフブキが白銀の国に来てくれる。各国を駆け回るオレを心配する手紙を送ってくれたからな。元気な姿を見せなければ。」
「ああ、騎士団の皆、ご愁傷様。」
アシャレラが言うのと同時、ヒサメの耳がぴこんと動く。
ヒサメは制服を翻すと、窓を開けた。
「いや、やはりまずは門まで迎えに行くのが先だな。オレの騎士様、フブキを迎えに行くぞ!!」
響いたその声は、下にいた騎士見習いの訓練生みんなに聞こえたことだろう。
そうして、その訓練に付き合っていたドラゴンの騎士にも当然聞こえた。
大きなドラゴンの翼がはためく音。
この白銀の国では、ドラゴンの騎士とヒサメ国王がドラゴンに乗る姿はもはやよく目にする光景となっていた。
そうしてそれは、国民にとって安心できる象徴の姿だった。
そんな象徴の姿を描いた扉には、ヒサメとドラゴンの騎士が綴った記録が保管されている。
信じられなくても、絵空事だと思われても構わない。
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