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番外・後日談
19. 第一回ロッソ杯
しおりを挟む※9/18 加筆修正しました。
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「乗馬大会をしたい」
俺がポロっと口走ったのは、春の終わり頃だった。
執務室にはアレッシオとラウル、二コラがいた。
領内の輸送や経済の回復状況について報告を受けていたのに、俺が脈絡もなくポロっとこぼしたものだから、彼らは一様にきょとんとした。
「突然どうなさいました?」
代表して尋ねたのはアレッシオだ。
「だって一般的な乗馬大会、調べてみたら面白みに欠けるじゃないか。―――っと、すまん。報告の途中だったな。続きを」
「詳しく伺いましょう」
大股で近付いたラウルが執務机に手を置き、上半身をズズイ、と寄せてきた。
お、おう? ラウルくんの瞳がキラリと光っている。
気のせいかな、彼が何かを嗅ぎつけた時の瞳に似ているぞ。
「いやすまん。我が領独自のルールで開催したら面白そうかなと、ふと浮かんだだけだ。話を中断させて悪か―――」
「なんですかそれ。詳しくお願いします」
やべ、『キラリ』が『ギラリ』に変わった。
ますますググイと乗り出してきたラウルくんの向こうで、アレッシオが「やれやれ」と肩をすくめ、ニコラが苦笑している。誰か助けて。
「いやその、春と秋の祭りを中止したままだろう? そろそろ何か再開してもいいのではないかと考えていてな」
まずは住民の生活と、荒れた畑を回復させるのが最優先であり、これまでは祭りに集中する余力がなかった。しかし毎年面白くない、つまらないと言われていたお祭りでも、完全になくなったら寂しくなるという声も出てきた。
数少ない娯楽であるはずの祭りが、何故か民に面倒がられていた理由は、領主から出ていた予算がある年を境にどんどん削減され始めたせいだ。
うちの記録では、毎年同じ額が出ていることになっていたんだけどね。
早い話が、着服だ。先代の側近の一人が懐に入れてやがった。そいつは別件でも横領が発覚し、とうに牢にぶちこまれている。
領民はそんなことは知らないし、やりたい奴が自腹でやれなんて言われたら、そりゃあ準備も片付けも億劫になるわな。
『すっかり面白みがないと言われるようになっておりましたが、何もしなければしないで、昔がふと懐かしくなりましてな……』
視察の際、町長が寂しそうにポツンとこぼしたのが耳に残った。彼もこの状況下では仕方ないと割り切りつつ、今頃は祭りの片付けで忙しかったっけなあ……と、若い頃を不意に思い出してしまったらしい。
「さすがに春祭りはもう遅いし、収穫祭も今年はまだ厳しい。だから、試験的に別の催しをしてみてもいいのではないかと思ったんだ」
「僕はいいと思います。わかりやすく復活を印象付けられますし」
すぐに賛同してくれたのは二コラだ。アレッシオも「いいですね」と頷いた。
「民が活気づくでしょうから、行う価値はあると思いますよ。ただ、どのような祭りにするかですが」
「それで、乗馬大会ですか?」
ラウルが食い気味に尋ね、俺は少々怯みつつウンと頷いた。
この国の乗馬大会って、金持ちのお遊びか、現役の騎士が腕前を披露する場、あるいは騎士を目指す者が真剣に挑む就活の場、この三種類ぐらいに大きく分かれるんだよな。
でもそういうの、勿体ないんじゃないの? 俺の頭にあったのは専属メイドのミラだ。
彼女の腕前だってなかなかのもんだよ。騎士隊長のジェレミアにお世辞抜きの評価を聞いたら、やっぱり相当なもんだって言うし。
ぶっちゃけ、自慢したい。
一般的な馬術大会は、馬の力強さ、脚力、持久力を発揮することに重きを置いている。そんな脳筋寄りな大会じゃなく、テクニックや馬とのコミュニケーション能力の勝負に重点を置いて、お祭りだから女性の出場もオッケーにしたらいいんじゃないか。
領全体で行えるものじゃない代わりに、予算は抑えられる。そして成功したら今後しばらく、祭りの話題で領内が盛り上がりそうだ。
真夏だと熱いから、時期は九月後半ぐらいにしてさ。
そんな思い付きをポロポロ垂れ流しながら、俺は手元の紙にイラストを描き描き。
優勝者にはこんなバッジをあげるのがいいかな~。馬とロッソ家の家紋を組み合わせて~。
ミラが馬を操る時、軽やかに飛んでいるみたいだから、なんとなく馬の背に翼を生やしてみた。
そういえばこの世界の幻想生物、ペガサスって見かけないわ。どこかの物語にはあるのかね。
「第一回ロッソ杯、なんてな」
―――顔を上げて後悔した。
皆ポカーンとしている……。
恥ず!! 俺、恥っっず!!
なに得意げに妄想垂れ流してんの。アホか!!
空想ノートになんちゃって魔法陣を描いているところを人に見られた厨学生の気分だ。俺はラクガキをさりげなく机の隅にさささ……とよけた。
「あー、ということだ。以上。すまんな、最初の話に戻―――」
「場所はどこにしましょう」
「ん?」
「集積地があるでしょう、町外れの。あそこがいいのでは?」
「ですね。食料については輸入を増やしましょう」
「コースについては騎士隊の意見も取り入れ、採点方法も……」
「あー、おまえ達?」
……そしてあれよという間に『第一回』ロッソ杯の開催が決まった。
冗談が採用されて内心ビビる俺をよそに、側近達がさくさくさくっと段取りよく進めてしまった。
場所はロッソ本邸の南にある領内最大の町の、外れにある広場。
以前そこには行商のテントがたくさん張られて、大きな市場があったんだけれどね。確実に風で飛ばされちゃうから、全部片付けさせたんだ。
その後はずっと物資の集積所として使っていた。でももう、その役目も必要がなくなってきている。
民が積極的に手伝いを申し出てくれて、会場の見栄えはどんどん整っていった。楽しそうな催しが始まるとあって、皆イキイキとしている。
それはいいんだが。
「三十名?」
「はい」
ちょっと待って。「こんなお祭りするよ!」って告知してから、まだそんなに経ってないじゃん。締め切りまだずっと先よ?
俺としては、ほのぼのアットホームな領民のためのお祭りにするつもりだったんだけど。だから出場希望者がそんなに集まらなかったら、うちの護衛騎士に頼もうと思ってたんだ。
なのにその数、絶対領民だけじゃないだろ?
俺の目が点になった後も、領の内外から続々と集まってきた。俺の思い付きは何もかも順調に行っているが、順調に行き過ぎると不安になる小心者の心理……。
「ラウル殿が前のめりになっていた時点で、その程度でおさまるわけがないでしょうに」
アレッシオにド正論をぶちかまされた。その通りだよ!
あいつの前でポロっとこぼしたらだいたいこうなるって、いい加減学習しないかな俺。
「ところで、上位入賞者のためのバッジと、参加者用の記念バッジの試作品ができあがったとのことですので、ご確認をお願いします」
アレッシオが俺の前に職人を通し、職人達が跪いてうやうやしく『試作品』とやらを掲げて見せた。布張りの箱の中に並んだそれらは……どこかで見たようなデザインだな。
そういえばあのラクガキ、どこへ片付けたんだっけ?
「うむ、見事だ。素晴らしい」
「こ、光栄に存じますっ!」
いやいや、頑張ってくれてありがとうね。馬の躍動感と翼の細やかさが本当に素晴らしいよ。
ところで誰かラウルを呼んできてくれない?
犯人あいつだろ。絶対あいつだ。
そうして迎えた『第一回』ロッソ杯当日。競技場をぐるりと囲って、階段状の客席が設けられた。観客席は大部分が無料、一部は有料にしてある。
競技場の周囲には数々の屋台が賑わっていた。この日のために練習してきたのだろう、領民が楽器を持ち寄って演奏をしたり、民謡を歌ったりしては拍手を浴びていた。お祭りには音楽が欠かせないね。
出場者は最終的に六十名までふくれあがっていた。俺の想定、十数名だったんだけどな……。
だって地元のお祭りの出し物的なアレよ? 出場者の皆さんに、本格的な大会と思われていたらどうしよう……。
「本格的な大会にしてしまえばいいだけでは?」
と、ラウル。彼の瞳の奥にお金のマークが視える……。
「というか、もうなってますよね」
と、ニコラ。「当たり前でしょ?」みたいなピュアな顔で現実を突きつけないで欲しい。
つまり想定外だったのは俺だけであり、側近達には何ら動揺が見られなかった。
えーんアレッシオ! 苦笑して何も言わないでいてくれるおまえだけが癒やしだ!
でも何も言わないだけで内心、ラウルとニコラに同感なんだってのは知ってる!
数が多いので、午前と午後の部に分かれて行われることになった。テクニックを競う採点方式で、点数をつけるのはジェレミア隊の騎士の皆さんだ。
俺は領主一家の席が用意され、広い豪華な席に悠々と座った。
その瞬間から楽の音が少しずつ弱まり、数分も経たないうちにシーンと静まり返った。なにこれ怖い。
近くに席を設けられた町長が立ち上がり、お決まりの町長の演説。
「―――それでは閣下。一言お願いいたします」
え、俺も? 言わなきゃダメ? この空気の中で?
……。
すごすごと立ち上がった。マイクはないので、できるだけ喉を開いて腹から声を出さなければいけない。
「皆、本日はよく集まってくれた。そして今回、出場のために足を運んでくれた諸君らにも感謝する。ともによき未来へ羽ばたくための第一歩として、ロッソ杯の開催をここに宣言する。大いに楽しみ、盛り上がってくれたまえ!」
割れんばかりの歓声と拍手。踏ん張って優雅に座ったけど、声の圧がすごくて後ろへ倒れ込むかと思ったよ。
あー緊張した……。
「わたくし、こういった大会を観るのは初めてよ。楽しみだわ」
「お馬さん、みんなすてきね!」
イレーネとシルヴィアの声がうきうきと弾んでいる。俺達はずっと観客席にいなければならないから、少しでも楽しんでもらえるならよかった。
ちなみに俺の右手側はイレーネ、シルヴィアの家族席。左手側にアレッシオ、ニコラ、ラウルの側近席になっている。さらに周りには従僕と護衛騎士が固めていた。
使用人はメイドではなく腕に覚えのある従僕にしてくださいと言われていたので、エルメリンダはコース外にある救護テントに詰めてもらっていた。何事もなければ、そこからのんびりと観戦できるだろう。
そのテントの近くに出場者が集まっているんだが、彼らのほとんどはこれが祭りだとちゃんと理解してくれているようだ。中にはいかにもなお祭り男もいて、古風な衣装でおどけた態度を取り、観客席を沸かせてくれていた。
競技の内容については、ポールをジグザグによけたり、横たわったポールをジャンプして越えたり、よくある障害物コースがほどよい間隔で続き、ラストはゴールまで一直線に駆け抜ける。やはりゴールの瞬間が一番沸くな。考えてみれば俺自身も観戦の経験なんてなかったので、かなり面白かった。
午前の部が終わり、一旦は競技場を出て食事を摂る。俺達一家の休憩用に宿を一件まるっと借りていて、そこの食堂でゆったりと食べた。
食事を終えて午後の部に入る前に、ミラへ激励の言葉をかける。女性は結局、彼女しかいなかった。
「活躍、楽しみにしていてよ!」
「ミラ、頑張ってね!」
イレーネとシルヴィアはミラにリボンをあげ、ミラは恐縮しつつも嬉しそうにそれを受け取った。
「僕が結んであげますよ。貸して」
ニコラがミラのきっちり結い上げた髪にリボンを差しこみ、髪型を崩さず器用に結んでやっていた。旦那が奥さんの髪を結ってあげるなんて普通はないんだけど、幸せそうなのでこの二人はこれでいいと思う。
「私も楽しみにしているぞ、ミラ」
「閣下……このような機会を設けていただき、感謝の念に堪えません。必ずや、閣下の御名に恥じぬ姿をご覧に入れましょう」
そ、そうか。キリッとした乗馬服も相まって、ミラが超かっこいいんだが。
席に戻って競技場を見おろすと、やがてミラが馬に乗って現われ、俺のメイドが出ると知らなかった人々からどよめきが上がった。一部の女性からは黄色い声が……。
ニコラの様子を窺えば、ほんの少しだけハラハラしている。腕前は信じていても、心配なものは心配なのだろう。
「ん? ……ミラの馬の動きが、なんだか目立ってないか?」
「そうですね。ミラは既に『技』を披露していますよ」
アレッシオが感嘆の滲む声で応えてくれた。
「開始の合図までは採点の対象にはなりませんが、位置に着く前段階で、既に三種類は『技』を使っています。ステップが他の馬と明らかに違うでしょう?」
「ああ、本当だ!」
軽やかにダンスのようなステップを踏んでいる。左右の脚を交互に合わせたり、蹄を小刻みにはねさせたり……あれはただ馬を歩かせているのではなく、技術なんだ。
そしてミラのスタート。これは俺自身も、馬術ってものを甘く見ていたと言わざるを得ない。時にそれが『技』だとわからないぐらいに巧みで、障害物をクリアする速度が段違いだった。
「兄さま母さま、ミラとっても速いわ! すてき!」
「本当ね! 素晴らしいこと!」
「ああ、すごいな、これは……」
俺のメイドということもあるんだろうが、ミラへの歓声はとにかくすごかった。そして最後、ゴールまでの全力疾走は馬に翼が生えたかのようで、空が割れんばかりの大歓声だった。
俺は思わず立ち上がって拍手をしていた。すると俺の周囲の皆も立ち上がり、気付けば見渡す限りの観客全員がスタンディングオベーション。
ニコラに笑いかけてやろうと横を向いたら、奴は奥さんの勇姿しか見ていなかった。まあ俺の視線に気付かずとも、今回は許してやろう。馬上で人差し指を天に向けたかと思えば、次に主君の俺を見て胸に手を当てるとか、メイドじゃなく騎士だもんなあれ。超かっこいいわ。
その後に続く選手達も全力を出したが、ミラには届かず、優勝者は確定した。三位までの表彰式を行ったが、そういうのを経験したことのなかった選手も多く、二位や三位でも結構嬉しそうなのが印象的だったな。ミラのことも素直に讃えていたのが好印象だった。
それから出場者全員に記念バッジを配ると、これも好評だった。
「控え室で食事を提供していたのも喜ばれたみたいですね」
「本当に他の大会では何もないんだそうです。道楽でこういう祭りに参加できる方々ですから、参加者の質がとても良かったのも幸いでしたね」
確かに、心に余裕のある参加者が集まったから、トラブルも起こさず楽しく盛り上げてくれた感があるな。彼らもMVPだ。
祭りは大成功となり、俺とイレーネとシルヴィアは二コラと競ってミラを褒めまくった。
ミラは恥ずかしそうにしつつ、その笑顔は輝いていた。
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読んでくださってありがとうございます!
明日は更新お休みとなり、次回は9/14予定です。
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