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【第9話】独り
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【注意】この話には、いじめ、精神的に重い展開が含まれます。
苦手な方はご注意ください。
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しかし、その和やかな空気を引き裂くように、オベロン先生が口を思い切り開いた。
彼の顔には、いつも以上に深い苛立ちが刻まれていた。
「静かにしろ! あ~~~イライラして来たぜ……」
彼の声は怒りに震え、全体が凍り付くような重い沈黙に包まれた。
「黙っていようかと思っていたがな、もう我慢ならねぇ」
先生の目が、僕を捉えた。
「俺を侮辱しやがって」
先生の言葉は、僕の心臓を鷲掴みにした。
僕にしか向けられていないような、強い怒りの感情が込められていた。
「組む前に、大事なことを伝えてやるよ」
オベロン先生の鋭い視線が、真っ直ぐに僕を貫く。
「おい! どうだ? テリアル?」
その問いかけは、僕の心を揺さぶるかのようだった。
「皆に聖騎士団候補であることを隠して、嘲笑う気分は?」
「楽しいか? 自分は安全圏にいて、他の生徒を見下すのは!!」
その声は、ざわめきを一瞬で凍らせた。
僕の視界が、急に歪んだ。
額に、嫌な汗が滲んだ。
この秘密は、僕がこの学校で「普通」でいるために、心臓の裏側に隠し通さなければならない最後の砦だった。
聖騎士団候補。
勇者王同士の息子である僕には、裕福な暮らしと、魔神討伐の運命から逃げる『安全圏』がほぼ保証されているようなもの。
一方で、この場の生徒たちは、孤児や人生を諦めた者を集め、30歳までに討伐に行かねば死に至るカテーテル式時限爆弾を心臓付近に埋め込まれた『諦めた者たち』。
その不公平な現実が、僕と彼らの間に立ちはだかる透明で強固な壁だった。
オベロン先生は、僕の最も恐れる形で、その残酷な真実を引き出したのだ。
先生が生徒の事情を知っているのは、当然だった。
だが、なぜ。
なぜ、なぜ、なぜ、今、この瞬間に。
言いたいことがたくさんあるのに、何も言えなかった。
吐き出すべき怒りも、否定すべき弁解も、すべてが氷のように凍りついて、出せない。
僕はただ、額の汗が顎を伝うのを感じながら、立ち尽くすことしかできなかった。
周囲は一瞬にして静まり返り、教室を包む重い沈黙が、僕を責める唯一の音になった。
まるで僕が、彼らの絶望を嘲笑うかのような罪人であるかのように。
◇ ◇ ◇
最初にその沈黙を破ったのは、ついさっきまで僕と友だちとしての絆を確かめ合っていたはずのバルストだった。
彼の顔は、信じられないものを見たかのように歪んでいた。
「お、おい……嘘だろ……」
バルストの声が、震えていた。
「う、うそだよな? なぁ!?」
僕は、喉が張り付いたように何も言葉を発することができなかった。
彼の視線は、僕の心を深くえぐる。
「嘘だと言えよ!!」
その叫びは、悲痛な響きを帯びていた。
「お前……俺を騙していたな……」
バルストの拳が、震えていた。
「ふざけるなよ!……嘲笑いやがって!」
バルストの言葉が、僕の最も恐れていた現実を突きつけた。
その場を和ませようと、ロニアが僕たちの間にそっと一歩踏み出し、割って入った。
「あら、ちょっと待って、バルスト」
「テリアルは貴方を嘲笑っていないわ。みんなと同じように、恐怖に顔が青ざめているわ」
だが、一度火が付いたバルストの怒りは収まらない。
「だとしてもだ、嘘をつかれたんだよ。騙していたんだ! 許さねぇ!」
バルストの表情は、憎悪に染まっていた。
ロニアは、状況を理解しようと冷静に僕とバルストを見比べていたが、感情の暴走を前に、どうすることもできずに口を閉ざした。
僕は、勇気を振り絞って本音を言った。
「ち、ちょっと待って!」
僕は、震える声で言った。
「僕は、本気で魔神を討伐しようと思っているんだ!」
「そんな嘘をよくも堂々と吐けたものだな!」
「魔神討伐だぁ!?」
バルストは、心底から馬鹿にしたような声で言った。
「この何千年も倒せなかった化け物相手に、今更挑む奴なんている訳ねぇだろ!! 例えそうだろうが、お前は聖騎士団候補だ!」
「そして、お前は俺に嘘をついた! ここにいる皆を騙したんだ!」
そんな最悪の空気の中、バスティオがいつもの陽気さを保とうと努め、なんとか事態を収拾しようとする。
彼の友情深い性格が垣間見えた。
「お、おい、落ち着こうぜ。みんなも落ち着いてくれ」
しかし、バスティオの声は、もはや荒れ狂うざわめきにかき消されてしまう。
クラスの皆がざわめきだし、僕に向けられる言葉の刃が次々と飛んでくる。
「サイテー」
「死ねよ」
「クソが」
罵声が、僕に浴びせられる。
「どうりで気持ち悪い顔をしてたんだ」
「候補なんだろ? 引きずり下ろそうぜ……」
僕は、顔のそばかすや目つきの悪さを気にしていたこともあり、彼らの言葉は僕の心を深く傷つけた。
聖騎士団候補という僕の立場は、彼らにとってまさに『見下されている』と感じさせる憎悪の象徴なのだろう。
流石のバスティオでも、この場をおさめることは出来なさそうだった。
この混乱のさなか、事態を引き起こしたオベロン先生は、生徒たちの反応を冷めた目で眺めていた。
そして、オベロン先生は、まるでこの状況にうんざりしたかのように、ぶっきらぼうに告げた。
「ふん、じゃあさっさと三人一組になれ」
◇ ◇ ◇
オベロン先生の指示通り、瞬く間にざわめき始めた。
数分前まで僕に向けられていた憎悪の視線や悪口は、今は各自のパートナー探しへと向けられている。
僕を避けるように、次々にクラスメイトが三人一組になる。
僕は、それを見ているしかなかった。
僕の周りには、誰一人として近寄ろうとしない。
彼らの視線は、僕の存在を汚いものとして排除しようとするかのように冷たく、僕の心臓を締め付けた。
そんな中、僕の唯一の友人として残ろうとしてくれたのが、バスティオだった。
彼の優しい声が、一瞬、僕の心を温かくした。
「テリアル、心配するな。俺と組もうぜ!」
だが、その言葉は、すぐに残酷な現実によって打ち砕かれた。
担任のオベロン先生が、いつものようにイライラした口調で、僕たちの方を鋭く睨みつけた。
彼の目は、まるで僕のわずかな希望さえも嘲笑うかのように歪んでいた。
「おい! 星5どうしで組むのは禁止だ!」
「バスティオは、そこの出来損ないバルストとロニアの二人と組め!」
「早く組もうぜ……」
バルストの言葉には、僕への冷たい隔たりと、バスティオと組むことへの焦りが滲んでいた。
バスティオは、僕と組めないことへの戸惑いを隠せない。
「ちょっと待ってくれよ……」
ロニアは、どうすればいいのか分からず戸惑っていた。彼女の視線は、僕とバルスト、バスティオに向けられていた。
「ちっ、早くしろよ……」
先生は、苛立っていた。
そして、僕の隣で繰り広げられた短い葛藤の末、バスティオ、バルスト、ロニアの三人は、渋々ながらも組むことになった。
気付けば、僕一人余っていた。
ざわめきが再び、僕に集中する。
その視線は、同情ではなく、嘲笑と憎悪が込められていた。
まるで、僕がこの状況を望んでいたかのように。
僕が聖騎士団候補であるという事実が、僕をこの教室の誰からも孤立させたのだ。
オベロン先生は、僕の孤立を満足げに見つめ、冷たい声で告げた。
「テリアル、お前ひとりか」
先生は、僕を見下ろした。
「まあ、お前ならこなせるだろ? なぁ……テリアル」
彼の言葉は、僕の能力を認めているようでいて、同時に、僕が彼らとは違う特別な存在であることを改めて突きつけ、僕への試練を課すかのような響きがあった。
それはまるで、僕を見せ物にして楽しんでいるようだった。
僕の孤独は深まり、この世界の理不尽さが、まるで重い鎖のように僕の心に絡みついた。
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【第9話 終わり】
次回:【第10話】静かなる炎
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【注意】この話には、いじめ、精神的に重い展開が含まれます。
苦手な方はご注意ください。
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しかし、その和やかな空気を引き裂くように、オベロン先生が口を思い切り開いた。
彼の顔には、いつも以上に深い苛立ちが刻まれていた。
「静かにしろ! あ~~~イライラして来たぜ……」
彼の声は怒りに震え、全体が凍り付くような重い沈黙に包まれた。
「黙っていようかと思っていたがな、もう我慢ならねぇ」
先生の目が、僕を捉えた。
「俺を侮辱しやがって」
先生の言葉は、僕の心臓を鷲掴みにした。
僕にしか向けられていないような、強い怒りの感情が込められていた。
「組む前に、大事なことを伝えてやるよ」
オベロン先生の鋭い視線が、真っ直ぐに僕を貫く。
「おい! どうだ? テリアル?」
その問いかけは、僕の心を揺さぶるかのようだった。
「皆に聖騎士団候補であることを隠して、嘲笑う気分は?」
「楽しいか? 自分は安全圏にいて、他の生徒を見下すのは!!」
その声は、ざわめきを一瞬で凍らせた。
僕の視界が、急に歪んだ。
額に、嫌な汗が滲んだ。
この秘密は、僕がこの学校で「普通」でいるために、心臓の裏側に隠し通さなければならない最後の砦だった。
聖騎士団候補。
勇者王同士の息子である僕には、裕福な暮らしと、魔神討伐の運命から逃げる『安全圏』がほぼ保証されているようなもの。
一方で、この場の生徒たちは、孤児や人生を諦めた者を集め、30歳までに討伐に行かねば死に至るカテーテル式時限爆弾を心臓付近に埋め込まれた『諦めた者たち』。
その不公平な現実が、僕と彼らの間に立ちはだかる透明で強固な壁だった。
オベロン先生は、僕の最も恐れる形で、その残酷な真実を引き出したのだ。
先生が生徒の事情を知っているのは、当然だった。
だが、なぜ。
なぜ、なぜ、なぜ、今、この瞬間に。
言いたいことがたくさんあるのに、何も言えなかった。
吐き出すべき怒りも、否定すべき弁解も、すべてが氷のように凍りついて、出せない。
僕はただ、額の汗が顎を伝うのを感じながら、立ち尽くすことしかできなかった。
周囲は一瞬にして静まり返り、教室を包む重い沈黙が、僕を責める唯一の音になった。
まるで僕が、彼らの絶望を嘲笑うかのような罪人であるかのように。
◇ ◇ ◇
最初にその沈黙を破ったのは、ついさっきまで僕と友だちとしての絆を確かめ合っていたはずのバルストだった。
彼の顔は、信じられないものを見たかのように歪んでいた。
「お、おい……嘘だろ……」
バルストの声が、震えていた。
「う、うそだよな? なぁ!?」
僕は、喉が張り付いたように何も言葉を発することができなかった。
彼の視線は、僕の心を深くえぐる。
「嘘だと言えよ!!」
その叫びは、悲痛な響きを帯びていた。
「お前……俺を騙していたな……」
バルストの拳が、震えていた。
「ふざけるなよ!……嘲笑いやがって!」
バルストの言葉が、僕の最も恐れていた現実を突きつけた。
その場を和ませようと、ロニアが僕たちの間にそっと一歩踏み出し、割って入った。
「あら、ちょっと待って、バルスト」
「テリアルは貴方を嘲笑っていないわ。みんなと同じように、恐怖に顔が青ざめているわ」
だが、一度火が付いたバルストの怒りは収まらない。
「だとしてもだ、嘘をつかれたんだよ。騙していたんだ! 許さねぇ!」
バルストの表情は、憎悪に染まっていた。
ロニアは、状況を理解しようと冷静に僕とバルストを見比べていたが、感情の暴走を前に、どうすることもできずに口を閉ざした。
僕は、勇気を振り絞って本音を言った。
「ち、ちょっと待って!」
僕は、震える声で言った。
「僕は、本気で魔神を討伐しようと思っているんだ!」
「そんな嘘をよくも堂々と吐けたものだな!」
「魔神討伐だぁ!?」
バルストは、心底から馬鹿にしたような声で言った。
「この何千年も倒せなかった化け物相手に、今更挑む奴なんている訳ねぇだろ!! 例えそうだろうが、お前は聖騎士団候補だ!」
「そして、お前は俺に嘘をついた! ここにいる皆を騙したんだ!」
そんな最悪の空気の中、バスティオがいつもの陽気さを保とうと努め、なんとか事態を収拾しようとする。
彼の友情深い性格が垣間見えた。
「お、おい、落ち着こうぜ。みんなも落ち着いてくれ」
しかし、バスティオの声は、もはや荒れ狂うざわめきにかき消されてしまう。
クラスの皆がざわめきだし、僕に向けられる言葉の刃が次々と飛んでくる。
「サイテー」
「死ねよ」
「クソが」
罵声が、僕に浴びせられる。
「どうりで気持ち悪い顔をしてたんだ」
「候補なんだろ? 引きずり下ろそうぜ……」
僕は、顔のそばかすや目つきの悪さを気にしていたこともあり、彼らの言葉は僕の心を深く傷つけた。
聖騎士団候補という僕の立場は、彼らにとってまさに『見下されている』と感じさせる憎悪の象徴なのだろう。
流石のバスティオでも、この場をおさめることは出来なさそうだった。
この混乱のさなか、事態を引き起こしたオベロン先生は、生徒たちの反応を冷めた目で眺めていた。
そして、オベロン先生は、まるでこの状況にうんざりしたかのように、ぶっきらぼうに告げた。
「ふん、じゃあさっさと三人一組になれ」
◇ ◇ ◇
オベロン先生の指示通り、瞬く間にざわめき始めた。
数分前まで僕に向けられていた憎悪の視線や悪口は、今は各自のパートナー探しへと向けられている。
僕を避けるように、次々にクラスメイトが三人一組になる。
僕は、それを見ているしかなかった。
僕の周りには、誰一人として近寄ろうとしない。
彼らの視線は、僕の存在を汚いものとして排除しようとするかのように冷たく、僕の心臓を締め付けた。
そんな中、僕の唯一の友人として残ろうとしてくれたのが、バスティオだった。
彼の優しい声が、一瞬、僕の心を温かくした。
「テリアル、心配するな。俺と組もうぜ!」
だが、その言葉は、すぐに残酷な現実によって打ち砕かれた。
担任のオベロン先生が、いつものようにイライラした口調で、僕たちの方を鋭く睨みつけた。
彼の目は、まるで僕のわずかな希望さえも嘲笑うかのように歪んでいた。
「おい! 星5どうしで組むのは禁止だ!」
「バスティオは、そこの出来損ないバルストとロニアの二人と組め!」
「早く組もうぜ……」
バルストの言葉には、僕への冷たい隔たりと、バスティオと組むことへの焦りが滲んでいた。
バスティオは、僕と組めないことへの戸惑いを隠せない。
「ちょっと待ってくれよ……」
ロニアは、どうすればいいのか分からず戸惑っていた。彼女の視線は、僕とバルスト、バスティオに向けられていた。
「ちっ、早くしろよ……」
先生は、苛立っていた。
そして、僕の隣で繰り広げられた短い葛藤の末、バスティオ、バルスト、ロニアの三人は、渋々ながらも組むことになった。
気付けば、僕一人余っていた。
ざわめきが再び、僕に集中する。
その視線は、同情ではなく、嘲笑と憎悪が込められていた。
まるで、僕がこの状況を望んでいたかのように。
僕が聖騎士団候補であるという事実が、僕をこの教室の誰からも孤立させたのだ。
オベロン先生は、僕の孤立を満足げに見つめ、冷たい声で告げた。
「テリアル、お前ひとりか」
先生は、僕を見下ろした。
「まあ、お前ならこなせるだろ? なぁ……テリアル」
彼の言葉は、僕の能力を認めているようでいて、同時に、僕が彼らとは違う特別な存在であることを改めて突きつけ、僕への試練を課すかのような響きがあった。
それはまるで、僕を見せ物にして楽しんでいるようだった。
僕の孤独は深まり、この世界の理不尽さが、まるで重い鎖のように僕の心に絡みついた。
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【第9話 終わり】
次回:【第10話】静かなる炎
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