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第11話11
「サラ様の剣術指南役から降りて頂きたい」
オレリアは、そう言うつもりだった。
しかし、グローマンの顔を鋭い視線で見ながら、この剣術指南役の件はサラ自身と時間を作って話し合わなければならないと、ぐっと感情を押し殺し思い留まった。
そして、オレリアは、グローマンに釘を刺すように告げた。
「我が婚約者をよろしくお願いいたします」
そして、グローマンに頭を下げ、踵を返しリカルドと共に黙々と、かなり離れた前方にある廊下へ出る扉を目指した。
その扉の前には二人の屈強な騎士がいた。
オレリアは一度彼らの前で立ち止まり、リカルドもそうした。
するとオレリアは、その騎士達にいつものように微笑みかけると、その表情とは真逆の物騒な事をそっと彼らに指示する。
「いつも言っている事だが、もしグローマンがサラ様に無体を働いた時は迷わずその場で切り捨て殺せ。命乞いしても情けは一切かけるな。全ての責任は私が持つ。必ずやサラ様から目を離さずお守りするよう!」
グローマンは、すでにサラのいるバルコニーに出ていたし、距離があるので聞こえはしない。
「はっ!必ずや!」
二人の騎士は、返答と同時に頭を下げた。そして歩き出し、やがてサラとグローマンのいるバルコニーに入りサラを警護し始める。
オレリアは、それを見届けてから扉を開け廊下に出て再びリカルドと歩き出した。
「オレリア。少し外を歩いて陛下の元に行くか?」
こんな風に「外を歩いて…」とリカルドが言う時は、何が大事な話がある時なのはリカルドと長く親友をしているオレリアにはすぐにわかる。
城内の廊下を歩いて話をすると誰が聞いているかは分からないから。
「よかろう……」
オレリアは頷き、リカルドと城を一度表に出てしばらく外を歩いてから城内の国王の執務室に向かう事にした。
城の敷地の道左右は青々とした芝生と美しい季節の花々が植えられ整備され、少し離れた場所には警備の兵士達が等間隔に配置されている。
「サラ様は、まだグローマン様に剣術指南を受けているのか?」
快晴の空を見上げ、リカルドがオレリアに投げかけた。
オレリアは、前を見たまま少し黙っていたが、やがて重たい雰囲気で答えた。
「ああ……私もサラ様には何度も違う別の指南役を付けるよう言ってるが、あれだけ昔は何でも私の言う事には素直に従って下さっていたサラ様が、最近は何かにつけてすんなり従っては下さらない」
「サラ様も、反抗期なのかもな……」
そう言い、リカルドはクスっと笑った。
「反抗期?」
いつも冷静なオレリアの声が、少し裏返った。
「普通今のサラ様位のお年なら親や周囲に対して反抗期があるだろうし、なら、婚約者、すなわちオレリア、お前に対してもあるんじゃないのか?」
オレリアは、黙ったまま歩く。
その様子をチラッと確認してリカルドは続けた。
「しかし、グローマン様は頭も良いし剣術も強いし才能もお有りになるが、酒癖と女癖と男癖も悪い噂が酷いからな」
オレリアは、コクリと頷く。
そして、その表情は深刻だ。
「秘密裏に密偵にグローマンを探らせたが、サラ様の剣術指南を始めてからは酒も女も男もかなり控えてるようだが、それが逆に不気味なんだ」
「グローマン様も、真面目になればなればで疑われるなんてな。しかし、さっきお前がグローマン様がサラ様に無体な事をしたら殺せと言っていたのは、確かに用心に越した事は無いな……」
リカルドは、腕を自分の胸の前で組んだ。
しかし、オレリアはただ黙って返答は無かった。
不意に、リカルドは話題を変えた。
「何日かぶりにサラ様を見ただけなのに、サラ様、又大きくなられたな。しかし、お小さい頃からお美しい方だが、お会いする度に繊細で怜悧な美貌が際立ってきて、すでにもう冬の国の女王のようだが、後3年もすれば更に怖い程にお美しくなるな」
「ああ……」
オレリアのその返事は、どこか精彩を欠いていた。
それを感じながらリカルドは、前を向いたまま話しを続ける。
「サラ様、さっきはかなりのお怒りのご様子だったな。良かったのか本当に、サラ様を置いて来て……」
「……」
オレリアは、サラへの罪悪感があるのか言葉が無かった。
リカルドは、そんなオレリアの横顔を又チラッと見る。
「それに、サラ様は不安そうだったぞ。私に、オレリア、お前を取られるんじゃないか?みたいな顔をしておられた」
オレリアの眉間に皺が寄る。
「私がお前に取られる?サラ様はまだまだ子供で純粋だ。まだまだそんな事をお考えにはならない。アレはただ、私と今日ゲームで一緒に遊べなくて、それに腹を立てておられただけなのだ」
リカルドは、筋の通った形の良い鼻から心底呆れたように大きな息を吐き、まるでずっと我慢して口にしてこなかった事を思い切って言うかのようにズバリ言った。
「そうだろうか?サラ様を安心させて差し上げる為にも、少し位はお前の気持ちをサラ様に言って差し上げるべきでは?」
しかし、オレリアが顔色を変えた。
「私の気持ちを?何を言う。サラ様はまだ16歳だぞ。あのまだ子供で無垢な心を、私の気持ちで汚すなど出来ない」
リカルドがヒートアップする。
「もう、16歳の間違いだろう?!それにいつも何事も強引なお前らしくないな。第一、お前の気持ちはサラ様の御心を汚すような物ではあるまい?お前は小さな頃から、サラ様だけを見て、サラ様だけの為に生きてきた。その気持ちがサラ様を汚すのか?」
オレリアは少し押し黙ったが、やがて心の底から絞り出すように呟いた。
「サラ様はまだ恋など全く知らないし興味も無い。第一あの御方にまだ恋など早いのだ。サラ様がゆっくり大人になりながら、その中でサラ様自身から私に少しでも恋心を抱いて下さるのを私は待つつもりだ……」
リカルドは、又呆れたように首を左右に振った。
「私は同意しかねるな。サラ様は、そこまでまだ子供だろうか?違うと思うな。サラ様のお父上のお体の事も、私はサラ様に正直に言うべきだと思ってる。そして、お前がどうしてこんなに毎日サラ様をまるで放置するかのようにして働かなければならないかの理由もサラ様に言ってサラ様を安心させて差し上げるべきだ」
「……」
オレリアは、又黙り込み少し考え込んだ。
「陛下のお体の事を知ってるのは、お后様と大臣とオレリアと私を含めたごく数人の近い臣下だけ。遠縁のグローマン様は知らないはいいとしても、サラ様がお知りにならないはマズイと私は思うがな……」
それでも、オレリアは首を縦に振らない。
「リカルド。サラ様は本当にまだ子供なんだ。それにサラ様は気が強そうに見えるが、サラ様の悲しみぶりを想像したら、サラ様のお父上の国王陛下が腎の病でもう余命が一年程しか無いとサラ様に伝えるなんて私には出来ないし、国王陛下も今の幼いサラ様には耐えられないだろうと、黙っていたいとおっしゃっておられる。私はこのままサラ様に本当の事は黙って、陛下亡き後すぐに摂政としてサラ様をお支え出来るように、どんなに忙しくなろうとも陛下に付きっきりで治世を学ぶつもりだ」
「……」
オレリアの頑な態度に、今度はリカルドが言葉を無くした。
そして、親友をリカルドの心の中でこう批評した。
(この……鈍感野郎!頑固野郎!)
そしてさっき見た、いつもは臣下や国民の前では気丈で凛としている美しい少年王子サラの本当に寂しそうな表情を思い出し、大きなため息をついた。
「サラ様の剣術指南役から降りて頂きたい」
オレリアは、そう言うつもりだった。
しかし、グローマンの顔を鋭い視線で見ながら、この剣術指南役の件はサラ自身と時間を作って話し合わなければならないと、ぐっと感情を押し殺し思い留まった。
そして、オレリアは、グローマンに釘を刺すように告げた。
「我が婚約者をよろしくお願いいたします」
そして、グローマンに頭を下げ、踵を返しリカルドと共に黙々と、かなり離れた前方にある廊下へ出る扉を目指した。
その扉の前には二人の屈強な騎士がいた。
オレリアは一度彼らの前で立ち止まり、リカルドもそうした。
するとオレリアは、その騎士達にいつものように微笑みかけると、その表情とは真逆の物騒な事をそっと彼らに指示する。
「いつも言っている事だが、もしグローマンがサラ様に無体を働いた時は迷わずその場で切り捨て殺せ。命乞いしても情けは一切かけるな。全ての責任は私が持つ。必ずやサラ様から目を離さずお守りするよう!」
グローマンは、すでにサラのいるバルコニーに出ていたし、距離があるので聞こえはしない。
「はっ!必ずや!」
二人の騎士は、返答と同時に頭を下げた。そして歩き出し、やがてサラとグローマンのいるバルコニーに入りサラを警護し始める。
オレリアは、それを見届けてから扉を開け廊下に出て再びリカルドと歩き出した。
「オレリア。少し外を歩いて陛下の元に行くか?」
こんな風に「外を歩いて…」とリカルドが言う時は、何が大事な話がある時なのはリカルドと長く親友をしているオレリアにはすぐにわかる。
城内の廊下を歩いて話をすると誰が聞いているかは分からないから。
「よかろう……」
オレリアは頷き、リカルドと城を一度表に出てしばらく外を歩いてから城内の国王の執務室に向かう事にした。
城の敷地の道左右は青々とした芝生と美しい季節の花々が植えられ整備され、少し離れた場所には警備の兵士達が等間隔に配置されている。
「サラ様は、まだグローマン様に剣術指南を受けているのか?」
快晴の空を見上げ、リカルドがオレリアに投げかけた。
オレリアは、前を見たまま少し黙っていたが、やがて重たい雰囲気で答えた。
「ああ……私もサラ様には何度も違う別の指南役を付けるよう言ってるが、あれだけ昔は何でも私の言う事には素直に従って下さっていたサラ様が、最近は何かにつけてすんなり従っては下さらない」
「サラ様も、反抗期なのかもな……」
そう言い、リカルドはクスっと笑った。
「反抗期?」
いつも冷静なオレリアの声が、少し裏返った。
「普通今のサラ様位のお年なら親や周囲に対して反抗期があるだろうし、なら、婚約者、すなわちオレリア、お前に対してもあるんじゃないのか?」
オレリアは、黙ったまま歩く。
その様子をチラッと確認してリカルドは続けた。
「しかし、グローマン様は頭も良いし剣術も強いし才能もお有りになるが、酒癖と女癖と男癖も悪い噂が酷いからな」
オレリアは、コクリと頷く。
そして、その表情は深刻だ。
「秘密裏に密偵にグローマンを探らせたが、サラ様の剣術指南を始めてからは酒も女も男もかなり控えてるようだが、それが逆に不気味なんだ」
「グローマン様も、真面目になればなればで疑われるなんてな。しかし、さっきお前がグローマン様がサラ様に無体な事をしたら殺せと言っていたのは、確かに用心に越した事は無いな……」
リカルドは、腕を自分の胸の前で組んだ。
しかし、オレリアはただ黙って返答は無かった。
不意に、リカルドは話題を変えた。
「何日かぶりにサラ様を見ただけなのに、サラ様、又大きくなられたな。しかし、お小さい頃からお美しい方だが、お会いする度に繊細で怜悧な美貌が際立ってきて、すでにもう冬の国の女王のようだが、後3年もすれば更に怖い程にお美しくなるな」
「ああ……」
オレリアのその返事は、どこか精彩を欠いていた。
それを感じながらリカルドは、前を向いたまま話しを続ける。
「サラ様、さっきはかなりのお怒りのご様子だったな。良かったのか本当に、サラ様を置いて来て……」
「……」
オレリアは、サラへの罪悪感があるのか言葉が無かった。
リカルドは、そんなオレリアの横顔を又チラッと見る。
「それに、サラ様は不安そうだったぞ。私に、オレリア、お前を取られるんじゃないか?みたいな顔をしておられた」
オレリアの眉間に皺が寄る。
「私がお前に取られる?サラ様はまだまだ子供で純粋だ。まだまだそんな事をお考えにはならない。アレはただ、私と今日ゲームで一緒に遊べなくて、それに腹を立てておられただけなのだ」
リカルドは、筋の通った形の良い鼻から心底呆れたように大きな息を吐き、まるでずっと我慢して口にしてこなかった事を思い切って言うかのようにズバリ言った。
「そうだろうか?サラ様を安心させて差し上げる為にも、少し位はお前の気持ちをサラ様に言って差し上げるべきでは?」
しかし、オレリアが顔色を変えた。
「私の気持ちを?何を言う。サラ様はまだ16歳だぞ。あのまだ子供で無垢な心を、私の気持ちで汚すなど出来ない」
リカルドがヒートアップする。
「もう、16歳の間違いだろう?!それにいつも何事も強引なお前らしくないな。第一、お前の気持ちはサラ様の御心を汚すような物ではあるまい?お前は小さな頃から、サラ様だけを見て、サラ様だけの為に生きてきた。その気持ちがサラ様を汚すのか?」
オレリアは少し押し黙ったが、やがて心の底から絞り出すように呟いた。
「サラ様はまだ恋など全く知らないし興味も無い。第一あの御方にまだ恋など早いのだ。サラ様がゆっくり大人になりながら、その中でサラ様自身から私に少しでも恋心を抱いて下さるのを私は待つつもりだ……」
リカルドは、又呆れたように首を左右に振った。
「私は同意しかねるな。サラ様は、そこまでまだ子供だろうか?違うと思うな。サラ様のお父上のお体の事も、私はサラ様に正直に言うべきだと思ってる。そして、お前がどうしてこんなに毎日サラ様をまるで放置するかのようにして働かなければならないかの理由もサラ様に言ってサラ様を安心させて差し上げるべきだ」
「……」
オレリアは、又黙り込み少し考え込んだ。
「陛下のお体の事を知ってるのは、お后様と大臣とオレリアと私を含めたごく数人の近い臣下だけ。遠縁のグローマン様は知らないはいいとしても、サラ様がお知りにならないはマズイと私は思うがな……」
それでも、オレリアは首を縦に振らない。
「リカルド。サラ様は本当にまだ子供なんだ。それにサラ様は気が強そうに見えるが、サラ様の悲しみぶりを想像したら、サラ様のお父上の国王陛下が腎の病でもう余命が一年程しか無いとサラ様に伝えるなんて私には出来ないし、国王陛下も今の幼いサラ様には耐えられないだろうと、黙っていたいとおっしゃっておられる。私はこのままサラ様に本当の事は黙って、陛下亡き後すぐに摂政としてサラ様をお支え出来るように、どんなに忙しくなろうとも陛下に付きっきりで治世を学ぶつもりだ」
「……」
オレリアの頑な態度に、今度はリカルドが言葉を無くした。
そして、親友をリカルドの心の中でこう批評した。
(この……鈍感野郎!頑固野郎!)
そしてさっき見た、いつもは臣下や国民の前では気丈で凛としている美しい少年王子サラの本当に寂しそうな表情を思い出し、大きなため息をついた。
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