9 / 62
修学旅行
しおりを挟む
ふと、気になって来未の方を見る。こんな事をするから俺と来未が運命の人だなんてくだらない嘘が流れるんだ。
案の定、来未は、辺りをキョロキョロと見回すだけで、声を掛けようとはしない。
本当に、来未の行動にイライラする。自分から声を掛ければいいものを。どうせ、余っている所に入ろうなんて甘い考えをしているんだろう。
女子のグループは、大体が決まっている。決まっていないのは、来未と多人数のグループの中で誰と別れるか決まってないぐらいだ。
しかも、あのグループは、来未を良いように思ってない様な事を聞いた事がある。やはり、来未の性格は、好き嫌いが別れるようだ。
グループのリーダーが来未に声を掛ける。しかも、何か悪い事を隠しているような笑みを浮かべている。
「来未は、もうここしか入る場所無いよね?」
「うん」
来未は、不気味なあの笑みに気づいているのかいないのか分からないがいつもの様な笑顔で返事をする。
「なら、私の所に入れてあげる。皆も良いよね?」
「良いよ!来未ちゃんは、嫌いでも無いし」
「来未次第だよ」
「次第も何も選択肢無いから」
「うん。ありがとう」
なんで来未は、あんな言われ方しても平気で笑って会話してんだよ!どう考えてもさっきの言葉は、嫌味だろうが!!
俺は、眉間にシワを寄せていた。知らない間に握りしめた力一杯の拳を自分の太股に静かに叩きつけた。
案の定、来未は、辺りをキョロキョロと見回すだけで、声を掛けようとはしない。
本当に、来未の行動にイライラする。自分から声を掛ければいいものを。どうせ、余っている所に入ろうなんて甘い考えをしているんだろう。
女子のグループは、大体が決まっている。決まっていないのは、来未と多人数のグループの中で誰と別れるか決まってないぐらいだ。
しかも、あのグループは、来未を良いように思ってない様な事を聞いた事がある。やはり、来未の性格は、好き嫌いが別れるようだ。
グループのリーダーが来未に声を掛ける。しかも、何か悪い事を隠しているような笑みを浮かべている。
「来未は、もうここしか入る場所無いよね?」
「うん」
来未は、不気味なあの笑みに気づいているのかいないのか分からないがいつもの様な笑顔で返事をする。
「なら、私の所に入れてあげる。皆も良いよね?」
「良いよ!来未ちゃんは、嫌いでも無いし」
「来未次第だよ」
「次第も何も選択肢無いから」
「うん。ありがとう」
なんで来未は、あんな言われ方しても平気で笑って会話してんだよ!どう考えてもさっきの言葉は、嫌味だろうが!!
俺は、眉間にシワを寄せていた。知らない間に握りしめた力一杯の拳を自分の太股に静かに叩きつけた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』
鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、
仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。
厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議――
最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。
だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、
結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。
そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、
次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。
同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。
数々の試練が二人を襲うが――
蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、
結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。
そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、
秘書と社長の関係を静かに越えていく。
「これからの人生も、そばで支えてほしい。」
それは、彼が初めて見せた弱さであり、
結衣だけに向けた真剣な想いだった。
秘書として。
一人の女性として。
結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。
仕事も恋も全力で駆け抜ける、
“冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる