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10 父の怒り
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私の出した手紙の内容に余程頭が来たのか、その日の夕方には父が私の元を訪れた。
いや…早いわよねぇ。昨日の今日でその夕方よ?まあ、それほど衝撃的だろうけどね。
「アシュリー!この手紙に書かれていることは本当なのか!!」
使用人が家族や友人と会う時に使うことが出来る部屋の一室の扉を開け、私の顔を見た父の第一声がコレだった。
その顔は血色も良くないし、気のせいだろうけど痩せて見える。そんなわけないんだけど。
そして、父が座っている場所の体面の椅子に腰を掛けて、深呼吸をしてから一から今までの事をゆっくりと話した。
手紙の事…
音信不通だった事…
いつの間にか国境から帰ってきていた事…
夜会で恋人同伴で参加していた事…
そして婚約者はいないと私に向かって言った事…
最後に、エドウィン様との婚約は解消して、そのままカサンドラ様の元で侍女を続けることを父に伝えた。
「アシュリー。お前はそれでいいのか?」
「ええ、もちろんです」
そして私はちょっとした復讐をするために、お父様に婚約を解消するための場を整えてもらうことにした。私の事を忘れていたんだから、少しくらい虐めてもいいと思うんだよね。
別に、市井で流行っている恋愛小説みたいに、公の場で婚約解消を大々的に発表することもしないし、身内だけで集まって伝えようと思っているのだが、必要ならロドニー様にお声をかけて証言してもらうこともアリかしらね。
そう話して、証拠がしっかりと揃った頃合いにガーラント家にタウナー伯爵夫妻をお呼びして話をして、それからエドウィン様も参加して、そしてすべてを終わらせる。
さすがに我が家に来たことがあるんだから、何か思い出したりする?それなら少しは見直すけど。ほんの少しね?だけど、思い出さなかったら面白いのになぁ。
その日から数日後。
さすが王太子殿下。さすがベイモント侯爵家。
相手の令嬢のことはもちろん、エドウィン様との出会いから国境での事までが事細かに調べつくされている報告書が私の手元に届けられた。
「アシュリー、気の済むまでやってくるといい」
「はい。ありがとうございます」
王太子殿下は楽しそうな笑みを浮かべたまま、ロドニー様にも話し合いの当日には、一緒に行くようにと命令をして、そのことが申し訳なく思いながらも、ごねたり、嘘を吐かれたりしたときには証言してもらおうと考えた。
でも、未だにロドニー様のお顔をまともに見れないのですが、どうしましょう。
いや…早いわよねぇ。昨日の今日でその夕方よ?まあ、それほど衝撃的だろうけどね。
「アシュリー!この手紙に書かれていることは本当なのか!!」
使用人が家族や友人と会う時に使うことが出来る部屋の一室の扉を開け、私の顔を見た父の第一声がコレだった。
その顔は血色も良くないし、気のせいだろうけど痩せて見える。そんなわけないんだけど。
そして、父が座っている場所の体面の椅子に腰を掛けて、深呼吸をしてから一から今までの事をゆっくりと話した。
手紙の事…
音信不通だった事…
いつの間にか国境から帰ってきていた事…
夜会で恋人同伴で参加していた事…
そして婚約者はいないと私に向かって言った事…
最後に、エドウィン様との婚約は解消して、そのままカサンドラ様の元で侍女を続けることを父に伝えた。
「アシュリー。お前はそれでいいのか?」
「ええ、もちろんです」
そして私はちょっとした復讐をするために、お父様に婚約を解消するための場を整えてもらうことにした。私の事を忘れていたんだから、少しくらい虐めてもいいと思うんだよね。
別に、市井で流行っている恋愛小説みたいに、公の場で婚約解消を大々的に発表することもしないし、身内だけで集まって伝えようと思っているのだが、必要ならロドニー様にお声をかけて証言してもらうこともアリかしらね。
そう話して、証拠がしっかりと揃った頃合いにガーラント家にタウナー伯爵夫妻をお呼びして話をして、それからエドウィン様も参加して、そしてすべてを終わらせる。
さすがに我が家に来たことがあるんだから、何か思い出したりする?それなら少しは見直すけど。ほんの少しね?だけど、思い出さなかったら面白いのになぁ。
その日から数日後。
さすが王太子殿下。さすがベイモント侯爵家。
相手の令嬢のことはもちろん、エドウィン様との出会いから国境での事までが事細かに調べつくされている報告書が私の手元に届けられた。
「アシュリー、気の済むまでやってくるといい」
「はい。ありがとうございます」
王太子殿下は楽しそうな笑みを浮かべたまま、ロドニー様にも話し合いの当日には、一緒に行くようにと命令をして、そのことが申し訳なく思いながらも、ごねたり、嘘を吐かれたりしたときには証言してもらおうと考えた。
でも、未だにロドニー様のお顔をまともに見れないのですが、どうしましょう。
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