初めまして、リツイートありがとうございます。
第一章まで読みましたが、コミカルなファンタジーは大好きなので楽しかったです。
特に、パインの魔王に対しても毅然とした態度で毒を吐くキャラクターがとても気に入りました。
可愛いもの好きというギャップも最高です。
必ず続きも読みますのでよろしくお願いします。
素敵な作品を紹介してくれてありがとうございました。

　拝読しましたっ
　分析型の感想のため、長文となることをお許しください。
　また、私の分析では、人気の出る出ないは判りませんので、ご承知おきいただければ幸いです。


　魔王が子育て。
　面白いテーマですね。プロローグ部分はまだ回収されていませんが、ここにどう繋がるのか、興味は尽きないところです。
　魔族と人間の異文化交流が楽しいですね。
　言葉が通じないというのは、なかなかに楽しいものです。
　さて、一般的な三人称の作法で描かれたこの物語。
　テーマは面白く、筆致は軽く、とんとんと読み進められますね。
　交流を求める魔王、下心満載というのは、良いキャラクター造型ですね。
　読み手の心をくすぐる、良いキャラクターだと思います。
　スケベなだけでなく、ちゃんと格好いいところを見せるのも、また良い塩梅に調理しているからと。
　ただ、それだけに他のキャラクターの書き込みが足りないかなと思いましたね。
　魔王の側近たるパインですが、主要キャラクターなのにどうにも累計的。
　ツンデレな幼なじみポジションを、そのまま側近に当てはめた感が強い気がしました。
　こういう態度でも処罰しない魔王のフランクさや優しさを読み手に見せる効果はありますが、魔王弱すぎじゃね？　と思われる危険性も大いに孕んでいるかと。
　完全にコメディなら、それはありなんですが。
　ちょいちょいと挟まれるシリアスなエピソードによって、パインと魔王のやりとりの異常さだけが際立ってしまうということになっているように思います。
　むしろ、もっとがっつりコメディに振った方がいいかもしれませんね。
　すいすいと読ませる軽い筆致ですし。
　皮肉な事ながら、これだけ描けているからこそ、登場人物の薄さが際立ってしまう、という事態になっているかと思います。
　メイドたちにしても爺にしても、とってつけた感が漂ってしまうというか。
　ためにする、といいます。
　役割を演じるために作られた人形に見えてしまうわけです。
　読ませる力を持った作者さまだけに、こういうのが目立ってしまうんですよねえ。
　つっこみどころがありすぎると、人物造型まで見てる余裕はありませんから。
　人物を絞って、しっかり描き込んでいけば、もっとずっと作品が締まるかと思います。

まだ途中までですが読まさせていただきました。
魔王様とパインの会話は面白いですね。
思わず笑ってしまいました。

人間界に行きたくて仕方がないみたいですね。
魔王だけど、なんだか優しそうな感じがしますね。姿は怖いんでしょうけど。