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第一章

朝日の中で ※

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 朝、すっかり回復した夫は、朝日を浴びながら私を丸裸にして隅々まで私の体を愛撫して堪能し、私を組み敷いた。

 あぁっんっ

 胸を舐め上げられて私は悶えた。

 よがって甘く喘ぐ私に、夫はついに猛々しく聳り立つ夫自身を入れて突き上げた。

 やぁっ……んっ……あぁっ……ん!

 
 それは初めての経験だった。最初の時はすぐに痛みを堪えて抱かれたけれども、二度目はゆっくり進もうとして指と唇で愛撫されるだけだったのだ。私はついに夫自身を受け入れることができた。甘い声が漏れ出てしまい、私は乱れた。何か硬いものが私の中にゆっくりと入ってきた。夫はキスをして、私の胸をつまんだ。私は息を呑み、あまりの快感に首を振って身悶えした。

 あぁっんっあなたっ……ん
 
 私が悶えると、夫が息を呑んだ。
 
 うぅっ……

「そんなに締め付けないでロザーラ……すごく気持ちいい……君の声も姿も何もかも最高だよ……」

 夫は頬を赤らめて私を切ない表情で見つめ、甘いため息を漏らした。

 夫が腰を動かし始めた。シーツを握りしめて私は胸を揺らして喘ぎ、突き上げてくる夫を受け入れた。私はようやく夫と一つになれて、幸せの絶頂を感じたのだ。

 その後、私は後ろから抱きすくめられて足を大きく開かされ、温かな大きな手で太ももの間を愛撫されて嬌声をあげた。胸を揉まれて胸の先を刺激され、私は大きく腰をくねらせて、喘ぎに喘いだ。

 あぁんっあぁんっあぁっんっあぁっん……
 あっあっあっあっ……

 また固くなったものを後ろから押し当てられた状態で、私は一気に高みに達した。びくびくと体が痙攣するところを夫にすっぽりと抱かれて肩に口付けをされた。その後、ゆっくりと四つん這いにされて、今度は後ろから夫に入れられて、激しく突かれた。胸を揉まれながら私は喘ぎ、夫は一気に高みに達した。

 その朝、夫は二度高みに達して、私は三回高みに達した。

 私はこれ以上はない幸せな朝を、川沿いの美しい城の寝室で迎えたのだ。
 

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