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第四章 水の楽園編
参加資格
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「えーと、では今から、僕の授業に参加する資格があるかを測る為に、ゲームをします」
朝礼台から降りた僕は校庭の真ん中へと歩いた。
C~Sクラスの教師と生徒が、僕を円形に囲い並ぶ。アクロは円の外で見学だ。
Cクラスは五十人、Bクラスは三十人、Aクラスは二十人、Sクラスは六人、各クラスの教師と補佐合わせて、百十四人。
この人数からどれだけ減らせるか。出来れば十人以下にしたい。
「よし、じゃあ僕に向けて魔法を撃ってみよう」
ザワザワと騒がしくな……り過ぎなかった。
「静かにしなさい!」
円の外、アクロから叱責が飛ぶ。
「あなた達の全力をもってアースに魔法を放ちなさい。もちろん殺す気で、よ」
物騒なことを楽しそうに言うアクロ。チラホラと数人、特に教師達が魔力を溜め始める。
ほとんどの生徒が無言で、中には嬉々として教師と同じように魔力を溜め始める者もいる。
「未熟な君達と僕との間にある実力を知る良い機会だしな。大丈夫だ。君達の魔法じゃ、僕に傷なんてつかないよ」
少し煽ると、殺気が立ち始める。
皆が手の平を前に出して、放つ準備を終える。
誰かの合図ですぐにでも放てるように、魔力を高めていることがわかる。
多くの者の魔力が高まり、最高のタイミングで円の外から声がした。
「放ちなさい!」
一斉に皆が呪文を唱え、色とりどりの槍や弾が放たれる。よく見れば、複数属性持ちからは複合魔法が放たれていた。
魔力制御をちゃんとしている証拠に、乱れが一切ない。アマネの隣の子は誰だろう。
無詠唱で、身体を囲む長方形の結界を張ったその瞬間……
ドドオォォォォォオオン!
轟音が立ち、土埃が視界を塞ぐ。
さすがにSクラスと教師達は、魔法の威力もスピードも他と比べられない。
結界がなかったら、死ぬことはないが数日安静にはなってたと思う。
土埃が消えても傷一つなく立っている僕に皆、予想通り驚いてくれたようで何よりだ。
「じゃ、次はこっちの番だ」
言い終わるや否や、アクロが防御魔法を展開する。
それを見た教師達が慌てて、防御魔法を展開して行く。どうやら魔力を全て使い切った者がほとんどで、座り込んでいる生徒が多い。
僕は彼らにかまわず詠唱を始めた。
「和風、凱風、商風、寒風を司る偉大なる者ヴェント……」
様々な方向から風が、僕を中心として集まっていく。
「風に吹かれてもなお 我が道を阻む……」
上に向けた手の平に、アメ玉サイズの風が塊となって圧縮されていく。
数人が自身だけを守るように、防御をそれぞれの属性で展開する。
「……愚かなる者の身を浮かせよ【一陣の風】」
上位精霊ヴェントがアメ玉サイズの風に、フッと息を吹きかけた。
たったそれだけで瞬く間もなく、ほぼ全ての者がその身に衝撃を受け後方へと吹き飛ばされ、魔法が弱かった者も防御が弾けて転がって行く。
教師達の半分程も魔法が破壊されており、防御魔法を張っていても、風の衝撃が大きかったことを地面に残る跡が物語っていた。
当然、アクロも例外ではなく防御魔法を張っている状態で後方へ押された上、ヒビまで入っている。
「異常だ…」
その一言がどこからか漏れ、それが伝播して行く。
「もう一回やる?」
耐えた者達が一斉に首を勢い良く左右に振る。
うん。賢明な判断だ。
朝礼台から降りた僕は校庭の真ん中へと歩いた。
C~Sクラスの教師と生徒が、僕を円形に囲い並ぶ。アクロは円の外で見学だ。
Cクラスは五十人、Bクラスは三十人、Aクラスは二十人、Sクラスは六人、各クラスの教師と補佐合わせて、百十四人。
この人数からどれだけ減らせるか。出来れば十人以下にしたい。
「よし、じゃあ僕に向けて魔法を撃ってみよう」
ザワザワと騒がしくな……り過ぎなかった。
「静かにしなさい!」
円の外、アクロから叱責が飛ぶ。
「あなた達の全力をもってアースに魔法を放ちなさい。もちろん殺す気で、よ」
物騒なことを楽しそうに言うアクロ。チラホラと数人、特に教師達が魔力を溜め始める。
ほとんどの生徒が無言で、中には嬉々として教師と同じように魔力を溜め始める者もいる。
「未熟な君達と僕との間にある実力を知る良い機会だしな。大丈夫だ。君達の魔法じゃ、僕に傷なんてつかないよ」
少し煽ると、殺気が立ち始める。
皆が手の平を前に出して、放つ準備を終える。
誰かの合図ですぐにでも放てるように、魔力を高めていることがわかる。
多くの者の魔力が高まり、最高のタイミングで円の外から声がした。
「放ちなさい!」
一斉に皆が呪文を唱え、色とりどりの槍や弾が放たれる。よく見れば、複数属性持ちからは複合魔法が放たれていた。
魔力制御をちゃんとしている証拠に、乱れが一切ない。アマネの隣の子は誰だろう。
無詠唱で、身体を囲む長方形の結界を張ったその瞬間……
ドドオォォォォォオオン!
轟音が立ち、土埃が視界を塞ぐ。
さすがにSクラスと教師達は、魔法の威力もスピードも他と比べられない。
結界がなかったら、死ぬことはないが数日安静にはなってたと思う。
土埃が消えても傷一つなく立っている僕に皆、予想通り驚いてくれたようで何よりだ。
「じゃ、次はこっちの番だ」
言い終わるや否や、アクロが防御魔法を展開する。
それを見た教師達が慌てて、防御魔法を展開して行く。どうやら魔力を全て使い切った者がほとんどで、座り込んでいる生徒が多い。
僕は彼らにかまわず詠唱を始めた。
「和風、凱風、商風、寒風を司る偉大なる者ヴェント……」
様々な方向から風が、僕を中心として集まっていく。
「風に吹かれてもなお 我が道を阻む……」
上に向けた手の平に、アメ玉サイズの風が塊となって圧縮されていく。
数人が自身だけを守るように、防御をそれぞれの属性で展開する。
「……愚かなる者の身を浮かせよ【一陣の風】」
上位精霊ヴェントがアメ玉サイズの風に、フッと息を吹きかけた。
たったそれだけで瞬く間もなく、ほぼ全ての者がその身に衝撃を受け後方へと吹き飛ばされ、魔法が弱かった者も防御が弾けて転がって行く。
教師達の半分程も魔法が破壊されており、防御魔法を張っていても、風の衝撃が大きかったことを地面に残る跡が物語っていた。
当然、アクロも例外ではなく防御魔法を張っている状態で後方へ押された上、ヒビまで入っている。
「異常だ…」
その一言がどこからか漏れ、それが伝播して行く。
「もう一回やる?」
耐えた者達が一斉に首を勢い良く左右に振る。
うん。賢明な判断だ。
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