R18【同性恋愛】究極純愛♡僕日『happy endには程遠くても』【僕日サブキャラloveスト1】

crazy’s7@体調不良不定期更新中

文字の大きさ
21 / 52
━1章【HAPPY ENDには程遠い】━

9-2 大事にして欲しい【R】

しおりを挟む
 ****♡side・美崎

 時間ばかりが過ぎていく。
 美崎はベッドの上でただじっとしているしかなかった。
 鶴城の気持ちはわかったし、自分の気持ちが伝わったことも理解はした。
 だが、何を言えば良い?

「俺、必死なんだよ?」
 鶴城はすがるように美崎に両腕を延ばす。
「優也が俺とつき合ってくれるなら、なんだってする」
「じゃあ、もっと大事にして欲しい」
 やっとの事で美崎から言葉を貰った鶴城は一瞬驚いた顔をしたが、すぐにばつの悪そうな表情になる。
「がっつき過ぎなのは理解してる」

 ──えー?
  理解してて、しょっちゅう押し倒して来るのか?

「わかってはいるが、優也を前にしたら押さえきれない」
「なんでだよ」
 美崎は抗議したが、立ち上がった鶴城に抱きすくめられてしまう。
「可愛いから。見た目と中身が全然違う」
「何か文句でもあるのか? どうせ俺は、ロマンチックなものとは無縁だよ」
 美崎はムッとするが鶴城は愛しいと言って首筋に唇を寄せた。

 ──鶴城はすぐヤりたがる。
  嫌じゃない。
  嫌じゃないけど、軽く扱われたくない。

「うぅんッ」
 それなのに、声が漏れてしまう。
 素直に反応を示すと気分を良くした鶴城が美崎の胸をまさぐり始め、その気持ちよさに身をよじる。
「嫌だって……」
「どこが?」
 鶴城に下着ごとズボンを下ろされ慌てるも、美崎自身が立ち上がっており言い訳などできない状況であった。
「大事にしてっていってるだろッ」
「してる、すげーしてる」
「嘘言うな……んんッ」
 肌を滑る手に自分の意思に反して身体はその気になっている。まるで観念しろとでもいうように。
「好きだよ、優也」
 耳たぶを噛まれ、甘い声が漏れる。
「もっ……そうやってすぐ……」
「優也のエッチな声好き」
「んッ……バカ」
 彼に後ろから抱きすくめられ、耳元で煽られてどうにかなりそうだ。
 その手は美崎自身を握り込み、カリの部分をクニクニと刺激している。

「感じてるくせに、イヤって言うなよ」
「放せッ……あああッ」
 もう片方の手で胸の突起を弄られ、美崎は仰け反った。
「理性なんか手放しちゃえよ」
「イヤだ」
「こんなによがってるくせに、強情」
 体勢を変えられ組み伏せられる。
「んもー! 猿かッ、発情期の猿なのかッ?!」
 嫌だというように、美崎はジタバタするが鶴城からするとそれが逆に燃えるらしく一向にやめてはくれない。ちゅぅッと胸の飾りを舐め上げられ、甘い喘ぎ声を漏らせば鶴城はシタリ顔だ。
「お前はズルいッ」
「優也、観念しろって」
「い、や、だッ」

 ──どんなに顔に似合わなくても、ロマンチックで甘々な恋愛がしたいんだッ。
 そう、大里と黒川のように。

 そもそもあの二人は付き合ってはいないが。
 入学当初から二学年下の”K学園イケメンランキング一位”の男であり、遊び人で有名かつセレブでも有名な“大里 聖”は、セフレである“黒川 彩都”を心配してよく風紀委員会室に入り浸っていた。
 “黒川 彩都”と言えば、黒髪、小柄で華奢。清楚そうな……『セフレに清楚もくそもあるか!』とツッコまれそうだが、健気で一途な子である。
 あの二人は訳ありセフレといった感じか。
 そんな二人は風紀委員室に来てはイチャイチャしているのだ。大里からすればイチャイチャしているわけではないらしいが、大事に大事にしているのが伝わってくる。それに対し、黒川のほうもも自然に甘えているように見えて羨ましい限り。
 『ああいうのが理想なんだ!』と、鶴城に言ったら勘違いされて更に襲われそうである。

「ほんと、優也は強情なんだから」
「んんんッ」
「でも、そんなとこも好きだ」
 このままじゃ、ヤり殺される!
 美崎は身の危険をひしひしと感じていた。
「やめ……」
「やめないよ」
「あ……はあッ……んん……」
 ぐいっと腰を持ち上げられ、双丘を拡げられて蕾に舌を這わされる。
 美崎はそこを舐められるのが恥ずかしい反面、とても好きだった。

 抵抗を受け付けないというように落とされた灯り。見られることを恥ずかしがって、舐められることを拒否されるのを知っている鶴城は用意周到だ。
「んッ……んんッ」
 薄暗い中では素直に快楽に流されてしまう美崎。そんな様子を鶴城は複雑な表情で見つめているが、気づくはずもなく。
「優也、名前呼んで」
「まこ……と……やあ……んッ……あああッ」
「可愛い」
 腰をおろされたと思ったらジェルと共に指が挿入され、厭らしい音を立て始める。鶴城は指を動かしながら美崎に覆いかぶさると、その唇を奪う。
「他のヤツに、こんな姿見せるなよ」
「見せるわけないだろッ」
 突然の独占欲に不快だというように瞼をあげ彼に目を向けると、言葉に反して泣き出しそうな表情をしている。
「なんて顔してるんだよ」
「どんな、か……」
 美崎は彼の首に腕を絡めると自分からキスをした。
 その先は言わせまいとするかのように。
「早く挿れろよ、バカ」
「バカって……」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

鬼上司と秘密の同居

なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳 幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ… そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた… いったい?…どうして?…こうなった? 「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」 スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか… 性描写には※を付けております。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

従僕に溺愛されて逃げられない

大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL! 俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。 その傍らには、当然のようにリンがいる。 荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。 高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。 けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。 当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。 居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。 さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。 主従なのか、恋人なのか。 境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。 従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
 漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。  漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。  陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。  漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。  漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。  養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。  陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。  漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。  仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。  沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。  日本の漁師の多くがこの形態なのだ。  沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。  遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。  内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。  漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。  出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。  休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。  個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。  漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。  専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。  資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。  漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。  食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。  地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。  この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。  もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。  翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。  この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

処理中です...