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第二十話 モッキノコ、戦略的撤退
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「いやいいよ、お前じゃ相手にならなそうだし」
「抜かせ、貴様のような世間知らず、俺様の足元にも及ばん。相手してもらえるだけありがたいと思えよ?」
「おもしれぇ事言うじゃねえか、お姉さん、こいつは強くて有名なわけ?」
「え、えぇ……まぁ……?」
とんでもない爆弾を渡され困惑する受付のお姉さん。引きつった笑顔もまた素敵だ。
「そうかそうか、じゃあオレの実力を知らしめるにも丁度いいな!」
「ほぅ? 面白い事言うのはお前の方だ。このモルオスがその生意気な口を聞けないようにしてやろう!」
額にピキピキと血管を浮かべて怒るモルオス。公然の場であると共にご立派な立場が無ければ今すぐに殴りかかっていても何らおかしくない。
「お前なんて片手で十分だ」
ディンは相手の生まれ等全く気にせず好き勝手に舐めプ宣言をする。周りの野次も流石に「それは……」と注意を促す。
それでも、決して俺何か言っちゃいました? なんて微塵も思わない。絶対に勝てる、強い確信があるからだ。
「表へ出ろ。すぐに終わらせてやる」
怒り心頭のモルオスがディンに指図する。
「はいよ」とディンが返事をし建屋内が盛り上がる。
「王子の戦いが見られるってよ」
「おーい! いいもん見れるぜ!」
「キャーモルオス様ー! そんなも顔できるのねカッコいい!」
「そんな生意気坊主ぶっ飛ばせ!」
好き勝手に野次が飛び交う。
モルオスは民の声に帯びた熱を冷まされ落ち着きを取り戻すが、その声援を自信へと変えていく。そして、懐から何かを取り出し、指へと嵌めていった。
(これは最近手に入れた強力な属性複合で使用ができるリング……勝ったも当然だ……)
一国の王子らしからぬ悪魔的表情でほくそ笑む。
そして、建屋から出たディンとモルオスは対する。
「せいぜい楽しませてくれよ?」
挑発するモルオス、ディンは遅れてきたリアナを発見し焦る。
(やべえっ!! 来やがった!)
「ディン! 何するつもり!?」
「ちょっとな! 何もする気ないよ!」
「そんなわけないでしょ!?」
目の前の小生意気な少年に声を掛けてきた少女にモルオスは目を配る。
(なかなか可憐ではないか……)
「おいお前、女を連れていたのか? ならば、その女を賭けての決闘といこうじゃないか」
モルオスは指二本、額に当ててリアナへと向けてその指をクイッと向ける。臭すぎる求愛のアピールだ。
「ん? リアナの事か? いいけど?」
(ほう、リアナと言うのか……)
「ちょ、何言ってんのよディン!」
「大丈夫大丈夫、片手で倒せるような奴だからよ」
「勝手に私を賭け物にするなって言うのよ!」
至極真っ当な理由でディンを叱るリアナ。
「そう言えば、お前もよ。何でリアナを賭けるとか言い始めてんだ、何様のつもりだよ」
「そういや、貴様には名乗っていなかったな。この俺は! ディオーネ王国第二王子モルオスだっ!! 目にかかれるだけ光栄なことだと思え」
どう見てもキノコ王国の王子にしか見えない少年。あろう事か、ディオーネ王国王子だと宣言する。
「うわ、王子なのか。王子だとそんなに偉いのかよ」
(私でも知ってたわよ……。噂通りの風貌だし……)
リアナは申し訳なさそうに頭に目線をやる。
「リアナよ! このモルオスがこのような野蛮な男から貴方を解放させる事、ここに誓おう! その暁にはこの俺の側に置いてやる事を約束しよう」
「いえ、遠慮しておきます」
リアナは真顔で手をブンブン振る。本当に嫌なのだ。
「なん……だと……。貴様等、俺を誰だと思っているんだあぁああああああ!!!!」
綺麗に崩れ落ち、咆哮を上げるディオーネ王国第二王子。怒りに血が登り、目がバキバキに充血する。この二人にはモルオスの絶大なるステータスが通用しない。
(アイツ以来だぞ……俺様に対するこんな仕打ち……)
上手くいかなかった過去を今と重ね、ギリギリと歯軋りして苛立つモルオス。
その時リアナがディンに耳打ちをする。
(町長がこの後話があるって言ってたよ)
(町長が? 良くわかんねえけど後で行くか)
「悪いんだけど王子様? オレ急用あったの忘れてたんだわ。だから手短に頼むよ」
「貴様ぁ…!! どこまでこのモルオスを愚弄すれば気が済むんだ……。そこまで望むなら俺様の力を見せてやろう! くらえ! 雷炎砲ボルテックフレイムキャノン!!」
モルオスの腕から勢いよく雷炎が放たれる。流石にその辺にいる冒険者とは一線を画する実力は持ち合わせているらしい。だが、真なる力を持たない派手な見せかけの偽りの力。ディンは宣言通りに右腕一本で衝撃波を生み出し、綺麗に相殺してみせた。
ドオオウウウゥゥンッ!!
「何だ……今のは……?」
にわかに信じ難い、目の前に起こり得た光景にモルオスは困惑する。
「満足したか?」
モルオスへと軽く問うディン。
「まだだ……今は出力の仕方を間違えたかもしれん……。くらえぇ!!」
再びモルオスはオードをリングへと込めて力を放つ。今度は威力が増している。どうやら本気を出したらしい。
「こんなのが王子じゃたかが知れてるぜ」
ディンは先程と同じ手で相殺する。
ドォン! と短い爆音が響き、爆煙の中からまたもや無傷のディンが姿を現す。
「貴様! 何をした!! 何か裏でもあるのだろう!?」
「信じられなけりゃ言い掛かりかよ……」
「ならばもう一度受けてみよ!」
ディンへと三度手を翳すと、フゥッと流れる様に近づくアロハシャツの男がモルオスの腕を掴んだ。
「王子様、お戯れが過ぎますよ」
「くっ……。オーレン殿か……」
腕を掴まれ、モルオスは苦渋を飲んだような表情でディンを睨みつける。
「何をそんなお怒りになるのですか?」
「フン、何でもない。恥ずかしい所を見せたな。まぁいい、これにて私は帰らせてもらおう。他に用があるのでな」
「逃げんのか? モッキノコ!」
《モッキノコとは秀逸だな》
ホムラもモルオスの見苦しい敗走に堪えきれず笑い出す。
「言っていろ。今回は戦略的撤退だ。貴様に次は無い」
モルオスはフハハハハハと誤魔化すように笑い、踵を返す。
ちなみにモッキノコとは激臭を放つキノコである。様々な所に生息しており、モルオスのヘアースタイルに酷似していて、数多くの冒険者からも嫌悪的対象である。食べると案外いけるとモッキノコ愛好家も居てニッチな需要がある。
「君たち、災難だったね」
アロハシャツの男が二人に声をかける。
「あははは、そうですね……」
(変な王子の次は変な服の人……)
リアナが苦笑いする。
「しょぼい王子だったな、あんなのじゃ何の示しにもならねぇよ」
物足りなさから不貞腐れるディン。
「彼は彼で世代トップクラスの実力者なんだけどねぇ」
何か知っているように答える男、オーレン。
「んじゃあ、オレの方が強いってだけか」
「そうだろうね、あの魔法をかき消しちゃうんだから大したもんだよ。流石はディン君だ」
「だろだろ? って、あんたなんでオレの名前知ってるんだ?」
「私は君達を待っていたからね。それと申し遅れてすまない、私はワイゼルシティ町長オーレン。以後お見知りおきを」
そう、二人をここへと招待したのはこの男なのだ。
「抜かせ、貴様のような世間知らず、俺様の足元にも及ばん。相手してもらえるだけありがたいと思えよ?」
「おもしれぇ事言うじゃねえか、お姉さん、こいつは強くて有名なわけ?」
「え、えぇ……まぁ……?」
とんでもない爆弾を渡され困惑する受付のお姉さん。引きつった笑顔もまた素敵だ。
「そうかそうか、じゃあオレの実力を知らしめるにも丁度いいな!」
「ほぅ? 面白い事言うのはお前の方だ。このモルオスがその生意気な口を聞けないようにしてやろう!」
額にピキピキと血管を浮かべて怒るモルオス。公然の場であると共にご立派な立場が無ければ今すぐに殴りかかっていても何らおかしくない。
「お前なんて片手で十分だ」
ディンは相手の生まれ等全く気にせず好き勝手に舐めプ宣言をする。周りの野次も流石に「それは……」と注意を促す。
それでも、決して俺何か言っちゃいました? なんて微塵も思わない。絶対に勝てる、強い確信があるからだ。
「表へ出ろ。すぐに終わらせてやる」
怒り心頭のモルオスがディンに指図する。
「はいよ」とディンが返事をし建屋内が盛り上がる。
「王子の戦いが見られるってよ」
「おーい! いいもん見れるぜ!」
「キャーモルオス様ー! そんなも顔できるのねカッコいい!」
「そんな生意気坊主ぶっ飛ばせ!」
好き勝手に野次が飛び交う。
モルオスは民の声に帯びた熱を冷まされ落ち着きを取り戻すが、その声援を自信へと変えていく。そして、懐から何かを取り出し、指へと嵌めていった。
(これは最近手に入れた強力な属性複合で使用ができるリング……勝ったも当然だ……)
一国の王子らしからぬ悪魔的表情でほくそ笑む。
そして、建屋から出たディンとモルオスは対する。
「せいぜい楽しませてくれよ?」
挑発するモルオス、ディンは遅れてきたリアナを発見し焦る。
(やべえっ!! 来やがった!)
「ディン! 何するつもり!?」
「ちょっとな! 何もする気ないよ!」
「そんなわけないでしょ!?」
目の前の小生意気な少年に声を掛けてきた少女にモルオスは目を配る。
(なかなか可憐ではないか……)
「おいお前、女を連れていたのか? ならば、その女を賭けての決闘といこうじゃないか」
モルオスは指二本、額に当ててリアナへと向けてその指をクイッと向ける。臭すぎる求愛のアピールだ。
「ん? リアナの事か? いいけど?」
(ほう、リアナと言うのか……)
「ちょ、何言ってんのよディン!」
「大丈夫大丈夫、片手で倒せるような奴だからよ」
「勝手に私を賭け物にするなって言うのよ!」
至極真っ当な理由でディンを叱るリアナ。
「そう言えば、お前もよ。何でリアナを賭けるとか言い始めてんだ、何様のつもりだよ」
「そういや、貴様には名乗っていなかったな。この俺は! ディオーネ王国第二王子モルオスだっ!! 目にかかれるだけ光栄なことだと思え」
どう見てもキノコ王国の王子にしか見えない少年。あろう事か、ディオーネ王国王子だと宣言する。
「うわ、王子なのか。王子だとそんなに偉いのかよ」
(私でも知ってたわよ……。噂通りの風貌だし……)
リアナは申し訳なさそうに頭に目線をやる。
「リアナよ! このモルオスがこのような野蛮な男から貴方を解放させる事、ここに誓おう! その暁にはこの俺の側に置いてやる事を約束しよう」
「いえ、遠慮しておきます」
リアナは真顔で手をブンブン振る。本当に嫌なのだ。
「なん……だと……。貴様等、俺を誰だと思っているんだあぁああああああ!!!!」
綺麗に崩れ落ち、咆哮を上げるディオーネ王国第二王子。怒りに血が登り、目がバキバキに充血する。この二人にはモルオスの絶大なるステータスが通用しない。
(アイツ以来だぞ……俺様に対するこんな仕打ち……)
上手くいかなかった過去を今と重ね、ギリギリと歯軋りして苛立つモルオス。
その時リアナがディンに耳打ちをする。
(町長がこの後話があるって言ってたよ)
(町長が? 良くわかんねえけど後で行くか)
「悪いんだけど王子様? オレ急用あったの忘れてたんだわ。だから手短に頼むよ」
「貴様ぁ…!! どこまでこのモルオスを愚弄すれば気が済むんだ……。そこまで望むなら俺様の力を見せてやろう! くらえ! 雷炎砲ボルテックフレイムキャノン!!」
モルオスの腕から勢いよく雷炎が放たれる。流石にその辺にいる冒険者とは一線を画する実力は持ち合わせているらしい。だが、真なる力を持たない派手な見せかけの偽りの力。ディンは宣言通りに右腕一本で衝撃波を生み出し、綺麗に相殺してみせた。
ドオオウウウゥゥンッ!!
「何だ……今のは……?」
にわかに信じ難い、目の前に起こり得た光景にモルオスは困惑する。
「満足したか?」
モルオスへと軽く問うディン。
「まだだ……今は出力の仕方を間違えたかもしれん……。くらえぇ!!」
再びモルオスはオードをリングへと込めて力を放つ。今度は威力が増している。どうやら本気を出したらしい。
「こんなのが王子じゃたかが知れてるぜ」
ディンは先程と同じ手で相殺する。
ドォン! と短い爆音が響き、爆煙の中からまたもや無傷のディンが姿を現す。
「貴様! 何をした!! 何か裏でもあるのだろう!?」
「信じられなけりゃ言い掛かりかよ……」
「ならばもう一度受けてみよ!」
ディンへと三度手を翳すと、フゥッと流れる様に近づくアロハシャツの男がモルオスの腕を掴んだ。
「王子様、お戯れが過ぎますよ」
「くっ……。オーレン殿か……」
腕を掴まれ、モルオスは苦渋を飲んだような表情でディンを睨みつける。
「何をそんなお怒りになるのですか?」
「フン、何でもない。恥ずかしい所を見せたな。まぁいい、これにて私は帰らせてもらおう。他に用があるのでな」
「逃げんのか? モッキノコ!」
《モッキノコとは秀逸だな》
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「言っていろ。今回は戦略的撤退だ。貴様に次は無い」
モルオスはフハハハハハと誤魔化すように笑い、踵を返す。
ちなみにモッキノコとは激臭を放つキノコである。様々な所に生息しており、モルオスのヘアースタイルに酷似していて、数多くの冒険者からも嫌悪的対象である。食べると案外いけるとモッキノコ愛好家も居てニッチな需要がある。
「君たち、災難だったね」
アロハシャツの男が二人に声をかける。
「あははは、そうですね……」
(変な王子の次は変な服の人……)
リアナが苦笑いする。
「しょぼい王子だったな、あんなのじゃ何の示しにもならねぇよ」
物足りなさから不貞腐れるディン。
「彼は彼で世代トップクラスの実力者なんだけどねぇ」
何か知っているように答える男、オーレン。
「んじゃあ、オレの方が強いってだけか」
「そうだろうね、あの魔法をかき消しちゃうんだから大したもんだよ。流石はディン君だ」
「だろだろ? って、あんたなんでオレの名前知ってるんだ?」
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