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第二十五話
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学校の帰りに地下鉄を降りて家まで歩いているとすぐ目の前に女の子がゆっくりした足どりで歩いている。
追い越そうと思って急ぎ足で横を通りすぎようとしたとき「あら、淳一ちゃんじゃないの」と女の子に声を掛けられた。
聞き覚えのある声は幼馴染みの日出子ちゃんだ。
日出子ちゃんは住まいが近所なので、小学校と中学校は同じ学校だった。
クラスも何度か同じクラスになった事があるが高校生になってからは学校が別であまりつき合いはない。
「淳一ちゃんあいかわらず毎日ゲームばかりしてるんでしょう、たまには勉強しなさいよ」と日出子ちゃんに言われたが余計なお世話だ。
「俺だって勉強くらいはしてるぜ、もう大学受験を考えなきゃいけない時期だしね」と日出子ちゃんに言い返した。
「ところで淳一ちゃん。もうすぐハローウィンだけど今年はどんな仮装する予定なの」と日出子ちゃんに聞かれた。
「まだ決めてないけど、何がいいかな」と俺は日出子ちゃんに聞き返した。
「だったらセーラー服で女装してみたらどう。淳一ちゃんは女装するととっても可愛かったわよね」と日出子ちゃんに言われてしまった。
そういえばまだ子供の頃日出子ちゃんのお誕生会によばれて女装させられたことを思い出した。
「ねえそうしなさいよ。私のセーラー服貸してあげるから」と日出子ちゃんに強く薦められて俺は断るわけにはいかないと思った。
「それでもいいよ」と俺が仕方なく返事をすると「じゃあこれから私の家に来て試しに私のセーラー服を着てみなさいよ。サイズが合うか確かめないといけないから」と日出子ちゃんに言われた。
俺は確かにそうだと思って一緒に日出子ちゃんの家まで行くことにした。
日出子ちゃんの部屋でセーラー服に着替えるとサイズはちょうどいい。
「よかったらお化粧してみましょうよ。その方が可愛いから」と日出子ちゃんに言われて俺はしかたなく、鏡台の前に座った。
そのとき急に部屋全体が激しく揺れてタンスが倒れてきた。
地震だと思ったとき俺の体はタンスの下敷きになって気絶した。
目が醒めたとき俺はベッドに寝ていた。
「日出子ちゃん大丈夫」とベッドの側にいた女性に声を掛けられたが俺の母親ではない。
どっかで見た顔だと思ってよくよく思い出してみると日出子ちゃんのお母さんらしい。
以前あったのは随分昔で日出子ちゃんのお誕生会の時だったとなんとなく覚えている。
そのときよりはかなり老けた顔つきだが日出子ちゃんのお母さんに間違いはない。
「日出子ちゃんしっかりして、大丈夫よすぐ元気になれるから心配いらないわ」とまた日出子ちゃんのお母さんが俺に声をかけてきた。
俺は日出子ちゃんのお母さんが人違いをしているんだと思った。
「淳一ちゃん目をさまして、しっかりして」と俺のすぐ近くで俺のお母さんの声が聞こえて俺は何だか変だと思った。
俺の寝ているベッドのすぐ横に並んだベッドの周りを俺のお母さんとお父さんが立っていて白衣をきた医者らしい男性がなにか話している。
「残念ですが、ご臨終です」と言っているように聞こえた。
日出子ちゃんの部屋でセーラー服で女装をしたとき急に地震が来たのは覚えている。
そのあと病院に運ばれたのなら俺の隣で寝ているのは日出子ちゃんなはずだ。
だが隣のベッドの周りを取り囲んでいるのは俺のお母さんとお父さんなので話が合わない。
俺はベッドから起き上がろうとしたが体に力が入らない。
なんどか試してみたが体はまったく動かなかった。
なんとか声を出そうとしたが声もでない。
俺はいつの間にか気をうしなってしまった。
気がついたときは朝らしくて小鳥の声が聞こえた。
病室には誰もいない。
体を起こしてみると昨日は動かなかった体が不思議と自然に動いた。
隣のベッドを確かめてみたがやはり誰もいない。
体を起こしてみると何だか変だ。
俺はさっきから胸の上になにか乗っているような息苦しさを感じて変だと思って胸を触ってみた。
手の平に柔らかくて大きな肉の塊の感触がある。
俺は自分の胸が大きくなってるのに気がついた。
俺は変だと思って、下着の中に手を入れて確かめてみたがやっぱりあるはずの物がない。
どうやら俺は日出子ちゃんの体に転生してしまったらしい。
そんなことあるはずがないと何度も思ったが他に説明がつかない。
数日たって退院前に担当の医者の先生に診察を受けた。
「名前を言って貰えますか」と最初に先生に聞かれて俺は谷垣淳一と答えそうになったがそんな返事をしたら退院させて貰えないかもしれない。
俺は日出子ちゃんの名前を言うしかないと思って「望田日出子」ですと答えた。
「生年月日は」と聞かれたが、俺は日出子ちゃんの誕生会には何度も呼ばれていたので日出子ちゃんの誕生日は覚えていた。
「1月22日」ですと答えると次は住所を聞かれた。
俺は答えられなかった。
お母さんの名前とお父さんの名前も聞かれたがやはり答えられない。
「事故の時に頭を打った衝撃で、記憶を失っているようですね。大丈夫しばらくしたら元にもどると思います」と先生が母親に答えていた。
退院すると日出子ちゃんの家に連れて行かれた。
日出子ちゃんの部屋に入ると綺麗に片づいていて、前来たときと変わらない。
翌日学校に行くことになったが俺は困ってしまった。
日出子ちゃんが通っていたのは朋優学院だとは知っていたが場所が分からない。
定期券を見て地下鉄に乗ればいいらしいと気がついた。
駅まで行って電車を待っていると同じ制服を着た女の子がちらほらとホームに見えた。
少し待つと電車が来たので俺は電車に乗ると降りやすいようにドアの近くに立った。
学校のある駅に着くと電車を降りたがどこに行けばいいのか分からない。
電車で一緒だった女の子たちの後をつけるとどうやら俺の学校らしい建物の前まで来た。
どこの教室に行けばいいのか分からない。
学生証を見るとクラスの名前は分かったが場所は分からない。
順番に校舎の廊下を歩いてやっと自分の教室を見つけた。
教室のドアを開けると遅刻してしまったらしくてホームルームはもう始まっていた。
空いてる席が一つあったのでどうやらそこが俺の席らしい。
出席をとるとき先生が「望田日出子」と呼んだとき俺はすぐには自分の名前だとは気がつかなかった。
先生は俺が返事をしないのを不審に思ったのかもう一度大きな声で「望田日出子」と呼んでくれた。
俺は慌てて自分が呼ばれたのに気がついて「はい」と返事をした。
授業が始まっても先生の顔に見覚えもないし、教科書のどこを開けばいいのかも分からなかった。
お昼休みになってお弁当を食べようとすると近くの席の女の子がいっしょにお弁当を食べようと言い出した。
俺が困った顔をしていると「日出子ちゃん私のこと全然覚えてないの、私和恵よ、日出子ちゃんとはいつもお弁当一緒に食べていたじゃないの。私たち親友なのよ」と言われてしまった。
「学校のことも友達の事も全然思い出せないんです、ごめんなさい」と俺が仕方なくいうと和恵ちゃんは俺に同情したらしい。
「大丈夫きっとすぐ思い出すから、大丈夫よ」と俺を励ましてくれた。
授業が終わって帰ろうとすると同じクラスの男の子の一人に呼び止められた。
「おい望田。まさか俺のこと忘れてるんじゃないだろうな」と男に言われて俺は「さあ覚えてませんけど、どなたでしたっけ」とうっかり答えてしまった。
「何を言ってるんだお前が俺のこと忘れる訳ないだろう、いくら事故で頭打ったっからってふざけるんじゃねえ」と男の子が怒り出したので俺はまずいことを言ってしまったと後悔した。
だが覚えていないのは本当なのでしょうがない。
「本当に覚えていないんです、ごめんなさい」と俺はひとまず謝った。
「俺は義則。中村義則だ。もう忘れるなよ、しっかり覚えておけ」と義ちゃんに言われて俺はしかたなく「はい」とだけ答えた。
「こんな所じゃゆっくり話もできねえぜ、お前一緒にこいよ」と義ちゃんに言われて俺はどうしようかと迷った。
他の生徒たちに聞かれたらまずい話かもしれない。
とりあえず二人っきりで話した方がいいと思った。
「そうですね、どこに行きますか」と俺は義ちゃんに聞いてみた。
「いいから一緒に来いよ、二人っきりで話がしたいんだ」と言うと義ちゃんは俺の手を引いて体育館の裏に連れ出した。
「お前本当に俺のこと覚えてないのか」と義ちゃんに言われて「本当です全然覚えてません」と俺は答えた。
「じゃあ思い出させてやるぜ」と言うと義ちゃんはいきなり俺を抱きしめてキスしようとしてきた。
俺は顔を横に向けて義ちゃんの唇から逃れると「止めてください」と大声をだした。
「お前本当に俺のこと忘れてるんだな、俺はお前の彼氏なんだぜ」と義ちゃんが言い出した。
「彼氏ってどうゆうことですか」と俺は義ちゃんに聞き返した。
「一緒に映画も見たし、公園にもいったし、それに」と義ちゃんが言うと途中で口ごもった。
「それにってなんですか」と俺が聞きただすと「キスだってしたし、それに初体験だって済んでるんだぜ」と義ちゃんが言うので俺はびっくりしてしまった。
「初体験てなんの事ですか」と俺が聞き返すと「お前俺が初めてだって言ってたのか忘れたのか、それとも他に男がいるのか」と義ちゃんに言われてしまった。
どうやらこの男の子を相手に俺が初体験を済ませたのは本当の事らしい。
初体験の相手を全然覚えていないなんてことになれば義ちゃんが腹を立てるのももっともな話だ。
「でも私全然覚えてないんです、場所はどこですか」と義ちゃんに聞いてみた。
「俺の部屋でやったんだぜ、初体験のあとも何度もやったの覚えてないのか」と義ちゃんが答えたが覚えていないのはしょうがない。
「初体験のとき私はどんなでしたか」と俺は義ちゃんに聞いてみた。
「お前自分からオXンXンをオXXコに入れてくださいっておねだりしたんだぜ。愛し合ってるんだからそれが当たり前だって言ってたじゃないか」と義ちゃんが答えたのを聞いてそんな事があったような気がしてきた。
「初体験の時と同じようにやってやろうか、そうすればきっと俺のことも他のことも全部思い出すと思うんだ」と義ちゃんが言うのを聞いて俺はもしかしたらそれば一番いい方法なのかもしれない思った。
「お願いしてもいいですか」と俺は義ちゃんに頼んでみた。
「じゃあ、ともかく最初はキスからだ」と義ちゃんが言うと俺の身体を抱き寄せてきた。
義ちゃんの唇が俺の唇に重ねられて来たとき俺は顔を背けないように必死で我慢した。
俺は大人がするような舌を絡ませるキスはいやだと思ったが義ちゃんのキスは唇を重ねるだけだったのでちょっとがっかりした。
義ちゃんは背中に廻していた手に力をいれて俺の身体を引き寄せてきた。
俺のやらわかい胸が義ちゃんの胸に押し当てられてつぶれると何だか変な気持ちになった。
俺がおもわず身体をよじらせると俺の胸が押し廻されるように潰されて心地よい感触が胸いっぱいに広がった。
俺はたまらずに義ちゃんの身体にしがみついた。
俺の下腹部に変な感触があって俺は義ちゃんのオXンXンが大きくなっているのに気がついた。
義ちゃんが本当に俺の事を好きだからオXンXンがおっきくなったんだと思うと急に嬉しさが込み上げてきた。
男に愛されるのがこんなに幸せなら俺はこのままずっと女の身体でいてもいいと思った。
「おい、これから二人っきりに成れる所へ行こうぜ、そうすればもっと気持ちよくさせてやる。俺のことを思い出すのにはそれが一番いい方法だしそれしかないんだ」と俺は義ちゃんに誘われた。
「ありがとう」と俺が返事をすると義ちゃんは嬉しそうな顔をした。
「じゃあ駅前のラブホテルに行こうぜ。俺一度ラブホテルに行って見たかったんだ」と義則さんに言われて俺は小さな声で「それでもいいです」と答えた。
学校を出て駅前まで二人で歩くと、裏道に入ってラブホテルの前まで来た。
学生はラブホテルに入れないかとと思ったけど、受け付けでは何も言れなかったので安心した。
部屋に入ると中央に大きなベッドがあってベッドの横には大きな液晶テレビが置いてある。
俺はラブホテルに来るのは初めてなので部屋の中を見回してみると興味津々だ。
義則さんもラブホテルは初めてらしくて部屋の中を歩き回って冷蔵庫の中を開けて見たりしている。
義則さんがビデオのスイッチを入れると液晶の画面に画像が映った。
裸の男とセーラー服を着た女が身体を絡ませている画像が映ってすぐにアダルトビデオだと分かった。
それもモザイクなしの裏ビデオだ。
裏ビデオなんて珍しくもないがいつもはパソコンの小さな画面で見てるだけだ。
家に置いてある液晶テレビの倍くらいもある巨大な液晶テレビで見ると迫力が全然ちがう。
まるで目の前で実際に男と女が居るみたいに見える。
女の方はまだ幼くて女子高生らしいが、男は太った中年の男性だ。
どうやら援助交際のカップルらしい。
男の腰の動きは見ていてもびっくりするくらいにリアルで見ていてもドキドキしてくる。
「おいこんな風にされたいんだろう」と義則さんが俺に言った。
「うん、これと同じにして」と俺は甘えた声で義則さんに返事をした。
義則さんはすぐに俺をベッドに押し倒してきた。
熱く煮えたぎった欲望を前にして、俺の心は逆らう気力を失った。
俺の期待を裏切るように、ゆっくりとした波が俺の感触を楽しむように打ち寄せてきた。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがあった。
支配者に従順に従うことだけが、俺に許された快感だと心の底から思えてきた。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできなかった。
支配者に従属するのが女の宿命だと俺は心のそこから思い知らされた。
義則さんの繰り返す律動は最後の時が間近だと俺の子宮に告げると、俺の奧で痙攣を小刻みに繰り返した。
廃墟となった俺の身体に、義則さんは所有者の刃を誇らしげに打ち込み続けた。
追い越そうと思って急ぎ足で横を通りすぎようとしたとき「あら、淳一ちゃんじゃないの」と女の子に声を掛けられた。
聞き覚えのある声は幼馴染みの日出子ちゃんだ。
日出子ちゃんは住まいが近所なので、小学校と中学校は同じ学校だった。
クラスも何度か同じクラスになった事があるが高校生になってからは学校が別であまりつき合いはない。
「淳一ちゃんあいかわらず毎日ゲームばかりしてるんでしょう、たまには勉強しなさいよ」と日出子ちゃんに言われたが余計なお世話だ。
「俺だって勉強くらいはしてるぜ、もう大学受験を考えなきゃいけない時期だしね」と日出子ちゃんに言い返した。
「ところで淳一ちゃん。もうすぐハローウィンだけど今年はどんな仮装する予定なの」と日出子ちゃんに聞かれた。
「まだ決めてないけど、何がいいかな」と俺は日出子ちゃんに聞き返した。
「だったらセーラー服で女装してみたらどう。淳一ちゃんは女装するととっても可愛かったわよね」と日出子ちゃんに言われてしまった。
そういえばまだ子供の頃日出子ちゃんのお誕生会によばれて女装させられたことを思い出した。
「ねえそうしなさいよ。私のセーラー服貸してあげるから」と日出子ちゃんに強く薦められて俺は断るわけにはいかないと思った。
「それでもいいよ」と俺が仕方なく返事をすると「じゃあこれから私の家に来て試しに私のセーラー服を着てみなさいよ。サイズが合うか確かめないといけないから」と日出子ちゃんに言われた。
俺は確かにそうだと思って一緒に日出子ちゃんの家まで行くことにした。
日出子ちゃんの部屋でセーラー服に着替えるとサイズはちょうどいい。
「よかったらお化粧してみましょうよ。その方が可愛いから」と日出子ちゃんに言われて俺はしかたなく、鏡台の前に座った。
そのとき急に部屋全体が激しく揺れてタンスが倒れてきた。
地震だと思ったとき俺の体はタンスの下敷きになって気絶した。
目が醒めたとき俺はベッドに寝ていた。
「日出子ちゃん大丈夫」とベッドの側にいた女性に声を掛けられたが俺の母親ではない。
どっかで見た顔だと思ってよくよく思い出してみると日出子ちゃんのお母さんらしい。
以前あったのは随分昔で日出子ちゃんのお誕生会の時だったとなんとなく覚えている。
そのときよりはかなり老けた顔つきだが日出子ちゃんのお母さんに間違いはない。
「日出子ちゃんしっかりして、大丈夫よすぐ元気になれるから心配いらないわ」とまた日出子ちゃんのお母さんが俺に声をかけてきた。
俺は日出子ちゃんのお母さんが人違いをしているんだと思った。
「淳一ちゃん目をさまして、しっかりして」と俺のすぐ近くで俺のお母さんの声が聞こえて俺は何だか変だと思った。
俺の寝ているベッドのすぐ横に並んだベッドの周りを俺のお母さんとお父さんが立っていて白衣をきた医者らしい男性がなにか話している。
「残念ですが、ご臨終です」と言っているように聞こえた。
日出子ちゃんの部屋でセーラー服で女装をしたとき急に地震が来たのは覚えている。
そのあと病院に運ばれたのなら俺の隣で寝ているのは日出子ちゃんなはずだ。
だが隣のベッドの周りを取り囲んでいるのは俺のお母さんとお父さんなので話が合わない。
俺はベッドから起き上がろうとしたが体に力が入らない。
なんどか試してみたが体はまったく動かなかった。
なんとか声を出そうとしたが声もでない。
俺はいつの間にか気をうしなってしまった。
気がついたときは朝らしくて小鳥の声が聞こえた。
病室には誰もいない。
体を起こしてみると昨日は動かなかった体が不思議と自然に動いた。
隣のベッドを確かめてみたがやはり誰もいない。
体を起こしてみると何だか変だ。
俺はさっきから胸の上になにか乗っているような息苦しさを感じて変だと思って胸を触ってみた。
手の平に柔らかくて大きな肉の塊の感触がある。
俺は自分の胸が大きくなってるのに気がついた。
俺は変だと思って、下着の中に手を入れて確かめてみたがやっぱりあるはずの物がない。
どうやら俺は日出子ちゃんの体に転生してしまったらしい。
そんなことあるはずがないと何度も思ったが他に説明がつかない。
数日たって退院前に担当の医者の先生に診察を受けた。
「名前を言って貰えますか」と最初に先生に聞かれて俺は谷垣淳一と答えそうになったがそんな返事をしたら退院させて貰えないかもしれない。
俺は日出子ちゃんの名前を言うしかないと思って「望田日出子」ですと答えた。
「生年月日は」と聞かれたが、俺は日出子ちゃんの誕生会には何度も呼ばれていたので日出子ちゃんの誕生日は覚えていた。
「1月22日」ですと答えると次は住所を聞かれた。
俺は答えられなかった。
お母さんの名前とお父さんの名前も聞かれたがやはり答えられない。
「事故の時に頭を打った衝撃で、記憶を失っているようですね。大丈夫しばらくしたら元にもどると思います」と先生が母親に答えていた。
退院すると日出子ちゃんの家に連れて行かれた。
日出子ちゃんの部屋に入ると綺麗に片づいていて、前来たときと変わらない。
翌日学校に行くことになったが俺は困ってしまった。
日出子ちゃんが通っていたのは朋優学院だとは知っていたが場所が分からない。
定期券を見て地下鉄に乗ればいいらしいと気がついた。
駅まで行って電車を待っていると同じ制服を着た女の子がちらほらとホームに見えた。
少し待つと電車が来たので俺は電車に乗ると降りやすいようにドアの近くに立った。
学校のある駅に着くと電車を降りたがどこに行けばいいのか分からない。
電車で一緒だった女の子たちの後をつけるとどうやら俺の学校らしい建物の前まで来た。
どこの教室に行けばいいのか分からない。
学生証を見るとクラスの名前は分かったが場所は分からない。
順番に校舎の廊下を歩いてやっと自分の教室を見つけた。
教室のドアを開けると遅刻してしまったらしくてホームルームはもう始まっていた。
空いてる席が一つあったのでどうやらそこが俺の席らしい。
出席をとるとき先生が「望田日出子」と呼んだとき俺はすぐには自分の名前だとは気がつかなかった。
先生は俺が返事をしないのを不審に思ったのかもう一度大きな声で「望田日出子」と呼んでくれた。
俺は慌てて自分が呼ばれたのに気がついて「はい」と返事をした。
授業が始まっても先生の顔に見覚えもないし、教科書のどこを開けばいいのかも分からなかった。
お昼休みになってお弁当を食べようとすると近くの席の女の子がいっしょにお弁当を食べようと言い出した。
俺が困った顔をしていると「日出子ちゃん私のこと全然覚えてないの、私和恵よ、日出子ちゃんとはいつもお弁当一緒に食べていたじゃないの。私たち親友なのよ」と言われてしまった。
「学校のことも友達の事も全然思い出せないんです、ごめんなさい」と俺が仕方なくいうと和恵ちゃんは俺に同情したらしい。
「大丈夫きっとすぐ思い出すから、大丈夫よ」と俺を励ましてくれた。
授業が終わって帰ろうとすると同じクラスの男の子の一人に呼び止められた。
「おい望田。まさか俺のこと忘れてるんじゃないだろうな」と男に言われて俺は「さあ覚えてませんけど、どなたでしたっけ」とうっかり答えてしまった。
「何を言ってるんだお前が俺のこと忘れる訳ないだろう、いくら事故で頭打ったっからってふざけるんじゃねえ」と男の子が怒り出したので俺はまずいことを言ってしまったと後悔した。
だが覚えていないのは本当なのでしょうがない。
「本当に覚えていないんです、ごめんなさい」と俺はひとまず謝った。
「俺は義則。中村義則だ。もう忘れるなよ、しっかり覚えておけ」と義ちゃんに言われて俺はしかたなく「はい」とだけ答えた。
「こんな所じゃゆっくり話もできねえぜ、お前一緒にこいよ」と義ちゃんに言われて俺はどうしようかと迷った。
他の生徒たちに聞かれたらまずい話かもしれない。
とりあえず二人っきりで話した方がいいと思った。
「そうですね、どこに行きますか」と俺は義ちゃんに聞いてみた。
「いいから一緒に来いよ、二人っきりで話がしたいんだ」と言うと義ちゃんは俺の手を引いて体育館の裏に連れ出した。
「お前本当に俺のこと覚えてないのか」と義ちゃんに言われて「本当です全然覚えてません」と俺は答えた。
「じゃあ思い出させてやるぜ」と言うと義ちゃんはいきなり俺を抱きしめてキスしようとしてきた。
俺は顔を横に向けて義ちゃんの唇から逃れると「止めてください」と大声をだした。
「お前本当に俺のこと忘れてるんだな、俺はお前の彼氏なんだぜ」と義ちゃんが言い出した。
「彼氏ってどうゆうことですか」と俺は義ちゃんに聞き返した。
「一緒に映画も見たし、公園にもいったし、それに」と義ちゃんが言うと途中で口ごもった。
「それにってなんですか」と俺が聞きただすと「キスだってしたし、それに初体験だって済んでるんだぜ」と義ちゃんが言うので俺はびっくりしてしまった。
「初体験てなんの事ですか」と俺が聞き返すと「お前俺が初めてだって言ってたのか忘れたのか、それとも他に男がいるのか」と義ちゃんに言われてしまった。
どうやらこの男の子を相手に俺が初体験を済ませたのは本当の事らしい。
初体験の相手を全然覚えていないなんてことになれば義ちゃんが腹を立てるのももっともな話だ。
「でも私全然覚えてないんです、場所はどこですか」と義ちゃんに聞いてみた。
「俺の部屋でやったんだぜ、初体験のあとも何度もやったの覚えてないのか」と義ちゃんが答えたが覚えていないのはしょうがない。
「初体験のとき私はどんなでしたか」と俺は義ちゃんに聞いてみた。
「お前自分からオXンXンをオXXコに入れてくださいっておねだりしたんだぜ。愛し合ってるんだからそれが当たり前だって言ってたじゃないか」と義ちゃんが答えたのを聞いてそんな事があったような気がしてきた。
「初体験の時と同じようにやってやろうか、そうすればきっと俺のことも他のことも全部思い出すと思うんだ」と義ちゃんが言うのを聞いて俺はもしかしたらそれば一番いい方法なのかもしれない思った。
「お願いしてもいいですか」と俺は義ちゃんに頼んでみた。
「じゃあ、ともかく最初はキスからだ」と義ちゃんが言うと俺の身体を抱き寄せてきた。
義ちゃんの唇が俺の唇に重ねられて来たとき俺は顔を背けないように必死で我慢した。
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「ありがとう」と俺が返事をすると義ちゃんは嬉しそうな顔をした。
「じゃあ駅前のラブホテルに行こうぜ。俺一度ラブホテルに行って見たかったんだ」と義則さんに言われて俺は小さな声で「それでもいいです」と答えた。
学校を出て駅前まで二人で歩くと、裏道に入ってラブホテルの前まで来た。
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部屋に入ると中央に大きなベッドがあってベッドの横には大きな液晶テレビが置いてある。
俺はラブホテルに来るのは初めてなので部屋の中を見回してみると興味津々だ。
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裸の男とセーラー服を着た女が身体を絡ませている画像が映ってすぐにアダルトビデオだと分かった。
それもモザイクなしの裏ビデオだ。
裏ビデオなんて珍しくもないがいつもはパソコンの小さな画面で見てるだけだ。
家に置いてある液晶テレビの倍くらいもある巨大な液晶テレビで見ると迫力が全然ちがう。
まるで目の前で実際に男と女が居るみたいに見える。
女の方はまだ幼くて女子高生らしいが、男は太った中年の男性だ。
どうやら援助交際のカップルらしい。
男の腰の動きは見ていてもびっくりするくらいにリアルで見ていてもドキドキしてくる。
「おいこんな風にされたいんだろう」と義則さんが俺に言った。
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