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第十四話
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礼子さんからライブハウスに誘われました。
礼子さんの好きなロックグループで場所は目黒の小さなライブハウスでした。
待ち合わせの駅で礼子さんを待っていると男の子を紹介されました。
前のクラブの合コンでみかけた男の子達でした。
会場は飲み屋さんの地下で、前の通りにはぎっしりと女の子達がならんでいました。
時間が来て地下に降りると中は狭くて満員電車の様でした。
しばらくして演奏が始まりましたが、大きい音でいっぱいに鳴り響き耳が変になりそうでした。
今度も終ったあとバンドのメンバーを打ち上げパーティをするとかで、小さな飲み屋に連れていかれました。
お酒をのまされてしばらく待たされましたが、また来るのが遅くなるとかでした。
礼子さんはどうしようかと迷っているようでした。
夜遅くまで待ってもバンドの人たちは来ませんでした。
もう終電も終っていて帰り道どうしようかと礼子さんと二人で迷っていると、男の子の友達のマンションが近くだからひとまずそこに行こうと言われました。
男の子に連れられていってみるとずいぶん高級なマンションで部屋は最上階でした。
夜景がきれいだからと言われてベランダに出ると、小さな庭くらいの広さのベランダでした。
手すりに礼子さんと並んで夜景をみていると、男の子達は部屋にもどってお酒を持ってきました。
男の子にお酒の入ったグラスを薦められて私は仕方なく少しだけ飲みました。
強いお酒だったらしくて私はすぐに目眩がして立っていられなくなりました。
男の子が私の身体を抱きかかえると、私の脇腹をくすぐるように撫で上げてきました。
礼子さんが「止めて下さい」と大声をだして叫ぶのが聞こえて私はこれは大変なことになりそうだと寒気がしました。
男の子は私の身体を撫で回しながら私の唇を奪おうと顔を近づけてきました。
私が顔を背けようとすると、今度は男の子の舌先が私の首筋を責めてきました。
私が身体を捩って男の子に背を向けると今度は男の子の両手が後から私の胸を抱きかかえるようにして揉んできました。
息苦しくて思わず大きく息を吐き出すと「感じてやがるぜこの女」と男の子が耳元で囁いてきました。
男の子の手が私の乳首を探り当てると、小刻みに指先を震わせながら捻り上げてきました。
もう逃げられないと思うと私は身体の力が抜けてベランダの手摺りに両手をつきました。
欲望の儀式が始まる予感が、私の身体を襲いました。
私に抵抗する余裕を与えて、私を征服するのを楽しむかのように、男の子はゆっくりと私の身体を開いてきました。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。
私の体は意志のない人形のようにもてあそばれて引き裂かれました。
支配者に従属するのが女の宿命だと私は心のそこから思い知らされました。
至上の楽園に届くまで放り投げられた私の体は、快楽の絶頂を求めて宙をさまよい続けました。
男の子は私の身体を征服すると私の目からは涙がこぼれて止まらなくなりました。
礼子さんの好きなロックグループで場所は目黒の小さなライブハウスでした。
待ち合わせの駅で礼子さんを待っていると男の子を紹介されました。
前のクラブの合コンでみかけた男の子達でした。
会場は飲み屋さんの地下で、前の通りにはぎっしりと女の子達がならんでいました。
時間が来て地下に降りると中は狭くて満員電車の様でした。
しばらくして演奏が始まりましたが、大きい音でいっぱいに鳴り響き耳が変になりそうでした。
今度も終ったあとバンドのメンバーを打ち上げパーティをするとかで、小さな飲み屋に連れていかれました。
お酒をのまされてしばらく待たされましたが、また来るのが遅くなるとかでした。
礼子さんはどうしようかと迷っているようでした。
夜遅くまで待ってもバンドの人たちは来ませんでした。
もう終電も終っていて帰り道どうしようかと礼子さんと二人で迷っていると、男の子の友達のマンションが近くだからひとまずそこに行こうと言われました。
男の子に連れられていってみるとずいぶん高級なマンションで部屋は最上階でした。
夜景がきれいだからと言われてベランダに出ると、小さな庭くらいの広さのベランダでした。
手すりに礼子さんと並んで夜景をみていると、男の子達は部屋にもどってお酒を持ってきました。
男の子にお酒の入ったグラスを薦められて私は仕方なく少しだけ飲みました。
強いお酒だったらしくて私はすぐに目眩がして立っていられなくなりました。
男の子が私の身体を抱きかかえると、私の脇腹をくすぐるように撫で上げてきました。
礼子さんが「止めて下さい」と大声をだして叫ぶのが聞こえて私はこれは大変なことになりそうだと寒気がしました。
男の子は私の身体を撫で回しながら私の唇を奪おうと顔を近づけてきました。
私が顔を背けようとすると、今度は男の子の舌先が私の首筋を責めてきました。
私が身体を捩って男の子に背を向けると今度は男の子の両手が後から私の胸を抱きかかえるようにして揉んできました。
息苦しくて思わず大きく息を吐き出すと「感じてやがるぜこの女」と男の子が耳元で囁いてきました。
男の子の手が私の乳首を探り当てると、小刻みに指先を震わせながら捻り上げてきました。
もう逃げられないと思うと私は身体の力が抜けてベランダの手摺りに両手をつきました。
欲望の儀式が始まる予感が、私の身体を襲いました。
私に抵抗する余裕を与えて、私を征服するのを楽しむかのように、男の子はゆっくりと私の身体を開いてきました。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。
私の体は意志のない人形のようにもてあそばれて引き裂かれました。
支配者に従属するのが女の宿命だと私は心のそこから思い知らされました。
至上の楽園に届くまで放り投げられた私の体は、快楽の絶頂を求めて宙をさまよい続けました。
男の子は私の身体を征服すると私の目からは涙がこぼれて止まらなくなりました。
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