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第一章
黒と白
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ここは日本から少し離れた孤島にある人口管理島〖斑鳩〗と呼ばれる場所だ。
もっと言うならその斑鳩の中央区にそびえ立つ魔法育成機関〖斑鳩学園〗と呼ばれる場所。
そこは300年前に神々の戯れ〖ラグナロク〗が終結し、人類が未来へ希望を残すために作られた魔法育成機関であり、最初の魔法使い達が設立したと言われる場所なのだ。
今2322年4月8日。斑鳩学園の入学式であり、今日から通う学園。
この門の先に希望があるか、はたまた絶望があるかは分からないけど、俺が目指す夢のためにはここを進むしかない。
「さてと、進むか。」
向かうは入学式が行われる体育館。自分以外に100人近くの新入生らしき少年少女たちが同じ場所へと向かう。
緊張で人にぶつかる者も入れば、凛々しく桜道を歩き周りの目を奪う者もいるし、仲良く喋りながら向かう者たちもいる。そんな中俺は気にせず1人で淡々と目的地へ足を運んだ。
「新入生の諸君!良くぞ学園の門を潜りここまで来た!君たちのこれからは決して楽なものでは無い。だがそれでも最後まで学園に残り各々の行く道のためにここでの学業をものとして欲しい!」
斑鳩学長は最初の魔法使いたちを束ねたリーダー的な存在であった斑鳩 詩音の真っ当な血の継承者であり、この人口管理島〖斑鳩〗の責任者の一人でもある人だ。
そもそも人口管理島は神々の戯れが起きた時、様々な現象によって出来た島であり、この島は神々の力をより強く濃く影響された場所であり、強力な魔法の磁場によって形を保っている。
それを維持するために最初の魔法使いたちは、己の血を継ぐもの達にこの島の管理を任せ、重要な役職を担うようにしたと言われている。
そんな学長は、この学園を支えながら島の管理までしているのだから教員たちは頭が上がらず、魔法使いたちの憧れの的でもあった。
「長々と話したがつまりはここにいる皆には未来へ逞しく強く、そして誰かの希望となる為に頑張って欲しいということだ。私は君たちの成長を期待している!
さぁ、新たな出会いに祝福を!」
「今日からここの担任をする斑鳩 咲です。これから3年間ずっと同じクラスで
同じ仲間たちと学ぶことになるから、皆もそのつもりで、共に頑張りましょ。」
この人は学長の娘でたる斑鳩 咲。どうやら担任には恵まれたらしい....が。確か噂では学長の次に強い実力者で、数多の学生達がその強さに自信をなくしこの学園を去ったなんていう話がある。きっとこの中からそうなる者をいるんだろうな...
「じゃあ、まずは自己紹介を始めましょう。そこの君、自己紹介お願いね?」
端から自己紹介が始まっていく。正直周りの奴らのことを気にする余裕は今の俺には無いし、気にする必要も感じない
そう考えてとき...。
「じゃあ、君も自己紹介よろしくね!」
「はい。」
1人の少女に何故か反応してしまった。理由は分からないが何故かいきなり心臓が痛みだした瞬間がこの少女の番だったのだ。
「海月 美麗です。私の得意とする魔法は水と氷で、固有武装として霊刀を所持しています。」
周りがざわついた。無理もない、そもそも固有武装を所持するには学園の3年になり、学園の試験にて固有武装の紋章を刻むか、最初の魔法使いの血の血縁者じゃなければいけないのだから。
この場合だと血の血縁者ということなんだろう。
ただその問題の血縁者がここにいるということだ。最初の魔法使いは全員で12人とされ、本当に極わずかであり、それぞれが重要な役職をつくようになっていて、代々その血筋のものは家族から一般常識や魔法について学び、成人と同時に、人口管理島の責任者として働くことが"ほぼ"決まっている。
つまり、この学園にいるはずのない人物がこのクラスにいるという驚愕の真実にみんなが驚いているのだ。
だがもう1つ驚く要素がある。それが..
「私の持つ霊刀 咲夜は代々受け継いできた家宝であり、いつか来るであろう神々の戯れに対抗しうる物です。ですが
私一人では太刀打ちなんて夢のまた夢なのでどうが皆と学業を共にし、皆とやっていけたらいいなと思っています。
よろしくお願いします。」
そう霊刀である。霊刀は最初の魔法使いの中で鍛冶に特化した朱雀院家の者たちしか打つことが出来ないとされる最強の名にふさわしい相応しい業物。そこに最初の魔法使いの血の力があるのだから相当の実力者だと感じ取れる。
.....事が上手く運べばいいんだが。
「じゃあ、次の人自己紹介お願いします。.....あの、自己紹介お願いしますね?」
「すいません。」
考えふけっていたら彼女の番も終わり
俺の前に控えていた同級たちの自己紹介も終わっていたか。
「熾月 零静です。分からぬことだらけですがよしくお願いします。」
まぁ、こんなものでいいだろう。
そっと"右手を庇い"ながら席に着く。
自己紹介はそつなく全員終わり、初日を終えることが出来た。だがここからが始まりだ。3年にも及ぶ魔法学を学び、己の夢のために今を生きるしかない。それが例え明かりのない闇の中を歩む行為だとしても....
俺には叶えなければいけない願いがあるのだから。
もっと言うならその斑鳩の中央区にそびえ立つ魔法育成機関〖斑鳩学園〗と呼ばれる場所。
そこは300年前に神々の戯れ〖ラグナロク〗が終結し、人類が未来へ希望を残すために作られた魔法育成機関であり、最初の魔法使い達が設立したと言われる場所なのだ。
今2322年4月8日。斑鳩学園の入学式であり、今日から通う学園。
この門の先に希望があるか、はたまた絶望があるかは分からないけど、俺が目指す夢のためにはここを進むしかない。
「さてと、進むか。」
向かうは入学式が行われる体育館。自分以外に100人近くの新入生らしき少年少女たちが同じ場所へと向かう。
緊張で人にぶつかる者も入れば、凛々しく桜道を歩き周りの目を奪う者もいるし、仲良く喋りながら向かう者たちもいる。そんな中俺は気にせず1人で淡々と目的地へ足を運んだ。
「新入生の諸君!良くぞ学園の門を潜りここまで来た!君たちのこれからは決して楽なものでは無い。だがそれでも最後まで学園に残り各々の行く道のためにここでの学業をものとして欲しい!」
斑鳩学長は最初の魔法使いたちを束ねたリーダー的な存在であった斑鳩 詩音の真っ当な血の継承者であり、この人口管理島〖斑鳩〗の責任者の一人でもある人だ。
そもそも人口管理島は神々の戯れが起きた時、様々な現象によって出来た島であり、この島は神々の力をより強く濃く影響された場所であり、強力な魔法の磁場によって形を保っている。
それを維持するために最初の魔法使いたちは、己の血を継ぐもの達にこの島の管理を任せ、重要な役職を担うようにしたと言われている。
そんな学長は、この学園を支えながら島の管理までしているのだから教員たちは頭が上がらず、魔法使いたちの憧れの的でもあった。
「長々と話したがつまりはここにいる皆には未来へ逞しく強く、そして誰かの希望となる為に頑張って欲しいということだ。私は君たちの成長を期待している!
さぁ、新たな出会いに祝福を!」
「今日からここの担任をする斑鳩 咲です。これから3年間ずっと同じクラスで
同じ仲間たちと学ぶことになるから、皆もそのつもりで、共に頑張りましょ。」
この人は学長の娘でたる斑鳩 咲。どうやら担任には恵まれたらしい....が。確か噂では学長の次に強い実力者で、数多の学生達がその強さに自信をなくしこの学園を去ったなんていう話がある。きっとこの中からそうなる者をいるんだろうな...
「じゃあ、まずは自己紹介を始めましょう。そこの君、自己紹介お願いね?」
端から自己紹介が始まっていく。正直周りの奴らのことを気にする余裕は今の俺には無いし、気にする必要も感じない
そう考えてとき...。
「じゃあ、君も自己紹介よろしくね!」
「はい。」
1人の少女に何故か反応してしまった。理由は分からないが何故かいきなり心臓が痛みだした瞬間がこの少女の番だったのだ。
「海月 美麗です。私の得意とする魔法は水と氷で、固有武装として霊刀を所持しています。」
周りがざわついた。無理もない、そもそも固有武装を所持するには学園の3年になり、学園の試験にて固有武装の紋章を刻むか、最初の魔法使いの血の血縁者じゃなければいけないのだから。
この場合だと血の血縁者ということなんだろう。
ただその問題の血縁者がここにいるということだ。最初の魔法使いは全員で12人とされ、本当に極わずかであり、それぞれが重要な役職をつくようになっていて、代々その血筋のものは家族から一般常識や魔法について学び、成人と同時に、人口管理島の責任者として働くことが"ほぼ"決まっている。
つまり、この学園にいるはずのない人物がこのクラスにいるという驚愕の真実にみんなが驚いているのだ。
だがもう1つ驚く要素がある。それが..
「私の持つ霊刀 咲夜は代々受け継いできた家宝であり、いつか来るであろう神々の戯れに対抗しうる物です。ですが
私一人では太刀打ちなんて夢のまた夢なのでどうが皆と学業を共にし、皆とやっていけたらいいなと思っています。
よろしくお願いします。」
そう霊刀である。霊刀は最初の魔法使いの中で鍛冶に特化した朱雀院家の者たちしか打つことが出来ないとされる最強の名にふさわしい相応しい業物。そこに最初の魔法使いの血の力があるのだから相当の実力者だと感じ取れる。
.....事が上手く運べばいいんだが。
「じゃあ、次の人自己紹介お願いします。.....あの、自己紹介お願いしますね?」
「すいません。」
考えふけっていたら彼女の番も終わり
俺の前に控えていた同級たちの自己紹介も終わっていたか。
「熾月 零静です。分からぬことだらけですがよしくお願いします。」
まぁ、こんなものでいいだろう。
そっと"右手を庇い"ながら席に着く。
自己紹介はそつなく全員終わり、初日を終えることが出来た。だがここからが始まりだ。3年にも及ぶ魔法学を学び、己の夢のために今を生きるしかない。それが例え明かりのない闇の中を歩む行為だとしても....
俺には叶えなければいけない願いがあるのだから。
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