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第二章〜フューズ王国〜
第16話 護衛依頼
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「俺は『ドラゴンファング』のリーダーのライアンだ。よろしく頼む」
「こちらこそよろしくお願いします」
俺たちは、護衛依頼を受けていた。
まだ、カンナたちには言ってはいないが、どっちにしろラノリア王立学園がある王都に向かう予定だったので、王都行きの商人の護衛依頼を受けることにしたのだ。
ライアンさんは20代後半の190はある長身にがっしりとした体つきで、背中にはハルバードという槍と斧を合わせたような物を背負っていた。
「では、よろしく頼むぞ」
「おう、任せてくれ」
そう商人であろう、おじさんが言うとライアンさんが自信を持って答える。
俺たちと一緒に護衛依頼を受けているのはDランクパーティーのドラゴンファングだ。
護衛依頼は基本的にはCランク以上じゃない限りは、2つのパーティーでやらないといけない決まりのため、ドラゴンファングと一緒に護衛依頼を受けている。
ライアンさんから紹介されたメンバーは、皮鎧をして腰に短剣を携えた斥候役であるノーマン、スケイルアーマーをして腰には大盾と長剣を背負っているビル、怪しげなローブを着て、右手には杖を持っているベンの、むさ苦しい男パーティーだった。
「君、もしかして昨日ファウンダー辺境伯の息子に絡まれていた子かい?」
「ええ、そうです。見ていたんですか?」
「ああ、ちょっと女の子……じゃない。ちょっと買い物をしててね」
「おい、ノーマン!お前昨日遅いと思ったらまた女をナンパしてたのか」
ノーマンは何処吹く風と聞き流すように顔を逸らす。
「取り敢えず出発しますよ、御二方」
「ああ、そうだったな。すまん」
そうベンがいうと二人はバツが悪そうに笑っていた。
「そういえばさっきの話の続きなんですけど、ファウンダー辺境伯の息子を殴って大丈夫だったのか?」
「ええ、屋敷に呼び出されましたけど、逆にバカ息子をお灸を据えてくれてありがとうって言われましたよ」
「まあ、あのクソ貴族も幾度なく旅人をいびっていたからな。それにしてもスカッとしたぞ!あれはカッコよかったな」
結構ガッツリ見られていたようだ。持ち上げられるのは嬉しいのだが、ちょっと恥ずかしい気もする。
「にしても、ほんとに可愛いお嬢ちゃんを連れてんなぁ。羨ましさで血の涙が出そうだよ」
「ばっ、お前がそれを言うかよ。散々女遊びをしてる癖によ」
「ハイハイ、喧嘩しないで下さい。みっともない」
またまたベンさんが止めに入る。いつもこうなのだろうか?
「すまないね、いつもこんな感じでこの2人は喧嘩ばっかなんだよ。ビルは面倒くさがって放置しとけって言うけど、いつまでたっても終わらないからね。私が仲裁しないといけないのだよ」
どうやら、ベンさんは苦労人のようだ。あれだな、多分パーティーの財布の紐とか握ってる人だな。見た感じ1番しっかりしてるのはベンさんだしね。
「はぁ、戦闘のときはもっと真面目だし、連携もちゃんと出来るのに何故こうも言い争いばっか起きるのか……」
ベンさんお疲れ様です。
「フォッフォッフォ。賑やかでいいのう」
まさかの商人はフォッフォッフォおじさんだった。
いやー、現実にはいない、物語のなかでしか出てこないからある意味感動だな。
王都までは10日間ぐらいかかるようで、間に街が2つほどあるらしい。
幌馬車と呼ばれる、荷馬車に布の屋根がついたようなものを馬が運んでいる。
この馬もファンタジー所以なのかわからないが、非常に便利な動物になっている。
普通、馬は一日に飼料(草)を10キロくらい食べ、水は30~40キロほど飲むため、集団を作り、飼料専用に駄馬を用意しなければならないのだが、この世界の馬は木も食べることが出来るため、林が茂っている街道ではそこらじゅうで食事することが出来るうえ、あまりエサを必要としないため非常に物を運ぶ手段として重宝されている。
✳ ✳ ✳ ✳
「今日はここぐらいまでにしておこうか」
「ええ、そうですね」
一応同じ依頼を受けているため臨時パーティーとなるのだが、あちらのほうがランクが高いため、リーダーはライアンさんがやっている。まあ、まだこっちは正式なパーティーは組んでいないのだが。
「篝火 《トーチ》!!」
暗い森の中に火が3つ。
現在俺たちは森の中の道の外れで野営の準備を進めていた。
周りにある石などで石垣を作り、木などを集めて、篝火 《トーチ》の魔術で引火する。
毎回これをすると、小学生のころのキャンプを思い出すものである。
おじさんが、キャンプをするなかでサバイバル方法を色々教えてくれたりしたっけな。
いつもどおり、カンナに指示を仰ぎつつ、野菜やら肉やらを分担して切っていく。そのおかげなのか最近料理スキルがついた。
「よし、これで完成かな?」
「おおー、いい匂いだなぁ」
横の薪で干し肉と黒パンを食べていた、ライアンさんが犬のように鼻をひくつかせている。
「こっちは、野郎パーティーで料理をまともに出来るやつがいねーんだよな。てか、どっからその食材出したんだ?まさかずっと背負ってたのか?」
「いえ、実はアイテムバッグを持っていまして、その中に入れていたんですよ」
「かぁー、まだEランクの駆け出しなのにそんな物を持ってるのか。羨ましいじゃねーか!コノヤロウ」
俺がカンナとリアンに目配せをすると二人はいいよ、と言うように頷く。
「良かったら一緒に食べますか?」
「遠慮なく頂きます!」
「あ、他の皆さんもいいですよ」
「よっしゃぁ!」
「フォッフォッフォ、美味そうじゃのう」
今日のメニューはソーセージみたいなものが街で売っていたのでポトフみたいなものにした。
俺たちはこれまた街で売っていた木の容器にポトフを入れていく。
「熱いので気をつけてくださいねー」
カンナがそう言うと、冷ましもせずに口の中に放り込もうとしていたライアンさんが恥ずかしそうに頭をかいていた。
「「いただきます!!」」
「ん?なんだ?それは」
「ああ、これは俺の故郷での風習で、食べ物に感謝をする挨拶なんだ。この肉とか野菜とかは何らかの動物や植物が犠牲になってるだろ?命を頂き、自らの命にさせて頂きますという気持ちを込めて『いただきます』というんだ」
「なるほど、そうなのか。じゃあ俺たちも言わないとな」
「ああ、そうだな」
「じゃあ、せーの」
「「「いただきます!!!」」」
──モグッ
うまい!ソーセージはパリッとしていて、噛む度に肉汁が溢れていく。うむ、こちらのジャガイモもどきも美味しいな。よく火が通っていてホクホクしている。
「「「うめぇ!!」」」
ライアンさんたちは我を忘れたようにパクパクとポトフを食べていた。
「はぁ、食った食った」
「ああ、美味しかったな。街の中でもないのにこんな美味しい料理を食えるなんてな」
「街の中でもこんな美味しい料理なかなかないだろ」
「あ、そうだ。そういえばどんくらいお金を払えばいいんだ?」
「いや、別にお金は要らないですよ。ほら、一緒にご飯を食べるほうが美味しいじゃないですか?だから別にお金は要らないです」
「おう……そうか、悪いな。かわりといってはなんだが、なんか俺らに出来ることはないか?」
「そうですね……あ、そうだ。良ければ王都や王都にある学園についての話をしてくれませんか?」
「ああ、それくらいならおやすい御用だ」
それから寝るまでのあいだ、ライアンさんたちが色々な話をしてくれた。
王都についてや、王族についての話などから、行きつけの店の話などの細かなところの話まで色々聞くことが出来た。
「あ、そういえば見張りの順番はどうしますか?」
「ああ、今日はご馳走して貰ったから俺たちがやっておくよ。どっちにしろ俺らのパーティーは4人いるからそこまで1人の負担は大きくないからさ」
「ありがとうございます!」
寝る前に俺は日課の魔術の練習する。
「ッチ、また失敗かぁ」
「もっと、イメージを明確にしないとだめよ。こう水を帯状に持ってなにかを切り裂くイメージで」
俺は水魔術Lv3の水刃を練習していた。魔術のレベルが上がるにつれて、当然制御するのも難しくなっていく。今はリアンに教わりながら練習中だ。もう2日も掛かっているため非常にもどかしく感じている。まあ普通はこのレベルに達するまで早くて半年はかかるそうだがな。
「こうやるのよ。水刃!!」
リアンがそう詠唱をすると2本のムチのようなものが木を切り裂く。
「うーん、難しいなぁ」
「まあ、練習あるのみよ。逆にそんなすぐに出来たら私が泣くわよ」
魔術もなかなか難しいものである。
名称:楠木斗真 年齢:17歳
種族:人族
職業:召喚士
状態:平常
ステータス レベル:6
HP:352 MP:10858 腕力:138 体力:135 敏捷:220 知力:317 魔力:690 器用:82
スキル
剣術Lv2,火魔術Lv3、水魔術Lv2,浄化魔術Lv1,召喚術LvMax,魔力回復上昇Lv5、詠唱短縮、料理Lv1
ユニークスキル
鑑定LvMax、鑑定偽造
エクストラスキル
アイテムボックス(異)
固有魔法
神聖召喚魔術Lv1
称号
異世界人、救世主、Eランク冒険者
オークのレーザーアーマー
「こちらこそよろしくお願いします」
俺たちは、護衛依頼を受けていた。
まだ、カンナたちには言ってはいないが、どっちにしろラノリア王立学園がある王都に向かう予定だったので、王都行きの商人の護衛依頼を受けることにしたのだ。
ライアンさんは20代後半の190はある長身にがっしりとした体つきで、背中にはハルバードという槍と斧を合わせたような物を背負っていた。
「では、よろしく頼むぞ」
「おう、任せてくれ」
そう商人であろう、おじさんが言うとライアンさんが自信を持って答える。
俺たちと一緒に護衛依頼を受けているのはDランクパーティーのドラゴンファングだ。
護衛依頼は基本的にはCランク以上じゃない限りは、2つのパーティーでやらないといけない決まりのため、ドラゴンファングと一緒に護衛依頼を受けている。
ライアンさんから紹介されたメンバーは、皮鎧をして腰に短剣を携えた斥候役であるノーマン、スケイルアーマーをして腰には大盾と長剣を背負っているビル、怪しげなローブを着て、右手には杖を持っているベンの、むさ苦しい男パーティーだった。
「君、もしかして昨日ファウンダー辺境伯の息子に絡まれていた子かい?」
「ええ、そうです。見ていたんですか?」
「ああ、ちょっと女の子……じゃない。ちょっと買い物をしててね」
「おい、ノーマン!お前昨日遅いと思ったらまた女をナンパしてたのか」
ノーマンは何処吹く風と聞き流すように顔を逸らす。
「取り敢えず出発しますよ、御二方」
「ああ、そうだったな。すまん」
そうベンがいうと二人はバツが悪そうに笑っていた。
「そういえばさっきの話の続きなんですけど、ファウンダー辺境伯の息子を殴って大丈夫だったのか?」
「ええ、屋敷に呼び出されましたけど、逆にバカ息子をお灸を据えてくれてありがとうって言われましたよ」
「まあ、あのクソ貴族も幾度なく旅人をいびっていたからな。それにしてもスカッとしたぞ!あれはカッコよかったな」
結構ガッツリ見られていたようだ。持ち上げられるのは嬉しいのだが、ちょっと恥ずかしい気もする。
「にしても、ほんとに可愛いお嬢ちゃんを連れてんなぁ。羨ましさで血の涙が出そうだよ」
「ばっ、お前がそれを言うかよ。散々女遊びをしてる癖によ」
「ハイハイ、喧嘩しないで下さい。みっともない」
またまたベンさんが止めに入る。いつもこうなのだろうか?
「すまないね、いつもこんな感じでこの2人は喧嘩ばっかなんだよ。ビルは面倒くさがって放置しとけって言うけど、いつまでたっても終わらないからね。私が仲裁しないといけないのだよ」
どうやら、ベンさんは苦労人のようだ。あれだな、多分パーティーの財布の紐とか握ってる人だな。見た感じ1番しっかりしてるのはベンさんだしね。
「はぁ、戦闘のときはもっと真面目だし、連携もちゃんと出来るのに何故こうも言い争いばっか起きるのか……」
ベンさんお疲れ様です。
「フォッフォッフォ。賑やかでいいのう」
まさかの商人はフォッフォッフォおじさんだった。
いやー、現実にはいない、物語のなかでしか出てこないからある意味感動だな。
王都までは10日間ぐらいかかるようで、間に街が2つほどあるらしい。
幌馬車と呼ばれる、荷馬車に布の屋根がついたようなものを馬が運んでいる。
この馬もファンタジー所以なのかわからないが、非常に便利な動物になっている。
普通、馬は一日に飼料(草)を10キロくらい食べ、水は30~40キロほど飲むため、集団を作り、飼料専用に駄馬を用意しなければならないのだが、この世界の馬は木も食べることが出来るため、林が茂っている街道ではそこらじゅうで食事することが出来るうえ、あまりエサを必要としないため非常に物を運ぶ手段として重宝されている。
✳ ✳ ✳ ✳
「今日はここぐらいまでにしておこうか」
「ええ、そうですね」
一応同じ依頼を受けているため臨時パーティーとなるのだが、あちらのほうがランクが高いため、リーダーはライアンさんがやっている。まあ、まだこっちは正式なパーティーは組んでいないのだが。
「篝火 《トーチ》!!」
暗い森の中に火が3つ。
現在俺たちは森の中の道の外れで野営の準備を進めていた。
周りにある石などで石垣を作り、木などを集めて、篝火 《トーチ》の魔術で引火する。
毎回これをすると、小学生のころのキャンプを思い出すものである。
おじさんが、キャンプをするなかでサバイバル方法を色々教えてくれたりしたっけな。
いつもどおり、カンナに指示を仰ぎつつ、野菜やら肉やらを分担して切っていく。そのおかげなのか最近料理スキルがついた。
「よし、これで完成かな?」
「おおー、いい匂いだなぁ」
横の薪で干し肉と黒パンを食べていた、ライアンさんが犬のように鼻をひくつかせている。
「こっちは、野郎パーティーで料理をまともに出来るやつがいねーんだよな。てか、どっからその食材出したんだ?まさかずっと背負ってたのか?」
「いえ、実はアイテムバッグを持っていまして、その中に入れていたんですよ」
「かぁー、まだEランクの駆け出しなのにそんな物を持ってるのか。羨ましいじゃねーか!コノヤロウ」
俺がカンナとリアンに目配せをすると二人はいいよ、と言うように頷く。
「良かったら一緒に食べますか?」
「遠慮なく頂きます!」
「あ、他の皆さんもいいですよ」
「よっしゃぁ!」
「フォッフォッフォ、美味そうじゃのう」
今日のメニューはソーセージみたいなものが街で売っていたのでポトフみたいなものにした。
俺たちはこれまた街で売っていた木の容器にポトフを入れていく。
「熱いので気をつけてくださいねー」
カンナがそう言うと、冷ましもせずに口の中に放り込もうとしていたライアンさんが恥ずかしそうに頭をかいていた。
「「いただきます!!」」
「ん?なんだ?それは」
「ああ、これは俺の故郷での風習で、食べ物に感謝をする挨拶なんだ。この肉とか野菜とかは何らかの動物や植物が犠牲になってるだろ?命を頂き、自らの命にさせて頂きますという気持ちを込めて『いただきます』というんだ」
「なるほど、そうなのか。じゃあ俺たちも言わないとな」
「ああ、そうだな」
「じゃあ、せーの」
「「「いただきます!!!」」」
──モグッ
うまい!ソーセージはパリッとしていて、噛む度に肉汁が溢れていく。うむ、こちらのジャガイモもどきも美味しいな。よく火が通っていてホクホクしている。
「「「うめぇ!!」」」
ライアンさんたちは我を忘れたようにパクパクとポトフを食べていた。
「はぁ、食った食った」
「ああ、美味しかったな。街の中でもないのにこんな美味しい料理を食えるなんてな」
「街の中でもこんな美味しい料理なかなかないだろ」
「あ、そうだ。そういえばどんくらいお金を払えばいいんだ?」
「いや、別にお金は要らないですよ。ほら、一緒にご飯を食べるほうが美味しいじゃないですか?だから別にお金は要らないです」
「おう……そうか、悪いな。かわりといってはなんだが、なんか俺らに出来ることはないか?」
「そうですね……あ、そうだ。良ければ王都や王都にある学園についての話をしてくれませんか?」
「ああ、それくらいならおやすい御用だ」
それから寝るまでのあいだ、ライアンさんたちが色々な話をしてくれた。
王都についてや、王族についての話などから、行きつけの店の話などの細かなところの話まで色々聞くことが出来た。
「あ、そういえば見張りの順番はどうしますか?」
「ああ、今日はご馳走して貰ったから俺たちがやっておくよ。どっちにしろ俺らのパーティーは4人いるからそこまで1人の負担は大きくないからさ」
「ありがとうございます!」
寝る前に俺は日課の魔術の練習する。
「ッチ、また失敗かぁ」
「もっと、イメージを明確にしないとだめよ。こう水を帯状に持ってなにかを切り裂くイメージで」
俺は水魔術Lv3の水刃を練習していた。魔術のレベルが上がるにつれて、当然制御するのも難しくなっていく。今はリアンに教わりながら練習中だ。もう2日も掛かっているため非常にもどかしく感じている。まあ普通はこのレベルに達するまで早くて半年はかかるそうだがな。
「こうやるのよ。水刃!!」
リアンがそう詠唱をすると2本のムチのようなものが木を切り裂く。
「うーん、難しいなぁ」
「まあ、練習あるのみよ。逆にそんなすぐに出来たら私が泣くわよ」
魔術もなかなか難しいものである。
名称:楠木斗真 年齢:17歳
種族:人族
職業:召喚士
状態:平常
ステータス レベル:6
HP:352 MP:10858 腕力:138 体力:135 敏捷:220 知力:317 魔力:690 器用:82
スキル
剣術Lv2,火魔術Lv3、水魔術Lv2,浄化魔術Lv1,召喚術LvMax,魔力回復上昇Lv5、詠唱短縮、料理Lv1
ユニークスキル
鑑定LvMax、鑑定偽造
エクストラスキル
アイテムボックス(異)
固有魔法
神聖召喚魔術Lv1
称号
異世界人、救世主、Eランク冒険者
オークのレーザーアーマー
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