クラス転移で俺だけ勇者じゃないのだが!?~召喚した配下で国を建国~

かめ

文字の大きさ
34 / 41
第二章〜フューズ王国〜

第30話 能力の確認

しおりを挟む
「そうか。分かった。では明日試験をするとしよう。一回目の鐘が鳴る頃、冒険者ギルドに来てくれ」

 一回目の鐘だと、だいたい朝の6時くらいか。確か鐘は3時間毎くらいに鳴っていた気がする。

「分かりました。では、またよろしくお願いします」

 用事が済んだので、ノアには獣人へと戻ってもらい、俺たちは冒険者ギルドを後にする。ちなみに獣人から魔獣化する時に服が破れるのではないかと思ったが、何故か大丈夫なようだ。本人に聞いてもよく分からないって言われた。まあ……異世界だし、そういうものだと飲み込むしかない。別にハレンチなことを期待していた訳では無い。うん……

「試験は明日だから、準備はしっかりしないといけないわね」

「ああ、そうだな。この機に色々と試してみるか。新しく得た能力とかな」

 検問を通り、王都からほど近い魔物が出現するエリアまで移動していく。

「んー、風が気持ちいいです♪」

「ノアは外が好きなのか?」

「んー? なんというか、心が落ち着くんです♪」

 元々が狼だから、街などの人がいっぱい居る所よりもこういう自然の方が落ち着くのだろうか?

「よし、じゃあ早速試していくぞ」

「まずはアレですよね?」

「ああ、レベルが上がって使えるようになった意識同化とトレースだ」

 早速俺は集中して、意識同化をしようと試みる。前回行ったのは才幹接続《ステータスコネクト 》という、トレースの機能だが、今回は意識の同化をしようと思う。

「──接続コネクト 

 まただ……頭の中に機械のような声が聞こえてくる。気の所為ではなかったようだ。これは一体なんだろうか? 俺は集中して接続することに意識を向ける。

「──失敗しました。接続には個体名«カンナ»、«ノア»の集中が必要です」

 どうやらカンナとノアの集中が足りなかったらしい。俺は2人にもう少し集中するようにお願いし、再度接続を試みる。

「──接続コネクト ──成功しました。個体名«カンナ»、«ノア»と意識を共有します」

「うぉっ!?」

 いきなり頭の中に自分のとは違う思考が浮かんでくる。まるで、頭の中にそのまま喋りかけられたようだ。
 なるほどな……意識を共有することは出来るが、その分雑念も増える。だから、その中から必要な情報だけを取捨選択して把握しなければならない。慣れるまでは接続に集中して、意識を割かないと使えないだろう。

「なんか不思議な感じです!」

「うぅーなんか頭の中がごちゃごちゃする」

 ノアは少し煩わしいのか頭を抱えて唸っている。確かに慣れるまでは少し気持ち悪いかも知れない。まるで乗り物酔いのようだ。

「じゃあこの状態で1回魔物と戦ってみるぞ。戦闘の時、実際使えるかどうか、練習もしないといけないしな」

 俺たちは意識同化をしたまま、魔物が出現する森へと入る。相変わらず空気が淀んでいて、嫌な感じがするな。

(いました!)

 脳内でカンナの視界が共有される。
 前方50メートルってとこか。ゴブリンが数匹いるのが見える。俺の視力じゃここまでは見ることは出来ないだろう。
 まるで、マルチタスクのようにカンナの視界と俺の視界両方が見えている。

(俺は魔術でゴブリンの武器を封じるから、二人でトドメを刺してみてくれ!)

((りょうかい!))

 俺は、最近覚えた石弾ストーンバレット を同時に数個展開しようとする。
 すると、頭に激痛が走り、視界が少し歪む。

「ぐあっ」

「どうしましたか!? ご主人様!?」

「大丈夫だ……問題ない。石弾ストーンバレット !!」

「ギギッ!?」

 ゴブリンの武器を持っている手が吹き飛び、奇声を発する。

「おりゃぁ!」

 カンナの斬撃にゴブリンに直撃し、緑色の血が流れる。

「ほい♪」

 ノアは獣化すると、その巨大な爪でゴブリンを切り裂く。
 あっという間に戦闘は終了してしまい、俺たちはゴブリンの討伐部位を回収する事にした。

「やっぱり、ゴブリンだと手応えないわね」

「ああ、そうだな。でも不慣れな事をするから安全マージンを多く取っておいた方がいいだろ?」

「まあ、それもそうね。それで、何かわかったのかしら?」

「ああ、まず俺の意見から話すとするか。接続コネクト 中はやっぱりもの凄い集中力がいるし、精神的に疲弊するな。あとは接続中に魔術を展開しようとしたら、頭に激痛が走った。推測としては、脳が思考を処理しきれなくて起きたものだと思う。メリットとしては感覚が研ぎ澄まされるし、カンナとの視界共有のおかげで敵にいち早く気づくことが出来たな。それに指示を出すのも容易だった」

「メリットもある分、デメリットもありそうね。カンナはどうだったのかしら?」

「うーん、私も概ねご主人様と同じですね。慣れるまではかなり疲れますし、あまり長時間使うことは出来ないので、非常時と訓練の時だけ使うのがいいと思います!」

「確かに使用する場面は考えた方がいいな。魔術の同時展開も苦労するしな」

「ノアも同じです♪ 確かに疲れるけどご主人様と繋がれて嬉しかったです♪」

 繋がれて……うれしい……煩悩退散! 煩悩退散! 危なかった。接続切ってて良かったな……

「明日の試験のときに使えるかと思ったけど、少し厳しいかもな」

「そうね。慣れてない状態で使うと何が起こるか分からないし……そういえば、トウマの能力について余り知らないのだけど、この機会に教えてくれない?」

「ああ、いいぞ。今の俺に出来る能力はさっき試した意識同化とトレース、あとは召喚だな。ランクAレベルまでの人や亜人、魔物を召喚し、使役することができるっぽいぞ。ランクが高くなればなるほど必要魔力量は大きくなるし、既存の召喚した個体でも魔力を追加することでランクAまであげることができるらしい。
 過去に存在していたが既に絶滅しているものなどは魔素で生成することが出来るけど、過去にいた人物の記憶までは再現することは出来ない」

「んー、なるほどね。そういえばカンナとノアちゃんは確かBランクだったかしら? どうしてAランクで召喚しなかったの?」

「あー、Aランクに出来なくはないけど、出来ない状態なんだよ」

「どういうこと? 出来るのに出来ない?」

「ああ。リアン頭の中にコップをイメージしてみてくれ」

「え? いいけど、それがどうしたの?」

「まあ聞いてくれ。そのコップが今のカンナとノアだ。そして注ぐ水は、俺の魔力だ。コップをなみなみまで注いだとする。それが今のBランクのカンナとノアだ。そこで、俺がさらに魔力を注ぎ、Aランクにしようとする。そうすると、どうなると思う?」

「うーん、今の状態でなみなみなら、溢れてしまうんじゃないかしら?」

「そう、正解だ。注ぎ続けることはできるが、溢れてしまう。それは二人にも同じことが言える。許容量以上の魔力を得たことで、自分を制御が出来なくなり、暴走状態になる」

「それって……」

「ああ、見境なく周りを攻撃し出すかもしれない。俺はそれを止めることができないし、何かしら被害が出てしまうかもしれない。だから、出来るけど出来ないんだ」

 あくまでこれは俺の予想だ。暴れ出すかどうかは分からないが、これ以上注ぐと反発するので、なにかしら問題があると見ている。

「なるほど……そういうことだったのね。あ、あと、MPは1日で回復するからもっと召喚とかしたりしないのかしら?」

「ああ、俺が管理できる以上に召喚するつもりはない。それに守るべき存在が増えると動きにくなるからな。どうしても召喚したカンナやノアのように情が移ってしまうから、安全な場所を確保出来るまでは無闇に召喚に頼る気はない。召喚は形勢を逆転させるほどの能力だが、逆に俺たちを危険に晒したりするかもしれない諸刃の剣なんだ。ノアを召喚したのも必要に迫られたからだしな」

「確かにそうね。私も仲間に手を出されたら許せないし、もう大切な人を失ったりしたくないわ」

「仲間が増えるのは嬉しいことだけど、同時にリスクも上がるからな。まあそう簡単にカンナやノア達がやられることはないが、万が一ってことがあるし、目の届く範囲で行うのがいいと思う」

 それに、俺たちが倒そうとしている組織にも、行動が大きいとなにか勘づかれるかもしれないからな。

「よし、今日は疲れたから明日に備えて、もう今日はゆっくり休むことにしよう」

「ええ、そうね。装備の点検もしないといけないし」

「私は美味しいご飯作ります!」

「ノアも手伝いたいです♪」

 明日の訓練も無事何事もな終わるといいが……。

────────────────────────

これからまた更新ペース上げていくので今後ともよろしくお願いいたします!
しおりを挟む
感想 32

あなたにおすすめの小説

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

神様、ちょっとチートがすぎませんか?

ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】 未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。 本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!  おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!  僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇  ――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。  しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。  自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。 へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/ --------------- ※カクヨムとなろうにも投稿しています

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜

舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」  突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、 手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、 だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎  神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“  瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・  転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?  だが、死亡する原因には不可解な点が…  数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、 神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?  様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、 目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“  そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪ *神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw) *投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい *この作品は“小説家になろう“にも掲載しています

老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!

菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは 「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。  同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう  最初の武器は木の棒!?  そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。  何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら 困難に立ち向かっていく。  チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!  異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。  話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい! ****** 完結まで必ず続けます ***** ****** 毎日更新もします *****  他サイトへ重複投稿しています!

処理中です...