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家族のことも大切に思っていますが、せねばならぬことがあるのです-2
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ロゼッタには優しい笑顔をいつも見せてくれるセーゲルだか、誰にでもこのような親し気な笑顔を見せるわけではない。
セーゲルも基本的には、高位の貴族らしく、誇り高く気難しい。
彼の親しげな笑顔は、ごく身近な身内と、従姉妹の内ではたったひとり、ロゼッタだけが見られる特別な笑顔だった。
従兄弟姉妹たちが祖父母のもとに集まった際、いちばん年長でしっかりもので、みんなの中心だったセーゲルが見せる「特別」を、ロゼッタは他の従姉妹たちからとても羨ましがられていた。
ロゼッタが学校に入学してからは、別の学校に通うセーゲルとは滅多に顔を合わせることがなかった。
けれど、久しぶりの再会でもセーゲルのロゼッタへの特別扱いはなくなっていない。
そのことが、ロゼッタにはとても嬉しかった。
だから、先ほどと同じように、もう一度セーゲルのことを「兄」と呼んでみた。
きっとセーゲルも、ロゼッタの兄になったことを喜んでくれているだろうと思って。
けれど、セーゲルは笑顔のまま、やんわりとその呼び方を咎めた。
「ロゼッタ。すまないが、わたしのことをお兄様と呼ぶのはやめてくれないか。この年齢になって、急にロゼッタのような美少女にお兄様と呼ばれるのは、あまり居心地のいいものではない。今までどおりセーゲルと呼んでくれないか?」
セーゲルの声音はあまく、ロゼッタを見る目も同様だ。
けれど、きっぱりした口調から、セーゲルが本当に、ロゼッタに「兄」と呼ばれることを拒否しているのだと、ロゼッタは気づいた。
「せっかくセーゲルを兄様と呼べるとおもったのに、残念ですわ。けれどセーゲルがお嫌なら、今まで通りセーゲルとだけお呼びいたします」
がっかりした気持ちをかくして、ロゼッタは、わざとツンと横を向いて言った。
すると、セーゲルは苦い笑みを浮かべた。
「申し訳ないね、わたしのプリンセス。きみのご要望にお応えできないのは心苦しいが、こればっかりは譲る気になれないんだ。例えきみがクレイン王子と婚約したとしても……、きみに兄とは呼ばれたくない」
セーゲルは苦しげに言いながら、ロゼッタの頬に触れそうに手を差し出した。
けれど、そのすらりとした指は、ロゼッタに触れることなく、力なくおろされる。
「セーゲル……?」
いつも隙のないセーゲルらしくない態度に、ロゼッタは小首をかしげて問う。
セーゲルは「なんでもないよ」と、にこやかに笑った。
その表情は、いかにも高位の貴族令息らしい真意のはかりかねる表情だった。
セーゲルの態度に、ロゼッタは前世の記憶を思い出した。
前世のロゼッタの命を最初に狙った兄も、同じような顔でロゼッタを見ていた。
あの人は、ロゼッタのことを憎んでいた。
他人を支配するようなロゼッタの強い眼差しや、騎士団にいちもくおかれる剣の腕、幼い子どもらしくない落ち着いた態度などが気に入らないのだと、彼は言っていた。
ロゼッタを生かしておけば、いつか自分は王になる前に殺され、ロゼッタに王位を奪われると、彼は信じていたようだった。
まぁ実際、ロゼッタは前世ではそのとおりのことをしたわけだ。
けれど先に兄が手を出してこなければ、言われるままに穏やかに嫁ぎ、祖国で王位を狙ったりはしなかったかもしれない。
今となっては、誰にもわからない「もしも」の話だけれど。
だが、前世の兄のことは、しょせん過ぎたことだ。
今は、目の前のセーゲルのことだ。
まさか、セーゲルもわたくしを暗殺しようとしている?
一瞬、疑いがロゼッタの脳裏に浮かんだ。
そんな考えを脳裏に浮かべたまま、セーゲルを見る。
彼も、ロゼッタを見ていた。
ふたりの視線が、絡み合う。
セーゲルのその目はとてもあまく、ロゼッタに好意を伝えていた。
にこっとお互いに笑みをかわし、ロゼッタは心のなかで「ないな」とうなずいた。
セーゲルがロゼッタを憎んでいて、命をねらっている、なんてことはなさそうだ。
ロゼッタは、自分の危機を察する能力は、信じている。
前世のロゼッタをなんども危機から助けてくれたこのカンが、セーゲルは危険ではないと訴えている。
セーゲルは笑いながら、自分の手に視線を落とした。
そして気分を変えるように、小さなため息をもらして、また笑顔をつくる。
「……代わりに、というのもなんだが。明日のパーティには、わたしがきみをエスコートしてもいいかい?」
「明日のパーティ、ですか?」
セーゲルに差し出された手を、ロゼッタはきょとんと見返した。
明日パーティがあるなんて、ロゼッタ聞いていなかった。
ロゼッタが父を見ると、父は口元にたくわえた髭を手でなでつけながら「うむ」とうなずいた。
「急だが、王宮で私的なパーティがあってな。ロゼッタには、ぜひ参加してほしいとのことだ」
「本当に急なことですわね」
いくらクレイン王子と婚約したとはいえ、まだ正式に発表もされていない内々のことだ。
そう頻繁に王宮の私的なパーティになど、呼ばれるはずはないのだが……。
ロゼッタは不思議に思ったが、断れるはずもない。
「かしこまりましたわ。……セーゲル、エスコートをお願いいたします」
「喜んで」
セーゲルは灰褐色の瞳で、ロゼッタを見つめて応える。
ロゼッタの胸が、なぜか、そわそわと落ち着かなくなる。
(本当に、疲れているのかしら……)
落ち着かない気持ちのまま、ロゼッタは自室に戻った。
明日のパーティに出席しなくてはならないのなら、ひとまず服毒は延期しなくてはならない。
そして、パーティに行く準備をしなくては。
着ていくドレスを侍女たちと相談しながら、ロゼッタは先ほどセーゲルに差し出された手を思い出した。
クレイン王子も、ロゼッタをエスコートするとき、あんな風に手を差し出してくれる。
けれど、今までその手を意識したことなどなかった。
踊るため、エスコートされるための決まりだから、なんとも思わずに王子の手を取っていた。
きっと明日も、会場につけば、ロゼッタのエスコートは王子に変わる。
セーゲルがエスコートしてくれるのは、パーティで王子と顔を合わせるまでのすこしの間だけだろう。
ロゼッタの胸が、また落ち着かなくなる。
ロゼッタは、自分の心に首をかしげた。
セーゲルも基本的には、高位の貴族らしく、誇り高く気難しい。
彼の親しげな笑顔は、ごく身近な身内と、従姉妹の内ではたったひとり、ロゼッタだけが見られる特別な笑顔だった。
従兄弟姉妹たちが祖父母のもとに集まった際、いちばん年長でしっかりもので、みんなの中心だったセーゲルが見せる「特別」を、ロゼッタは他の従姉妹たちからとても羨ましがられていた。
ロゼッタが学校に入学してからは、別の学校に通うセーゲルとは滅多に顔を合わせることがなかった。
けれど、久しぶりの再会でもセーゲルのロゼッタへの特別扱いはなくなっていない。
そのことが、ロゼッタにはとても嬉しかった。
だから、先ほどと同じように、もう一度セーゲルのことを「兄」と呼んでみた。
きっとセーゲルも、ロゼッタの兄になったことを喜んでくれているだろうと思って。
けれど、セーゲルは笑顔のまま、やんわりとその呼び方を咎めた。
「ロゼッタ。すまないが、わたしのことをお兄様と呼ぶのはやめてくれないか。この年齢になって、急にロゼッタのような美少女にお兄様と呼ばれるのは、あまり居心地のいいものではない。今までどおりセーゲルと呼んでくれないか?」
セーゲルの声音はあまく、ロゼッタを見る目も同様だ。
けれど、きっぱりした口調から、セーゲルが本当に、ロゼッタに「兄」と呼ばれることを拒否しているのだと、ロゼッタは気づいた。
「せっかくセーゲルを兄様と呼べるとおもったのに、残念ですわ。けれどセーゲルがお嫌なら、今まで通りセーゲルとだけお呼びいたします」
がっかりした気持ちをかくして、ロゼッタは、わざとツンと横を向いて言った。
すると、セーゲルは苦い笑みを浮かべた。
「申し訳ないね、わたしのプリンセス。きみのご要望にお応えできないのは心苦しいが、こればっかりは譲る気になれないんだ。例えきみがクレイン王子と婚約したとしても……、きみに兄とは呼ばれたくない」
セーゲルは苦しげに言いながら、ロゼッタの頬に触れそうに手を差し出した。
けれど、そのすらりとした指は、ロゼッタに触れることなく、力なくおろされる。
「セーゲル……?」
いつも隙のないセーゲルらしくない態度に、ロゼッタは小首をかしげて問う。
セーゲルは「なんでもないよ」と、にこやかに笑った。
その表情は、いかにも高位の貴族令息らしい真意のはかりかねる表情だった。
セーゲルの態度に、ロゼッタは前世の記憶を思い出した。
前世のロゼッタの命を最初に狙った兄も、同じような顔でロゼッタを見ていた。
あの人は、ロゼッタのことを憎んでいた。
他人を支配するようなロゼッタの強い眼差しや、騎士団にいちもくおかれる剣の腕、幼い子どもらしくない落ち着いた態度などが気に入らないのだと、彼は言っていた。
ロゼッタを生かしておけば、いつか自分は王になる前に殺され、ロゼッタに王位を奪われると、彼は信じていたようだった。
まぁ実際、ロゼッタは前世ではそのとおりのことをしたわけだ。
けれど先に兄が手を出してこなければ、言われるままに穏やかに嫁ぎ、祖国で王位を狙ったりはしなかったかもしれない。
今となっては、誰にもわからない「もしも」の話だけれど。
だが、前世の兄のことは、しょせん過ぎたことだ。
今は、目の前のセーゲルのことだ。
まさか、セーゲルもわたくしを暗殺しようとしている?
一瞬、疑いがロゼッタの脳裏に浮かんだ。
そんな考えを脳裏に浮かべたまま、セーゲルを見る。
彼も、ロゼッタを見ていた。
ふたりの視線が、絡み合う。
セーゲルのその目はとてもあまく、ロゼッタに好意を伝えていた。
にこっとお互いに笑みをかわし、ロゼッタは心のなかで「ないな」とうなずいた。
セーゲルがロゼッタを憎んでいて、命をねらっている、なんてことはなさそうだ。
ロゼッタは、自分の危機を察する能力は、信じている。
前世のロゼッタをなんども危機から助けてくれたこのカンが、セーゲルは危険ではないと訴えている。
セーゲルは笑いながら、自分の手に視線を落とした。
そして気分を変えるように、小さなため息をもらして、また笑顔をつくる。
「……代わりに、というのもなんだが。明日のパーティには、わたしがきみをエスコートしてもいいかい?」
「明日のパーティ、ですか?」
セーゲルに差し出された手を、ロゼッタはきょとんと見返した。
明日パーティがあるなんて、ロゼッタ聞いていなかった。
ロゼッタが父を見ると、父は口元にたくわえた髭を手でなでつけながら「うむ」とうなずいた。
「急だが、王宮で私的なパーティがあってな。ロゼッタには、ぜひ参加してほしいとのことだ」
「本当に急なことですわね」
いくらクレイン王子と婚約したとはいえ、まだ正式に発表もされていない内々のことだ。
そう頻繁に王宮の私的なパーティになど、呼ばれるはずはないのだが……。
ロゼッタは不思議に思ったが、断れるはずもない。
「かしこまりましたわ。……セーゲル、エスコートをお願いいたします」
「喜んで」
セーゲルは灰褐色の瞳で、ロゼッタを見つめて応える。
ロゼッタの胸が、なぜか、そわそわと落ち着かなくなる。
(本当に、疲れているのかしら……)
落ち着かない気持ちのまま、ロゼッタは自室に戻った。
明日のパーティに出席しなくてはならないのなら、ひとまず服毒は延期しなくてはならない。
そして、パーティに行く準備をしなくては。
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クレイン王子も、ロゼッタをエスコートするとき、あんな風に手を差し出してくれる。
けれど、今までその手を意識したことなどなかった。
踊るため、エスコートされるための決まりだから、なんとも思わずに王子の手を取っていた。
きっと明日も、会場につけば、ロゼッタのエスコートは王子に変わる。
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ロゼッタの胸が、また落ち着かなくなる。
ロゼッタは、自分の心に首をかしげた。
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