56 / 93
晩餐
しおりを挟む
「本日はお招きいただき有難うございます」
アーネスト様?! グレマン領にいた時とはまるで別人のように貴族の格好……って失礼だけど……ちゃんとしてるわ。そして花をプレゼントしてくれたの。
「あ、この花は……」
グレマンの町で見た?!
「鉢植えをプレゼントするなんて失礼かと思ったのですが、咲いているところを見たい。と言っていたのでお待ちしました」
「嬉しいですわ。どんな花が咲くのでしょうか」
この花は咲くまで何色か分からないらしくそれを聞くととても不思議な花なんだと思いました。他にもアーネスト様は自領の特産の紅茶と珍しいワインをお土産に持ってきてくださった。
それから両親も合流してまずはお茶を飲むことになった。アーネスト様に感謝の気持ちをずーっと伝えていました。
グレマン領での生活を話していたら驚かれた。
「とても楽しかったですわ」
王都での喧騒を忘れてのんびりと過ごす事ができた。乗馬をした事を話していると難しい顔をされた。乗馬をする令嬢は珍しくないのに。
「そうか。それは貴重な体験をさせて貰ったね」
「ふふっ。元々アリスはお転婆娘で庭でかけっこをしてよく転んで、犬と遊んでいて池に落ちて、居なくなったらと思ったら木の上で寝ているような子でしたのよ。でも残念ながら運動神経が悪くて、その分ジェレミーが良くて……」
「お母様! アーネスト様の前で変な事は言わないでください」
恥ずかしいわ! そんな昔のことを持ち出してくるなんて!
「アリス嬢にそういう子供時代があったのですね。幼き頃からしっかりとしていたお子さんだったのだと思っていました」
あぁ……恥ずかしい。
「子供の頃は自由にさせたかったのですよ。王子の婚約者候補になった頃から親が言うのも何ですが急に大人しくなってしまって驚きました」
「何かきっかけでもあったのですか?」
……お転婆時代のエピソードは闇に葬り去りたいけれどあの頃は楽しかった。でも王宮に行くようになって王妃様やお義姉様達のように美しくなりたいって思った。洗練された美しい所作、指先から足先に至るまで品が溢れていた。
王妃様に憧れて私は王妃様に認められるような令嬢になりたいって思ったのよね。単純だけど。
「素敵なレディになりたいって思ったのです。王妃様はそこにいるだけで華があって美しくて、お義姉様達にも憧れました」
お義姉様というのは兄弟殿下のパートナーです。と説明した。とても良くしてくださったから。
「近くにお手本になる方達がいたと言うことですね。お転婆時代のアリス嬢も可愛らしかったでしょうね」
急にいろんなことを思い出してきた。猫にちょっかいをかけていて爪を立てられたこと。隠れんぼをしていて、途中で寝てしまって暗くなって怖くなり大泣きしてショーンに迷惑をかけたこと……
「こ、この話はやめませんか? 居心地が悪いですわね」
「すみません。アリス嬢といえばしっかりとしている印象があったので微笑ましい一面があったのだと思うと妙な親近感が湧いてきました」
親近感? 今のアーネスト様からは想像つきませんわね。今日のアーネスト様は立派な貴族の子息といった感じでびしっと決まっている。これが従来のアーネスト様なのかしら?
「アリスは少しの間にアーネスト殿と親しくなったのだね」
お父様視点ではそう見えるのかしら?
「アーネスト様は面倒見が良い方なんですわ。アーネスト様のお姉様のお子様もアーネスト様を慕っていてとても良い関係に見えましたわ」
ジェシーさんとクララさんは本当に愛らしい方でしたから、楽しく過ごせた事も説明する。
「そうなんだね。グレマン閣下にもお礼に伺いますのでよろしくお伝えください。さぁ晩餐の支度ができたようですので移動しましょう」
晩餐にはお兄様もジェレミーも席につき楽しく時間を過ごせました。
晩餐が終わってからアーネスト様とお話をするために少しお酒を飲みました。私は強くありませんのでアーネスト様が持ってきて下さったお花のワインを一杯だけ。
「変わったワインですね。初めて見ましたわ。香りも良いですし甘くて飲みやすいです」
「隣国のワインで生産量が少ないのだそうです。このワインを作っている隣国の領主が毎年送ってきてくれるのです」
「隣国の領主様ともお付き合いがあるのですね」
「えぇ、まぁ。昔からの知り合いというか、少々ありまして」
これはきいてはいけない内容かも知れませんわね。数年前隣国との間にいざこざがあってそれを治めたのがグレマン家だったような? パーティーが開かれた事がありましたわよね。
って! そうだわ。あの時お父様とグレマン閣下とお話をした事があったわね。その時に隣にいたのがアーネスト様? なのかも知れない。あの時は毎日が忙しくて覚えることも一杯だった。
考えればあの時から殿下と過ごす時間が減った。お稽古に勉強にお茶会。充実していたといえばそうだけど、忙しすぎてあの時の記憶が定かではないのよね。
アーネスト様?! グレマン領にいた時とはまるで別人のように貴族の格好……って失礼だけど……ちゃんとしてるわ。そして花をプレゼントしてくれたの。
「あ、この花は……」
グレマンの町で見た?!
「鉢植えをプレゼントするなんて失礼かと思ったのですが、咲いているところを見たい。と言っていたのでお待ちしました」
「嬉しいですわ。どんな花が咲くのでしょうか」
この花は咲くまで何色か分からないらしくそれを聞くととても不思議な花なんだと思いました。他にもアーネスト様は自領の特産の紅茶と珍しいワインをお土産に持ってきてくださった。
それから両親も合流してまずはお茶を飲むことになった。アーネスト様に感謝の気持ちをずーっと伝えていました。
グレマン領での生活を話していたら驚かれた。
「とても楽しかったですわ」
王都での喧騒を忘れてのんびりと過ごす事ができた。乗馬をした事を話していると難しい顔をされた。乗馬をする令嬢は珍しくないのに。
「そうか。それは貴重な体験をさせて貰ったね」
「ふふっ。元々アリスはお転婆娘で庭でかけっこをしてよく転んで、犬と遊んでいて池に落ちて、居なくなったらと思ったら木の上で寝ているような子でしたのよ。でも残念ながら運動神経が悪くて、その分ジェレミーが良くて……」
「お母様! アーネスト様の前で変な事は言わないでください」
恥ずかしいわ! そんな昔のことを持ち出してくるなんて!
「アリス嬢にそういう子供時代があったのですね。幼き頃からしっかりとしていたお子さんだったのだと思っていました」
あぁ……恥ずかしい。
「子供の頃は自由にさせたかったのですよ。王子の婚約者候補になった頃から親が言うのも何ですが急に大人しくなってしまって驚きました」
「何かきっかけでもあったのですか?」
……お転婆時代のエピソードは闇に葬り去りたいけれどあの頃は楽しかった。でも王宮に行くようになって王妃様やお義姉様達のように美しくなりたいって思った。洗練された美しい所作、指先から足先に至るまで品が溢れていた。
王妃様に憧れて私は王妃様に認められるような令嬢になりたいって思ったのよね。単純だけど。
「素敵なレディになりたいって思ったのです。王妃様はそこにいるだけで華があって美しくて、お義姉様達にも憧れました」
お義姉様というのは兄弟殿下のパートナーです。と説明した。とても良くしてくださったから。
「近くにお手本になる方達がいたと言うことですね。お転婆時代のアリス嬢も可愛らしかったでしょうね」
急にいろんなことを思い出してきた。猫にちょっかいをかけていて爪を立てられたこと。隠れんぼをしていて、途中で寝てしまって暗くなって怖くなり大泣きしてショーンに迷惑をかけたこと……
「こ、この話はやめませんか? 居心地が悪いですわね」
「すみません。アリス嬢といえばしっかりとしている印象があったので微笑ましい一面があったのだと思うと妙な親近感が湧いてきました」
親近感? 今のアーネスト様からは想像つきませんわね。今日のアーネスト様は立派な貴族の子息といった感じでびしっと決まっている。これが従来のアーネスト様なのかしら?
「アリスは少しの間にアーネスト殿と親しくなったのだね」
お父様視点ではそう見えるのかしら?
「アーネスト様は面倒見が良い方なんですわ。アーネスト様のお姉様のお子様もアーネスト様を慕っていてとても良い関係に見えましたわ」
ジェシーさんとクララさんは本当に愛らしい方でしたから、楽しく過ごせた事も説明する。
「そうなんだね。グレマン閣下にもお礼に伺いますのでよろしくお伝えください。さぁ晩餐の支度ができたようですので移動しましょう」
晩餐にはお兄様もジェレミーも席につき楽しく時間を過ごせました。
晩餐が終わってからアーネスト様とお話をするために少しお酒を飲みました。私は強くありませんのでアーネスト様が持ってきて下さったお花のワインを一杯だけ。
「変わったワインですね。初めて見ましたわ。香りも良いですし甘くて飲みやすいです」
「隣国のワインで生産量が少ないのだそうです。このワインを作っている隣国の領主が毎年送ってきてくれるのです」
「隣国の領主様ともお付き合いがあるのですね」
「えぇ、まぁ。昔からの知り合いというか、少々ありまして」
これはきいてはいけない内容かも知れませんわね。数年前隣国との間にいざこざがあってそれを治めたのがグレマン家だったような? パーティーが開かれた事がありましたわよね。
って! そうだわ。あの時お父様とグレマン閣下とお話をした事があったわね。その時に隣にいたのがアーネスト様? なのかも知れない。あの時は毎日が忙しくて覚えることも一杯だった。
考えればあの時から殿下と過ごす時間が減った。お稽古に勉強にお茶会。充実していたといえばそうだけど、忙しすぎてあの時の記憶が定かではないのよね。
151
あなたにおすすめの小説
白い結婚を捨てた王妃は、もう二度と振り向かない ――愛さぬと言った王子が全てを失うまで』
鍛高譚
恋愛
「私は王妃を愛さない。彼女とは白い結婚を誓う」
華やかな王宮の大聖堂で交わされたのは、愛の誓いではなく、冷たい拒絶の言葉だった。
王子アルフォンスの婚姻相手として選ばれたレイチェル・ウィンザー。しかし彼女は、王妃としての立場を与えられながらも、夫からも宮廷からも冷遇され、孤独な日々を強いられる。王の寵愛はすべて聖女ミレイユに注がれ、王宮の権力は彼女の手に落ちていった。侮蔑と屈辱に耐える中、レイチェルは誇りを失わず、密かに反撃の機会をうかがう。
そんな折、隣国の公爵アレクサンダーが彼女の前に現れる。「君の目はまだ死んでいないな」――その言葉に、彼女の中で何かが目覚める。彼はレイチェルに自由と新たな未来を提示し、密かに王宮からの脱出を計画する。
レイチェルが去ったことで、王宮は急速に崩壊していく。聖女ミレイユの策略が暴かれ、アルフォンスは自らの過ちに気づくも、時すでに遅し。彼が頼るべき王妃は、もはや遠く、隣国で新たな人生を歩んでいた。
「お願いだ……戻ってきてくれ……」
王国を失い、誇りを失い、全てを失った王子の懇願に、レイチェルはただ冷たく微笑む。
「もう遅いわ」
愛のない結婚を捨て、誇り高き未来へと進む王妃のざまぁ劇。
裏切りと策略が渦巻く宮廷で、彼女は己の運命を切り開く。
これは、偽りの婚姻から真の誓いへと至る、誇り高き王妃の物語。
【完結済】王女に夢中な婚約者様、さようなら 〜自分を取り戻したあとの学園生活は幸せです! 〜
鳴宮野々花@書籍4作品発売中
恋愛
王立学園への入学をきっかけに、領地の屋敷から王都のタウンハウスへと引っ越した、ハートリー伯爵家の令嬢ロザリンド。婚約者ルパートとともに始まるはずの学園生活を楽しみにしていた。
けれど現実は、王女殿下のご機嫌を取るための、ルパートからの理不尽な命令の連続。
「かつらと黒縁眼鏡の着用必須」「王女殿下より目立つな」「見目の良い男性、高位貴族の子息らと会話をするな」……。
ルパートから渡された「禁止事項一覧表」に縛られ、ロザリンドは期待とは真逆の、暗黒の学園生活を送ることに。
そんな日々の中での唯一の救いとなったのは、友人となってくれた冷静で聡明な公爵令嬢、ノエリスの存在だった。
学期末、ロザリンドはついにルパートの怒りを買い、婚約破棄を言い渡される。
けれど、深く傷つきながら長期休暇を迎えたロザリンドのもとに届いたのは、兄の友人であり王国騎士団に属する公爵令息クライヴからの婚約の申し出だった。
暗黒の一学期が嘘のように、幸せな長期休暇を過ごしたロザリンド。けれど新学期を迎えると、エメライン王女が接触してきて……。
※10万文字超えそうなので長編に変更します。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
【完結】伯爵令嬢は婚約を終わりにしたい〜次期公爵の幸せのために婚約破棄されることを目指して悪女になったら、なぜか溺愛されてしまったようです〜
よどら文鳥
恋愛
伯爵令嬢のミリアナは、次期公爵レインハルトと婚約関係である。
二人は特に問題もなく、順調に親睦を深めていった。
だがある日。
王女のシャーリャはミリアナに対して、「二人の婚約を解消してほしい、レインハルトは本当は私を愛しているの」と促した。
ミリアナは最初こそ信じなかったが王女が帰った後、レインハルトとの会話で王女のことを愛していることが判明した。
レインハルトの幸せをなによりも優先して考えているミリアナは、自分自身が嫌われて婚約破棄を宣告してもらえばいいという決断をする。
ミリアナはレインハルトの前では悪女になりきることを決意。
もともとミリアナは破天荒で活発な性格である。
そのため、悪女になりきるとはいっても、むしろあまり変わっていないことにもミリアナは気がついていない。
だが、悪女になって様々な作戦でレインハルトから嫌われるような行動をするが、なぜか全て感謝されてしまう。
それどころか、レインハルトからの愛情がどんどんと深くなっていき……?
※前回の作品同様、投稿前日に思いついて書いてみた作品なので、先のプロットや展開は未定です。今作も、完結までは書くつもりです。
※第一話のキャラがざまぁされそうな感じはありますが、今回はざまぁがメインの作品ではありません。もしかしたら、このキャラも更生していい子になっちゃったりする可能性もあります。(このあたり、現時点ではどうするか展開考えていないです)
【完結】「君を愛することはない」と言われた公爵令嬢は思い出の夜を繰り返す
おのまとぺ
恋愛
「君を愛することはない!」
鳴り響く鐘の音の中で、三年の婚約期間の末に結ばれるはずだったマルクス様は高らかに宣言しました。隣には彼の義理の妹シシーがピッタリとくっついています。私は笑顔で「承知いたしました」と答え、ガラスの靴を脱ぎ捨てて、一目散に式場の扉へと走り出しました。
え?悲しくないのかですって?
そんなこと思うわけないじゃないですか。だって、私はこの三年間、一度たりとも彼を愛したことなどなかったのですから。私が本当に愛していたのはーーー
◇よくある婚約破棄
◇元サヤはないです
◇タグは増えたりします
◇薬物などの危険物が少し登場します
言いたいことはそれだけですか。では始めましょう
井藤 美樹
恋愛
常々、社交を苦手としていましたが、今回ばかりは仕方なく出席しておりましたの。婚約者と一緒にね。
その席で、突然始まった婚約破棄という名の茶番劇。
頭がお花畑の方々の発言が続きます。
すると、なぜが、私の名前が……
もちろん、火の粉はその場で消しましたよ。
ついでに、独立宣言もしちゃいました。
主人公、めちゃくちゃ口悪いです。
成り立てホヤホヤのミネリア王女殿下の溺愛&奮闘記。ちょっとだけ、冒険譚もあります。
【完結】殿下、自由にさせていただきます。
なか
恋愛
「出て行ってくれリルレット。王宮に君が住む必要はなくなった」
その言葉と同時に私の五年間に及ぶ初恋は終わりを告げた。
アルフレッド殿下の妃候補として選ばれ、心の底から喜んでいた私はもういない。
髪を綺麗だと言ってくれた口からは、私を貶める言葉しか出てこない。
見惚れてしまう程の笑みは、もう見せてもくれない。
私………貴方に嫌われた理由が分からないよ。
初夜を私一人だけにしたあの日から、貴方はどうして変わってしまったの?
恋心は砕かれた私は死さえ考えたが、過去に見知らぬ男性から渡された本をきっかけに騎士を目指す。
しかし、正騎士団は女人禁制。
故に私は男性と性別を偽って生きていく事を決めたのに……。
晴れて騎士となった私を待っていたのは、全てを見抜いて笑う副団長であった。
身分を明かせない私は、全てを知っている彼と秘密の恋をする事になる。
そして、騎士として王宮内で起きた変死事件やアルフレッドの奇行に大きく関わり、やがて王宮に蔓延る謎と対峙する。
これは、私の初恋が終わり。
僕として新たな人生を歩みだした話。
【完結】愛され公爵令嬢は穏やかに微笑む
綾雅(りょうが)要らない悪役令嬢
恋愛
「シモーニ公爵令嬢、ジェラルディーナ! 私はお前との婚約を破棄する。この宣言は覆らぬと思え!!」
婚約者である王太子殿下ヴァレンテ様からの突然の拒絶に、立ち尽くすしかありませんでした。王妃になるべく育てられた私の、存在価値を否定するお言葉です。あまりの衝撃に意識を手放した私は、もう生きる意味も分からなくなっていました。
婚約破棄されたシモーニ公爵令嬢ジェラルディーナ、彼女のその後の人生は思わぬ方向へ転がり続ける。優しい彼女の功績に助けられた人々による、恩返しが始まった。まるで童話のように、受け身の公爵令嬢は次々と幸運を手にしていく。
ハッピーエンド確定
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/10/01 FUNGUILD、Webtoon原作シナリオ大賞、二次選考通過
2022/07/29 FUNGUILD、Webtoon原作シナリオ大賞、一次選考通過
2022/02/15 小説家になろう 異世界恋愛(日間)71位
2022/02/12 完結
2021/11/30 小説家になろう 異世界恋愛(日間)26位
2021/11/29 アルファポリス HOT2位
2021/12/03 カクヨム 恋愛(週間)6位
【完結】優しいあなたに、さようなら。二人目の婚約者は、私を殺そうとしている冷血公爵様でした
ゆきのひ
恋愛
伯爵令嬢であるディアの婚約者は、整った容姿と優しい性格で評判だった。だが、いつからか彼は、婚約者であるディアを差し置き、最近知り合った男爵令嬢を優先するようになっていく。
彼と男爵令嬢の一線を越えた振る舞いに耐え切れなくなったディアは、婚約破棄を申し出る。
そして婚約破棄が成った後、新たな婚約者として紹介されたのは、魔物を残酷に狩ることで知られる冷血公爵。その名に恐れをなして何人もの令嬢が婚約を断ったと聞いたディアだが、ある理由からその婚約を承諾する。
しかし、公爵にもディアにも秘密があった。
その秘密のせいで、ディアは命の危機を感じることになったのだ……。
※本作は「小説家になろう」さん、カクヨムさんにも投稿しています
※表紙画像はAIで作成したものです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる