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第1章 夢幻神社の可愛い娘
危機の予感
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娘は高床の下から我輩を抱き寄せると、大きな胸の間に埋めた。娘の胸からは、微かな汗の匂いに混ざって、ほんのりと甘い霊香が漂っていた。俗にいう発情臭と呼ばれる匂いだが、我輩にはその匂いを目で見ることができた。
それは赤みがかった半透明の気で、淫気と似た色合いをし、性質も似かよっている。ただ、淫気は欲情していないものを、強制的に欲情させるが、娘の霊気は、欲情しているものを引き寄せるだけで、欲情していないものには作用しない。
娘が放っている気は、状況しだいでは危険だ。特にこの街の空気には、相当な淫気が含まれているから、住人は基本的に欲情させられている。そんな中で発情臭を発していると、何かと淫気を招いてスケベ運がつきやすい。
大きなおっぱいに絡みついて、娘が発する甘い香りを貪りたく蠢いている夢幻仙様の霊気が、我輩を激しく攻撃してくる。
く~ん······、······
我輩は激しい霊気の攻撃に苦しめられて、思わず鳴いてしまった。娘はそれを甘えと勘違いしたのか、我輩の頭を優しく撫でながら、さらに深く胸の間に埋めた。霊気の攻撃がますます激しくなる。
娘は立ち上がると、我輩を胸に抱きながら参道脇の絵馬掛所へ歩いていった。
ヒュ~~~~❤️
「きゃ~~、やだ······」
一陣の風が吹いた。だが、それは街を覆っている淫風ではなかった。我輩は知っているが、その風は、娘のスカートの内外で蠢いている夢幻仙様の霊気が、風に形を変えたものだった。
手の形をした風が、娘の脚を下から上へさすりながら上昇していき、少しの間、スカートの中で籠ったように蠢くと、やがてゆっくりとミニスカートがめくり上がった。
すらりとのびる両脚とむっちりとした肉感的な腿、そして、性器と尻を覆う桃色のビキニショーツが街の淫らな空気に晒された。
それを視た淫風達が、娘のスカートの中へ殺到する。夢幻仙様の霊気と一緒になって、哀れなミニスカートを吹き上げる。
我輩を抱いている娘は、もう片方の手とスクールカバンで、めくれ上がったミニスカートを抑えつけた。しかし、開き過ぎたスカートは、なかなか閉じようとはしなかった。
我輩の目には、夢幻仙様の霊気と淫風達が、娘の性器を楽しもうとしてショーツ周辺にひしめきあっているのが見えた。それは、卵子に群がる精子のようだった。
中でも一番強い夢幻仙様の霊気が娘の性器を奪うと、娘にありつけなかったそれ以外の淫風達は、全て勝者である夢幻仙様の霊気に弾き飛ばされてしまった。
しつこくめくれ上がっていたスカートが、やっと閉じ始めた。手が出せずに、淫風達は娘の周りを旋回しながら、隙あればスカートの中に取りついてやろうと、執拗にチャンスを窺っていた。
「もう······、やらしい風······」
娘の押さえつけが功を奏して、やっとスカートは元に戻った。スカートの中では、ひとり夢幻仙様の霊気だけが、娘の性器を堪能していた。
風が止むと、娘は誰かに見られていなかったかと、辺りをキョロキョロ見回した。
「まったく、しつこいんだから······」
誰にも見られていなかったのが解ると、1呼吸、安堵の息を吐き、再び絵馬掛所の方へ歩いていった。
しかし、安堵のできない状況であることを、我輩は知っていた······
それは赤みがかった半透明の気で、淫気と似た色合いをし、性質も似かよっている。ただ、淫気は欲情していないものを、強制的に欲情させるが、娘の霊気は、欲情しているものを引き寄せるだけで、欲情していないものには作用しない。
娘が放っている気は、状況しだいでは危険だ。特にこの街の空気には、相当な淫気が含まれているから、住人は基本的に欲情させられている。そんな中で発情臭を発していると、何かと淫気を招いてスケベ運がつきやすい。
大きなおっぱいに絡みついて、娘が発する甘い香りを貪りたく蠢いている夢幻仙様の霊気が、我輩を激しく攻撃してくる。
く~ん······、······
我輩は激しい霊気の攻撃に苦しめられて、思わず鳴いてしまった。娘はそれを甘えと勘違いしたのか、我輩の頭を優しく撫でながら、さらに深く胸の間に埋めた。霊気の攻撃がますます激しくなる。
娘は立ち上がると、我輩を胸に抱きながら参道脇の絵馬掛所へ歩いていった。
ヒュ~~~~❤️
「きゃ~~、やだ······」
一陣の風が吹いた。だが、それは街を覆っている淫風ではなかった。我輩は知っているが、その風は、娘のスカートの内外で蠢いている夢幻仙様の霊気が、風に形を変えたものだった。
手の形をした風が、娘の脚を下から上へさすりながら上昇していき、少しの間、スカートの中で籠ったように蠢くと、やがてゆっくりとミニスカートがめくり上がった。
すらりとのびる両脚とむっちりとした肉感的な腿、そして、性器と尻を覆う桃色のビキニショーツが街の淫らな空気に晒された。
それを視た淫風達が、娘のスカートの中へ殺到する。夢幻仙様の霊気と一緒になって、哀れなミニスカートを吹き上げる。
我輩を抱いている娘は、もう片方の手とスクールカバンで、めくれ上がったミニスカートを抑えつけた。しかし、開き過ぎたスカートは、なかなか閉じようとはしなかった。
我輩の目には、夢幻仙様の霊気と淫風達が、娘の性器を楽しもうとしてショーツ周辺にひしめきあっているのが見えた。それは、卵子に群がる精子のようだった。
中でも一番強い夢幻仙様の霊気が娘の性器を奪うと、娘にありつけなかったそれ以外の淫風達は、全て勝者である夢幻仙様の霊気に弾き飛ばされてしまった。
しつこくめくれ上がっていたスカートが、やっと閉じ始めた。手が出せずに、淫風達は娘の周りを旋回しながら、隙あればスカートの中に取りついてやろうと、執拗にチャンスを窺っていた。
「もう······、やらしい風······」
娘の押さえつけが功を奏して、やっとスカートは元に戻った。スカートの中では、ひとり夢幻仙様の霊気だけが、娘の性器を堪能していた。
風が止むと、娘は誰かに見られていなかったかと、辺りをキョロキョロ見回した。
「まったく、しつこいんだから······」
誰にも見られていなかったのが解ると、1呼吸、安堵の息を吐き、再び絵馬掛所の方へ歩いていった。
しかし、安堵のできない状況であることを、我輩は知っていた······
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