リセット〜絶対寵愛者〜

まやまや

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第2章〜奴隷編〜

スキルと鑑定

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創造魔法の性能の良さも確認が出来た。
この調子で必要なスキルを創造魔法で増やしていこう。


「あっ、その前にリデルから貰った指輪から荷物を空間収納に入れ換えなくちゃ。」


いけない、忘れる所だった。
リデルいわく、時間が経つと指輪が消えちゃうらしいしね。


「えっと、」


指輪の中の荷物を、空間収納へ移動と念じる。
で、良いんだよね?
念じているとーーーー。



〈荷物の転送の意思を確認しました。
このまま『空間収納』へ、全ての荷物を送りますか?
→    YES/NO 〉


私の頭の中に流れるアナウンスの声。
もちろん、YESを選択する。


〈荷物の中身を全て『空間収納』へ転送しました。
自動的に指輪は破棄されます。〉


そのアナウンスを最後に、指にはめていた指輪がゆっくりと消えていく。
このまま空間収納の中身の確認をしたいが、我慢して次のスキル作成を優先する事にする。
あちらの世界の知識を元に、スキルの作成に勤しむ私。


「よし、こんなもんかな?」


あれから創造魔法を使って、色々と今必要であろうスキルを作成した。
今の私のスキルはーーーー。




名前:ディアレンシア・ソウル
LV1
性別:女
年齢:16
種族:人族
称号:世界を渡りし者、神に見守られし者
HP:120/120
MP:80/80
スキル
言語理解、空間収納、鑑定、経験値倍増、マップ、気配察知、危険察知、隠蔽、状態異常耐性、体力回復上昇、魔力回復上昇、攻撃力上昇、防御力上昇、身体強化、精神耐性、全属性魔法、詠唱破棄、武器作成、思考加速


ユニークスキル
創造魔法



ーーーーこんな感じ。
スキルの欄がこんなにも多くなった。


「次は、作ったスキルを実際に使ってみますか。うん、魔法の検証は大事だよね?」


必要な時に使って失敗しましたでは済まない。
自分の命がかかってるんだから。


「まずは、創造魔法を『鑑定』して、と。」



創造魔法
頭の中でイメージしたスキルを作成するユニークスキル。イメージが固まっていない場合、作成に失敗する事がある。



「おおっ、」


見えた、スキルの詳しい内容。
ーーそうか、作りたい魔法のイメージが固まっていないと、スキル作成が失敗するのか。
安全な場合じゃないと、ゆっくりとスキルの作成が出来なさそうね。
これは、色々と要注意が必要だ。


「他には、と。」


そのまま他のスキルに鑑定を続ける。



言語理解
全ての言語を理解でき、話せる。


空間収納
収納量無限のアイテムボックス。
ただし生き物は入れられない。
中に入れたものは時間の経過が止まる。


鑑定
集中して見たものを詳しく調べる。


経験値倍増
モンスターを倒した際に得る経験値が倍増する。


マップ
リグラルドセル大陸の地図。
黒い場所は未開の地。行った事のある場所が埋まっていく。


気配察知
周囲の気配を察知する。


危険察知
危険を察知し、警鐘を鳴らす。


隠蔽
己のスキルを隠蔽出来る。


状態異常耐性
毒・麻痺・混乱などの状態異常にかからないようになる。


体力回復上昇
失った体力の回復が上昇する。


魔力回復上昇
失った魔力の回復が上昇する。


攻撃力上昇
攻撃力が上昇する。


防御力上昇
攻撃を受けた際に防御力が上昇する。


身体強化
自身の身体が強化される


精神耐性
精神力が上がる。


全属性魔法
火・水・土・風・光・闇の全ての属性の魔法を覚えて使える。


詠唱破棄
魔法を使う際に詠唱破棄出来る。


武器作成
イメージした武器を作成出来る。
武器のレア度は込めた魔力とイメージ力によって変わる。


思考加速
思考力の速度が上がる。



「うわ、」


顔が引き攣った。
ーーーーこれ、なかなかのステータスになったんじゃないか?
この世界に来て、早くもチートの塊になった私。
少しやり過ぎた感は否めない。


「・・でも、危険に陥るよりは良いよね?うん、自衛の為には必要な事でしょう!」


そう自分を納得させる。
何よりも自分の命が大事だし、これからも、この世界で生き抜く為に自粛はしない方向で考えていきますか。


「さて、と、」


あらかたの必要なスキルの作成が出来た。
他にスキルが必要になったら、その時点でおいおい作って行くという事で。


「次は、空間収納の中身に確認、かな?」


確か短剣を入れてくれるといっていたので、戦う為の武器の確認は早急にしておきたい。
丸腰は不安だもの。


「リデル、一体、空間収納の中に何を入れてくれたんだろう?」


空間収納へ意識を向ける。
すると、ありがたい事に中身の一覧が目の前に表示された。


「おおっ、」


思わず、その場で歓声を上げる。
中身が一覧で出てくれるなんて、なんて便利なんだ。
さすが異世界。


「えっと、何々ーー。」


一覧に目を通す。



短剣×1
干し肉×50
リーゴの実×20
チーゴの実×20
クルミ×20
外套×1
白金貨×10000枚
大金貸×10000枚
金貨×1000枚
銀貨×1000枚
銅貸×1000枚
鉄貸×100000枚



「・・・・へ?」


思わず、空間収納の中身の一覧を見て目が点になる。
最初の短剣や、食べ物、外套は良い。
そこまでは、良いんだけど。


「白金貨10000枚・・?」


・・何、この大量の白金貨の枚数は?
おかしくない?


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