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★高等部1年生⑪
伯母さまに会った次の日シャーリーといつものように学園へ行った。
隣の席にはカイル殿下。反対の席にはアラン。
わたしはいつものようにアランのことは無視して殿下と話した。
「殿下、今日の放課後は行こうと思います」
「エイミー、久しぶりだね。では一緒に行こうか?」
「はい、お願いします」
授業中、チラッとアランを見た。アランは先生の話を聞いていた。わたしは、何も言わず黙って授業を聞いた。
昼休み、食堂で女の子たちと男の子たち数人で食べているアランをチラッと見た。
でも何も言わずにご飯を食べた。
剣術の時間、アランと組んで剣を打ち合っている時もつい彼を見てしまうが、何も言わなかった。
授業が終わった放課後、アランから話しかけてきた。
「君、何か言いたいことでもあるの?」
「え?」
「なんだか変なんだよね、君の顔」
「わたしの顔?変?え?どこが?」
わたしはせっかく気にしてあげたのに損した気分になった。
「何か企んでいるの?それとも僕の事が気になっているの?」
わたしはアランにイラっとした。
「ありえないわ。ただちょっと話を聞きたかっただけよ!もういいわ!聞いてなんかあげないわ」
「こっちこそ聞いてもらわなくて助かったよ」
「本当、貴方って最低よね」
「お褒めに与り光栄です」
とアランが言った。
やっぱりこいつ、ムカつく!
◇ ◇ ◇
わたしは殿下の馬車に乗せて貰った。
「殿下ありがとうございます」
「うん?大丈夫だよ。エイミー、何か話したい事があるんだろう?」
「わかりましたか?」
「だって態々自分から図書館へ行くって言ったの初めてだからね」
「昨日、伯母さまに話を聞きました。わたしが生まれるまでの話と噂の話の真実を教えてもらいました。
殿下はある程度ご存知なのですか?」
「僕がこの学園に入学するに当たって一応学園の生徒の事情は調べてあるよ。何かよからぬ事があると困るからね。かと言って特に悪用するつもりはないからね」
「ふふ。そんな事思っていません。アランとわたしは兄妹ではありませんでした」
「はっきりとわかったんだね」
「お母様はお父様の事を話題にするのを嫌がるみたいなのでわたし自身、お母様と話すのを躊躇っています」
「アランとも話そうとしてたのかい?」
「はい、なんとか話題をみつけて話そうと思ったんですが、やっぱり顔を見るとイラッとするんですよね」
「君たちは犬猿の中だもんね」
「はい、わたしが猿でアランが犬ですね」
カイル殿下は笑い出した。
「真面目に答えないでよ。あー、もう、エイミーってやっぱりいいね」
「殿下は最近笑顔が素敵になりましたね。なんだか安心しました」
「うん?そうかな?君のおかげだよ。いつも笑わせてくれるからね」
「わたしは、別に笑わせるつもりはないですよ!」
「あ、ごめん。馬鹿にしているつもりはないんだ」
図書館に着くと久しぶりの本たちに会えてワクワクする。
「殿下、やはり図書館に寝室があるといいですよね。家に帰る時間を心配しないでずっと読めるもの」
「うん。君専用の寝室を図書館に作れたらいいよね」
「はい、ここで働き出したらわたし専用の部屋を作って貰えるように頑張りますね!」
「プッ…頑張ってね」
やはり殿下と話すと気分がいい。
隣の席にはカイル殿下。反対の席にはアラン。
わたしはいつものようにアランのことは無視して殿下と話した。
「殿下、今日の放課後は行こうと思います」
「エイミー、久しぶりだね。では一緒に行こうか?」
「はい、お願いします」
授業中、チラッとアランを見た。アランは先生の話を聞いていた。わたしは、何も言わず黙って授業を聞いた。
昼休み、食堂で女の子たちと男の子たち数人で食べているアランをチラッと見た。
でも何も言わずにご飯を食べた。
剣術の時間、アランと組んで剣を打ち合っている時もつい彼を見てしまうが、何も言わなかった。
授業が終わった放課後、アランから話しかけてきた。
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「え?」
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わたしはアランにイラっとした。
「ありえないわ。ただちょっと話を聞きたかっただけよ!もういいわ!聞いてなんかあげないわ」
「こっちこそ聞いてもらわなくて助かったよ」
「本当、貴方って最低よね」
「お褒めに与り光栄です」
とアランが言った。
やっぱりこいつ、ムカつく!
◇ ◇ ◇
わたしは殿下の馬車に乗せて貰った。
「殿下ありがとうございます」
「うん?大丈夫だよ。エイミー、何か話したい事があるんだろう?」
「わかりましたか?」
「だって態々自分から図書館へ行くって言ったの初めてだからね」
「昨日、伯母さまに話を聞きました。わたしが生まれるまでの話と噂の話の真実を教えてもらいました。
殿下はある程度ご存知なのですか?」
「僕がこの学園に入学するに当たって一応学園の生徒の事情は調べてあるよ。何かよからぬ事があると困るからね。かと言って特に悪用するつもりはないからね」
「ふふ。そんな事思っていません。アランとわたしは兄妹ではありませんでした」
「はっきりとわかったんだね」
「お母様はお父様の事を話題にするのを嫌がるみたいなのでわたし自身、お母様と話すのを躊躇っています」
「アランとも話そうとしてたのかい?」
「はい、なんとか話題をみつけて話そうと思ったんですが、やっぱり顔を見るとイラッとするんですよね」
「君たちは犬猿の中だもんね」
「はい、わたしが猿でアランが犬ですね」
カイル殿下は笑い出した。
「真面目に答えないでよ。あー、もう、エイミーってやっぱりいいね」
「殿下は最近笑顔が素敵になりましたね。なんだか安心しました」
「うん?そうかな?君のおかげだよ。いつも笑わせてくれるからね」
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「あ、ごめん。馬鹿にしているつもりはないんだ」
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「うん。君専用の寝室を図書館に作れたらいいよね」
「はい、ここで働き出したらわたし専用の部屋を作って貰えるように頑張りますね!」
「プッ…頑張ってね」
やはり殿下と話すと気分がいい。
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