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わたしの11歳の誕生日の日、お母様は危険な状態の患者さんがいるからと呼ばれて急いで王宮にある病院へ向かった。
「アイシャ、ごめんなさい、必ず明日には帰るから、我慢してね」
「お母様、大丈夫よ!お仕事頑張ってきてね」
お父様は仕事を終わらせて夜には必ず帰るからとわたしの頬にキスをして仕事へ出かけた。
「お父様、楽しみに待ってるわ」
わたしは笑顔でお父様を見送った。
そして妹のターナは、二人がいなくなると
「お姉様お可哀想……二人に放っておかれて誕生日のお祝いもしてもらえないなんて…」
わたしに優しく心配そうに話しかけてきた。
使用人のみんなは愛らしいターナが姉を気遣う姿を見て微笑ましそうに見ていた。
わたしは笑顔で
「ターナ、心配してくれてありがとう。でも大丈夫よ、明日お祝いしてくれるから寂しくなんてないわ、ターナがいてくれるから嬉しいの」
「なっ、なんでっ」
ターナはみんなに聞こえないように舌打ちをした。
わたしが悲しそうにしている姿を楽しみにしていたのだろう。
わたしは明るいアイシャ。
絶対辛い顔なんてしないわ。
「朝食を摂ったら学園に行かなくっちゃ」
わたしはさっさと朝食を食べ終えて、自分で制服に着替えて、自分で髪もセットした。
綺麗にブラッシングをして二つに結び、リボンを付ける。
慣れたもので一人で全てできる。
「行ってくるわ」
わたしはターナに笑顔で挨拶をして歩き出す。
「アイシャ様は変わっていますよね、馬車にあまり乗りたがらない」
護衛騎士のロウトはわたしの送り迎えをいつもしてくれる。
「うーん、よくわからないのだけど歩く方が好きなの。それに歩いてる30分位だもの。大した距離ではないわ」
わたしが笑顔で言うと、
「わたしは往復になるので大した距離です」
と、不満そうに言った。
「あら?騎士たるもの体力がないといけないはずだわ、弱音なんておかしいわ」
わたしがクスクス笑うと
「まぁ、確かに……でもアイシャ様は公爵令嬢なのにやはり変わっていますよね」
「いい意味で受け取っておくわ」
「はい、いい意味でお受け取りください」
そしてわたしにそっと何かを差し出した。
「これは?」
「お誕生日おめでとうございます、ほんの気持ちです」
「嬉しい、ありがとう」
本当に嬉しかった。
わたしの我儘に付き合って雨の日以外は一緒に歩いて学園まで付き添ってくれる。
二人で歩きながらの、他愛もない会話が楽しかった。
わたしが心を許せる一人だ。
「開けてもいい?」
わたしがプレゼントを開けると、そこにはわたしが欲しいと思っていた可愛い髪飾りが入っていた。
「この前街でこの髪飾りを気にして見ていたでしょう?」
「気がついていたの?」
「もちろん、アイシャ様はいつもにこにこしてみんなに気を使っているのも知っています。でもわたしといる時くらいは素に戻ってもいいと思っています」
「……え?」
わたしは驚いてロウトを見上げた。
「まだ11歳の女の子です。周りを気にして明るく振る舞う姿は健気ではありますが、肩の力を抜くことも時には必要です」
「そっかぁ、無理して明るくしていること気づかれていたんだ」
わたしはちょっと驚いてちょっとショックでもあった。
必死で自分を隠して明るくしているのにバレていたなんて。
「気がついているのはわたしと侍女のメリッサだけだと思いますよ」
「……そうなんだ……」
「メリッサは最近アイシャ様に嫌われていると言って落ち込んでおります」
「え?嫌ってなんかいないわ……ただみんなの前で明るいアイシャでいないといけないから部屋の中では一人になりたいの」
「ではメリッサの前では本当のアイシャ様でいてはどうですか?我儘を言ったり時には泣いたり……」
「そんなことしたらメリッサが可哀想だわ」
「アイシャ様、あなたはまだ子供です。自分の気持ちを素直に出しても誰も我儘だと思いません」
「………ロウト…ありがとう……じゃあ早速我儘言ってもいいかしら?」
「え?いきなりですか?」
「やっぱり駄目かしら?」
「クックっ……嘘です、わたしで出来ることなら言ってください」
「帰りに王立図書館へ行きたいの……もちろん往復歩くのは大変だから馬車をお願いしたいの」
「喜んで手配させていただきます」
「ありがとう。わたしね、もっと自分の魔法のこときちんと知りたいと思っているの、だって制御出来なくていつも周りに迷惑をかけているでしょう?」
「まあ、確かに……屋敷を水浸しにしたり、突風が吹いたり、一部屋泥だらけになったこともありましたね」
ロウトは遠い目をして話した。
「っう……だからね、どうやって制御するのか知りたいの……」
「でも今日はアイシャ様のお誕生日でしょう?お早めに帰られた方がいいのでは?」
「残念ながらお母様は急患が入ったの、明日しか帰れないと言ってたわ。
お父様も早く帰ってくると言ってくれたけど、多分帰るのは夜遅くなると思うの。
ターナはそれを見て……うん、よしましょう」
「……わかりました、アイシャ様のお願いを聞きましょう、放課後馬車でお待ちしております」
「ロウト、ありがとう」
「アイシャ、ごめんなさい、必ず明日には帰るから、我慢してね」
「お母様、大丈夫よ!お仕事頑張ってきてね」
お父様は仕事を終わらせて夜には必ず帰るからとわたしの頬にキスをして仕事へ出かけた。
「お父様、楽しみに待ってるわ」
わたしは笑顔でお父様を見送った。
そして妹のターナは、二人がいなくなると
「お姉様お可哀想……二人に放っておかれて誕生日のお祝いもしてもらえないなんて…」
わたしに優しく心配そうに話しかけてきた。
使用人のみんなは愛らしいターナが姉を気遣う姿を見て微笑ましそうに見ていた。
わたしは笑顔で
「ターナ、心配してくれてありがとう。でも大丈夫よ、明日お祝いしてくれるから寂しくなんてないわ、ターナがいてくれるから嬉しいの」
「なっ、なんでっ」
ターナはみんなに聞こえないように舌打ちをした。
わたしが悲しそうにしている姿を楽しみにしていたのだろう。
わたしは明るいアイシャ。
絶対辛い顔なんてしないわ。
「朝食を摂ったら学園に行かなくっちゃ」
わたしはさっさと朝食を食べ終えて、自分で制服に着替えて、自分で髪もセットした。
綺麗にブラッシングをして二つに結び、リボンを付ける。
慣れたもので一人で全てできる。
「行ってくるわ」
わたしはターナに笑顔で挨拶をして歩き出す。
「アイシャ様は変わっていますよね、馬車にあまり乗りたがらない」
護衛騎士のロウトはわたしの送り迎えをいつもしてくれる。
「うーん、よくわからないのだけど歩く方が好きなの。それに歩いてる30分位だもの。大した距離ではないわ」
わたしが笑顔で言うと、
「わたしは往復になるので大した距離です」
と、不満そうに言った。
「あら?騎士たるもの体力がないといけないはずだわ、弱音なんておかしいわ」
わたしがクスクス笑うと
「まぁ、確かに……でもアイシャ様は公爵令嬢なのにやはり変わっていますよね」
「いい意味で受け取っておくわ」
「はい、いい意味でお受け取りください」
そしてわたしにそっと何かを差し出した。
「これは?」
「お誕生日おめでとうございます、ほんの気持ちです」
「嬉しい、ありがとう」
本当に嬉しかった。
わたしの我儘に付き合って雨の日以外は一緒に歩いて学園まで付き添ってくれる。
二人で歩きながらの、他愛もない会話が楽しかった。
わたしが心を許せる一人だ。
「開けてもいい?」
わたしがプレゼントを開けると、そこにはわたしが欲しいと思っていた可愛い髪飾りが入っていた。
「この前街でこの髪飾りを気にして見ていたでしょう?」
「気がついていたの?」
「もちろん、アイシャ様はいつもにこにこしてみんなに気を使っているのも知っています。でもわたしといる時くらいは素に戻ってもいいと思っています」
「……え?」
わたしは驚いてロウトを見上げた。
「まだ11歳の女の子です。周りを気にして明るく振る舞う姿は健気ではありますが、肩の力を抜くことも時には必要です」
「そっかぁ、無理して明るくしていること気づかれていたんだ」
わたしはちょっと驚いてちょっとショックでもあった。
必死で自分を隠して明るくしているのにバレていたなんて。
「気がついているのはわたしと侍女のメリッサだけだと思いますよ」
「……そうなんだ……」
「メリッサは最近アイシャ様に嫌われていると言って落ち込んでおります」
「え?嫌ってなんかいないわ……ただみんなの前で明るいアイシャでいないといけないから部屋の中では一人になりたいの」
「ではメリッサの前では本当のアイシャ様でいてはどうですか?我儘を言ったり時には泣いたり……」
「そんなことしたらメリッサが可哀想だわ」
「アイシャ様、あなたはまだ子供です。自分の気持ちを素直に出しても誰も我儘だと思いません」
「………ロウト…ありがとう……じゃあ早速我儘言ってもいいかしら?」
「え?いきなりですか?」
「やっぱり駄目かしら?」
「クックっ……嘘です、わたしで出来ることなら言ってください」
「帰りに王立図書館へ行きたいの……もちろん往復歩くのは大変だから馬車をお願いしたいの」
「喜んで手配させていただきます」
「ありがとう。わたしね、もっと自分の魔法のこときちんと知りたいと思っているの、だって制御出来なくていつも周りに迷惑をかけているでしょう?」
「まあ、確かに……屋敷を水浸しにしたり、突風が吹いたり、一部屋泥だらけになったこともありましたね」
ロウトは遠い目をして話した。
「っう……だからね、どうやって制御するのか知りたいの……」
「でも今日はアイシャ様のお誕生日でしょう?お早めに帰られた方がいいのでは?」
「残念ながらお母様は急患が入ったの、明日しか帰れないと言ってたわ。
お父様も早く帰ってくると言ってくれたけど、多分帰るのは夜遅くなると思うの。
ターナはそれを見て……うん、よしましょう」
「……わかりました、アイシャ様のお願いを聞きましょう、放課後馬車でお待ちしております」
「ロウト、ありがとう」
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