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悠真くんと蓮くん
悠真くん~風邪/誘い受け~
しおりを挟む「変態でも風邪引くんだな」
「引くよ…きて早々の第一声がそれなの、蓮!?」
「来てやっただけでもありがたいと思え。今日おばさんもおじさんもいねぇんだろ?」
「そうなんだよ…。俺死ぬかもしれない…」
「悠真は殺しても死なねぇよ。今日は泊まってやるから」
「持つべきものは親友兼セフレだね」
胸で手を組みながら目を輝かせる悠真に対して蓮は悠馬の頭を叩いた。
「セフレ言うなや。犯すぞ」
「是非!」
「…変態め。寝てろ」
蓮は呆れたように悠真を見た。悠真はやる気のようだが、さすがに蓮も風邪をひいている相手に対してそんな無理はできない。
「薬は?」
「そんなものこの世にないよ」
蓮は呆れたような目で悠真を見る。悠真は顔を半分布団に隠した。
「俺、蓮の蔑むような目とか好きかも//」
「っドMが」
「犯してもいいよ?」
「殴る…」
蓮は拳を握りしめ振り下ろそうと掲げた。悠真はヤバイと思い上半身を起こした。
「うわぁ…」
起き上がった瞬間に悠真はフラッとして倒れそうになった。それを蓮が慌てて支えた。
「おい、大丈夫か?お前、思ったより熱高いんじゃ…」
蓮はそばに置いてあった体温計をくわえさせた。
「おふぇ、しんひゃうかも…」
「しゃべんな」
ピピピピピッ
「38.9…」
「終わった…蓮、俺最後はsexしながら迎えたい…」
「自分で死期を早めんな。薬飲んで寝てれば治る」
「薬はいらない…」
悠真は寝転びながらボソッと呟いた。
「子どもかよ…。飲め!」
「嫌だ!」
「ほら、苦くないやつだから」
「薬は薬だもん」
「往生際が悪い」
蓮は薬を悠真の口に突っ込んだ。
「うぐっ!」
そして、悠真に水を握らせ飲ませる。
「ひどい"…せめて、口移しが良かった…」
「うるせえ。俺にうつんだろうが」
グスンッと言いながら、悠真は目を閉じた。しばらくすると眠ってしまったようだ。蓮は汗をかいている額を優しく撫でる。
ちゅ
「心配させんなよ…変態」
------------------
「んぅ。いい匂い…」
「起きたか?おじや作ったが、食えるか?」
「食べる!」
蓮は悠真の元におじやを運ぶ。おじやは1人用の鍋の中で美味しそうにグツグツいっていた。
「蓮、蓮。あーん」
悠真は口を開けて、蓮にねだる。
「…仕方ねぇな」
蓮は渋々、フーフーして悠真の口に入れる。
「はふッ、美味しい」
熱のためかふにゃと力なく笑う姿に蓮は可愛いと思ってしまった。
「俺が作ったんだから美味しいに決まってんだろ」
「自意識過剰~」
「うるせえ、食え」
悠真は美味しそうにドンドンおじやを食べ完食した。
「ごちそうさま!うぐ」
「お粗末様」
蓮は体温計を悠真の口に突っ込む。計っている間に食器を片した。
ピピピピピッ
「38.0…だいぶ下がったな」
「じゃあ、運動しよ?」
「出来るわけねえだろ」
「いたっ」
蓮は悠真の額にデコピンをした。
「蓮、れーん」
「うるせえ、くどい」
蓮は悠真から離れ椅子に座った。悠真フラフラと蓮のそばに行く。
「蓮てば…」
悠真は蓮の上に向かいあるようにまたがり首に手を回した。
「お願い蓮…しよ?俺、しないと死んじゃうかも」
首をかしげて言った悠真はそれはそれは妖艶だった。熱のために上がった息と紅をさしている顔。滴る汗もその妖艶さを際立たせていた。
「~~~っくそッ!」
蓮は悠真をそのまま抱き上げると布団にそっと降ろした。
「お前、どうなっても知らねえぞ」
「良いよ。ん…」
蓮は悠真に口付ける。そして、唇を舌でツンツンとノックすると悠真は口を開ける。
「んぁ…ふぁ…ん…はぁ////」
「ん…まだへばんなよ。風邪ひいてるからって容赦しねえぞ?誘ったのはお前なんだからな」
「ふぇ////んぁ…れ、ん////」
蓮は悠真の服をめくって肌を撫でる。そのゾクゾクする感覚に悠真は声を震わせた。その手は乳首に伸びていく。
「ふぁ!んあ…あぁ…あっああ////」
「気持ちいか?残念だが、今日は時間をかけてるつもりはないから、もう触るぜ」
蓮は悠真のペ〇スを取り出し、こすり始めた。
「あぁあ!///ん…はぁああ////」
「変態」
蓮は先走りを指ですくうと後ろの穴に塗り、一気に指を突っ込んだ。
「あああああ////れん////なか、あつい////」
「ああ、溶けそうだ」
悠真の穴はもうすでに解れている。蓮は自分のペ〇スをゆっくり挿入した。
「れん、は、やい////あああああ////」
「早くねえだろ。こんなに濡れてるくせによ。動くぞ」
「ふぁ////ひゃ、あっあっ、れん、がぁ////動くたびに、あた、まガンガンす、るのに////それ、がきもちいいよぉおお////」
「ほんとにドMだなっ」
蓮は悠真に容赦なくバコバコとついていく。
「れ、んイっちゃう////」
「イけよ、変態////」
「ひゃあああああ////」
「んっ////」
2人とも同時に果ててしまった。
「れん…」
「お前の中に出ししまったな…。風呂、行けるか?」
「蓮が運んでくれる?」
「仕方ねぇな…我儘な奴め」
蓮は悠真をお姫様抱っこするとお風呂に向かった。お姫様抱っこをされて悠真の顔はさらに赤くなっていた。
END
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