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社会人シリーズ
高阪くん~連続イキ/後輩攻め/年の差~
しおりを挟む高坂は同僚とともに食堂に来て居た。
「俺の娘がやばい」
「どうしたんだ、急に…」
深刻そうなため息を吐きながら、高坂の同僚は呟いた。
「いやさ、娘が彼氏連れて来たんだけどさ、俺と同じ歳な訳よ…おっさん連れて来たんだよ。まだ若いのに…」
ぎくっ
「なんで、こんな年上なんだって聞いても、答えないしな…」
「そ、そんなに悪いことなのか?年上ってだけだろ?」
「いやいや、将来を考えると不安しかねぇよ。お爺ちゃんになるのも早けりゃ、死ぬのも先の可能性が高い。辛いのは目に見えてんだろ」
「あぁ…」
高阪は同僚の話を自分と自分の恋人の村上と重ねていた。今年入社したばかりの新人。まだまだ若い。同僚の言うようにこんなおっさんじゃ親御さんは心配するだろうし、将来が明るいとも言えない。ましてや、男同士。
「一時の気の迷いだと思うんだがな…」
そうかもしれないと高阪は思った。そのうち、絶対的なズレが生まれてしまう。そんなことは目に見えている。
「なんだかな…」
そう呟いて、高阪は唐揚げを口に運んだ。
------------------
高阪は村上のマンションに来ていた。なぜかと言うと、突然呼び出されたからだ。いつもなら、恋人に会えるのだから嬉しい。けれど、今日はそうでもなかった。多分、昼間の話のせいだ。高阪は重い足を必死に動かしながら、なんとか村上の部屋まで来た。
ピンポーン
ガチャッ
「よぉ」
「先輩!いらしゃい。さぁさ、中にどうぞ!」
村上に中に招き入れられると、すごく良い匂いがした。
「ご飯、作ってくれたのか?」
「もちろんですよ。腕によりをかけて作ったっす!」
村上は料理が上手い。なんでも、趣味らしいが、高阪は自分が大した料理を作れない分、凄いと感心している。
「お、ずいぶん豪勢だな」
高坂の目に飛び込んで来たのは色とりどりの料理だった。卵焼き、あさりの酒蒸し、焼き鳥、刺身…どれも、酒のつまみにぴったりだ。
「そりゃ、そうですよ!今日は大切な日ですから!」
そう言うと村上は上機嫌で台所に向かった。高阪は今日がなんの日なのかわからない。頭をフルに使って考える。誕生日はまだだ…。
そうしている間にも着実に準備は進んでいく。
「よし、できました。はい、先輩ビールっす!」
「あ、あぁ…」
なんの日かわからないまま進んでいく状況に高阪は焦る。けれど、いくら考えても、分からなかった。
「では、俺たちが付き合ってからちょうど半年を祝してかんぱーい!!」
高阪は内心びっくりしながらも、乾杯と小さく呟いた。高阪は今日が付き合って半年だと気づかなかった。それどころか、付き合った日も覚えてない。そんな自分が高阪は嫌になった。高阪はやけになりビールを一気に飲む。
「先輩?」
「村上…お前は、俺といない方がいい」
高阪は全身にアルコールが回る感覚がした。そもそも、お酒が強くない高阪。抑えていた想いが溢れ出した。それを止める術を高阪は知らない。
「先輩、どうしちゃったんですか?今日、おかしいですよ?俺が嫌いになったんですか?」
「そうじゃない。お前の将来を考えたら、もっと若い奴の方がいいだろう。お前らの流行はわかんねぇし、こう言う記念日みたいのは疎い。何より、俺の方が先に老いて、死んじまう…」
高阪は言ってて悲しくなってしまった。現実を見つめるのは辛い。
「…先輩は俺が先輩以外の他のやつと付き合っても我慢できるんすか?」
「それが、お前の将来にいいことならな…ッ!」
村上は高阪を押し倒した。村上は高阪が頭を打たないようにちゃんと手を添える。
「何すんだよ」
「…俺は、先輩が他のやつと付き合うなんて嫌です。先輩には俺しかいないんす。俺にも先輩しかいません。流行や記念日に疎くても、先におじいちゃんになっても良いっす。死ぬのは、嫌ですけど…。先輩のこと大好きですから、俺の将来考えるなら傍にいてください!」
「…」
高阪は何も言えなくなってしまった。なんて強引で我儘。将来なんて、本当に考えているのだろうかと不安になる。
「後悔するかもしれないぞ。引き返すなら今だ」
「しませんよ。それに、もう遅いっす。俺はもう先輩なしじゃ生きていけません」
「んぅ…」
村上は高阪にキスをした。高阪から伝わるアルコールは村上を高揚させた。
「ん…あぁ/////」
「先輩の全部は俺のものっすから。先輩は?」
その答えを言うことを渋ってしまう。言ってもいいのかと心の中で問う。
「先輩?俺が嫌いじゃないなら、迷わないで下さい」
「…お前は俺のものだ。んぅ/////」
考えるより先に言葉が出ていた。その言葉が嬉しかったのか、村上は高阪に深いキスをする。
「んぁ…ふっ//」
「先輩可愛いっす」
「うるせぇ/////」
村上はゆっくりと高阪の服を脱がし始める。高阪は恥ずかしさに村上から視線を外した。
「先輩、俺を見てください」
「どこを見てたって良いだろう//」
グイッ
村上は高阪はを無理やり自身の方に向かせた。村上はまっすぐ高阪の目を見つめる。
「もう2度と不安にさせません。確かに、俺たちは普通じゃないっす。でも、先輩が好きだから!大好きだから!普通じゃなくても幸せです。先輩がいないと俺、不幸になっちゃいます…」
「…バカか、お前は/////」
「はい、俺先輩バカです。ん」
ちゅ
村上は高阪に軽いキスを落とすと、高阪の体に手を伸ばす。
ゾクゾクッ
冷たい手が高阪の体を滑る。
「あっ/////」
村上は高阪の乳首をつまむ。声が思わず出てしまった。
「可愛いっす」
「うるせぇ//ん…はぁ…あぁ…ん////」
村上は高阪の乳首を口に含む。舌先で乳首を転がしながら、村上の手は高阪のペ〇スに伸びる。ズボンの上から勃起したペ〇スを撫でた。
「ひゃ/////」
高阪が一際大きな声を上げた。村上はその声に興奮する。高阪のペ〇スを取り出し直接扱った。
「先輩、もう濡れてるっすね」
「あっ、う、るせぇ/////んッ、はぁ、くぅ//」
「先輩、声我慢しないで下さい」
「ム、リだ/////」
「もぉ~、先輩ってなんでこんなに可愛いんっすか!//」
「はぁ、ん、む、らかみ、もう/////」
「イっちゃいそう?良いっすよ」
村上は手を激しく動かし始める。
「んはぁ、あぁ、あっ、ッ、あああぁ/////」
「いっぱい出ましたね先輩」
「言うな、はぁ、はぁ/////」
村上は高阪の精液を指ですくうと、高阪の穴に持って行く。
「村上、イったばかりだから、ちょっと待て/////」
「待ちません」
村上は高阪の中に指を入れクチュクチュと犯す。
「ふぁ/////ん、あぁ、うぁ/////ああ/////」
すんなりと村上の指を受け入れる高阪の穴。村上の指はいつの間にか3本までに増えていた。
クチュクチュクチュ
だいぶ、緩まったところで村上は指を止めた。
「先輩、もう挿れますね」
「ん、はや、く/////」
高阪の催促に村上は興奮する。自身のペ〇スを素早く取り出すと、一気に高阪の穴に入れた。
バコバコバコッ
クチュグチュクチュクチュッ
「ああああっ/////む、らかみぃ/////はげしっ/////」
「先輩が煽るからっす//」
「も、イク、から/////ゆっくりぃ/////」
「イッていいっすよ//」
「あっ/////あ、ああああああ////」
高阪は一際高い声をあげて、イッた。しかし、高阪がイッたにも関わらず、村上の腰の動きは止まらなかった。
「あ"、む、らかみ、もう、イったから/////」
「はぁ、ん、もう少し頑張って下さい先輩//」
村上はイッただかりで、敏感になっている高阪を村上は犯し続ける。
「あ"ぁ/////また、イッ/////」
「ん//」
高阪は強すぎる快感に再びイった。その締め付けに、村上もイく。そんな村上を高阪は睨みつけた。
「むらかみ、てめぇ////」
「先輩、今睨んでも可愛いだけっす//」
荒んだ息、色づく頬、潤んだ瞳、高揚した高阪の姿は妖艶で、村上のペ〇スは再び元気を取り戻す。
「先輩、もう一回」
「ば、バカ言え!お前の体力についていけるわけねぇだろう!何歳だと思ってんだ/////」
「大丈夫っす。先輩と俺は相思相愛なんで、体力なんてカバーできます」
「意味、わかんねぇ/////ん//」
ちゅ
村上は高阪にキスをする。
「離さないっす」
「…もう、好きにしろ/////」
ちゅ
2人はお互いの愛を確かめるように優しくキスし、再び抱き合った。
END
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