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13話 生意気にも反抗したので叩き潰す事にした
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セレヴィは毎日、夜明け前に起きている。騎士時代からの習慣だ。
整容もそこそこに、動きやすい格好で外に出る。そのまま城内をランニングして、簡単なボディビルをするのが、彼女のモーニングルーティンである。
常在戦場、それが彼女の座右の銘だ。貴族として民の模範となるように、己を高めるべく努力を怠った事はない。
ランニングをしながら、城内の様子を見てみる。相変わらず脱出の目途は立たないし、人間に戻る方法も、奴隷の証を解く方法も、果ては人間界へ戻る算段も、何一つ立っていない。
無い無い尽くしの現状にいら立ってばかりだ。しかも最近の自分に対し、セレヴィはよりストレスをためていた。
……奴隷としての生活に居心地を感じてはダメだろう。
騎士時代よりも余裕をもって仕事が出来るし、しかもやり甲斐を感じれる上に面白いし、マステマやアバドンと言った理解者も増えてきているし……何よりガレオンの傍に居るのが、とてもあたたかくて……。
「ええい、なんでまた思い出すんだ」
熱くなった頬を叩き、セレヴィはかぶりを振った。
絆されてはダメだ。あいつは魔王で、人間の敵なんだ。リティシア王国の騎士たる者が、魔王なんかに下るなんてあってはならないんだ。
でも、セレヴィの危機には真っ先に、誰よりも早く飛んできてくれたし、領民のためにどこまでも頑張る姿勢には好感が持てるし、抱き上げた腕が意外とたくましかったし。
だから、余計な事を考えるな!
私は人間界に戻るんだ、戻って、ラーゼフォン家を……。
「あいたっ」
上の空で走っていたせいで、人にぶつかってしまった。しかもそれがよりによって……。
「なんだ、お前か」
「うっ、ガレオン……」
最悪だ、こんなタイミングで会うなんて。
意識してしまったせいか、どんな顔をすればいいのか分からない。つい目をそらしてしまい、何も話せなくなる。
「顔が赤いぞ、熱があるなら休め、他の奴隷に移されたらたまらないからな」
「そんな乱暴な言い方はないだろう」
第一、誰のせいでそんな顔になっていると思っているんだ。危うく口に出そうになった。
「魔王が奴隷に優しく言う必要があるのか? 体調管理くらいちゃんとやれ、お前の紅茶がなければ、俺も調子が出ないからな」
だから、そういう所が嫌なんだ。
普段嫌味な言い方をしてるせいか、時々出てくる優しい言葉かけが、胸に突き刺さる。見事なまでの飴と鞭に翻弄され、人間界へ戻る決心が揺らいでしまう。
くそ、奴の掌の上で踊らされている……不快だな、実に不快だ。忌々しい。
……でも、紅茶を楽しみにしてくれているのはまぁ……許してやるとしよう。
「何をへらへらしているんだお前は」
「誰がへらへらしているか! 今に見ていろ」
いつか必ず出て行ってやる、精々楽しみにするがいい。
◇◇◇
ガレオン領は魔界の東側を占拠している。そのため、西側には他の魔王の領域が広がっており、それらを迎え撃つべく、ガレオン軍の主力部隊は西に集中して配備されている。
セレヴィはその最前線に建てられた、ガレオン領防衛線最大の要、キリエガ要塞にやってきていた。
重厚な鉄の塊のような要塞だ。ドーム状に建設された要塞には何門もの砲台が備えられ、西側には大量のバリケードが設置され、更には地雷もセットされているという。空から来ようが、地上から来ようが、確実に敵を迎撃する態勢が整っていた。
半年に一度、ガレオンはこの要塞の視察に来ると言う。魔王がこんな危険な場所に来る事自体どうかしている、ガレオンが倒れたら、この領域はあっという間に潰れてしまうぞ。
「俺が前線に来るのが気に食わないようだな。ま、人間どもの考える事も分からないではない。チェスにキングを前に出す戦法は存在しないからな。だが、俺を誰だと思っている?」
「魔王ガレオン様です」
「なら分かるな。迷子にならないよう、ついて来るがいい」
言われなくとも、奴隷の証に施された呪いによって、ガレオンから離れられなくなっている。軍事施設である以上、セレヴィが入ってはいけない場所が多いのだろう。
要塞内部には、大砲やチャリオットがずらりと並び、兵士達が厳戒態勢を敷いていた。いつ戦闘が起こるか分からない、軍の中でも最も危険な現場だ。どこかのどかな領内と打って変わって、物々しい緊張感に満ちている。
「これはこれは主様! お待ちしていました!」
そんな中、陽気に現れた女天使が一人。ガレオン軍のトップに立つルシファーだ。
彼女は普段魔王城に居るのだが、定期的に各地の軍事施設へ出向いているとの事。領域の安全を預かる者として、常に現場の状況を把握するためだそうだ。
見た目は美麗、中身はがっかりなルシファーは、仰々しく首を垂れると、ガレオンの手を取りキスを落とした。
「此度の視察を首を長くしてお待ちしていました、ご機嫌はいかがでしょうか」
「まずまずだ、お前も相変わらず変な奴だ」
「お褒めの言葉ありがとうございます!」
「褒めてない」
やっぱりこの天使、頭おかしいんじゃないか? こんな奴に軍を預けていて大丈夫なんだろうか。
「セレヴィ、君も来てくれたんだね。歓迎するよ、君のためにワインを用意しているんだ、今夜どうかな? 私の部屋で夢のようなひと時を」
「申し訳ありませんが、またの機会に」
「そんな事を言わず! 予定も特にないのだろう?」
「生憎だったなルシファー、すでに俺が先約を入れている。俺の予約に割り込むような真似をするつもりか?」
ガレオンが助け舟を出してくれた。これにはルシファーも下がらざるを得ない。
また守られてしまった、どうしてこう、タイミングよく手を貸してくれるのやら。
「見てみろ、これが魔界の景色だ。お前が居るのがどれだけ最高の場所か、目に焼き付けるといい」
西側に広がるのは、荒涼とした大地だ。ごつごつした岩肌がむき出しになった、草花一本すら生えていない、不毛の土地。
この先は別の魔王が統治している領域だが、生気を感じない、寂しい世界だ。さらに目を凝らせば、うっすらと街が見える。
望遠鏡を借り、覗いてみると……貧しそうな街だ。ボロ小屋の並ぶ寂れた街並みで、住民達は皆俯いている。ガレオン領の人々とは、まるで違う。
「この先の領域は、最近別の魔王の統治下に入ったんだ。中央部の立て直しに必死で、末端の民達は放っておかれているんだよ」
「……そうなんですか……」
「珍しい事じゃない、酷い時には一日に三度も政権交代した場所だってある。それだけこの世界は、殺伐としているんだ。俺の領域以外は、地獄のようなもんさ」
そうかもしれない。戦国時代にあるのに、ガレオン領は驚くほど安定している。人間界でも、ガレオン領以上の国は存在していない。
どれだけガレオンが内政を頑張っているのか、そしてどれだけここが安全な場所なのか。直に伝わってくる景色だ。
……ガレオン領を脱出するのは、危険すぎる。まさか、脱走の決心をくじくためにこの景色を見せたのか。
「訓練場も視察いたしますか? これから戦闘訓練を行うのですが」
「そうだな、兵どもの練度も見ておきたい」
ガレオン兵の訓練か。そういえば、剣を握らなくなってどれくらい経った?
幼少の頃から、剣の訓練を欠かさず行ってきた。なのに魔界に来てから半月以上も離れている……。
「魔王様、もしよろしければ私も参加してよろしいでしょうか」
「お前がか?」
「はい、暫く剣を握っていなかったので、腕が鈍っていないか心配で」
「鈍ってもいいだろうが、お前は俺の秘書だ、無意味に戦う必要はない」
「まだ私には、騎士の誇りがあります。剣の腕をさび付かせるわけには、いかないのです」
「おお、なんと高貴な。私はぜひ見てみたいな、君の艶やかな剣術を。人間界の騎士がどれほどの腕前か、ぜひ拝見したいよ」
ルシファーからも煽られて、がぜんセレヴィはやる気になった。ガレオンに騎士としての腕前を見せて、鼻っ柱を明かしてやる。
それに脱出するならば、戦闘は避けられない。ガレオン兵がどれだけの練度を持っているのか、身をもって知るチャンスだ。
「……やりたければ好きにしろ。ルシファー、こいつの装備を用意しろ」
「かしこまりました。ついでに私も彼女に殴られたいので参加してもよろしいですか?」
「却下だ」
「しょぼーん……」
ルシファーのノリにはついて行けないが……ガレオン兵と戦えるのは僥倖だ。
それに、精鋭騎士の実力を示すいい機会でもある。
いつも守られてばかりでは、騎士の面目丸つぶれだ。たまには私が誇り高き騎士である事を証明してやらねばな。
整容もそこそこに、動きやすい格好で外に出る。そのまま城内をランニングして、簡単なボディビルをするのが、彼女のモーニングルーティンである。
常在戦場、それが彼女の座右の銘だ。貴族として民の模範となるように、己を高めるべく努力を怠った事はない。
ランニングをしながら、城内の様子を見てみる。相変わらず脱出の目途は立たないし、人間に戻る方法も、奴隷の証を解く方法も、果ては人間界へ戻る算段も、何一つ立っていない。
無い無い尽くしの現状にいら立ってばかりだ。しかも最近の自分に対し、セレヴィはよりストレスをためていた。
……奴隷としての生活に居心地を感じてはダメだろう。
騎士時代よりも余裕をもって仕事が出来るし、しかもやり甲斐を感じれる上に面白いし、マステマやアバドンと言った理解者も増えてきているし……何よりガレオンの傍に居るのが、とてもあたたかくて……。
「ええい、なんでまた思い出すんだ」
熱くなった頬を叩き、セレヴィはかぶりを振った。
絆されてはダメだ。あいつは魔王で、人間の敵なんだ。リティシア王国の騎士たる者が、魔王なんかに下るなんてあってはならないんだ。
でも、セレヴィの危機には真っ先に、誰よりも早く飛んできてくれたし、領民のためにどこまでも頑張る姿勢には好感が持てるし、抱き上げた腕が意外とたくましかったし。
だから、余計な事を考えるな!
私は人間界に戻るんだ、戻って、ラーゼフォン家を……。
「あいたっ」
上の空で走っていたせいで、人にぶつかってしまった。しかもそれがよりによって……。
「なんだ、お前か」
「うっ、ガレオン……」
最悪だ、こんなタイミングで会うなんて。
意識してしまったせいか、どんな顔をすればいいのか分からない。つい目をそらしてしまい、何も話せなくなる。
「顔が赤いぞ、熱があるなら休め、他の奴隷に移されたらたまらないからな」
「そんな乱暴な言い方はないだろう」
第一、誰のせいでそんな顔になっていると思っているんだ。危うく口に出そうになった。
「魔王が奴隷に優しく言う必要があるのか? 体調管理くらいちゃんとやれ、お前の紅茶がなければ、俺も調子が出ないからな」
だから、そういう所が嫌なんだ。
普段嫌味な言い方をしてるせいか、時々出てくる優しい言葉かけが、胸に突き刺さる。見事なまでの飴と鞭に翻弄され、人間界へ戻る決心が揺らいでしまう。
くそ、奴の掌の上で踊らされている……不快だな、実に不快だ。忌々しい。
……でも、紅茶を楽しみにしてくれているのはまぁ……許してやるとしよう。
「何をへらへらしているんだお前は」
「誰がへらへらしているか! 今に見ていろ」
いつか必ず出て行ってやる、精々楽しみにするがいい。
◇◇◇
ガレオン領は魔界の東側を占拠している。そのため、西側には他の魔王の領域が広がっており、それらを迎え撃つべく、ガレオン軍の主力部隊は西に集中して配備されている。
セレヴィはその最前線に建てられた、ガレオン領防衛線最大の要、キリエガ要塞にやってきていた。
重厚な鉄の塊のような要塞だ。ドーム状に建設された要塞には何門もの砲台が備えられ、西側には大量のバリケードが設置され、更には地雷もセットされているという。空から来ようが、地上から来ようが、確実に敵を迎撃する態勢が整っていた。
半年に一度、ガレオンはこの要塞の視察に来ると言う。魔王がこんな危険な場所に来る事自体どうかしている、ガレオンが倒れたら、この領域はあっという間に潰れてしまうぞ。
「俺が前線に来るのが気に食わないようだな。ま、人間どもの考える事も分からないではない。チェスにキングを前に出す戦法は存在しないからな。だが、俺を誰だと思っている?」
「魔王ガレオン様です」
「なら分かるな。迷子にならないよう、ついて来るがいい」
言われなくとも、奴隷の証に施された呪いによって、ガレオンから離れられなくなっている。軍事施設である以上、セレヴィが入ってはいけない場所が多いのだろう。
要塞内部には、大砲やチャリオットがずらりと並び、兵士達が厳戒態勢を敷いていた。いつ戦闘が起こるか分からない、軍の中でも最も危険な現場だ。どこかのどかな領内と打って変わって、物々しい緊張感に満ちている。
「これはこれは主様! お待ちしていました!」
そんな中、陽気に現れた女天使が一人。ガレオン軍のトップに立つルシファーだ。
彼女は普段魔王城に居るのだが、定期的に各地の軍事施設へ出向いているとの事。領域の安全を預かる者として、常に現場の状況を把握するためだそうだ。
見た目は美麗、中身はがっかりなルシファーは、仰々しく首を垂れると、ガレオンの手を取りキスを落とした。
「此度の視察を首を長くしてお待ちしていました、ご機嫌はいかがでしょうか」
「まずまずだ、お前も相変わらず変な奴だ」
「お褒めの言葉ありがとうございます!」
「褒めてない」
やっぱりこの天使、頭おかしいんじゃないか? こんな奴に軍を預けていて大丈夫なんだろうか。
「セレヴィ、君も来てくれたんだね。歓迎するよ、君のためにワインを用意しているんだ、今夜どうかな? 私の部屋で夢のようなひと時を」
「申し訳ありませんが、またの機会に」
「そんな事を言わず! 予定も特にないのだろう?」
「生憎だったなルシファー、すでに俺が先約を入れている。俺の予約に割り込むような真似をするつもりか?」
ガレオンが助け舟を出してくれた。これにはルシファーも下がらざるを得ない。
また守られてしまった、どうしてこう、タイミングよく手を貸してくれるのやら。
「見てみろ、これが魔界の景色だ。お前が居るのがどれだけ最高の場所か、目に焼き付けるといい」
西側に広がるのは、荒涼とした大地だ。ごつごつした岩肌がむき出しになった、草花一本すら生えていない、不毛の土地。
この先は別の魔王が統治している領域だが、生気を感じない、寂しい世界だ。さらに目を凝らせば、うっすらと街が見える。
望遠鏡を借り、覗いてみると……貧しそうな街だ。ボロ小屋の並ぶ寂れた街並みで、住民達は皆俯いている。ガレオン領の人々とは、まるで違う。
「この先の領域は、最近別の魔王の統治下に入ったんだ。中央部の立て直しに必死で、末端の民達は放っておかれているんだよ」
「……そうなんですか……」
「珍しい事じゃない、酷い時には一日に三度も政権交代した場所だってある。それだけこの世界は、殺伐としているんだ。俺の領域以外は、地獄のようなもんさ」
そうかもしれない。戦国時代にあるのに、ガレオン領は驚くほど安定している。人間界でも、ガレオン領以上の国は存在していない。
どれだけガレオンが内政を頑張っているのか、そしてどれだけここが安全な場所なのか。直に伝わってくる景色だ。
……ガレオン領を脱出するのは、危険すぎる。まさか、脱走の決心をくじくためにこの景色を見せたのか。
「訓練場も視察いたしますか? これから戦闘訓練を行うのですが」
「そうだな、兵どもの練度も見ておきたい」
ガレオン兵の訓練か。そういえば、剣を握らなくなってどれくらい経った?
幼少の頃から、剣の訓練を欠かさず行ってきた。なのに魔界に来てから半月以上も離れている……。
「魔王様、もしよろしければ私も参加してよろしいでしょうか」
「お前がか?」
「はい、暫く剣を握っていなかったので、腕が鈍っていないか心配で」
「鈍ってもいいだろうが、お前は俺の秘書だ、無意味に戦う必要はない」
「まだ私には、騎士の誇りがあります。剣の腕をさび付かせるわけには、いかないのです」
「おお、なんと高貴な。私はぜひ見てみたいな、君の艶やかな剣術を。人間界の騎士がどれほどの腕前か、ぜひ拝見したいよ」
ルシファーからも煽られて、がぜんセレヴィはやる気になった。ガレオンに騎士としての腕前を見せて、鼻っ柱を明かしてやる。
それに脱出するならば、戦闘は避けられない。ガレオン兵がどれだけの練度を持っているのか、身をもって知るチャンスだ。
「……やりたければ好きにしろ。ルシファー、こいつの装備を用意しろ」
「かしこまりました。ついでに私も彼女に殴られたいので参加してもよろしいですか?」
「却下だ」
「しょぼーん……」
ルシファーのノリにはついて行けないが……ガレオン兵と戦えるのは僥倖だ。
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