55 / 93
55話 懐かしき灰色の青春
しおりを挟む
ガレオンに朝の件を話すなり、速やかに捜索が始まった。
兵達がくまなく調べたが、侵入者や内通者の痕跡は一切なく、また被害も無かったため、この件は一時ガレオン預かりとなった。
「特段物が盗まれたわけではなく、機密書類も別の場所に置いてあるから問題なし……昨日のメイドの記録を見ても、この部屋の窓を開けた形跡はなしか。奇妙な事もあるもんだ」
「ええ……」
どこかしおらしいセレヴィにガレオンは髪を掻いた。唯一、イナンナの肖像画を出されていたのが被害と言えば被害だった。
普段は机の引き出しに仕舞ってあるのだが、何故か机に出しっぱなしになっていたのだ。
「まだ始業前だ、聞きたい事があるなら言え」
「……その、肖像画の方は?」
「イナンナ・レ・アシュトレト。まだ俺が魔王になる前、領地を持たない頃、共に生きていた……」
一瞬、言葉に詰まる。多分、セレヴィはショックを受けるかもしれない。
だが事ここに及んで隠せる物ではない。ガレオンは観念し、
「将来を誓い合った女だ」
「……そう、ですか……」
やはりセレヴィは落ち込んでいた。ガレオンは口を真一文字に紡ぐと、腰かけた。
「その方は、今はどちらに?」
「既に故人だ。だが俺にとって、今でも生き続けている女でもある。イナンナを忘れた事は、一瞬たりともない。そのくらい、俺には大事な女だ」
セレヴィは肩を震わせた。セレヴィもまた、動揺を隠せていない。
ガレオンにそれだけ想っている人が居ると考えた事もなかった。ずっと自分だけが彼に焦がれていたと思っていたから、ガレオンに今でも想い続けている女性が居ると聞いて、心が激しく揺れ動いている。
亡くなっても尚、ガレオンに愛されていて羨ましい。嫉妬している自分が醜くて、ちょっと自己嫌悪してしまう。
「もしよければ、お話を聞かせてくれませんか? イナンナと言う方との、なれそめを」
なればこそ知りたくなった。ガレオンがずっと愛し続けているイナンナが、どれほどの女性なのか。
ガレオンは目頭をつまんでから、諦めたようにため息を吐いた。
「仕事に支障をきたすなよ?」
「善処します」
◇◇◇
「お前がガレオンか? 噂通りの悪人面だな」
イナンナは快活に笑いながら洞窟に入ってきた。ガレオンは訝し気に彼女を見つつ、メイスを握りしめた。
彼の周囲には、ぶちのめされた輩が大勢転がっている。ガレオンの住処に押し入った野盗達だ。全員辛うじて生きており、すすり泣くような声で命乞いをしていた。
「派手にやったみたいだけど、誰も殺していないんだな? 優しいじゃないか」
「死体の片づけが面倒なだけだ。お前らいつまで転がっているつもりだ? とっとと俺ん家から出ていけ」
『ひ、ひぃぃっ!』
野盗どもは一目散に逃げだした。イナンナは大笑いしながら野盗を手を振って見送り、振り向きざまに斧を構えた。
直後、ガレオンのメイスが振り下ろされる。凄まじい膂力にイナンナの足元が陥没した。
「これも噂通り! すんごい力だ、たまげたな!」
「今機嫌が悪くてな。顔面を整形されたくなければ今すぐ消えろ、目障りだ」
「まぁまぁそう言わず。おっと自己紹介がまだだったな、あたしはイナンナ・レ・アシュトレトだ、よろしく!」
ガレオンと打ち合いながら、イナンナは笑顔で話し続けた。
「ずっとお前の噂を聞いていたんだ、くそ強いくせに派閥を作らない変わり者が居るって。それで提案があるんだが、あたしと組まないか?」
「断る」
「いいやお前なら必ず組む。あたしには分かる、こいつは運命なんだ」
一瞬の隙を突き、イナンナはガレオンのメイスを蹴り飛ばした。
すかさずガレオンは格闘戦に切り替え、イナンナの斧を叩き落とし、彼女を押し倒す。そのまま殴りかかろうと、拳を握るなり。
「あたしは魔界を、誰もが幸せになれる世界にしたいんだ。そのためにお前の力が必要なのさ、ガレオン・ドゥ・アスタロト」
なんとも子供じみた、幼稚な理想を語られた。
殺される寸前だというのに、イナンナの目は輝いていた。今まで出会った者達とはまるで違う、夢と希望に満ちた目で、ガレオンを映している。
今の魔界は荒れている。国も法も存在せず、力ある者が弱者から血肉を奪う、無秩序で混沌としたアナーキーワールドだ。
現に、洞窟の外に目をやれば、多くの屍が転がっている。空から魔界を見下ろせば、飢えで死にそうな者、生きるために親を殺す子供、ちっぽけな金を得るためだけに人を攫い、奴隷として売り出す者……不幸が星の数ほど存在していた。
ガレオンはいくつもの理不尽を見てきた、無数の暴力にさらされてきた、泣きわめく命を……沢山見捨ててきた。誰もが刹那を生きるので精一杯、ガレオンですら同じ、悪い意味で平等な世界だ。
目先の飯を食うためには、誰かを殺さねばならない。そんな世界を、誰もが幸せになれる世界にするだと?
「頭に蛆でも沸いているのか?」
「考える脳みそが沢山あっていいな。それにお前にはもう選択肢なんか無いぞ? だってほら、もうあたしに興味を示している」
イナンナはガレオンの鼻を突いた。
言葉だけであったら、ガレオンは一笑に付していただろう。けれどイナンナは心から本気で魔界を変えようとしている。彼女にほんのわずかな興味を示していたのだ。
「こいつは小さいが、始まりの一歩だ。あたしとお前がこの腐り切った世界を、飢えも不幸もない世界に変えてやるんだ。あたしの目指す世界、見たいと思わないか?」
「……お前がどれだけ無様な死に方をするのかは、興味がわいたな」
悪意の坩堝に湧き出た、瞬くような光がどんな末路を辿るのか。暇つぶしに見届けてやるとしよう。
ガレオンが手を差し伸べると、イナンナは勢いよく握り返してきた。
兵達がくまなく調べたが、侵入者や内通者の痕跡は一切なく、また被害も無かったため、この件は一時ガレオン預かりとなった。
「特段物が盗まれたわけではなく、機密書類も別の場所に置いてあるから問題なし……昨日のメイドの記録を見ても、この部屋の窓を開けた形跡はなしか。奇妙な事もあるもんだ」
「ええ……」
どこかしおらしいセレヴィにガレオンは髪を掻いた。唯一、イナンナの肖像画を出されていたのが被害と言えば被害だった。
普段は机の引き出しに仕舞ってあるのだが、何故か机に出しっぱなしになっていたのだ。
「まだ始業前だ、聞きたい事があるなら言え」
「……その、肖像画の方は?」
「イナンナ・レ・アシュトレト。まだ俺が魔王になる前、領地を持たない頃、共に生きていた……」
一瞬、言葉に詰まる。多分、セレヴィはショックを受けるかもしれない。
だが事ここに及んで隠せる物ではない。ガレオンは観念し、
「将来を誓い合った女だ」
「……そう、ですか……」
やはりセレヴィは落ち込んでいた。ガレオンは口を真一文字に紡ぐと、腰かけた。
「その方は、今はどちらに?」
「既に故人だ。だが俺にとって、今でも生き続けている女でもある。イナンナを忘れた事は、一瞬たりともない。そのくらい、俺には大事な女だ」
セレヴィは肩を震わせた。セレヴィもまた、動揺を隠せていない。
ガレオンにそれだけ想っている人が居ると考えた事もなかった。ずっと自分だけが彼に焦がれていたと思っていたから、ガレオンに今でも想い続けている女性が居ると聞いて、心が激しく揺れ動いている。
亡くなっても尚、ガレオンに愛されていて羨ましい。嫉妬している自分が醜くて、ちょっと自己嫌悪してしまう。
「もしよければ、お話を聞かせてくれませんか? イナンナと言う方との、なれそめを」
なればこそ知りたくなった。ガレオンがずっと愛し続けているイナンナが、どれほどの女性なのか。
ガレオンは目頭をつまんでから、諦めたようにため息を吐いた。
「仕事に支障をきたすなよ?」
「善処します」
◇◇◇
「お前がガレオンか? 噂通りの悪人面だな」
イナンナは快活に笑いながら洞窟に入ってきた。ガレオンは訝し気に彼女を見つつ、メイスを握りしめた。
彼の周囲には、ぶちのめされた輩が大勢転がっている。ガレオンの住処に押し入った野盗達だ。全員辛うじて生きており、すすり泣くような声で命乞いをしていた。
「派手にやったみたいだけど、誰も殺していないんだな? 優しいじゃないか」
「死体の片づけが面倒なだけだ。お前らいつまで転がっているつもりだ? とっとと俺ん家から出ていけ」
『ひ、ひぃぃっ!』
野盗どもは一目散に逃げだした。イナンナは大笑いしながら野盗を手を振って見送り、振り向きざまに斧を構えた。
直後、ガレオンのメイスが振り下ろされる。凄まじい膂力にイナンナの足元が陥没した。
「これも噂通り! すんごい力だ、たまげたな!」
「今機嫌が悪くてな。顔面を整形されたくなければ今すぐ消えろ、目障りだ」
「まぁまぁそう言わず。おっと自己紹介がまだだったな、あたしはイナンナ・レ・アシュトレトだ、よろしく!」
ガレオンと打ち合いながら、イナンナは笑顔で話し続けた。
「ずっとお前の噂を聞いていたんだ、くそ強いくせに派閥を作らない変わり者が居るって。それで提案があるんだが、あたしと組まないか?」
「断る」
「いいやお前なら必ず組む。あたしには分かる、こいつは運命なんだ」
一瞬の隙を突き、イナンナはガレオンのメイスを蹴り飛ばした。
すかさずガレオンは格闘戦に切り替え、イナンナの斧を叩き落とし、彼女を押し倒す。そのまま殴りかかろうと、拳を握るなり。
「あたしは魔界を、誰もが幸せになれる世界にしたいんだ。そのためにお前の力が必要なのさ、ガレオン・ドゥ・アスタロト」
なんとも子供じみた、幼稚な理想を語られた。
殺される寸前だというのに、イナンナの目は輝いていた。今まで出会った者達とはまるで違う、夢と希望に満ちた目で、ガレオンを映している。
今の魔界は荒れている。国も法も存在せず、力ある者が弱者から血肉を奪う、無秩序で混沌としたアナーキーワールドだ。
現に、洞窟の外に目をやれば、多くの屍が転がっている。空から魔界を見下ろせば、飢えで死にそうな者、生きるために親を殺す子供、ちっぽけな金を得るためだけに人を攫い、奴隷として売り出す者……不幸が星の数ほど存在していた。
ガレオンはいくつもの理不尽を見てきた、無数の暴力にさらされてきた、泣きわめく命を……沢山見捨ててきた。誰もが刹那を生きるので精一杯、ガレオンですら同じ、悪い意味で平等な世界だ。
目先の飯を食うためには、誰かを殺さねばならない。そんな世界を、誰もが幸せになれる世界にするだと?
「頭に蛆でも沸いているのか?」
「考える脳みそが沢山あっていいな。それにお前にはもう選択肢なんか無いぞ? だってほら、もうあたしに興味を示している」
イナンナはガレオンの鼻を突いた。
言葉だけであったら、ガレオンは一笑に付していただろう。けれどイナンナは心から本気で魔界を変えようとしている。彼女にほんのわずかな興味を示していたのだ。
「こいつは小さいが、始まりの一歩だ。あたしとお前がこの腐り切った世界を、飢えも不幸もない世界に変えてやるんだ。あたしの目指す世界、見たいと思わないか?」
「……お前がどれだけ無様な死に方をするのかは、興味がわいたな」
悪意の坩堝に湧き出た、瞬くような光がどんな末路を辿るのか。暇つぶしに見届けてやるとしよう。
ガレオンが手を差し伸べると、イナンナは勢いよく握り返してきた。
0
あなたにおすすめの小説
我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。
たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。
しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。
そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。
ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。
というか、甘やかされてません?
これって、どういうことでしょう?
※後日談は激甘です。
激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。
※小説家になろう様にも公開させて頂いております。
ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。
タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる