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74話 魔王一人に任せておけ
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一方のガレオンも、漁港が見えなくなるまで眺め続けていた。
遠くとも、セレヴィがこっちを見ているのが分かる。やはり連れていくべきだっただろうか。いやしかし、セレヴィを危険な場所へ連れていくなんて出来ない。
あいつは俺の女だ、傷一つ付けるのだって嫌だ。だと言うのに、別れ際のセレヴィの泣きそうな顔が脳裏に焼き付いている。
くそ、やっぱり同行させるべきだったか。俺ならセレヴィを守ってやれる、それだけの力は持っている、が、しかしっ……俺の力は強すぎる。俺のせいで万一の事があったらどうするというんだ。
頭を抱え、悩みまくるガレオン。滅多に見られない苦悩する魔王ガレオンに部下達はおろおろした。
今から討伐する相手はそんなに強いのか。部下達はそう思っているのだが、実際は女の事で悩んでいるだけである。
「そんなに悩むのであれば連れてこればよかったのに」
見ていられなくなったのか、ルシファーが声をかけてきた。ガレオンははっとし、わざとらしい咳払いをした。
「そうはいかんだろう、俺が本気を出せば周囲にも被害が及ぶ。お前達は訓練しているが、セレヴィは実戦から遠ざかって久しいんだ。耐えられるわけがない。それに……セレヴィの事だ。大方港で待ち続けるだろう。万一高波に浚われでもしたら危険だ」
「それでマステマをブレーキ役に配置したと。すっかり過保護になってしまってまぁ。セレヴィ嬢が羨ましいですよ」
ルシファーは苦笑した。ガレオンはぶぜんとした顔になり、手すりに寄りかかった。
「あまり大切にしすぎてもだめですよ、彼女は未だ騎士としての誇りを持っています、主様と同じ比重で命を賭けたいと思っているはずですよ。一人だけ安全な場所で待つなんて、セレヴィ嬢には耐えられないでしょう」
「ふん、お前は随分とセレヴィの胸中が分かるようだな」
「同じドエムとしてのシンパシーって奴ですかね(キラリン☆)」
「お前はただのド変態だろうが」
「あふん! あ、ありがとうございますっ!」
犬座りでハスハスと鼻息荒くなる変態天使。イナンナが残した負の遺産はあまりにも大きかった。
ルシファーはさておいて、セレヴィには後日埋め合わせをしなければなるまい。何をしてやればセレヴィは機嫌を直してくれるだろうか。
目頭を摘み、ガレオンはまた悩みだした。その姿にまたしても部下に動揺が走る悪循環。普段完璧な魔王として振る舞っている反動が悪い形で出ていた。
そんな、一人の女で悩むガレオンを、ルシファーは微笑ましく見守っていた。
……主様は、良い方向に変わられたものだ。
セレヴィと会うまではどこか無理をしているというか、イナンナとの約束が枷になって苦悩しているように見えた。
魔王として威厳を保とうとしなくなったし、程よく力が抜けている。仕事にも影響が表れていて、領土が広くなっているのに、行政はより安定しているのだ。街の人からも親しみやすくなったと好評でもある。
いいカップルだ、本当に。
「そろそろ、か」
ガレオンは腰を上げた。彼は微弱な電気を放ち、周囲の状況を探る技術を持っている。索敵範囲は実に10キロにも及ぶという。
「奴をとらえたのですね」
「船を停めろ、この先は俺が行く。被害が街に行かないようバックアップを頼むぞ」
「御意に」
船首に向かったガレオンは、爆発的な脚力で大ジャンプした。飛翔と見紛う程の跳躍にルシファーは驚嘆する。
「実際、あの人一人でどうにかなってしまうんだよなぁ」
何しろ、三日もあれば単独で魔界を滅ぼす力を持っているのだから。
◇◇◇
もうすぐ、報告にあったポイントだ。上空を走りながら、ガレオンは目を凝らした。
いくつかの目撃情報から推察するに、相手はヒガナと同質の存在、かつて魔界を席巻した古代兵器の一つだ。
ヒガナの一件以来、ガレオンはずっと奴らについて調べていた。太古の先祖が残した、数億もの命を奪った殺戮兵器である。
ヒガナは指揮官として知能を持たせているが、その他の連中は破壊衝動のみで動き、目に映る生きとし生ける者を殺していくだけの危険な存在だ。魔界で対抗できるのは、恐らくガレオンのみだろう。
「全く、どこぞの馬鹿が呼び起こしたんだか」
本来ならば彼らは封印され、地下深くに埋まっているはずなのだが。どうやらヒガナの出現以降、奴に呼応する形で封印が解けているようだ。
証拠に他の魔王領でも出現報告を受けていて、大きな被害を出しているようだ。
「全くはた迷惑な奴だ。立つ鳥は跡を濁さないもんじゃないのか?」
海面に着地し、ガレオンは腕を組んだ。速度を操る力で沈む速度を極限まで遅くすれば、海上を歩くなど容易い。
周囲に電気をばらまき、敵を誘導する。ヒガナ達は生物の電気信号を感知する能力を持っているから、誘導できるはずだ。
刹那、足元に巨影が映り込む。ガレオンがジャンプすると、爆音と共に水柱が立った。
出て来たな。ガレオンは笑みを浮かべた。
背に腕を生やした異形のサメだ。全長30メートル、口からは無数の触手が生え、ガレオン目掛けて伸ばしてきた。
回避し、雷を叩き込む。しかしサメの周囲に薄い壁が展開され、弾き飛ばされた。
「ほう、防御壁か。いい玩具を持っている。流石は古代兵器……確かお前は、ボサツとか言ったか」
主に海路で逃げる者達を襲っていた駆逐兵器だ。群れで獲物に襲い掛かる集団戦を得意とした個体だったはず。
復活したのがたった一匹だけなのは寂しいが、久しぶりに遊べそうな相手が出てきてくれた。
「くくっ、たぎらせてくれるな。平和主義の俺だが、実の所喧嘩も好きな暴力主義でもあるんだよ」
相反する難儀な主義である。木刀を出し、ガレオンは舌なめずりした。
「今日の晩飯はふかひれだ、セレヴィも喜ぶだろうよ」
急接近して10トンの木塊を叩きつける。ボサツは背骨が折られ直角に曲がるも、すぐに体を再生させた。
触手による嵐のような攻撃をしつつ、腕で印を組み、魔法を連発してくる。眩く光る球を蹴り飛ばすと、空で爆発した。
見た事のない魔法だ。恐らく、呪法の一つだろう。余波はルシファーの所はおろか、漁港まで届いた。びりびりと大気が震え、セレヴィは両手を握ってガレオンの無事を祈っていた。
「これは……不安がらせてしまったか」
セレヴィの泣き顔を想像し、ガレオンは困り顔だ。余裕を見せる様は、ボサツに負けるなんて、みじんも思っていないようだった。
にしても、やはり呪法が刻まれていた。ガレオンが使っている呪法は、元を正すとこの古代兵器に搭載された装備の一つなのだ。
故に、小さなヒトの容量では使いきれず、脳がオーバーヒートしてしまうのである。そんな代物を気合と根性だけで使うガレオンはなんなんだろうか。
「お前、フィッシュアンドチップスは好きか? 俺は嫌いだ」
ガレオンはボサツにとびかかった。防御壁は魔法のみを無力化するようで、接近は容易だ。両腕を掴むと思い切り引っこ抜き、触手もまとめて引きちぎった。
それからは一方的な蹂躙だ。ボサツは幾度も再生して反撃するも、ガレオンに一矢報いるすらできない。
ガレオンの攻撃により津波が発生し、ルシファー達が必死に食い止めた。陸ではアバドンが住民を高台に避難させ、マステマがセレヴィを連れて行こうと腕を引っ張るが、
「おいこら! 波にのまれたらどうするんすか!」
「うるさい! ここに居させろ、私は騎士としてガレオンを待たないといけないんだ!」
「だーっ! ここで騎士魂発揮すんなっす! 主様遊びすぎっすよー!」
案の定苦戦していた。
ガレオンとて手加減は出来ない相手である。余裕そうに見えて少しでも力を緩めれば、ガレオンはボサツに食い殺されるだろう。ガレオンに瞬殺されない辺りで、ボサツの戦闘力を察してもらいたい。
次第に再生力が落ちてくる。「肉体錬成」の呪法を持っているから分かるが、再生能力は体に負担がかかる。連続で使えば体力を消耗し、再生できなくなるのだ。
「俺と遊んでくれた礼だ、後でアバドンに美味しく調理してもらうさ」
腕に稲妻を纏わせ、貫通力を上げた貫手で心臓を貫く。再生力を失ったボサツは回復できず、絶命した。
終わってみれば完勝だった。ボサツに乗ったガレオンは、頬を掻いた。
「少し暴れすぎたか、セレヴィに怒られるかな、これは……」
最強なのに、すっかり尻に敷かれている魔王であった。
遠くとも、セレヴィがこっちを見ているのが分かる。やはり連れていくべきだっただろうか。いやしかし、セレヴィを危険な場所へ連れていくなんて出来ない。
あいつは俺の女だ、傷一つ付けるのだって嫌だ。だと言うのに、別れ際のセレヴィの泣きそうな顔が脳裏に焼き付いている。
くそ、やっぱり同行させるべきだったか。俺ならセレヴィを守ってやれる、それだけの力は持っている、が、しかしっ……俺の力は強すぎる。俺のせいで万一の事があったらどうするというんだ。
頭を抱え、悩みまくるガレオン。滅多に見られない苦悩する魔王ガレオンに部下達はおろおろした。
今から討伐する相手はそんなに強いのか。部下達はそう思っているのだが、実際は女の事で悩んでいるだけである。
「そんなに悩むのであれば連れてこればよかったのに」
見ていられなくなったのか、ルシファーが声をかけてきた。ガレオンははっとし、わざとらしい咳払いをした。
「そうはいかんだろう、俺が本気を出せば周囲にも被害が及ぶ。お前達は訓練しているが、セレヴィは実戦から遠ざかって久しいんだ。耐えられるわけがない。それに……セレヴィの事だ。大方港で待ち続けるだろう。万一高波に浚われでもしたら危険だ」
「それでマステマをブレーキ役に配置したと。すっかり過保護になってしまってまぁ。セレヴィ嬢が羨ましいですよ」
ルシファーは苦笑した。ガレオンはぶぜんとした顔になり、手すりに寄りかかった。
「あまり大切にしすぎてもだめですよ、彼女は未だ騎士としての誇りを持っています、主様と同じ比重で命を賭けたいと思っているはずですよ。一人だけ安全な場所で待つなんて、セレヴィ嬢には耐えられないでしょう」
「ふん、お前は随分とセレヴィの胸中が分かるようだな」
「同じドエムとしてのシンパシーって奴ですかね(キラリン☆)」
「お前はただのド変態だろうが」
「あふん! あ、ありがとうございますっ!」
犬座りでハスハスと鼻息荒くなる変態天使。イナンナが残した負の遺産はあまりにも大きかった。
ルシファーはさておいて、セレヴィには後日埋め合わせをしなければなるまい。何をしてやればセレヴィは機嫌を直してくれるだろうか。
目頭を摘み、ガレオンはまた悩みだした。その姿にまたしても部下に動揺が走る悪循環。普段完璧な魔王として振る舞っている反動が悪い形で出ていた。
そんな、一人の女で悩むガレオンを、ルシファーは微笑ましく見守っていた。
……主様は、良い方向に変わられたものだ。
セレヴィと会うまではどこか無理をしているというか、イナンナとの約束が枷になって苦悩しているように見えた。
魔王として威厳を保とうとしなくなったし、程よく力が抜けている。仕事にも影響が表れていて、領土が広くなっているのに、行政はより安定しているのだ。街の人からも親しみやすくなったと好評でもある。
いいカップルだ、本当に。
「そろそろ、か」
ガレオンは腰を上げた。彼は微弱な電気を放ち、周囲の状況を探る技術を持っている。索敵範囲は実に10キロにも及ぶという。
「奴をとらえたのですね」
「船を停めろ、この先は俺が行く。被害が街に行かないようバックアップを頼むぞ」
「御意に」
船首に向かったガレオンは、爆発的な脚力で大ジャンプした。飛翔と見紛う程の跳躍にルシファーは驚嘆する。
「実際、あの人一人でどうにかなってしまうんだよなぁ」
何しろ、三日もあれば単独で魔界を滅ぼす力を持っているのだから。
◇◇◇
もうすぐ、報告にあったポイントだ。上空を走りながら、ガレオンは目を凝らした。
いくつかの目撃情報から推察するに、相手はヒガナと同質の存在、かつて魔界を席巻した古代兵器の一つだ。
ヒガナの一件以来、ガレオンはずっと奴らについて調べていた。太古の先祖が残した、数億もの命を奪った殺戮兵器である。
ヒガナは指揮官として知能を持たせているが、その他の連中は破壊衝動のみで動き、目に映る生きとし生ける者を殺していくだけの危険な存在だ。魔界で対抗できるのは、恐らくガレオンのみだろう。
「全く、どこぞの馬鹿が呼び起こしたんだか」
本来ならば彼らは封印され、地下深くに埋まっているはずなのだが。どうやらヒガナの出現以降、奴に呼応する形で封印が解けているようだ。
証拠に他の魔王領でも出現報告を受けていて、大きな被害を出しているようだ。
「全くはた迷惑な奴だ。立つ鳥は跡を濁さないもんじゃないのか?」
海面に着地し、ガレオンは腕を組んだ。速度を操る力で沈む速度を極限まで遅くすれば、海上を歩くなど容易い。
周囲に電気をばらまき、敵を誘導する。ヒガナ達は生物の電気信号を感知する能力を持っているから、誘導できるはずだ。
刹那、足元に巨影が映り込む。ガレオンがジャンプすると、爆音と共に水柱が立った。
出て来たな。ガレオンは笑みを浮かべた。
背に腕を生やした異形のサメだ。全長30メートル、口からは無数の触手が生え、ガレオン目掛けて伸ばしてきた。
回避し、雷を叩き込む。しかしサメの周囲に薄い壁が展開され、弾き飛ばされた。
「ほう、防御壁か。いい玩具を持っている。流石は古代兵器……確かお前は、ボサツとか言ったか」
主に海路で逃げる者達を襲っていた駆逐兵器だ。群れで獲物に襲い掛かる集団戦を得意とした個体だったはず。
復活したのがたった一匹だけなのは寂しいが、久しぶりに遊べそうな相手が出てきてくれた。
「くくっ、たぎらせてくれるな。平和主義の俺だが、実の所喧嘩も好きな暴力主義でもあるんだよ」
相反する難儀な主義である。木刀を出し、ガレオンは舌なめずりした。
「今日の晩飯はふかひれだ、セレヴィも喜ぶだろうよ」
急接近して10トンの木塊を叩きつける。ボサツは背骨が折られ直角に曲がるも、すぐに体を再生させた。
触手による嵐のような攻撃をしつつ、腕で印を組み、魔法を連発してくる。眩く光る球を蹴り飛ばすと、空で爆発した。
見た事のない魔法だ。恐らく、呪法の一つだろう。余波はルシファーの所はおろか、漁港まで届いた。びりびりと大気が震え、セレヴィは両手を握ってガレオンの無事を祈っていた。
「これは……不安がらせてしまったか」
セレヴィの泣き顔を想像し、ガレオンは困り顔だ。余裕を見せる様は、ボサツに負けるなんて、みじんも思っていないようだった。
にしても、やはり呪法が刻まれていた。ガレオンが使っている呪法は、元を正すとこの古代兵器に搭載された装備の一つなのだ。
故に、小さなヒトの容量では使いきれず、脳がオーバーヒートしてしまうのである。そんな代物を気合と根性だけで使うガレオンはなんなんだろうか。
「お前、フィッシュアンドチップスは好きか? 俺は嫌いだ」
ガレオンはボサツにとびかかった。防御壁は魔法のみを無力化するようで、接近は容易だ。両腕を掴むと思い切り引っこ抜き、触手もまとめて引きちぎった。
それからは一方的な蹂躙だ。ボサツは幾度も再生して反撃するも、ガレオンに一矢報いるすらできない。
ガレオンの攻撃により津波が発生し、ルシファー達が必死に食い止めた。陸ではアバドンが住民を高台に避難させ、マステマがセレヴィを連れて行こうと腕を引っ張るが、
「おいこら! 波にのまれたらどうするんすか!」
「うるさい! ここに居させろ、私は騎士としてガレオンを待たないといけないんだ!」
「だーっ! ここで騎士魂発揮すんなっす! 主様遊びすぎっすよー!」
案の定苦戦していた。
ガレオンとて手加減は出来ない相手である。余裕そうに見えて少しでも力を緩めれば、ガレオンはボサツに食い殺されるだろう。ガレオンに瞬殺されない辺りで、ボサツの戦闘力を察してもらいたい。
次第に再生力が落ちてくる。「肉体錬成」の呪法を持っているから分かるが、再生能力は体に負担がかかる。連続で使えば体力を消耗し、再生できなくなるのだ。
「俺と遊んでくれた礼だ、後でアバドンに美味しく調理してもらうさ」
腕に稲妻を纏わせ、貫通力を上げた貫手で心臓を貫く。再生力を失ったボサツは回復できず、絶命した。
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