43 / 119
閑話(とある猫耳少女視点)②
しおりを挟む
閑話(とある猫耳少女視点)②
うちは気が付くと、知らない天井を眺めていた。
えーっと・・・?
そうだ!うちはあのバケモノみたいな人の奴隷になったんだ!
どうしよう・・・思い出しただけで身体の震えが止まらなくなってポロポロと涙も止まらなくなってしまう。
「嗚呼、もう、おしまいだ!うちが何をしたっていうんだよ!真っ当に死にたかったよぉ~!」
全く気配さえさせず、ご主人がどこからか現れると
「飯、食うか?魚っぽものもあるぞ?」
そう言うと、うちの大好物の魚を見せ付けてきたので
最期の晩餐だと思って引ったくるように奪い取った。
するとご主人はうちのとなりに座ると
一緒にご飯を食べ始めた。
「なんだ!ご主人良い奴じゃないか!」
一緒にご飯食べるなんてうちらはファミリーって事だよ?
嬉しいな~!
「おいしかった!ご主人ありがとう!」
こんな美味しいご飯もくれて、一緒に食べてくれるなんて、
そこまでしてくれてるなら警戒する事ないよね!
ちゃんとマーキングしておかないとね。
うちのマーキングが終わった頃にご主人が
契約する前に何であんなに怯えて
いたのか聞いてきたので、
嘘偽り無く正直に説明してあげた。
それと、今思っている事をしっかりご主人に伝えておくのも忘れずにしておいた。
「今は、美味しいご飯を一緒にご飯食べてくれたし、ご主人すっごく強いでしょうー?凄い筋肉だし!・・・それにスッゴいイケメンだし・・・♪」
流石にちょっと恥ずかしかったケド・・・。
自分の気持ちは相手にしっかり伝えないといけないと
教え込まれた気がするし。
その後お買い物デートに連れて行って貰ったし、
いっぱい優しくしてくれてるし、うちのマーキングを拒否しないし・・・。
もうご主人の女なのかな?
今だって一緒のベッドで寝てるし!
そう言うことで良いんだよね・・・?
なんて考えていたらいつの間にか眠ってしまった。
でも目を覚ますと、ご主人は居なかった。
トイレかな?と思ってちょっと待ってみたけど帰って来ない。
心配になって部屋中探してもご主人様は居なかった。
心の奥から焦燥感と今まで感じたことのないモヤモヤした感情が込み上げてきた。
そんなタイミングでご主人が帰ってきたので、
どこに行っていたのか意地でも聞き出してやる!
と思ってまとわりついてしつこく聞いてみても
教えてくれない。
マーキングしたはずのうちの匂いは無くなって、
なんだか変わった匂いがしたので、その事をご主人に伝えたら、突然汗臭いからといって振り払われてお風呂に行ってしまった。
流石にショックで落ち込んでしまった。
でも変な匂いが気になって匂いを辿っていくとご主人が脱ぎ捨てたズボンから匂いがする事に気付いた。
何の匂いか分からなかったけれど、ずっと嗅いでいられそうな感じだった。
暫く匂いを嗅いでいると、胸の鼓動が早くなり胸が締め付けられる程切なくなってうずくまってしまった。
苦しい・・・なんで?
うちの様子を心配したご主人に抱きしめられたらだけで
電流が身体中に走った。
「ふぁ!?なに・・・これ!?」とビクビク身体を痙攣させ、更にグッタリと脱力してしまう。
気持ち良すぎて頭がおかしくなりそう・・・。
朦朧とする意識の中、なんとかご主人へ原因と思われる事を伝えた。
するとご主人は何故か下半身を触っていいか?
と聞いてきたので、よく分からないけれど頷いた。
でもうちの思っていた所よりだいぶ下まで手を入れられて
何かを確認して納得してるみたい。
ご主人が手を抜く時にうちの”何か”に触れたみたいで、
気持ち良すぎて頭が真っ白になって・・・?
それから何も覚えてない・・・。
その後、何があったんだろう?
うちは気が付くと、知らない天井を眺めていた。
えーっと・・・?
そうだ!うちはあのバケモノみたいな人の奴隷になったんだ!
どうしよう・・・思い出しただけで身体の震えが止まらなくなってポロポロと涙も止まらなくなってしまう。
「嗚呼、もう、おしまいだ!うちが何をしたっていうんだよ!真っ当に死にたかったよぉ~!」
全く気配さえさせず、ご主人がどこからか現れると
「飯、食うか?魚っぽものもあるぞ?」
そう言うと、うちの大好物の魚を見せ付けてきたので
最期の晩餐だと思って引ったくるように奪い取った。
するとご主人はうちのとなりに座ると
一緒にご飯を食べ始めた。
「なんだ!ご主人良い奴じゃないか!」
一緒にご飯食べるなんてうちらはファミリーって事だよ?
嬉しいな~!
「おいしかった!ご主人ありがとう!」
こんな美味しいご飯もくれて、一緒に食べてくれるなんて、
そこまでしてくれてるなら警戒する事ないよね!
ちゃんとマーキングしておかないとね。
うちのマーキングが終わった頃にご主人が
契約する前に何であんなに怯えて
いたのか聞いてきたので、
嘘偽り無く正直に説明してあげた。
それと、今思っている事をしっかりご主人に伝えておくのも忘れずにしておいた。
「今は、美味しいご飯を一緒にご飯食べてくれたし、ご主人すっごく強いでしょうー?凄い筋肉だし!・・・それにスッゴいイケメンだし・・・♪」
流石にちょっと恥ずかしかったケド・・・。
自分の気持ちは相手にしっかり伝えないといけないと
教え込まれた気がするし。
その後お買い物デートに連れて行って貰ったし、
いっぱい優しくしてくれてるし、うちのマーキングを拒否しないし・・・。
もうご主人の女なのかな?
今だって一緒のベッドで寝てるし!
そう言うことで良いんだよね・・・?
なんて考えていたらいつの間にか眠ってしまった。
でも目を覚ますと、ご主人は居なかった。
トイレかな?と思ってちょっと待ってみたけど帰って来ない。
心配になって部屋中探してもご主人様は居なかった。
心の奥から焦燥感と今まで感じたことのないモヤモヤした感情が込み上げてきた。
そんなタイミングでご主人が帰ってきたので、
どこに行っていたのか意地でも聞き出してやる!
と思ってまとわりついてしつこく聞いてみても
教えてくれない。
マーキングしたはずのうちの匂いは無くなって、
なんだか変わった匂いがしたので、その事をご主人に伝えたら、突然汗臭いからといって振り払われてお風呂に行ってしまった。
流石にショックで落ち込んでしまった。
でも変な匂いが気になって匂いを辿っていくとご主人が脱ぎ捨てたズボンから匂いがする事に気付いた。
何の匂いか分からなかったけれど、ずっと嗅いでいられそうな感じだった。
暫く匂いを嗅いでいると、胸の鼓動が早くなり胸が締め付けられる程切なくなってうずくまってしまった。
苦しい・・・なんで?
うちの様子を心配したご主人に抱きしめられたらだけで
電流が身体中に走った。
「ふぁ!?なに・・・これ!?」とビクビク身体を痙攣させ、更にグッタリと脱力してしまう。
気持ち良すぎて頭がおかしくなりそう・・・。
朦朧とする意識の中、なんとかご主人へ原因と思われる事を伝えた。
するとご主人は何故か下半身を触っていいか?
と聞いてきたので、よく分からないけれど頷いた。
でもうちの思っていた所よりだいぶ下まで手を入れられて
何かを確認して納得してるみたい。
ご主人が手を抜く時にうちの”何か”に触れたみたいで、
気持ち良すぎて頭が真っ白になって・・・?
それから何も覚えてない・・・。
その後、何があったんだろう?
6
あなたにおすすめの小説
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる