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征服者の夢 七
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「ああ……、先生、いい……すごく、いい」
歓喜にうめく望とは対照的に、香寺の声は悲痛だった。
「やめ、やめてくれ、頼むから、もう……!」
望は止めるどころか、さらに激しく身体を相手に押し付ける。
「先生、いいでしょう? 気持ちいいでしょう?」
「く、苦しい……、頼むから、もう……」
「嘘をつかないで」
背後から望は香寺の股間をまさぐった。
「ほら……、先生だって」
香寺の分身を手で撫でつつ、もう片方の左手は香寺の胸に伸ばす。
「ああ……!」
香寺が切なげに喘ぐ。
「先生、どうですか? 気持ち良いでしょう?」
かたくなに首を横に振る香寺に、望はいらだつと同時に満足した。
この期におよんでも頑固なほどに潔癖で融通のきかない香寺が、憎らしくもいじらしいい。
(めちゃくちゃにしてやりたい)
そんな衝動に突き動かされ、望は腰を激しく押す。
「はぁっ……!」
香寺が四肢をこわばらせて、恐怖を訴えるが、かまわず、望は男の本能にしたがった。
「ああっ……、あー!」
声はどちらのものだったのか。もしかしたら二人同時に叫んでいたのかもしれない。
しばしの沈黙。
やがて、全身がしびれるような快感の波が、まだ幼い望の身体にかけめぐった。
望は自分がはじけたことを知った。
ほぼ同時に、香寺もはじけていた。
望は夢のなかを数秒さまよった心持ちだ。
遠くから香寺のすすり泣く声が聞こえてくる。実際には望の腕のなかで泣いているのだが、その声は望には遠い。
望はなにも言わず、相手のあたたかな身体を抱きしめた。
(俺のものだ……)
心の内でも〝俺〟と自分を呼び、一人前の男として香寺を抱きしめる。
このとき、完全に香寺は望の獲物となった。
歓喜にうめく望とは対照的に、香寺の声は悲痛だった。
「やめ、やめてくれ、頼むから、もう……!」
望は止めるどころか、さらに激しく身体を相手に押し付ける。
「先生、いいでしょう? 気持ちいいでしょう?」
「く、苦しい……、頼むから、もう……」
「嘘をつかないで」
背後から望は香寺の股間をまさぐった。
「ほら……、先生だって」
香寺の分身を手で撫でつつ、もう片方の左手は香寺の胸に伸ばす。
「ああ……!」
香寺が切なげに喘ぐ。
「先生、どうですか? 気持ち良いでしょう?」
かたくなに首を横に振る香寺に、望はいらだつと同時に満足した。
この期におよんでも頑固なほどに潔癖で融通のきかない香寺が、憎らしくもいじらしいい。
(めちゃくちゃにしてやりたい)
そんな衝動に突き動かされ、望は腰を激しく押す。
「はぁっ……!」
香寺が四肢をこわばらせて、恐怖を訴えるが、かまわず、望は男の本能にしたがった。
「ああっ……、あー!」
声はどちらのものだったのか。もしかしたら二人同時に叫んでいたのかもしれない。
しばしの沈黙。
やがて、全身がしびれるような快感の波が、まだ幼い望の身体にかけめぐった。
望は自分がはじけたことを知った。
ほぼ同時に、香寺もはじけていた。
望は夢のなかを数秒さまよった心持ちだ。
遠くから香寺のすすり泣く声が聞こえてくる。実際には望の腕のなかで泣いているのだが、その声は望には遠い。
望はなにも言わず、相手のあたたかな身体を抱きしめた。
(俺のものだ……)
心の内でも〝俺〟と自分を呼び、一人前の男として香寺を抱きしめる。
このとき、完全に香寺は望の獲物となった。
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