29 / 92
恋をしたのは……
4
しおりを挟む「おお、やっぱり思った通りだった」
俺はマツを見ながら自分の予想が当たっていた事に満足した。
今、俺の間の前には髪が伸びたマツが居る。それは俺が買ったカツラをマツに
被せたからだが、その見た目はもう所沢キラリだった。
まあ、姉弟なのだから似ているに決まっているのだが、ここまで似るとは思って
居なかったのだ。
「やっぱり恥ずかしいよ」
「何言ってるんだよマツ。凄い再現度だぞ! こいつはいい、ちょっとポーズ
とってみろよ! 」
「いいぞ! 」
そして、撮影会が始まったのだ。
「いいね、もっとこう。そう、それそれ」
明らかにおかしくなっていたとは思う。
「ちょっとこれ、つけて見てくれ」
「えっ、無理だよ。そんなのつけ方分からないし」
「俺がつけてやるから、ほら、脱げよ」
そして俺はマツに所沢キラリのブラジャーを付けてみた。
それはまさしく所沢キラリで、俺の目の前には彼女がいた、下着姿で。
「ちょっと無理、我慢できないわ。動くなよ」
「え、え、え。何してんの、待って」
「あ、出る」
俺はマツの顔にぶっかけた。
そこには確かに俺の精子まみれの所沢キラリが居た。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる