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確かに、その翌日はいつもの日曜日だった。当たり前に朝起き、コンビニで買ってきた朝飯を食い、だらだらとセックスをして、夜飯を買いに行き、食い、眠る。その次は、いつもの月曜日、その次も、いつもの火曜日。時々凌は、夜中にスマホをいじり、部屋を出ていき、翌朝金を持って戻ってきた。金を渡されれば俺はそれを受け取り、特になにという顔もしていない、普段通りの凌を抱いた。そうやって暮らしていたある金曜日、仕事から帰ってきた俺は買ってきたコンビニ弁当を食い、凌とセックスをして、寝る前の一服を吸いにベランダに出ていた。いつの間にか、煙草はまるで俺の肺を痛めはしなくなっていた。吸っていなかった期間が、嘘みたいに。その夜はまた冷え込んでいて、俺は煙草一本分ベランダに出ているのもそろそろきつくなってくるのではないか、と内心で懸念していた。凌は、俺が室内で煙草を吸うことを、多分許さない。
そんなことを、考えるでもなく考えていると、背後でからからと窓ガラスを開ける音がした。
「コンビニ行って来るけど、なにかいる?」
いつもの凌の台詞だった。
「別に。」
だから俺も、いつも通り返した。
「そっか。」
また、いつもの凌の返事。それで、凌は部屋を出て行った。俺はすぐに煙草を吸い終え、室内に戻った。凌は、15分もしたら俺の煙草と、ちょっとした夜食を買って帰って来るのだと、ごく当たり前に思っていた。けれど、凌は帰らなかった。俺は、凌のスマホに急遽連絡が来て、仕事に行ったのだろう、と考え、その夜は眠った。眠りは浅くて、なにか、よく覚えてはいないけれど、嫌な夢を見た。
翌朝になって、いつもなら凌が帰って来る朝方の時間になっても、玄関からは物音ひとつ聞こえなかった。そして、それっきりだ。凌は帰らなかった。
土曜日一日中、俺はスマホをローテーブルに置き、その前でぼうっとしていた。また、凌から電話がくるかもしれない。そう思ったのが少し。あとは、凌のラインを探し出して、連絡をつけてみようか、と思ったのが残りの少し。けれど俺は、そのどちらもしなかった。凌を捜す手段はいくつかあった。けれど俺はやっぱり、そのどれにも手を付けなかった。ただ、スマホの前に座っているうちに夜になったので、寝た。翌日の日曜日は、凌がここに来る前にいつもしていたみたいに、昼ごろまで寝ていた。そして、渋々起き上がって、最低限の家事をやり、夜になったら飯を食って寝る。月曜日も、普通に出社した。
そんなことを、考えるでもなく考えていると、背後でからからと窓ガラスを開ける音がした。
「コンビニ行って来るけど、なにかいる?」
いつもの凌の台詞だった。
「別に。」
だから俺も、いつも通り返した。
「そっか。」
また、いつもの凌の返事。それで、凌は部屋を出て行った。俺はすぐに煙草を吸い終え、室内に戻った。凌は、15分もしたら俺の煙草と、ちょっとした夜食を買って帰って来るのだと、ごく当たり前に思っていた。けれど、凌は帰らなかった。俺は、凌のスマホに急遽連絡が来て、仕事に行ったのだろう、と考え、その夜は眠った。眠りは浅くて、なにか、よく覚えてはいないけれど、嫌な夢を見た。
翌朝になって、いつもなら凌が帰って来る朝方の時間になっても、玄関からは物音ひとつ聞こえなかった。そして、それっきりだ。凌は帰らなかった。
土曜日一日中、俺はスマホをローテーブルに置き、その前でぼうっとしていた。また、凌から電話がくるかもしれない。そう思ったのが少し。あとは、凌のラインを探し出して、連絡をつけてみようか、と思ったのが残りの少し。けれど俺は、そのどちらもしなかった。凌を捜す手段はいくつかあった。けれど俺はやっぱり、そのどれにも手を付けなかった。ただ、スマホの前に座っているうちに夜になったので、寝た。翌日の日曜日は、凌がここに来る前にいつもしていたみたいに、昼ごろまで寝ていた。そして、渋々起き上がって、最低限の家事をやり、夜になったら飯を食って寝る。月曜日も、普通に出社した。
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