46 / 67
45.女神のように(2)
しおりを挟む
子供が天国に旅立った。妊娠がわかってすぐのことだった。
私が愛すると神さまが奪ってしまうのかしら?
ううん。違うわ。私は悪くない。
「……ごめん、私は本当に人を不幸にするのかもしれない」
ほら。グレンが自分のせいだと言っているわ。
私のせいじゃない。ああ、可哀相なグレンを慰めなきゃ。
「大丈夫よ。私達はそんな呪いに負けたりしないわ。でも、ごめんなさい。私……あの子の事がまだ……」
「ありがとう……そうだね、君は少しゆっくりと休んだ方がいい。もし、ここにいるのが辛いなら療養の為に何処かに行こうか」
「ありがとう、嬉しいわ。でも、貴方にはお仕事があるもの。無理はさせられないわ」
グレンとの生活に不満はない。でも、会話があまり続かないから、一緒に旅行に行っても息が詰まりそう。
「……私の事は気にしないで。護衛と使用人を連れて行って来るといい」
よかった。これで自由に旅行出来るわ。
「でも、本当にいいのかしら?」
「……もちろんだ」
久し振りに王都に向かった。
グレンはあまり社交が得意ではないから、社交シーズンでも最低限しか王都に留まらないのが不満だった。
「ダイアナ?」
「あら、ブレイズじゃない。久し振りね」
懐かしい人との再会だった。
彼はマイルズの友人で、私も学生の頃は共に過ごしたりしていた。
久し振りの旧友との再会が嬉しくて、タウンハウスに招いて懐かしい話に花を咲かせた。
ブレイズとの会話は楽しかった。テンポが良く、女性を喜ばせるポイントを押さえてる。まるで学生の頃に戻ったみたいで心が浮き立った。
「そういえば、あそこで何をしていたの?」
学生時代を語り尽くし、ようやく今の話になった。
「あー、格好悪いケド職探し。今まで勤めていた職場で、つい、喧嘩しちまったんだ」
そういえば、少しカッとしやすい性格だったかも?
でも、女性には優しくて、どちらかというと正義感でやらかすタイプだから憎めないのよね。
「そうなの?あ!だったらウチに来たらいいわ!」
「……は?そんな簡単に……」
「大丈夫。グレンは私の言うことには絶対に反対しないわ。それに、貴方はマイルズの友人だもの。必ず雇ってくれるから安心して?」
彼は執事見習いだった。だから、当座は私付きにしてしまえばいい。そうしたら、また学生の頃の楽しさを味わえるもの。
「本当にいいのか?」
「ええ。グレンには手紙を出すわ」
グレンからの返信はとても簡潔だった。
『それで貴方の心が癒やされるなら』
ほら。彼は私の為なら嫉妬など見せたりしないの。
『ありがとう。優しい夫に巡り会えて本当に幸せよ』
そう、返信を送った。
タウンハウスでの生活は楽しかった。
使用人には時折お小遣いを渡して楽しんでもらい、私はブレイズとあちこち出掛けた。
そう。こういう恋人同士の甘い時間が欲しかったの。
ブレイズはただの友人だけどね。
でも、共に過ごすうちに、チラチラと彼の瞳に欲望が混じっていく。
それがまた、何とも言えない喜びとなった。
「ブレイズ、貴方がいてくれると心強いわ」
「…ダイアナ、俺、」
「マイルズの親友ですもの。これからも頼りにしているわね」
「……そうだな。うん、頑張るよ。チャンスをくれたこと、本当に感謝する」
「どういたしまして!」
ごめんなさい、ブレイズ。私は伯爵夫人なの。貴方のモノにはなれないわ。許してね?
それからは、楽しい話し相手も見つかり、順風満帆……と言いたかったけれど、次の子がなかなか出来なかった。
『ミューア夫人はお綺麗だけど、そろそろお年が……』
『石女なら、そろそろ離婚するのでは?』
チラホラとそんな嫌味が聞こえてくるようになった。私は25歳になっていた。
「ブレイズ、媚薬って手に入る?」
「は!?何をっ」
「私はマイルズの為に、絶対にこの家を守らないといけないの。でも、旦那様は私にはあまり興味が無いじゃない?……私ももう若くないし。
それでも、諦めたくないの……」
招待された夜会で、旦那様に媚薬を盛った。
旦那様の忍耐力はかなりのもので、何とか家まで辿り着き、何なら私を遠ざけようとした。
「私は貴方の妻よ。どんな貴方でも受け止めるわ」
そう言って涙ながらに口付ければ、彼の我慢はそこで終了となった。
その夜は今まで味わったことの無い濃密さだった。
何度も求められ、さすがにもう許してほしいと泣いてしまうほどで。
それでも、何度も愛していると言いながら、薬に侵されながらも私を傷付けないように必死に堪えながら私を抱き続けるグレンを初めて少し愛しいと思った。
せっかくならばこのまま子作り週間にしましょうと押し切り、グレンとの蜜月を過ごした。
努力の甲斐があって子供を授かることが出来た。
でも。悪阻は死ぬ程辛いし、どんどんお腹が大きくなるのが不安になる。
え、本当に元に戻るの?
やがて、お腹の中で赤ちゃんが動くのが怖くて……
私はグレンに八つ当たりをするようになった。
酷い、なんで私だけ、貴方なんて嫌い。
顔を見る度そんな言葉を投げつけた。
メイドが、マタニティブルーというものです。大丈夫、遠慮無く発散しちゃって下さい!と明るく言うから、私は遠慮無くグレンを罵った。
出産は本当に死ぬかと思った。こんなにも痛いなんて知らなかった。
そして、産んだ後も痛いっておかしくない?
赤ちゃんは女の子だった。
産まれてすぐは、可愛いのかどうか分からなかった。
私は疲れ切り、全身筋肉痛だし、切られた陰部が痛むし、胸が張って痛いし、痛いと言っているのにマッサージされるし、熱まで出るし。もう、すべてが嫌になってしまった。
「もうイヤ……私に赤ちゃんを見せないで」
私は頑なに拒んだ。だって私をこんなにも傷付けるのよ?こんなの酷過ぎると泣き続けた。
「……ダイアナ。君にばかり辛い思いをさせてごめん。……でも、産んでくれてありがとう。名前をユーフェミアと名付けたのだがどうだろう」
そう言って、おずおずとやって来る姿は結婚当初に戻ったみたいだった。
違うのは、その大きな体で小さな赤ちゃんを抱っこしていること。
あれ…、こんなに可愛い子だったかしら。
「……ユーフェミア。綺麗な名前ね」
「うん。君に良く似て、天使みたいだろう」
意外にもグレンは赤ちゃんが好きなようだ。そんな慈しむような笑顔は初めて見た。
「抱っこさせて」
「ああ、頭に気を付けて。まだ首がしっかりしていない」
何だこれ。まるで立派な父親みたい。これじゃあ、私が駄目な母親みたいじゃない。
ユーフェミアはとても小さく、とても愛らしかった。
「ユーフェミア、私がお母様よ」
そのぷにぷにの頬に口付ける。
思わず涙が溢れた。
「ごめんね、今日からちゃんと優しいお母様になるから。許してね、ユーフェミア」
すると、ユーフェミアがふにゃっと笑ったように見えた。
私が愛すると神さまが奪ってしまうのかしら?
ううん。違うわ。私は悪くない。
「……ごめん、私は本当に人を不幸にするのかもしれない」
ほら。グレンが自分のせいだと言っているわ。
私のせいじゃない。ああ、可哀相なグレンを慰めなきゃ。
「大丈夫よ。私達はそんな呪いに負けたりしないわ。でも、ごめんなさい。私……あの子の事がまだ……」
「ありがとう……そうだね、君は少しゆっくりと休んだ方がいい。もし、ここにいるのが辛いなら療養の為に何処かに行こうか」
「ありがとう、嬉しいわ。でも、貴方にはお仕事があるもの。無理はさせられないわ」
グレンとの生活に不満はない。でも、会話があまり続かないから、一緒に旅行に行っても息が詰まりそう。
「……私の事は気にしないで。護衛と使用人を連れて行って来るといい」
よかった。これで自由に旅行出来るわ。
「でも、本当にいいのかしら?」
「……もちろんだ」
久し振りに王都に向かった。
グレンはあまり社交が得意ではないから、社交シーズンでも最低限しか王都に留まらないのが不満だった。
「ダイアナ?」
「あら、ブレイズじゃない。久し振りね」
懐かしい人との再会だった。
彼はマイルズの友人で、私も学生の頃は共に過ごしたりしていた。
久し振りの旧友との再会が嬉しくて、タウンハウスに招いて懐かしい話に花を咲かせた。
ブレイズとの会話は楽しかった。テンポが良く、女性を喜ばせるポイントを押さえてる。まるで学生の頃に戻ったみたいで心が浮き立った。
「そういえば、あそこで何をしていたの?」
学生時代を語り尽くし、ようやく今の話になった。
「あー、格好悪いケド職探し。今まで勤めていた職場で、つい、喧嘩しちまったんだ」
そういえば、少しカッとしやすい性格だったかも?
でも、女性には優しくて、どちらかというと正義感でやらかすタイプだから憎めないのよね。
「そうなの?あ!だったらウチに来たらいいわ!」
「……は?そんな簡単に……」
「大丈夫。グレンは私の言うことには絶対に反対しないわ。それに、貴方はマイルズの友人だもの。必ず雇ってくれるから安心して?」
彼は執事見習いだった。だから、当座は私付きにしてしまえばいい。そうしたら、また学生の頃の楽しさを味わえるもの。
「本当にいいのか?」
「ええ。グレンには手紙を出すわ」
グレンからの返信はとても簡潔だった。
『それで貴方の心が癒やされるなら』
ほら。彼は私の為なら嫉妬など見せたりしないの。
『ありがとう。優しい夫に巡り会えて本当に幸せよ』
そう、返信を送った。
タウンハウスでの生活は楽しかった。
使用人には時折お小遣いを渡して楽しんでもらい、私はブレイズとあちこち出掛けた。
そう。こういう恋人同士の甘い時間が欲しかったの。
ブレイズはただの友人だけどね。
でも、共に過ごすうちに、チラチラと彼の瞳に欲望が混じっていく。
それがまた、何とも言えない喜びとなった。
「ブレイズ、貴方がいてくれると心強いわ」
「…ダイアナ、俺、」
「マイルズの親友ですもの。これからも頼りにしているわね」
「……そうだな。うん、頑張るよ。チャンスをくれたこと、本当に感謝する」
「どういたしまして!」
ごめんなさい、ブレイズ。私は伯爵夫人なの。貴方のモノにはなれないわ。許してね?
それからは、楽しい話し相手も見つかり、順風満帆……と言いたかったけれど、次の子がなかなか出来なかった。
『ミューア夫人はお綺麗だけど、そろそろお年が……』
『石女なら、そろそろ離婚するのでは?』
チラホラとそんな嫌味が聞こえてくるようになった。私は25歳になっていた。
「ブレイズ、媚薬って手に入る?」
「は!?何をっ」
「私はマイルズの為に、絶対にこの家を守らないといけないの。でも、旦那様は私にはあまり興味が無いじゃない?……私ももう若くないし。
それでも、諦めたくないの……」
招待された夜会で、旦那様に媚薬を盛った。
旦那様の忍耐力はかなりのもので、何とか家まで辿り着き、何なら私を遠ざけようとした。
「私は貴方の妻よ。どんな貴方でも受け止めるわ」
そう言って涙ながらに口付ければ、彼の我慢はそこで終了となった。
その夜は今まで味わったことの無い濃密さだった。
何度も求められ、さすがにもう許してほしいと泣いてしまうほどで。
それでも、何度も愛していると言いながら、薬に侵されながらも私を傷付けないように必死に堪えながら私を抱き続けるグレンを初めて少し愛しいと思った。
せっかくならばこのまま子作り週間にしましょうと押し切り、グレンとの蜜月を過ごした。
努力の甲斐があって子供を授かることが出来た。
でも。悪阻は死ぬ程辛いし、どんどんお腹が大きくなるのが不安になる。
え、本当に元に戻るの?
やがて、お腹の中で赤ちゃんが動くのが怖くて……
私はグレンに八つ当たりをするようになった。
酷い、なんで私だけ、貴方なんて嫌い。
顔を見る度そんな言葉を投げつけた。
メイドが、マタニティブルーというものです。大丈夫、遠慮無く発散しちゃって下さい!と明るく言うから、私は遠慮無くグレンを罵った。
出産は本当に死ぬかと思った。こんなにも痛いなんて知らなかった。
そして、産んだ後も痛いっておかしくない?
赤ちゃんは女の子だった。
産まれてすぐは、可愛いのかどうか分からなかった。
私は疲れ切り、全身筋肉痛だし、切られた陰部が痛むし、胸が張って痛いし、痛いと言っているのにマッサージされるし、熱まで出るし。もう、すべてが嫌になってしまった。
「もうイヤ……私に赤ちゃんを見せないで」
私は頑なに拒んだ。だって私をこんなにも傷付けるのよ?こんなの酷過ぎると泣き続けた。
「……ダイアナ。君にばかり辛い思いをさせてごめん。……でも、産んでくれてありがとう。名前をユーフェミアと名付けたのだがどうだろう」
そう言って、おずおずとやって来る姿は結婚当初に戻ったみたいだった。
違うのは、その大きな体で小さな赤ちゃんを抱っこしていること。
あれ…、こんなに可愛い子だったかしら。
「……ユーフェミア。綺麗な名前ね」
「うん。君に良く似て、天使みたいだろう」
意外にもグレンは赤ちゃんが好きなようだ。そんな慈しむような笑顔は初めて見た。
「抱っこさせて」
「ああ、頭に気を付けて。まだ首がしっかりしていない」
何だこれ。まるで立派な父親みたい。これじゃあ、私が駄目な母親みたいじゃない。
ユーフェミアはとても小さく、とても愛らしかった。
「ユーフェミア、私がお母様よ」
そのぷにぷにの頬に口付ける。
思わず涙が溢れた。
「ごめんね、今日からちゃんと優しいお母様になるから。許してね、ユーフェミア」
すると、ユーフェミアがふにゃっと笑ったように見えた。
2,834
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
《完》義弟と継母をいじめ倒したら溺愛ルートに入りました。何故に?
桐生桜月姫
恋愛
公爵令嬢たるクラウディア・ローズバードは自分の前に現れた天敵たる天才な義弟と継母を追い出すために、たくさんのクラウディアの思う最高のいじめを仕掛ける。
だが、義弟は地味にずれているクラウディアの意地悪を糧にしてどんどん賢くなり、継母は陰ながら?クラウディアをものすっごく微笑ましく眺めて溺愛してしまう。
「もう!どうしてなのよ!!」
クラウディアが気がつく頃には外堀が全て埋め尽くされ、大変なことに!?
天然混じりの大人びている?少女と、冷たい天才義弟、そして変わり者な継母の家族の行方はいかに!?
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめる事にしました 〜once again〜
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【アゼリア亡き後、残された人々のその後の物語】
白血病で僅か20歳でこの世を去った前作のヒロイン、アゼリア。彼女を大切に思っていた人々のその後の物語
※他サイトでも投稿中
【完】あの、……どなたでしょうか?
桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
*******************
執筆終了済みです。
私が行方不明の皇女です~生死を彷徨って帰国したら信じていた初恋の従者は婚約していました~
marumi
恋愛
「あら アルヴェイン公爵がドゥーカス令嬢をエスコートされていますわ」
「ご婚約されたと噂を聞きましたが、まさか本当だとは!」
私は五年前までこの国の皇女エリシアだった。
暗殺事件に巻き込まれ、幼なじみで初恋の相手だった従者――アルヴェイン公子と共に命からがら隣国、エルダールへ亡命した。
彼の「必ず迎えに来る」その言葉を信じて、隣国の地で彼を待ち続けた……。
それなのに……。
やっとの思いで帰国した帝国の華やかなパーティー会場で、一際目立っているのは、彼と、社交界の華と言われる令嬢だった――。
※校正にAIを使用していますが、自身で考案したオリジナル小説です。
※イメージが伝わればと思い、表紙画像をAI生成してみました。
転生先がヒロインに恋する悪役令息のモブ婚約者だったので、推しの為に身を引こうと思います
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【だって、私はただのモブですから】
10歳になったある日のこと。「婚約者」として現れた少年を見て思い出した。彼はヒロインに恋するも報われない悪役令息で、私の推しだった。そして私は名も無いモブ婚約者。ゲームのストーリー通りに進めば、彼と共に私も破滅まっしぐら。それを防ぐにはヒロインと彼が結ばれるしか無い。そこで私はゲームの知識を利用して、彼とヒロインとの仲を取り持つことにした――
※他サイトでも投稿中
愛することをやめたら、怒る必要もなくなりました。今さら私を愛する振りなんて、していただかなくても大丈夫です。
石河 翠
恋愛
貴族令嬢でありながら、家族に虐げられて育ったアイビー。彼女は社交界でも人気者の恋多き侯爵エリックに望まれて、彼の妻となった。
ひとなみに愛される生活を夢見たものの、彼が欲していたのは、夫に従順で、家の中を取り仕切る女主人のみ。先妻の子どもと仲良くできない彼女をエリックは疎み、なじる。
それでもエリックを愛し、結婚生活にしがみついていたアイビーだが、彼の子どもに言われたたった一言で心が折れてしまう。ところが、愛することを止めてしまえばその生活は以前よりも穏やかで心地いいものになっていて……。
愛することをやめた途端に愛を囁くようになったヒーローと、その愛をやんわりと拒むヒロインのお話。
この作品は他サイトにも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID 179331)をお借りしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる