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第57話 騒動の2日目
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翌日、早起きしてクエストを受注し、海中フィールドにやってきた。
”気配察知”をしてみると、あまり魔物がいなかった。
『やっぱり昨日狩りすぎたかな…?まあみんなで狩りまくってるのもあるか。』
Ptを稼ぐためにも今日は他の狩場を探そうと思う。
門を出てから砂浜が続いているので、とりあえず右側に進んでいった。
『やっぱり全然いないな…もしかして例のSランクパーティーのせいか?…それとも非常事態なのか?』
非常事態だったら怖いので、俺は一応海の中に調査しに行った。
すると、魔物の死体だけでなく人の死体までもがたくさん漂っていた。
「なっ!?これは非常事態に違いない…ギルドに報告に行こう。」
そう思い、砂浜に上がろうと思った瞬間”危険察知”の警鐘が多少激しく鳴った。
『…っ!!まずい!!』
俺は急いで万全の状態をとった。
次の瞬間、水竜の群れが襲い掛かってきた。
『深海付近にいる水竜がどうしてこんな浅瀬に…!?』
俺は急いで砂浜に上がり、魔法で迎撃しようとした。
『砂浜まで上がっては来れまい。』
しかし、これは早計だった。
水竜は海から跳んで突撃してきたのだ。
「なっ…!!」
攻撃を食らいながらも何とか倒し切った。
『危なかった…一体どうなってるんだ…!?とりあえずギルドに向かおう…』
俺は証拠を提示するために死体をすべて”アイテムボックス”に収納してからギルドに向かった。
一応”クリーン”、”リフレッシュ”をかけておいた。
「あ、ダグラス君おはよう!」
「テレサさん!緊急事態です!!」
「えっ…!!ど、どうしたの!?」
「海中フィールドの浅瀬で水竜の群れが襲ってきました!」
「…っ!?ギルマスの部屋に来て!!」
「分かりました。」
ギルマスの部屋に着くと、何やら騒がしかった。
「テレサです!緊急報告に来ました!!」
「入ってちょうだい!」
バーバラさんは普段おっとりしているのに今日はいつになくびしっとしている。
「失礼します!」
「…もしかして水竜の群れが?」
「はい。1度の戦いでこれだけの数が…」
俺はテーブルの横の広い空間に水竜の死体をすべて出した。
「えっ!?こんなに…!?」
「はい。ところで、どうして分かったんですか?」
「…これは伝説の魔物”海龍”が目覚めたときに反応する水晶なんだけど、ついさっき反応が現れたんだ。」
「そうだったんですね。それで、解決策とかは…?」
「…この街には”海龍が目覚めしとき、この街に英雄が舞い降りる”っていう予言があるの。」
「それは信じられるものですか?」
「ええ。かの有名な予言者ルイの言葉だから間違いないわ。」
予言者ルイとはこの世界が魔物に支配されかけていた古の時代、その予言によって数々の街を救った英雄だ。
「確かにそれなら…でもその英雄は誰だか分かりますか?」
「…分からないわ。」
「ですよね…」
ギルマス部屋の空気が一気に重くなった。
「ダグラス君、指名依頼受けてくれるかしら?」
「…俺にできることなら。」
「できるだけ水竜の数を減らしてくれないかしら?」
「分かりました。全力を尽くします!」
俺は”アイテムボックス”に収納した水竜の死体を”解体”、”鑑定&略奪”、”魔石吸収”をしながら海に向かった。
『海龍と対峙する前に可能な限りステータスを上げておきたいな…』
俺は移動しながら使えそうなスキルを探し、結果”暗殺者”と”暗殺”スキルをSに上げた。
正面から戦うと疲弊するし傷を負うから”暗殺”という形で間引く算段だ。
海に着いて俺は万全の状態をとり、”気配遮断”を行使し”暗殺”しながら潜っていった。
『やっぱり多いな…』
まだ浅瀬にいるにも関わらず、もう水竜を50体以上倒している。
これは本当にまずそうだ。
倒し続けて気が付けば昼を過ぎており、浅瀬にいる水竜はだいたい倒した。
”疲労軽減”スキルのおかげか、全然疲れを感じなかった。
『一応休憩をとるか…』
浅瀬に上がってギルドでもらった軽食をとった。
食事中も”気配察知”をしていたのだが、どんどん深海の方から水竜が向かってきた。
『これで終わったりしないよな…』
だが、さっきより数が少ない気がする。
『この調子で頑張るか…!!』
それから数時間が経った。
海上都市門前の浅瀬にいる水竜は全滅させた。
しかし、海上都市は8割が海に面している。
今倒した海域はほんの2割くらいに過ぎない。
『一応他の場所も確認してみるか。』
そう思い、”気配察知”を行使してみると海上都市門前にしか水竜はいなかった。
『どういうことだ…?』
原理はわからないが、門前にしか来ないのは不幸中の幸いだろう。
もし全域にいたら全方位からの襲撃になっていた。
そんなことを考えていると再び水竜の群れがやってきた。
しかし、徐々に数は減ってきているようだ。
『このまま順調に水竜を倒し続けていたら収まるか…?』
そんな期待を裏切るように、再び大量の水竜の群れが襲ってきた。
『はぁ…そんなわけないよな…』
心が折れるからもう期待しないようにしようと思う。
『それにしても…いつまで倒し続けてればいいんだ…?』
そんなことを思いながら俺は心を無にして水竜を倒し続けた。
”気配察知”をしてみると、あまり魔物がいなかった。
『やっぱり昨日狩りすぎたかな…?まあみんなで狩りまくってるのもあるか。』
Ptを稼ぐためにも今日は他の狩場を探そうと思う。
門を出てから砂浜が続いているので、とりあえず右側に進んでいった。
『やっぱり全然いないな…もしかして例のSランクパーティーのせいか?…それとも非常事態なのか?』
非常事態だったら怖いので、俺は一応海の中に調査しに行った。
すると、魔物の死体だけでなく人の死体までもがたくさん漂っていた。
「なっ!?これは非常事態に違いない…ギルドに報告に行こう。」
そう思い、砂浜に上がろうと思った瞬間”危険察知”の警鐘が多少激しく鳴った。
『…っ!!まずい!!』
俺は急いで万全の状態をとった。
次の瞬間、水竜の群れが襲い掛かってきた。
『深海付近にいる水竜がどうしてこんな浅瀬に…!?』
俺は急いで砂浜に上がり、魔法で迎撃しようとした。
『砂浜まで上がっては来れまい。』
しかし、これは早計だった。
水竜は海から跳んで突撃してきたのだ。
「なっ…!!」
攻撃を食らいながらも何とか倒し切った。
『危なかった…一体どうなってるんだ…!?とりあえずギルドに向かおう…』
俺は証拠を提示するために死体をすべて”アイテムボックス”に収納してからギルドに向かった。
一応”クリーン”、”リフレッシュ”をかけておいた。
「あ、ダグラス君おはよう!」
「テレサさん!緊急事態です!!」
「えっ…!!ど、どうしたの!?」
「海中フィールドの浅瀬で水竜の群れが襲ってきました!」
「…っ!?ギルマスの部屋に来て!!」
「分かりました。」
ギルマスの部屋に着くと、何やら騒がしかった。
「テレサです!緊急報告に来ました!!」
「入ってちょうだい!」
バーバラさんは普段おっとりしているのに今日はいつになくびしっとしている。
「失礼します!」
「…もしかして水竜の群れが?」
「はい。1度の戦いでこれだけの数が…」
俺はテーブルの横の広い空間に水竜の死体をすべて出した。
「えっ!?こんなに…!?」
「はい。ところで、どうして分かったんですか?」
「…これは伝説の魔物”海龍”が目覚めたときに反応する水晶なんだけど、ついさっき反応が現れたんだ。」
「そうだったんですね。それで、解決策とかは…?」
「…この街には”海龍が目覚めしとき、この街に英雄が舞い降りる”っていう予言があるの。」
「それは信じられるものですか?」
「ええ。かの有名な予言者ルイの言葉だから間違いないわ。」
予言者ルイとはこの世界が魔物に支配されかけていた古の時代、その予言によって数々の街を救った英雄だ。
「確かにそれなら…でもその英雄は誰だか分かりますか?」
「…分からないわ。」
「ですよね…」
ギルマス部屋の空気が一気に重くなった。
「ダグラス君、指名依頼受けてくれるかしら?」
「…俺にできることなら。」
「できるだけ水竜の数を減らしてくれないかしら?」
「分かりました。全力を尽くします!」
俺は”アイテムボックス”に収納した水竜の死体を”解体”、”鑑定&略奪”、”魔石吸収”をしながら海に向かった。
『海龍と対峙する前に可能な限りステータスを上げておきたいな…』
俺は移動しながら使えそうなスキルを探し、結果”暗殺者”と”暗殺”スキルをSに上げた。
正面から戦うと疲弊するし傷を負うから”暗殺”という形で間引く算段だ。
海に着いて俺は万全の状態をとり、”気配遮断”を行使し”暗殺”しながら潜っていった。
『やっぱり多いな…』
まだ浅瀬にいるにも関わらず、もう水竜を50体以上倒している。
これは本当にまずそうだ。
倒し続けて気が付けば昼を過ぎており、浅瀬にいる水竜はだいたい倒した。
”疲労軽減”スキルのおかげか、全然疲れを感じなかった。
『一応休憩をとるか…』
浅瀬に上がってギルドでもらった軽食をとった。
食事中も”気配察知”をしていたのだが、どんどん深海の方から水竜が向かってきた。
『これで終わったりしないよな…』
だが、さっきより数が少ない気がする。
『この調子で頑張るか…!!』
それから数時間が経った。
海上都市門前の浅瀬にいる水竜は全滅させた。
しかし、海上都市は8割が海に面している。
今倒した海域はほんの2割くらいに過ぎない。
『一応他の場所も確認してみるか。』
そう思い、”気配察知”を行使してみると海上都市門前にしか水竜はいなかった。
『どういうことだ…?』
原理はわからないが、門前にしか来ないのは不幸中の幸いだろう。
もし全域にいたら全方位からの襲撃になっていた。
そんなことを考えていると再び水竜の群れがやってきた。
しかし、徐々に数は減ってきているようだ。
『このまま順調に水竜を倒し続けていたら収まるか…?』
そんな期待を裏切るように、再び大量の水竜の群れが襲ってきた。
『はぁ…そんなわけないよな…』
心が折れるからもう期待しないようにしようと思う。
『それにしても…いつまで倒し続けてればいいんだ…?』
そんなことを思いながら俺は心を無にして水竜を倒し続けた。
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