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魔力操作
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今日は、魔力操作の訓練の日です。
まずは、身体中に魔力を流します。
頭のてっぺんから、足の爪先まで、ゆっくりと魔力を流してゆきます。
きれいに身体の隅々まで魔力が満たされたら、次に、右手に小さな水球を作ります。
そして、左手に小さな火球を作ります。
他属性の魔法を同時に使うのは、なかなか難しいそうですが、私は結構 得意な方なので、難なく 2つの異なる球を作る事に成功します。
そして、更に、空間に風を起こします。属性3つ目。
そして、更に、4つ目、地面に置いた石を砂に変えていきます。
先生にたくさん褒めて貰えて、ご満悦の私です。
基礎練習の後は、今日の課題「物作り」です。
今日は、鉄の塊を1つ渡されました。
この鉄で、何でも好きな物を作っていいそうです。
私は前から欲しかった、文房具を作る事にしました。
ハサミ、クリップ、定規、磁石、パンチ、ホッチキス、他にも何が出来るかな?
頭の中に前世にあった文房具を思い浮かべます。
机の上で、せっせと文房具を作っていると、何に使うのかわからない先生は、ニコニコと、子供の手遊びを微笑ましく見守っていました。
(なんだか わからないけど、一生懸命作ってる姿がとっても可愛いわね。さすが、スミス先輩のお子様だわ。)
なんて、楽しそうに見ていました。
「ミラ様、たくさん作りましたね。先生に何を作ったのか教えてくれる?」
先生に尋ねられて、私は 張り切って、解説を始めました。
1つ、1つ、作品の説明をしていきます。
「先生、これはね、こーやってバラバラにならないように、紙を挟むんです。クリップって言うの。それから、こっちは 定規なの、こーやって、真っ直ぐ線を引いたり、ここに目盛りがあるでしょ?これで長さを測るの。で、これは、ハサミです。ほら、簡単に真っ直ぐ紙を切れるでしょう?それから···」
「ミ···ミラ様、チョッ···チョット待って下さい。」
「先生?」
先生、どうしたのかしら?
何だか、顔色が悪いわ。
先生は私が作った物を1つ、1つ、丁寧に見ていきます。
「凄いわ!ミラ様は天才です!」
「えっ?」
「こんな簡単な構造で、これ程便利な物が出来るなんて、これは教授に連絡しなければ、モチロン陛下にも!」
そう言いながら、先生は 侍女に色々な事を指図していきます。
あれ?私、なんか又やり過ぎちゃったのかな?
それから、何だか、色んな人達がやって来て、私が作った物を真剣に見て、議論しています。
「これを、こんな小さな子供が作ったのですか?」
私が作った物は、どれも、これも、100均で売ってたようなちょっとした簡単な文具ばかり。
でも、この世界には、無かったもので、私はすっかり天才幼女に祭り上げられてしまいました。
皆さん、私は普通の幼女です!天才なんて、言わないで下さい!
まずは、身体中に魔力を流します。
頭のてっぺんから、足の爪先まで、ゆっくりと魔力を流してゆきます。
きれいに身体の隅々まで魔力が満たされたら、次に、右手に小さな水球を作ります。
そして、左手に小さな火球を作ります。
他属性の魔法を同時に使うのは、なかなか難しいそうですが、私は結構 得意な方なので、難なく 2つの異なる球を作る事に成功します。
そして、更に、空間に風を起こします。属性3つ目。
そして、更に、4つ目、地面に置いた石を砂に変えていきます。
先生にたくさん褒めて貰えて、ご満悦の私です。
基礎練習の後は、今日の課題「物作り」です。
今日は、鉄の塊を1つ渡されました。
この鉄で、何でも好きな物を作っていいそうです。
私は前から欲しかった、文房具を作る事にしました。
ハサミ、クリップ、定規、磁石、パンチ、ホッチキス、他にも何が出来るかな?
頭の中に前世にあった文房具を思い浮かべます。
机の上で、せっせと文房具を作っていると、何に使うのかわからない先生は、ニコニコと、子供の手遊びを微笑ましく見守っていました。
(なんだか わからないけど、一生懸命作ってる姿がとっても可愛いわね。さすが、スミス先輩のお子様だわ。)
なんて、楽しそうに見ていました。
「ミラ様、たくさん作りましたね。先生に何を作ったのか教えてくれる?」
先生に尋ねられて、私は 張り切って、解説を始めました。
1つ、1つ、作品の説明をしていきます。
「先生、これはね、こーやってバラバラにならないように、紙を挟むんです。クリップって言うの。それから、こっちは 定規なの、こーやって、真っ直ぐ線を引いたり、ここに目盛りがあるでしょ?これで長さを測るの。で、これは、ハサミです。ほら、簡単に真っ直ぐ紙を切れるでしょう?それから···」
「ミ···ミラ様、チョッ···チョット待って下さい。」
「先生?」
先生、どうしたのかしら?
何だか、顔色が悪いわ。
先生は私が作った物を1つ、1つ、丁寧に見ていきます。
「凄いわ!ミラ様は天才です!」
「えっ?」
「こんな簡単な構造で、これ程便利な物が出来るなんて、これは教授に連絡しなければ、モチロン陛下にも!」
そう言いながら、先生は 侍女に色々な事を指図していきます。
あれ?私、なんか又やり過ぎちゃったのかな?
それから、何だか、色んな人達がやって来て、私が作った物を真剣に見て、議論しています。
「これを、こんな小さな子供が作ったのですか?」
私が作った物は、どれも、これも、100均で売ってたようなちょっとした簡単な文具ばかり。
でも、この世界には、無かったもので、私はすっかり天才幼女に祭り上げられてしまいました。
皆さん、私は普通の幼女です!天才なんて、言わないで下さい!
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