転生したら竜王様の番になりました

nao

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誘拐

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「寒い···」
暗い···
地面が硬い。これは石?
「ここは、何処?」
薄暗い中、瞳を凝らして、周りの様子を見ます。

何で私 こんな所で寝てるの?
起きようとして、ジャラジャラという鎖の音にびっくりします。
「えっ?!何これ?」
私の両手には、手枷が、両足にも足枷が、そして!首にも鉄の首輪が、嵌められ、石牢の壁に繋がれていました。
鉄格子の向こうで、人の動く気配がします。

「だれ?!」
問いかけるも、返事はありません。
2人の男が小声で何かをやり取りし、1人の男が出て行きました。
しばらくすると、階段を誰かが下りてくる足音がして、そこには、美しいドレスを身に纏ったエレノア様が、立っていました。

◇ ◇ ◇

そろそろ昼食の時間か···
そっと、ペンを置き、椅子に背を預けて大きく伸びをする。
この時間、ミラは庭園か···
今日は花を摘んで、部屋に飾りたいと言っていたからな···
そろそろ迎えに行かなくては。
そう思い、ミラの魔力を探す。

「ん?!」

無い···ミラ?何処だ?
ミラに念話を飛ばす。
返事がない。
まさか···

バン!!

両手を机に叩きつけ、椅子が倒れるのも構わず立ち上がる。

「陛下?」
「どうかなさいましたか?」
驚いた カーシルとヒューリンが私を呼ぶが、私はそれどころではない。
王宮の何処にも ミラの魔力が感じられない!
私の身体からどんどん血の気が引いてゆく。

「ミラがいない···」
声が震える。
「陛下?どうしたんですか?」
「ミラの魔力が感じられない!何処にも!」
「え?!まさか!シンロク!」
カーシルが慌ててシンロクに念話を飛ばす。

「何ですか?カーシルさん」
のんびりしたシンロクの声が届く。
「シンロク!今 何処にいる?ミラ様は?」
「ミラ様なら エレノアさんと一緒に庭園ですよ。私はエレノアさんに頼まれて、花かごを取りに物置に来てます。」
それを聞いて、エレノアを呼ぶ。
「エレノア!エレノア!!」
カーシルと2人でエレノアを呼ぶ。
だが、返事が無い。

エレノアの魔力をたどるが、エレノアの魔力も感知出来ない。
「ミラ!ミラ!」
何度 呼んでも返事がない。
どんなに探しても見つけられない。
心の中が真っ黒いもので満たされてゆく。

「すぐ庭園へ!シェロン! しっかりしろ!今すぐ庭園へ行くぞ!」
カーシルの怒鳴り声に我に返る。
そうだ、ミラを探さないと!
「ヒューリン!すぐ捜索隊を結成してください。私達は先に庭園へ行きます!」
「わかった!」

そう言って、ヒューリンが執務室を出て行った。
カーシルに促され、私は慌てて庭園に向かう。

庭園へ行き、ミラの痕跡を探す。
バラ園で争った跡を見つけた。
何人もの足跡、そして、そこに小さな足跡を見つけた。

「ミラ!」
「どうやらここでミラ様は襲われた様ですね。エレノアが付いていたはずなのに、2人まとめて攫われたと考えていいでしょう。」

「ここから一番近い外へ行きましょう。」
木立を抜け、低木の生け垣の向こう、高くそびえる土壁の下の方に、大人 1人が潜れる程の小さな穴が開けられていた。

「どうやら、ここから運び出された様ですね。」
そう言って、ヒューリンが開けられた穴を調べる。
「まさか、こんな所に穴が開けられていたなんて···」
シンロクは信じられないと頭を振る。

「魔力を使えば、警備の者が、気付いただろうから、魔力無しの人間の仕業だと思う。よくまぁ、地味にせっせと穴を開けたもんだ。シンロク、向こう側へ周ってくれ。」
ヒューリンが命令する。
「わかりました。」
そう言って、軽く跳躍し、向こうへ飛んだ。

「何かありますか?」
カーシルが訊ねる。
「馬車の跡があります。東へ向かったようです。」
「港か?海へ出られると不味いな。すぐに港の封鎖を!シンロク!そのまま、足跡を追えますか?」
「やってみます。」
そう言って、シンロクは追跡に向かった。

カーシルが ミラ探索の為、次々と指示を出してゆく。
そうしている間にも、私はミラを呼ぶ事をやめられない。
(ミラ!ミラ!)
私の中で強大な魔力が渦巻いている。
もし、ミラに何かあったら、私は正気を保っていられないだろう。
ミラ···  頼む、無事でいてくれ。


◇ ◇ ◇


「エレノア様?」

私の目の前に、燃え盛る炎のような美しいドレスに身を包んだ、エレノア様が立っていました。
その首には、まるでチョーカーのように、私と同じ、真っ黒な魔力封じの首輪がはめられていました。
「エレノア様! その首輪。 早く、私に構わず逃げてください! そんな奴ら、エレノア様の敵では無いでしょう!早く ここから逃げて!」
「ふふふ····  ふふ···」
えっ?!
「エレノア様?」
何がおかしいの?

「うふふふ······ごめんなさい。ミラ様。あなたをここに連れて来たのは私なの。」
そう言って、真っ赤な口紅を塗ったその唇が、ニンマリといやらしく弧を描きました。

「悪い冗談はお辞めください。」

「ここはね、お父様が、私に与えて下さったペールジェント家のタウンハウスなの。」
彼女は笑いながら、後ろの男に、牢の扉を開けるように言いました。
そして、ゆっくりと中に入って来ます。

「私が、魔導師として、王宮勤めになった時に、王宮に近いこの場所に屋敷を建てて下さったの。」
そう言いながら、ぐるりと辺りを見回します。
「嬉しかったわ。毎日 王宮に行くようになって、少しでもシェロン様の近くにいたくて 私、とっても努力したのよ。おかげで、2年で隊長を任されるようになって、魔導師団に入って、シェロン様の護衛として、お側に置いてもらえるようになったの。そうね、侯爵令嬢としての私の身分もとても役に立ったわ。今では魔導師団の副団長ですもの。シェロン様に相応しい女性になるために、シェロン様の横に並び立つ女性になるために、私、どんな努力も惜しまなかったのよ。それなのに········」

エレノア様は、私の方に向き直ると、座り込んでいる私の髪を右手でいきなり掴んで、私の顔を上に向けさせ、私と視線を合わすように屈み込み、その美しい顔を醜く歪ませて、言いました。

「シェロン様は、こんな子供のなにが良いのかしら···」
そう言って、あいた左手で、私の顔を拳で、殴りました。
ツーーーーっと鼻血が流れる感触がします。

頭を掴まれているせいで、避ける事も、力を逃がす事も、出来ません。
拷問に慣れた人間のする事です。
副団長に選ばれる位ですもの、拷問なんて、お手の物なのでしょう。

「これはね。魔力封じの首輪なの、これのお陰で、シェロン様は今、あなたの魔力も、私の魔力も感知することができないの。今頃 死にもの狂いで私達の事を探しているでしょうね。」

そう言って、笑いながら、今度は私のお腹を殴りました。
一瞬、息が出来なくなります。
頭を掴まれたままなので、うずくまる事も出来ません。
子供相手にこんな事出来るなんて、人間じゃ無いよ!
悔しくて、エレノア様を睨みました。

「その目は何?気に入らないわね。」
そう言って、掴んでいた私の頭を冷たい石の床に押し付けました。
硬い石床に、顔を打ち付けられて、こめかみから血が流れ、床に血が滲んで行きます。

「ほら、泣きなさいよ!シェロン様を誘惑してごめんなさいって這いつくばって、私に許しを請いなさいよ!」
そう言いながら、ぎゅうぎゅうと床に私の頭を押し付けます。

「ーーーいや······」
「何ですって?」
「絶対いや!!謝らない!!!」
「この!小娘!!!」
そう叫んで立ち上がり、半狂乱になったエレノア様は、私をサッカーボールを蹴るように、何度も何度も蹴り飛ばします。
たった5才の私の身体は、軽く蹴り飛ばされ、何度も壁に打ち付けられます。

骨が折れる感覚···
内蔵が傷つけられ!口から血を吐き、胃の中の物も吐き出してしまいます。
私、ここで死んじゃうのかな······
王様、助けて·····

「おうさ···ま···」
「呼んでも無駄よ!」
そう言って、又、私の髪を掴みました。
「この髪、いつもシェロン様が 愛おしそうに手に取って、口付けていた····忌々しい!こんな髪!」

そう言って、エレノア様が、控えていた男から、短剣を奪い、掴んでいた私の髪を、襟足からバッサリと、切り捨てました。
「こんな髪!こんな髪!こんな髪!!」
まるで、狂人のように、私の背中に馬乗になり、私の髪を掴んでは切捨てて行きます。

あぁ、私 又、刺し殺されちゃうのかな·····
せっかく生まれ変わったのに、今度はたった5年で死んじゃうのか···
痛いのやだな···
王様、もう一度、王様に抱っこして欲しかったな···
こんな事になるなら、もうちょっと 王様に優しくしとけば良かったかな···
あんなに大切にしてもらったのに···
もし、もし、助かったら、王様に大好きだよって伝えたいなぁ···
王様の笑った顔を見たいなぁ···
私が死んだら、王様【番】を失って、1人ぼっちになっちゃうのかな···
王様···ゴメンね···1人ぼっちにして···ごめ··ん


私の意識は、そこで 途切れました。


◇ ◇ ◇


ミラがいなくなって8時間、辺りはすっかり暗くなっていた。
あれから私は、竜形を取って、ずっと空からミラの魔力を探していたが、何処にも見つからない。

ミラ ミラ ミラ 

頼む、無事でいてくれ。
お前を失えば、私も死んでしまうだろう。
とても、正気でいられるとは思えない。
どうか頼む。

その時、突然、ミラの魔力が発現した。
「見つけた!」
私は最速でミラの元へ向かった。


ドーーーン!!!

いきなり雷が落ちたような衝撃が地下牢を襲う!

「キャーーーッ!!何?何が起きたの?」

地下牢の天井に大きな穴が空き、空が見えていた。
そして、土煙の向こう、瓦礫の上にシェロン様が立っていた。
その瞳を、金色に染め、爛々と光らせて、その場にいた者達を見下ろしている。

「へ···い か···  どうして ここが?······」
震える声で、エレノアが問う。
だが、私はそれには一瞥もくれず、真っ直ぐにミラの元へ飛んだ。

「ミラ!」

急いでミラを抱き上げる。
ミラの小さな身体は血で汚れ、息も弱く、今にも死にそうだった。

例えようもない怒りに、魔力がどんどん膨れ上がってゆく。
よくも···私のミラを···

「お前達がやったのか?」

男達の返事を待つ暇もなく、ふくれ上がった魔力は、そこにいた男達に、一気に襲いかかった。
男達は、悲鳴すら上げる事も出来ず、一瞬でただの肉の塊になった。

「ヒィ·····」

その光景を目の当たりにしたエレノアが喉の奥から引き絞られたような、悲鳴を上げた。
そして、そこに遅れてカーシル達が飛び込んで来た。

「シェロン!後は私達に任せて、早くミラ様を医者へ!」
私は はっとして、傷付いてぐったりしているミラを抱き締め、
「ミラ、今助けてやる。ミラ、可哀想に···」
ミラを繋いでいた鎖を引き千切り、彼女をしっかりと腕の中に抱きしめて、王宮に向かって空へ飛んだ。

一刻も早く、ミラを医者に見せなければ···


◇ ◇ ◇


ミラ様をしっかりと抱きかかえ、空へ飛んだ主を見送り、私はエレノアと向かい合った。

さて···どうしてやるか···
「王の【番】に手をかけるなんて、馬鹿なことをしましたね。もう、あなたの首だけでは済みませんよ。覚悟して置く事です。」
私は彼女を睨み、軽く威圧した。

「あの子供が悪いのよ···私はこれまで、シェロン様の為だけに生きて来たのよ!シェロン様の為なら何だって出来るわ!カーシル!あなたにもわかるでしょう?私が今迄どれだけシェロン様に尽くして来たのか。それを、あんな子供が【番】だなんて、私は認めないわ!」

わなわなと、身体を震わせて、エレノアが叫ぶ。

「あなたに認めてもらう必要なんてありませんよ。竜王が自分の【番】であると認めたのです。それが全てです。我々竜人にとって【番】とはそういう物です。これまで過ごした時間は関係ありません。」
きっぱりと言い切る私の言葉を聞いて、悔しそうに唇を噛むエレノア。

「おそらくあなたは、処刑となるでしょう。勿論あなたの愚かな行動を止める事が出来なかったあなたの家族も連座は免れません。」
「家族は 関係無いわ!」
「ありますよ。お前は王妃に相応しい。そう言って、あなたの気持ちを増長させて来た罪がね、侯爵は随分あなたを可愛いがっていましたから、少々あなたを甘やかし過ぎたようです。十分、処罰の対象になるでしょう。もし、生き残れたとしても、死んだ方がましだと思うようになるでしょうね。」

エレノアは、ガクリとその場にへたり込み、正気を失ったように、
「私が、王妃に成るべきなのよ、私は悪くない···私は···」

焦点の合わない目をして、何やらぶつぶつと呟いていた。

私はヒューリンに目配せをし、彼女とその家族を捕らえ、王宮に戻った。


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