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一品目 板わさ/接吻 -kiss-(後)
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これこれ、と枯れた心がわずかに動くのが反町にもよくわかった。
白熱灯のほのかな暖色に映えるなめらかな姿が反町をその気にさせる。このシンプルさがそそる、と。
脇にちょこんと添えられたのは、小さな鮫肌おろしと茎側を下に置いたらわさび。
この店に来て初めての演出に、反町は戸惑って顔をあげた。いつもならわさびは皿の上に小さく座っているのに。
「大将、わさびはこっちですっていいのか?」
「ああ。正月に地元に帰って良いものを仕入れたから。今だけな」
「ああ、大将長野の人だっけ」
小さく頷く大将。わさびといえば伊豆だが、確かに安曇野もわさびの産地だと思い出して、反町はさっそく鮫肌にわさびを滑らせる。
形が整えられた茎側をざりざりと小さな音を立てているうちに、ふわりとわさびの香りが漂ってきた。
『間違いない。わさびだ。いつものより爽やかで落ち着いているけど、この香りだけで十分飲める』
心が叫ぶままにお猪口に残った酒を飲み干すと、日本酒がふわりと尖った香りを包んで溶けていった。
その様子に満足感を感じつつ、今度は鮫肌から丁寧にすりおろされたわさびを箸で掬い取り、かまぼこの肌に塗りつける。
美しくどこか春を思わせるような鮮やかな若緑を見て、反町は待ちきれなくなり勢いよくかぶりついた。
かまぼこのほどよい弾力を感じながら二度、三度と咀嚼していると、ジワジワと鼻の奥にわさびの刺激がやってくる。
そこにぬるめの日本酒を流し込むと、まあるく刺激を包んでから、ほわっと抜けていった。
『見事だ。これは、板わさじゃない。わさ板と言っていいくらいわさびが主役だ』
ツーンと強気な刺激が走るのを熱燗でパッと散らすのも嫌いではない。
だが、このわさびが持つ爽やかな辛みには優しい温度で包むほうが合っている。大将はこれを狙ってぬる燗を勧めたのだと合点がいく。
「どうだ、いいわさびだろ」
「ああ。ねっとりとしたいつものも良いが、サラッとしてて、でもしっかりピリッとくるのもいいね」
満足げに言うと、今度はわさびを置いてから少しだけ醤油を垂らす。塩分なんてのは明日考えればいいと、パクっと口に放り込む。
するとまた優しくツンっときて、それを優しく日本酒で流していく。無限ループの完成だ。
「いつもは伊豆のわさびだ。人気も知名度もやっぱり静岡の方が上だな」
「へえ。隠れた名品ってやつか。こんなにいいもんなのに」
合間に里芋を頬張る。無条件に優しい味付けがいい箸休めになるように感じられた。
さっき流れてた歌は、唇から相手の全てを知ることができそうな、そんな情熱さえ感じるものだ。
それは間違いだと過去の恋愛から反町はよく知っていたが、今になって一理あるようにも思えてきた。
大将という愛想もない、いわば信楽焼のようなどっしりとしたこの男のことは、料理を食えばわかる。
ごまかしがきかない板わさからは素材選びへのこだわりが、煮っ転がしの醤油に頼らない出汁をしっかり利かせた味わいから手間暇を惜しまない性格が、それぞれ透けて見える。
料理と酒以外多くを語らない男だが、節が目立つ指先が生んだ料理が反町の唇に触れるたび、なんとなく大将という男にも触れている気にさせられた。
「人目に触れすぎなくてもいい一級品もあるか」
反町はポツリとつぶやいていた。
ちろりの中を空っぽにする様子を見ながら、大将がおかしそうに噴き出す。
「なんだい、そりゃ」
「はは。この店のことだよ。あんま客でいっぱいになられちゃ困る」
「いっぱいにならないと俺が困っちまうよ」
冗談で店の雰囲気が温かくなる中、反町はそっと豆粒ほどのわさびだけを口に入れてから、ぬる燗を流し込む。
『わさびだけでつまみになる。……これは独占したくなる良さだ』
じんわりとその至福を噛みしめながら、反町はぬる燗をもう一合追加した。来週は焼酎かウイスキーにしようと心に決める。
大将が何も言わずにたっぷりのお湯に新しいちろりを浮かべる様子を見ながら、日焼けのように茶色く色づいた里芋をかじる。ねっとりとした味わいが身体に染みる、と感じてから反町はふいに大将の背中に話しかけた。
「そういえば、この店で初めて食べたのも里芋だったなあ」
「そうだったか?」
「そうだったんだよ」
毎日毎日何人もの客に料理を振る舞う大将にとっては客の特別なメニューなど覚えてはいないだろうが、客にとっては最初に感じた感動は忘れがたいものなのだ。
いつの間にか店のBGMは国民的アイドルもカバーした曲に変わっている。ハスキーで温かな声がこの店の雰囲気によく似ていて、反町は突然セロリの漬物が食べたくなった。
「どうも。今日もごちそうさん」
胃も心も満足した反町が身なりを整えてお会計を済ませると、大将は「そうだ」と眉も動かさずに言っておもむろに冷蔵庫を開けた。
お釣りも受け取り帰るばかりになっていたが、その様子を反町も首を傾げて見つめた。
「あった。これ、良かったら持っていきな。こういうの、嫌いじゃないだろう」
「え……」
戸惑いをそのままに、差し出されたビニール袋の中を覗いてみると、野沢菜わさび漬け、とパッケージに書かれていた。
これはお土産のつもりだろうか。それにしては自宅用ですと言わんばかりにビニール袋はくしゃくしゃだ。
「お通しにクリームチーズと和えるつもりだったんだが、反町さんがうまそうにわさびを食うからやりたくなった」
「……見てたのか」
片付けをする大将の目を盗んでちびちびやっていたつもりだが、どうやら見られていたらしい。
自分の貧乏くさい行動が恥ずかしくなって反町の耳が熱くなった。
「いいんだよ。俺もああいう飲み方する」
「へえ。やっぱり酒飲みにはたまんねえのか。でも、いいのか。お通しなんだろ?」
「たくさん買ってきたし、別にいいさ。反町さんだけだから、他の客には言うなよ」
熱心にわさびで酒を飲んでいた恥ずかしさは大将の優しさで流れていったが、なぜか反町の耳は熱いままだ。
自分にだけ、と思うと何だか照れくさくなって鼻の頭を掻いた。
「ありがとう。また来週来るよ」
「ああ。またいいもん入れとくよ」
反町はのれんをくぐって店を出た。昨年新調したコートはウールのまあまあ高級品だが、真冬の夜風のもとでは少し寒さを感じてしまう。
冬の澄んだ空気に浮かぶ綺麗な月を見上げて、なぜだか気だるい夏の午後みたいな、あの歌が頭の中に流れ出す。
二十代ならまだしも、四十過ぎてあんな恋愛はできねえな、と思いながら、もらったわさび漬けをどうしようかと思考を移した。
『温かい飯にのせるのも良いが、大将の言うようにクリームチーズと一緒に食べてもみたい』
腹周りは油断するとすぐに肉がつくので、家ではあまり飲まないようにしている。
それなのにうずく好奇心を冷やしながら、反町は家路を急いだ。
白熱灯のほのかな暖色に映えるなめらかな姿が反町をその気にさせる。このシンプルさがそそる、と。
脇にちょこんと添えられたのは、小さな鮫肌おろしと茎側を下に置いたらわさび。
この店に来て初めての演出に、反町は戸惑って顔をあげた。いつもならわさびは皿の上に小さく座っているのに。
「大将、わさびはこっちですっていいのか?」
「ああ。正月に地元に帰って良いものを仕入れたから。今だけな」
「ああ、大将長野の人だっけ」
小さく頷く大将。わさびといえば伊豆だが、確かに安曇野もわさびの産地だと思い出して、反町はさっそく鮫肌にわさびを滑らせる。
形が整えられた茎側をざりざりと小さな音を立てているうちに、ふわりとわさびの香りが漂ってきた。
『間違いない。わさびだ。いつものより爽やかで落ち着いているけど、この香りだけで十分飲める』
心が叫ぶままにお猪口に残った酒を飲み干すと、日本酒がふわりと尖った香りを包んで溶けていった。
その様子に満足感を感じつつ、今度は鮫肌から丁寧にすりおろされたわさびを箸で掬い取り、かまぼこの肌に塗りつける。
美しくどこか春を思わせるような鮮やかな若緑を見て、反町は待ちきれなくなり勢いよくかぶりついた。
かまぼこのほどよい弾力を感じながら二度、三度と咀嚼していると、ジワジワと鼻の奥にわさびの刺激がやってくる。
そこにぬるめの日本酒を流し込むと、まあるく刺激を包んでから、ほわっと抜けていった。
『見事だ。これは、板わさじゃない。わさ板と言っていいくらいわさびが主役だ』
ツーンと強気な刺激が走るのを熱燗でパッと散らすのも嫌いではない。
だが、このわさびが持つ爽やかな辛みには優しい温度で包むほうが合っている。大将はこれを狙ってぬる燗を勧めたのだと合点がいく。
「どうだ、いいわさびだろ」
「ああ。ねっとりとしたいつものも良いが、サラッとしてて、でもしっかりピリッとくるのもいいね」
満足げに言うと、今度はわさびを置いてから少しだけ醤油を垂らす。塩分なんてのは明日考えればいいと、パクっと口に放り込む。
するとまた優しくツンっときて、それを優しく日本酒で流していく。無限ループの完成だ。
「いつもは伊豆のわさびだ。人気も知名度もやっぱり静岡の方が上だな」
「へえ。隠れた名品ってやつか。こんなにいいもんなのに」
合間に里芋を頬張る。無条件に優しい味付けがいい箸休めになるように感じられた。
さっき流れてた歌は、唇から相手の全てを知ることができそうな、そんな情熱さえ感じるものだ。
それは間違いだと過去の恋愛から反町はよく知っていたが、今になって一理あるようにも思えてきた。
大将という愛想もない、いわば信楽焼のようなどっしりとしたこの男のことは、料理を食えばわかる。
ごまかしがきかない板わさからは素材選びへのこだわりが、煮っ転がしの醤油に頼らない出汁をしっかり利かせた味わいから手間暇を惜しまない性格が、それぞれ透けて見える。
料理と酒以外多くを語らない男だが、節が目立つ指先が生んだ料理が反町の唇に触れるたび、なんとなく大将という男にも触れている気にさせられた。
「人目に触れすぎなくてもいい一級品もあるか」
反町はポツリとつぶやいていた。
ちろりの中を空っぽにする様子を見ながら、大将がおかしそうに噴き出す。
「なんだい、そりゃ」
「はは。この店のことだよ。あんま客でいっぱいになられちゃ困る」
「いっぱいにならないと俺が困っちまうよ」
冗談で店の雰囲気が温かくなる中、反町はそっと豆粒ほどのわさびだけを口に入れてから、ぬる燗を流し込む。
『わさびだけでつまみになる。……これは独占したくなる良さだ』
じんわりとその至福を噛みしめながら、反町はぬる燗をもう一合追加した。来週は焼酎かウイスキーにしようと心に決める。
大将が何も言わずにたっぷりのお湯に新しいちろりを浮かべる様子を見ながら、日焼けのように茶色く色づいた里芋をかじる。ねっとりとした味わいが身体に染みる、と感じてから反町はふいに大将の背中に話しかけた。
「そういえば、この店で初めて食べたのも里芋だったなあ」
「そうだったか?」
「そうだったんだよ」
毎日毎日何人もの客に料理を振る舞う大将にとっては客の特別なメニューなど覚えてはいないだろうが、客にとっては最初に感じた感動は忘れがたいものなのだ。
いつの間にか店のBGMは国民的アイドルもカバーした曲に変わっている。ハスキーで温かな声がこの店の雰囲気によく似ていて、反町は突然セロリの漬物が食べたくなった。
「どうも。今日もごちそうさん」
胃も心も満足した反町が身なりを整えてお会計を済ませると、大将は「そうだ」と眉も動かさずに言っておもむろに冷蔵庫を開けた。
お釣りも受け取り帰るばかりになっていたが、その様子を反町も首を傾げて見つめた。
「あった。これ、良かったら持っていきな。こういうの、嫌いじゃないだろう」
「え……」
戸惑いをそのままに、差し出されたビニール袋の中を覗いてみると、野沢菜わさび漬け、とパッケージに書かれていた。
これはお土産のつもりだろうか。それにしては自宅用ですと言わんばかりにビニール袋はくしゃくしゃだ。
「お通しにクリームチーズと和えるつもりだったんだが、反町さんがうまそうにわさびを食うからやりたくなった」
「……見てたのか」
片付けをする大将の目を盗んでちびちびやっていたつもりだが、どうやら見られていたらしい。
自分の貧乏くさい行動が恥ずかしくなって反町の耳が熱くなった。
「いいんだよ。俺もああいう飲み方する」
「へえ。やっぱり酒飲みにはたまんねえのか。でも、いいのか。お通しなんだろ?」
「たくさん買ってきたし、別にいいさ。反町さんだけだから、他の客には言うなよ」
熱心にわさびで酒を飲んでいた恥ずかしさは大将の優しさで流れていったが、なぜか反町の耳は熱いままだ。
自分にだけ、と思うと何だか照れくさくなって鼻の頭を掻いた。
「ありがとう。また来週来るよ」
「ああ。またいいもん入れとくよ」
反町はのれんをくぐって店を出た。昨年新調したコートはウールのまあまあ高級品だが、真冬の夜風のもとでは少し寒さを感じてしまう。
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二十代ならまだしも、四十過ぎてあんな恋愛はできねえな、と思いながら、もらったわさび漬けをどうしようかと思考を移した。
『温かい飯にのせるのも良いが、大将の言うようにクリームチーズと一緒に食べてもみたい』
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