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第六章 災害
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二人が何と言って説得したのか、食事が終わってすぐに皆残った家に集まった。
広い方の家を借りたとはいえ、皆が座ることはできない状態で外から覗いている者さえいた。
郷の住人は誰もが混乱して互いに顔を見合わせているが、和夫に至っては全く状況が飲み込めていない様子だ。清一郎の肩を叩いて不安そうに耳に顔をよせてきた。
「清一郎さん、何をおっぱじめるつもりですか?」
「俺が郷を出た時の話をする。和夫、お前は聞かんでもええ。」
「だが、聞くのなら他言無用だ。これは町でも父様とお祖父様しか知らない……郷の罪とも言える話だ。」
その言葉に耳敏く反応したのは、救援を真っ先に認めた正吉という男だった。
“罪”という単語が聞き捨てならないようで、キッと勝を睨みつけると、外の人間にも聞こえるような声で咎めてきた。
「罪とはなんじゃあ!!俺たちは静かに暮らしてただけじゃろ。」
「そうじゃ、沖の者が偉そうに。部外者はどっか行け!!」
「部外者じゃなか!!」
清一郎が野次を飛ばす住人たちに負けじと声を張り上げて強い声でそう言った。
五年前までとはいえ、清一郎のことをよく知る住人たちは皆目を瞠って沈黙する。頼れる郷の兄貴分は決して声を荒げるような男ではなかったはずだ、と誰もが思っていた。
「勝が、一番の被害者じゃ。だから正吉おじさんも、信男おじさんも、そんなふうに言わんでくれ。」
清一郎の悲しそうな声に誰もがどう言葉を返して良いかわからず、固まった後に互いに顔を見合わせた。
しばらく訪れた沈黙に小さな変化をもたらしたのは当の勝だ。
清一郎の俯く顔を見てゆっくりと首を横に振る。
「私は大丈夫だ。問題ない。」
「なあ、小さいグンジンサン。あにぃとお前に何があったんじゃ。」
清二郎の純粋な問いかけに誰もが頷き、固唾を飲んで二人を見つめた。
パチパチと炭が燃える音が時折聞こえるほどの静けさが広がると、誰も何もわからないのに、何か恐ろしいことが起きそうな予感だけが皆を包み込み、中には耐えきれず耳を塞いでいる者さえいる。
「何から話してええか。……ここにいる誰も、何もしとらんし、何も知らん。俺もその一人じゃった。」
清一郎は言葉を慎重に選びながら五年前自らの身に起きたことを話始めた。
誰にも内緒で勝と話をしていたこと、長たちが勝を生贄にすると聞いたこと、勝を死なせたくなくて郷を出てしまったこと。
そこまで話したところで、清一郎は弟の「そうじゃったんか……。」という呟きを拾う。
心底安心したような、やはり悲しそうな、複雑な表情だった。
だが、他の人間は皆言葉を失っていた。海鳴き様を篤く信仰していたリツという年寄りは顔が青ざめている。
「そんな……そんな、おっかねえことが、この昭和の時代にあるんですか?」
そう震える声で皆が思っていることを代弁したのは、郷の外の世界しか知らない和夫だった。
信じられないという感情を隠しもせず浮かべた後、そんなおぞましいことに勝を巻き込もうとした郷の長を睨むように彼が眠る方向に強い視線を向ける。
誰も皆、生贄と引き換えに守護を得ていたなど考えたこともない。
だから和夫の問いの答えに皆希望を求めて、息さえ潜めて成り行きを見守る。
「あるのだ。信じられないだろうが、私は棒を持って追いかけられた。」
「そうじゃったな。長の次男もおった。」
長の次男が体格の良い、狩りで活躍する男なのは皆知っている。
打ち砕かれた期待に息が漏れる音が聞こえた。皆一様に表情が暗くなったが、清一郎は話を続ける。
「それで逃げているときに、俺たちは源吉じいに会ったんじゃ。」
「源吉兄さんだって……?!」
リツが声を裏返して大げさなほど驚いた。この年寄りは確か六十代半ばになる。
五十年以上も前に郷を出た源吉を知っていても不思議ではない。
「リツばあは知ってるんじゃな。源吉じいは……夏に死んだ。」
「それで、生贄はどうなったんじゃ。生贄がいないから海鳴き様はお怒りになってこんなことになったんか!」
リツが故人を偲ぶ間さえ与えずに壮年の男が叫んだ。
この悲劇に理由をつけたいのはリツも同じようで、涙を引っ込めて居住まいを正した。
この地震や山崩れが海鳴き様の祟りかどうか、正確なところは清一郎も知らない。問いかけるようにちらっと勝を見ると案の定首を横に振っている。
「海鳴き様は何も関係なか。これは、偶然じゃ。」
「……なんで、勝兄さんを見たんじゃ。」
清一郎のわずかな視線の動きに気づいたのはフミだった。
気づいていない者も多い中、その一瞬の出来事はフミの女の勘が警鐘を鳴らすには十分だったようだ。
勝が部外者ではないという言葉の意味に気づいたのか、勢いよく振り向いて変化を見逃すまいという様子でじっと勝に視線を遣る。
「まさか、勝兄さん……。」
「そうだな。あの夜、清一郎と二人で呪いを分け合った。」
あの満月の夜は清一郎にとって特別なものであったが、同時に人生最大の悔恨を抱えた夜でもあった。
清一郎が悔しさに唇を噛み締める様子に、混乱を抱えながらも真実だと悟った者も多く、先程部外者だと叫んだ男たちは信じられないものを見るように勝に視線を移していた。
「で、でも。勝さんも、清一郎さんも生きてるじゃねえですか!一回死んだとでも言うんですか?」
「生きているに決まっているだろう。海鳴き様に捧げられたのは、生贄ではなく依代だったのだ。」
気が動転しているのか、和夫は清一郎と勝の肌に交互に触れてその命ある感触を何度も確かめた。
勝は数回触らせた後にその手を掴んで振り払うと、そこからは清一郎に代わって海鳴き様の風習について皆に言って聞かせた。
「――以上が海野……源吉さんに聞いた、海鳴き様の依代の風習だ。」
五十年に一度、人を人でなくす儀式が行われ、しかも郷の人間だった者が海鳴き様の社の真下にいたという事実は皆を震撼させた。
女たちの中には座り込んで吐き気を覚えている者さえいて、周りが介抱している。
勝が話したのは、五十年に一度海鳴き様が身体を変えていたという話だけだ。
だが、その儀式を執り行っていた長はもうなく、祭壇への道も塞がれてしまった。
当然のように誰からともなく「嘘だ。」とつぶやき始める。
「そ、そうだ……。たちの悪い冗談に決まってる!!」
「沖の人間は、そこまでして海鳴き様を貶めたいんか……!!」
これまで海鳴き様をただ温かく崇めてきた人々にとって常識が百八十度変わってしまうような話に、いよいよ混乱が頂点に達したようだ。
誰もが勝を攻め立てるように「嘘だ」と繰り返す。和夫は勝がそんなつまらない冗談を言ったりしないと知っているだけに今すぐにでも噛みつきそうな表情をしていた。
これを鎮める方法を清一郎は一つしか思い浮かばず、冷静にその場に立っている勝に「あっち向いとけ。」と声をかける。
それから黙って上半身の服を脱ぎ始める清一郎を見て、弟妹は一層不安そうな顔つきになった。
清一郎の若者らしい張りのある肉体が冷たい空気に触れる。火が近くにあるとはいえ窓も大きく開いている状態のため、ぶるりと自然と身体が震える。
清一郎の腹が見えた者は皆目を瞠り身体を震わせ、そこから波紋が広がるようにゆっくりと静けさが戻っていく。
「清二郎、お前なら分かるな。郷を出たあの日、兄の身体にこんなもんなかったじゃろ?」
「…………ああ。あにぃ、これは何じゃ。あにぃ、こんな……こんな……。」
同じ家で生まれ育ち、清一郎のホクロの位置まで知っていそうな弟のあまりの動揺に、清一郎の肌を知らない人々も異常なことが起きているのだと理解した。
海鳴き様の恨みを示すそれは、今もまだ真っ黒に燃えている。
広い方の家を借りたとはいえ、皆が座ることはできない状態で外から覗いている者さえいた。
郷の住人は誰もが混乱して互いに顔を見合わせているが、和夫に至っては全く状況が飲み込めていない様子だ。清一郎の肩を叩いて不安そうに耳に顔をよせてきた。
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「部外者じゃなか!!」
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五年前までとはいえ、清一郎のことをよく知る住人たちは皆目を瞠って沈黙する。頼れる郷の兄貴分は決して声を荒げるような男ではなかったはずだ、と誰もが思っていた。
「勝が、一番の被害者じゃ。だから正吉おじさんも、信男おじさんも、そんなふうに言わんでくれ。」
清一郎の悲しそうな声に誰もがどう言葉を返して良いかわからず、固まった後に互いに顔を見合わせた。
しばらく訪れた沈黙に小さな変化をもたらしたのは当の勝だ。
清一郎の俯く顔を見てゆっくりと首を横に振る。
「私は大丈夫だ。問題ない。」
「なあ、小さいグンジンサン。あにぃとお前に何があったんじゃ。」
清二郎の純粋な問いかけに誰もが頷き、固唾を飲んで二人を見つめた。
パチパチと炭が燃える音が時折聞こえるほどの静けさが広がると、誰も何もわからないのに、何か恐ろしいことが起きそうな予感だけが皆を包み込み、中には耐えきれず耳を塞いでいる者さえいる。
「何から話してええか。……ここにいる誰も、何もしとらんし、何も知らん。俺もその一人じゃった。」
清一郎は言葉を慎重に選びながら五年前自らの身に起きたことを話始めた。
誰にも内緒で勝と話をしていたこと、長たちが勝を生贄にすると聞いたこと、勝を死なせたくなくて郷を出てしまったこと。
そこまで話したところで、清一郎は弟の「そうじゃったんか……。」という呟きを拾う。
心底安心したような、やはり悲しそうな、複雑な表情だった。
だが、他の人間は皆言葉を失っていた。海鳴き様を篤く信仰していたリツという年寄りは顔が青ざめている。
「そんな……そんな、おっかねえことが、この昭和の時代にあるんですか?」
そう震える声で皆が思っていることを代弁したのは、郷の外の世界しか知らない和夫だった。
信じられないという感情を隠しもせず浮かべた後、そんなおぞましいことに勝を巻き込もうとした郷の長を睨むように彼が眠る方向に強い視線を向ける。
誰も皆、生贄と引き換えに守護を得ていたなど考えたこともない。
だから和夫の問いの答えに皆希望を求めて、息さえ潜めて成り行きを見守る。
「あるのだ。信じられないだろうが、私は棒を持って追いかけられた。」
「そうじゃったな。長の次男もおった。」
長の次男が体格の良い、狩りで活躍する男なのは皆知っている。
打ち砕かれた期待に息が漏れる音が聞こえた。皆一様に表情が暗くなったが、清一郎は話を続ける。
「それで逃げているときに、俺たちは源吉じいに会ったんじゃ。」
「源吉兄さんだって……?!」
リツが声を裏返して大げさなほど驚いた。この年寄りは確か六十代半ばになる。
五十年以上も前に郷を出た源吉を知っていても不思議ではない。
「リツばあは知ってるんじゃな。源吉じいは……夏に死んだ。」
「それで、生贄はどうなったんじゃ。生贄がいないから海鳴き様はお怒りになってこんなことになったんか!」
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この悲劇に理由をつけたいのはリツも同じようで、涙を引っ込めて居住まいを正した。
この地震や山崩れが海鳴き様の祟りかどうか、正確なところは清一郎も知らない。問いかけるようにちらっと勝を見ると案の定首を横に振っている。
「海鳴き様は何も関係なか。これは、偶然じゃ。」
「……なんで、勝兄さんを見たんじゃ。」
清一郎のわずかな視線の動きに気づいたのはフミだった。
気づいていない者も多い中、その一瞬の出来事はフミの女の勘が警鐘を鳴らすには十分だったようだ。
勝が部外者ではないという言葉の意味に気づいたのか、勢いよく振り向いて変化を見逃すまいという様子でじっと勝に視線を遣る。
「まさか、勝兄さん……。」
「そうだな。あの夜、清一郎と二人で呪いを分け合った。」
あの満月の夜は清一郎にとって特別なものであったが、同時に人生最大の悔恨を抱えた夜でもあった。
清一郎が悔しさに唇を噛み締める様子に、混乱を抱えながらも真実だと悟った者も多く、先程部外者だと叫んだ男たちは信じられないものを見るように勝に視線を移していた。
「で、でも。勝さんも、清一郎さんも生きてるじゃねえですか!一回死んだとでも言うんですか?」
「生きているに決まっているだろう。海鳴き様に捧げられたのは、生贄ではなく依代だったのだ。」
気が動転しているのか、和夫は清一郎と勝の肌に交互に触れてその命ある感触を何度も確かめた。
勝は数回触らせた後にその手を掴んで振り払うと、そこからは清一郎に代わって海鳴き様の風習について皆に言って聞かせた。
「――以上が海野……源吉さんに聞いた、海鳴き様の依代の風習だ。」
五十年に一度、人を人でなくす儀式が行われ、しかも郷の人間だった者が海鳴き様の社の真下にいたという事実は皆を震撼させた。
女たちの中には座り込んで吐き気を覚えている者さえいて、周りが介抱している。
勝が話したのは、五十年に一度海鳴き様が身体を変えていたという話だけだ。
だが、その儀式を執り行っていた長はもうなく、祭壇への道も塞がれてしまった。
当然のように誰からともなく「嘘だ。」とつぶやき始める。
「そ、そうだ……。たちの悪い冗談に決まってる!!」
「沖の人間は、そこまでして海鳴き様を貶めたいんか……!!」
これまで海鳴き様をただ温かく崇めてきた人々にとって常識が百八十度変わってしまうような話に、いよいよ混乱が頂点に達したようだ。
誰もが勝を攻め立てるように「嘘だ」と繰り返す。和夫は勝がそんなつまらない冗談を言ったりしないと知っているだけに今すぐにでも噛みつきそうな表情をしていた。
これを鎮める方法を清一郎は一つしか思い浮かばず、冷静にその場に立っている勝に「あっち向いとけ。」と声をかける。
それから黙って上半身の服を脱ぎ始める清一郎を見て、弟妹は一層不安そうな顔つきになった。
清一郎の若者らしい張りのある肉体が冷たい空気に触れる。火が近くにあるとはいえ窓も大きく開いている状態のため、ぶるりと自然と身体が震える。
清一郎の腹が見えた者は皆目を瞠り身体を震わせ、そこから波紋が広がるようにゆっくりと静けさが戻っていく。
「清二郎、お前なら分かるな。郷を出たあの日、兄の身体にこんなもんなかったじゃろ?」
「…………ああ。あにぃ、これは何じゃ。あにぃ、こんな……こんな……。」
同じ家で生まれ育ち、清一郎のホクロの位置まで知っていそうな弟のあまりの動揺に、清一郎の肌を知らない人々も異常なことが起きているのだと理解した。
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