4 / 5
先輩たちとのハジメテ
3話
しおりを挟む「はぁ…気が重い……」
全ての授業を終え、視聴覚室に向かう俺の足は重い。あんなことを聞かされてホイホイ行くのは誰でも気が引けるだろう。
……すっぽかそうかな?いや、ダメだ…ただでさえ今の状況が悪いのに、もっと悪くなってしまう。
「せんぱ~い…?」
俺は意を決して視聴覚室のドアを開ける。
そこに居たのは阿部先輩を初めとした、中澤にさっき怖い噂を聞かされた3人だった。
嘘だろ、3人とか聞いてない…!!
「ああ、来たね。燐、待ってたよ」
「え、えっと…なんで、、河辺先輩と、黒岩先輩も…?」
思わず後退りをしながら聞く。今にも逃げ出したいくらいだ。
「僕が呼んだんだ。3人で話し合ってね。喜んで、君のことを共有することにした!」
両手を広げながらゆっくりと俺に歩み寄る阿部先輩の目には狂気が映っていた。
「き、共有って…?意味、わかんない…!!」
「おっと、逃がすわけにはいかない」
黒岩先輩によって視聴覚室の扉は閉められ、俺は3人の先輩に囲まれる。
「僕たちはみんな、君が欲しいんだ。さぁ、これからみんなで絆を深めに行こうじゃないか!な、燐?」
河辺先輩に顎を掴まれ、目を合わせられる。絆を深める?俺の事が欲しい?全く理解できない。
「え、あ、、いや、俺は…」
「君に拒否権はないよ、燐。僕に嘘をついたんだ、責任取ってもらわないと」
「……ひぇ」
______________________
___________
___
「……ヤバい、ホントにヤバいって」
「ほら、入るよ燐。ちゃんと歩いて」
「いやいやいやいやいやいや!!!男4人でラブホはないです!!!!!!」
河辺先輩と阿部先輩に両腕を引っ張られる。俺の抵抗も虚しく、俺達はラブホに入ってしまった。
3対1はキツいだろ。この人たち俺並にもやしなのに俺の倍くらい力が強いのはなんでなんだ?
とにかく、今は俺の貞操が危ない。何がなんでも死守しなければ…
「……っせ、せんぱい…?」
阿部先輩に肩を押され、ベッドに倒れ込んでしまう。阿部先輩は当たり前のように俺に馬乗りになる。
左には河辺先輩、右には黒岩先輩がいる。それぞれ俺と手を繋いだり、弄んだりしている。
「せ、せんぱ……んむっ!?」
言い切る前に阿部先輩の唇によって俺の口が塞がれる。
ぬる、と口の中に阿部先輩の舌が入り混んでくる分厚いそれは俺の口内を暴れ回る。
「ん…ん"、ぁ…ふ、、、?」
「ん、ちゅ…はぁ……♡あは、かわい♡♡目がトロトロしちゃってるね?」
頭がぼやぼやして先輩が何を言ってるのかわからない。俺は今、どんな顔をしてるんだ…?
「じゃあ、これからちゃんと楽しもうね…♡」
16
あなたにおすすめの小説
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
二日に一度を目安に更新しております
「これからも応援してます」と言おう思ったら誘拐された
あまさき
BL
国民的アイドル×リアコファン社会人
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
学生時代からずっと大好きな国民的アイドルのシャロンくん。デビューから一度たりともファンと直接交流してこなかった彼が、初めて握手会を開くことになったらしい。一名様限定の激レアチケットを手に入れてしまった僕は、感動の対面に胸を躍らせていると…
「あぁ、ずっと会いたかった俺の天使」
気付けば、僕の世界は180°変わってしまっていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
初めましてです。お手柔らかにお願いします。
ヤリチン伯爵令息は年下わんこに囚われ首輪をつけられる
桃瀬さら
BL
「僕のモノになってください」
首輪を持った少年はレオンに首輪をつけた。
レオンは人に誇れるような人生を送ってはこなかった。だからといって、誰かに狙われるようないわれもない。
ストーカーに悩まされていたレある日、ローブを着た不審な人物に出会う。
逃げるローブの人物を追いかけていると、レオンは気絶させられ誘拐されてしまう。
マルセルと名乗った少年はレオンを閉じ込め、痛めつけるでもなくただ日々を過ごすだけ。
そんな毎日にいつしかレオンは安らぎを覚え、純粋なマルセルに毒されていく。
近づいては離れる猫のようなマルセル×囚われるレオン
ヤンデレだらけの短編集
八
BL
ヤンデレだらけの1話(+おまけ)読切短編集です。
【花言葉】
□ホオズキ:寡黙執着年上とノンケ平凡
□ゲッケイジュ:真面目サイコパスとただ可哀想な同級生
□アジサイ:不良の頭と臆病泣き虫
□ラベンダー:希死念慮不良とおバカ
□デルフィニウム:執着傲慢幼馴染と地味ぼっち
ムーンライトノベル様に別名義で投稿しています。
かなり昔に書いたもので芸風(?)が違うのですが、楽しんでいただければ嬉しいです!
【異世界短編】単発ネタ殴り書き随時掲載。
◻︎お付きくんは反社ボスから逃げ出したい!:お馬鹿主人公くんと傲慢ボス
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
人気俳優に拾われてペットにされた件
米山のら
BL
地味で平凡な社畜、オレ――三池豆太郎。
そんなオレを拾ったのは、超絶人気俳優・白瀬洸だった。
「ミケ」って呼ばれて、なぜか猫扱いされて、執着されて。
「ミケにはそろそろ“躾”が必要かな」――洸の優しい笑顔の裏には、底なしの狂気が潜んでいた。
これは、オレが洸の変態的な愛情と執着に、容赦なく絡め取られて、逃げ道を失っていく話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる