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第6話:上ノ江結人の気持ち
上ノ江結人の気持ち
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「お前と話しがしたい。」
何の話をするのだろう?私は彼の真相が気になり聞いてみた。
「何の話をするの?」
「その…お前は中学を卒業をしても俺と長く付き合いたいかっていう話だ。
俺は分からないけどさ、中学卒業でいい思い出として付き合うんだったら良いけど…。」
中学卒業するまで付き合えるかどうかも分からないのにその先の話をするなんて余計不安じゃないかと思う私は彼の質問に答えた。
「付き合えるがどうかなんて長続きしてみないと分からないよ。
それにまだ1年生だし、分かる訳ないでしょ?
どうしてそんなに極端なわけ?」
「それは…。」
彼は顔を下向きになりながら複雑そうな顔をする。
意味深な発言をする彼に何かがあると私は聞き耳をたてる。
「それは、中学生は3年生までしかないからだと思うんだ。
だからお前の答えが欲しいって思った。
『長続きしないと分からないでしょ』って言うなら安心できるけどな。」
なんだか続けるのが不安だと言うように聞こえるが、私は勿論できるだけなら続きたいと思うが…。
アイツは一体どうしたいんだろう?
私にも分からないくらい悩んでいるなら聞いてあげたい。
そう思いながら聞いてみた。
「結人、一体何を考えているのか聴きたいんだけど?」
彼は黙った。
考えているのか鼻からため息するように吐き、ゆっくりと口を開いた。
「俺、お前と一緒に過ごすか部活に集中したいかどっちか考えているんだ。
部活では俺が時期司令塔として先輩が選んでくれた。
部活で一生懸命汗かいてボールを蹴り飛ばしながら進むのが、唯一の楽しみだった。
だけど、1年生で時期司令塔なんてまだ早いだろって思った…。
『リア充で遊んでいるよりサッカーに集中した方がいいんじゃないか?』って先生にも言われたしさ…。」
「別に関係ないよ、リア充で部活と勉強を両立したって良いじゃない!
リア充で否定する監督より、よっぽど彼女の方が安心できるよ!」
私は強めに言った。
それは結人に支えて貰った恩がある私だから言える事である。
先生に何か言われるようだったら私は付き合わないし、友達で終わった方が気が楽だと思う。
「そうかもしれない。
でも俺、やっぱり部活の方を優先をしたい…。
今は友達としての関係の方が気楽だし、お前だってめぐるちゃんと一緒にいる方が気楽だろ?」
「結人…。」
「もう下で呼ぶの止めてくれ、俺はお前の友人としてもう一度始めたい。」
「分かった、そうしよう。」
彼の一言は失恋の言葉へと変わり、私の恋はこの1日で終わった。
私はその一言も発する事もできないまま体が固り、どうしたらいいのか分からないこの状況を理解ができなかった。
そして飲み物を買おうと彼女は自販機の所へ歩いて行くと私と会った。
そんな姿を見せたくなかった私だが、偶然出くわす事になってしまった。
彼女は聞いてきた。
「どうしたの?」
「ううっ…。」
私は泣き出し、落ち着いた所で彼女にその内容を打ち明けた。
「結人と別れた。」
「どうして?」
「彼はやっぱり私と友達から始めたいって言ってた。
なんやかんや気が合わなかったのが原因なのかなって思っていた。
やっぱりアイツは風のように現れ、風のように去っていくようなヤツだったのよ!きっと…。」
「まるで風の又三郎ね。」
「そうだね…なんか2ヵ月ってあっという間だね!」
「スピード破局というものは恐ろしいものね。」
「うん!」
深夜12時近くまで起きていた私と彼女は忘れたように話しまくり、眠った。
────翌日…
「おはよう♪」
「おはよう、今日どうしてそんなに明るいのかしら?
もしかして…上ノ江君とキスとか~!」
「違うよ委員長。」
「え?」
「上ノ江君とは別れた。
デートと言っても友達のようだったし、キスもそういうのもなく、友達だったのよ。」
「誰からフッたの?」
「彼から。」
「あの子から?」
「そう、『部活に集中したいから別れたい』だなんて子供よね~アイツ。」
「そうね。」
「でも今は幸せ♪
めぐるちゃんと思い切り妄想出来るし、楽しい事が待ってそう!」
私は付き合って良かったと思いながら次のスタートを楽しみに今日の熱海旅行を満喫し、電車の中みんなを撮った写メを大事に見ながら東京へと帰った。
続
何の話をするのだろう?私は彼の真相が気になり聞いてみた。
「何の話をするの?」
「その…お前は中学を卒業をしても俺と長く付き合いたいかっていう話だ。
俺は分からないけどさ、中学卒業でいい思い出として付き合うんだったら良いけど…。」
中学卒業するまで付き合えるかどうかも分からないのにその先の話をするなんて余計不安じゃないかと思う私は彼の質問に答えた。
「付き合えるがどうかなんて長続きしてみないと分からないよ。
それにまだ1年生だし、分かる訳ないでしょ?
どうしてそんなに極端なわけ?」
「それは…。」
彼は顔を下向きになりながら複雑そうな顔をする。
意味深な発言をする彼に何かがあると私は聞き耳をたてる。
「それは、中学生は3年生までしかないからだと思うんだ。
だからお前の答えが欲しいって思った。
『長続きしないと分からないでしょ』って言うなら安心できるけどな。」
なんだか続けるのが不安だと言うように聞こえるが、私は勿論できるだけなら続きたいと思うが…。
アイツは一体どうしたいんだろう?
私にも分からないくらい悩んでいるなら聞いてあげたい。
そう思いながら聞いてみた。
「結人、一体何を考えているのか聴きたいんだけど?」
彼は黙った。
考えているのか鼻からため息するように吐き、ゆっくりと口を開いた。
「俺、お前と一緒に過ごすか部活に集中したいかどっちか考えているんだ。
部活では俺が時期司令塔として先輩が選んでくれた。
部活で一生懸命汗かいてボールを蹴り飛ばしながら進むのが、唯一の楽しみだった。
だけど、1年生で時期司令塔なんてまだ早いだろって思った…。
『リア充で遊んでいるよりサッカーに集中した方がいいんじゃないか?』って先生にも言われたしさ…。」
「別に関係ないよ、リア充で部活と勉強を両立したって良いじゃない!
リア充で否定する監督より、よっぽど彼女の方が安心できるよ!」
私は強めに言った。
それは結人に支えて貰った恩がある私だから言える事である。
先生に何か言われるようだったら私は付き合わないし、友達で終わった方が気が楽だと思う。
「そうかもしれない。
でも俺、やっぱり部活の方を優先をしたい…。
今は友達としての関係の方が気楽だし、お前だってめぐるちゃんと一緒にいる方が気楽だろ?」
「結人…。」
「もう下で呼ぶの止めてくれ、俺はお前の友人としてもう一度始めたい。」
「分かった、そうしよう。」
彼の一言は失恋の言葉へと変わり、私の恋はこの1日で終わった。
私はその一言も発する事もできないまま体が固り、どうしたらいいのか分からないこの状況を理解ができなかった。
そして飲み物を買おうと彼女は自販機の所へ歩いて行くと私と会った。
そんな姿を見せたくなかった私だが、偶然出くわす事になってしまった。
彼女は聞いてきた。
「どうしたの?」
「ううっ…。」
私は泣き出し、落ち着いた所で彼女にその内容を打ち明けた。
「結人と別れた。」
「どうして?」
「彼はやっぱり私と友達から始めたいって言ってた。
なんやかんや気が合わなかったのが原因なのかなって思っていた。
やっぱりアイツは風のように現れ、風のように去っていくようなヤツだったのよ!きっと…。」
「まるで風の又三郎ね。」
「そうだね…なんか2ヵ月ってあっという間だね!」
「スピード破局というものは恐ろしいものね。」
「うん!」
深夜12時近くまで起きていた私と彼女は忘れたように話しまくり、眠った。
────翌日…
「おはよう♪」
「おはよう、今日どうしてそんなに明るいのかしら?
もしかして…上ノ江君とキスとか~!」
「違うよ委員長。」
「え?」
「上ノ江君とは別れた。
デートと言っても友達のようだったし、キスもそういうのもなく、友達だったのよ。」
「誰からフッたの?」
「彼から。」
「あの子から?」
「そう、『部活に集中したいから別れたい』だなんて子供よね~アイツ。」
「そうね。」
「でも今は幸せ♪
めぐるちゃんと思い切り妄想出来るし、楽しい事が待ってそう!」
私は付き合って良かったと思いながら次のスタートを楽しみに今日の熱海旅行を満喫し、電車の中みんなを撮った写メを大事に見ながら東京へと帰った。
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