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第2章
125.それは案内だよ。
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ガイさんに抱えられ部屋を出ると、アミュートはピアスへ戻らずについてきていた。
『アミュート、戻らないの?』
『ムッ…戻って欲しいの?』
『え、違うよ?ごめんね、いつもすぐ戻るからてっきりそう思っただけで、他意はないよ!』
『そっか!うん、まだ戻らないよ。だってユキ、今日は探検するんでしょ?』
『ハッ!色々あって忘れてたよ!』
『うん、でももうすぐお昼だからどうするかその人に相談しなよ』
『そうだね!ありがとう!』
『ん!』
アミュートからのナイスなアドバイスを早速取り入れてガイさんに質問をする。でもとりあえず目的地を聞かないとだよね。
「かぁいしゃん」
「ん?どした?」
「あにょ、いま、りょこむかっちぇりゅにょ?」
「あぁ、ユキの部屋で話してたからとりあえず談話室に向かおうと思ってたんだが……そういえばユキは探検したいって言ってたな。今から見て回るか?」
「え!いいにょ?!」
「あぁいいぞ」
まさかの聞く前に許可がおりた!でも、お昼は?もうすぐお昼なんでしょ?
「れも、おひりゅ、まりゃにゃにょ?」
「ん?腹減ったか?」
「ん~…ぺちゅに?」
「なら腹が減ったら俺と一緒に食おう!どっちかの腹が減るまでは探検しよう!それでどうだ?」
「うん!やっちゃーー!!」
「アハハ、危ないから暴れるなよ、絶てぇ落とさねぇが」
「あ~い!」
まさかのお昼時間自由!いえーい!探検だ~~!
『アミュート!聞いてた?!』
『うん。良かったね!』
『うん!アミュートも一緒にまわるんだよね?』
『うん!いいよね?』
『もちろん!』
それから、ガイさんに抱っこされたまま、あっちこっち案内してもらった。
が、俺は自分で歩きながら探検がしたい。これは探検じゃない。案内だ。
「かぁいしゃん!おろちて!」
「ん?どうした?腹減ったのか?」
「ちあう!ちぅんれありゅく!」
「んーでもそれだと日が暮れても終わんねぇぞ?」
「いーにょ!こりぇ、たんけんちあう!あんにゃい!」
「あ~なるほど、わかった」
ガイさんが俺を地面へそっと下ろしてくれたので、俺は意気揚々と歩き出した。否、歩こうとした。
なんか歩こうとしたら躓いて転んだ。そして前にすかさずアミュートが現れてクッション代わりになろうとしてくれて、俺はガイさんにキャッチされてアミュートにダイブすることは無かった。
……アミュートが少し悔しそうでとても可愛いです。
「おい大丈夫か?怪我してねぇか?」
「しちぇにゃい!ありあちょう!かぁいしゃん!あみゅーちょ!」
「おう!」
『…僕何もしてない』
『コケても痛くないように前に来てくれたんでしょ?ありがとう』
『………うん。』
はぁかわいい。今からダイブした方がいいかな?いや、していい?俺がしたい。
「あみゅ~ちょ~!かぁいいね!」
『ちょ…えへへ……』
ギューッとしに行くとアミュートは一瞬驚いたけど、直ぐに嬉しそうに笑っていてとても可愛かった。ほんとに可愛いアミュート大好き。
「休憩するか?」
「んーん!ちゅじゅきしゅりゅ!」
「そーか」
俺はほんとにおっっそいペースでぽてぽてと一生懸命歩いて廊下を進んだ。おっっっそいペースで。ぽてぽてと。
『アミュート、戻らないの?』
『ムッ…戻って欲しいの?』
『え、違うよ?ごめんね、いつもすぐ戻るからてっきりそう思っただけで、他意はないよ!』
『そっか!うん、まだ戻らないよ。だってユキ、今日は探検するんでしょ?』
『ハッ!色々あって忘れてたよ!』
『うん、でももうすぐお昼だからどうするかその人に相談しなよ』
『そうだね!ありがとう!』
『ん!』
アミュートからのナイスなアドバイスを早速取り入れてガイさんに質問をする。でもとりあえず目的地を聞かないとだよね。
「かぁいしゃん」
「ん?どした?」
「あにょ、いま、りょこむかっちぇりゅにょ?」
「あぁ、ユキの部屋で話してたからとりあえず談話室に向かおうと思ってたんだが……そういえばユキは探検したいって言ってたな。今から見て回るか?」
「え!いいにょ?!」
「あぁいいぞ」
まさかの聞く前に許可がおりた!でも、お昼は?もうすぐお昼なんでしょ?
「れも、おひりゅ、まりゃにゃにょ?」
「ん?腹減ったか?」
「ん~…ぺちゅに?」
「なら腹が減ったら俺と一緒に食おう!どっちかの腹が減るまでは探検しよう!それでどうだ?」
「うん!やっちゃーー!!」
「アハハ、危ないから暴れるなよ、絶てぇ落とさねぇが」
「あ~い!」
まさかのお昼時間自由!いえーい!探検だ~~!
『アミュート!聞いてた?!』
『うん。良かったね!』
『うん!アミュートも一緒にまわるんだよね?』
『うん!いいよね?』
『もちろん!』
それから、ガイさんに抱っこされたまま、あっちこっち案内してもらった。
が、俺は自分で歩きながら探検がしたい。これは探検じゃない。案内だ。
「かぁいしゃん!おろちて!」
「ん?どうした?腹減ったのか?」
「ちあう!ちぅんれありゅく!」
「んーでもそれだと日が暮れても終わんねぇぞ?」
「いーにょ!こりぇ、たんけんちあう!あんにゃい!」
「あ~なるほど、わかった」
ガイさんが俺を地面へそっと下ろしてくれたので、俺は意気揚々と歩き出した。否、歩こうとした。
なんか歩こうとしたら躓いて転んだ。そして前にすかさずアミュートが現れてクッション代わりになろうとしてくれて、俺はガイさんにキャッチされてアミュートにダイブすることは無かった。
……アミュートが少し悔しそうでとても可愛いです。
「おい大丈夫か?怪我してねぇか?」
「しちぇにゃい!ありあちょう!かぁいしゃん!あみゅーちょ!」
「おう!」
『…僕何もしてない』
『コケても痛くないように前に来てくれたんでしょ?ありがとう』
『………うん。』
はぁかわいい。今からダイブした方がいいかな?いや、していい?俺がしたい。
「あみゅ~ちょ~!かぁいいね!」
『ちょ…えへへ……』
ギューッとしに行くとアミュートは一瞬驚いたけど、直ぐに嬉しそうに笑っていてとても可愛かった。ほんとに可愛いアミュート大好き。
「休憩するか?」
「んーん!ちゅじゅきしゅりゅ!」
「そーか」
俺はほんとにおっっそいペースでぽてぽてと一生懸命歩いて廊下を進んだ。おっっっそいペースで。ぽてぽてと。
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